囚われて-36
「ダメだよ、詩織。私も、この人も自棄になってするセックスは好きじゃない。人間以外の生き物は種の保存のためのセックス。人間だけが会話のツールとして、あるいは楽しみとしてのセックスを許されているんだよ・・・中には、子孫を残すためだけに生まれてくる生き物もいるんだからね。セックスは大切なの、本気で楽しまなきゃ・・・」
「分かっているのに、からかってる・・・自棄になるどころか、こんなに気持ち良くなっているのを知ってるくせに・・・」
「ウフフッ、知ってるよ・・・チンチンが出入りするたびに、グチャグチャ、ヌチャヌチャって、いやらしい音がするし粘液がチンチンに絡んで白くなってきてるもん」
忍は結合部に指を伸ばして滴るマン汁をすくい取り、ニコッと微笑んで口に運ぶ。
「イヤンッ、恥ずかしい・・・私の蜜は良いけど、チンチンから出た先走り汁を取っちゃ嫌だ」
「フフンッ、じゃ、返してあげる」
言いざま、忍は詩織の頬に手を伸ばして唇を重ねる。
二度目とあって身体を寄せ合う事はないもののキスは濃密なものとなり、見つめる男は唇が渇き動悸が激しくなる。
詩織は男のペニスを背後から受け入れ、忍に対しては受け身のままで手を伸ばす事もなく、二人の手が前後から肌をまさぐるのを、悦びの声を漏らす事もなく静かに受け入れて身悶える。
「アンッ、ウッウゥッ~・・・イヤンッ、クリトリスをそんな・・・クリを刺激されたら、漏らしちゃいそう・・・」
「良いよ、漏らしちゃっても・・・詩織のなら飲んであげる・・・クククッ、我慢しなくてもいいよ」
ピチャピチャ、クチャクチャ・・・詩織の股間に顔を埋めた忍は音を立てて滴るマン汁を啜り、ペニスに絡んだ白濁液を舐め取る。
忍は視線で男に合図を送り、男は詩織の身体を軽々と扱い騎乗位に変化させる。
「いやんっ、上になれば良いの??」
「私は体位を頻繁に変化させるのは好きじゃないが、忍の希望とあればしょうがない・・・」
久しぶりに口を開いた男を気にする様子もなく詩織の背後に回った忍は、背中を押さえて二人の身体を密着させる。
「スケベな詩織は自由に動ける騎乗位も好きでしょう??詩織はキスが好きなようだから、してもらいなさい・・・私は、ここで遊ぶから」
「えっ、なに??なに、何してるの??・・・いやぁ~、やめて・・・」
排泄口の周囲を這い回る指から逃れようとしても、背中と首に回した男の手に抱き寄せられて詩織の思いはかなわない。
「どうした??私から逃げようとしているようだけど、何か気に障る事をしたかな??・・・もしも、気になる事をしたなら謝るよ」
「いやだっ、勘違いしないで・・・忍が変な所を触っているの」
口元に笑みを浮かべた忍は密かに男と視線を交わし、アナル専用ローションを割れ目の頂上に垂らす。
「イヤッ、何をしてるの??・・・そんな所を触んないで・・・アウッ、キスなんか・・・したく・・・ない」
粘度が高くゼリーのようにも感じるローションを垂らされた詩織は窄まりに力を込めて、言葉も荒く抗ったものの、抱き寄せられた男に唇を合わされて舌の侵入を受け入れると抵抗は止み、艶めかしく尻を振ってしまう。
「好い子だね、詩織は・・・キスが好きなんだ。覚えとくね・・・」
アナルを弄る忍の指が与える違和感が徐々に快感に変化していき、からかうような言葉に頬を赤らめる。
男は舌を重ねて周囲を這い回ったり、歯茎を舐めたりと詩織に考える余裕を与えることなく口腔を犯し続ける。
「ウッ、アウッ、ハァハァッ~・・・うっ、アッ、あわわっ・・・クゥッ~」
キスに酔いアナルに込めた力が抜けると忍の指は難なく窄まりに没し、バギナにペニスを挿入されたまま力なく男の胸に倒れ込む。
忍の指は出入りすることなく小さな円を描くようにしてアナルを慣らし、窄まりが弛緩し始めたのを確かめて、ゆっくり出し入れする。
「いやらしい・・・分かる??お尻が抵抗なく私の指を受け入れているのを・・・詩織はアナル遊びが好きなんだね」
「ウググッ・・・そんな事を言わないで。お尻を弄られた事は・・・そんなにない・・・アンッ、いや、出したり入れたりしないで・・・ウンチが出そうになる」
「あらあら、オシッコが出そうって言ったり、ウンチが出るって言ったり。詩織、下品だよ。恥ずかしくないの??」
「おいおい、忍。可愛い詩織を苛めんなよ・・・オシッコが出るって言っても出なかったんだから、気にする事はないよ・・・気持ち良くしてやんなきゃ」
「イヤァッ~・・・クゥ~、アワワッ、いいの、気持ちいぃ・・・」
息の合った言葉嬲りに悲鳴にも似た叫び声を上げた詩織は、ペニスに激しく突き上げられて悦びの声を漏らす。
囚われて-37
バギナを抉るペニスが与えてくれる快感に酔う詩織は、窄まりを蹂躙する指に抵抗する気も萎えてしまい、男に抱きかかえられたまま身を任す。
「アンッ、アウッ、いやっ・・・そんな所を・・・ウググッ、クゥッ~・・・」
アナルを嬲る指が気になって背中越しに手を伸ばすと男が下から突き上げ、足に力を込めて踏ん張ろうとするとアナルに挿入した指が壁越しにペニスを擦る。
「詩織、分かる??・・・指がチンチンと挨拶をしてるんだよ。分かる??」
「イヤァッ~、嬲っちゃ嫌だ・・・そんな事をされたら壁が破けちゃう・・・」
不安げな表情で男を見つめる詩織の頬に手を添えて、大丈夫、気持ち良くないの??と囁く男は頬に添えた手で唇を撫でる。
「お尻が・・・気持ち良いような、そうでないような変な感じ」
排泄器官を弄られる経験がそれほど多くない詩織は、アナルに与えられる甘い刺激に堪えようのない欲情が沸き上がり自然と下半身が艶めかしく蠢き始める。
「気持ち良いの??下半身がグニュグニュといやらしく動いてる・・・こんな風に動かすと好いの??それとも、これが好い??」
「あぁ~ン、変な感じ・・・気持ち良いのか悪いのか・・・良く分かんない。アンッ、そんな事をしないで・・・」
窄まりに没した忍の中指は焦らすように引くと見せかけては押し込み、挿入を深くすると思わせ指の腹が膣との境の壁を擦る。
「アワワッ、クゥッ~・・・お尻で指が動くとオチンポがピクピクする・・・イヤンッ、指を動かさないで・・・おかしい??変じゃない??お尻を弄られて気持ち良くなるなんて変じゃないよね??」
二人に弄ばれて被虐心を募らせ、アナルを弄られる羞恥心もなくなった詩織は前後の穴を刺激される悦びを堪えるため、唇を噛み眉間に皺を寄せる。
二つの穴をペニスと指で埋められ、唇を指先でなぞられるだけでは物足りなく思う詩織は、指に舌を絡ませて口の中を犯すように催促する。
潤んだ瞳で男を見つめ、唾液を飲み込んで乾いた口腔を温かい息で満たしてペニスに見立てた指を優しく包み込む。
「温かくて気持ち良いよ。すぐに舌を絡ませるのかと思ったけど、なかなかのテクニシャンだな、詩織は・・・」
「ふ~ん、フェラが上手なんだ・・・二度も口の中で爆ぜたんだもんね、上手なわけだ・・・ご褒美にお尻を気持ち良くしてあげるから・・・詩織、どうなの、気持ち良くなりたい??」
指を含んで舌を絡ませている口は言葉を発することが出来ず、小さく頷いて尻を艶めかしく揺すって返事に代える。
クチャクチャ、グチュグチュ・・・視線を逸らすことなく男を見つめたままでねっとり舌を絡ませ、乳首で男の胸を擦る余裕を見せる。
「詩織、二度も口の中に放出した私が言うのもなんだが、テクニシャンなんて言葉じゃ失礼だな・・・指を舐められて乳房の先端で胸を擦られるだけで逝きそうになっちゃうよ」
「えっ、本当なの??・・・詩織と二人きりで遊ぶのが楽しみ・・・チンチンって必要ないって教えてあげる・・・今日じゃないよ、この人が妬くといけないから明日ね・・・」
男は詩織の腰を掴み、押し付けた股間をグリグリ動かして恥骨を刺激しつつ挿入したペニスで膣壁を擦る。
「イヤンッ、激しくないのに身体が芯から熱くなってくる・・・もっと、お尻も苛めて・・・」
ウフフッ、そうなの??・・・忍は嬉しそうな声を漏らしてローションの容器を持ち詩織に見せつける。
「これを、もっともっと使おうね・・・お尻に垂らして私の指にもいっぱい塗るんだよ。1本だけではなく2本の指にね・・・どう??嬉しい??」
詩織の目の前で見せつけるように揃えた2本の指にローションを垂らす。
粘度の高いローションは垂れ落ちることなく指に絡み、見つめる詩織の瞳は期待で妖しく揺れる。
囚われて-38
「指を二本入れちゃうの??・・・止めてって言っても許してくれないよね、そうでしょう??」
「そんな事はないよ。私は詩織が好きなの、大好きな詩織の嫌がる事をするわけがないでしょう・・・お尻の穴に指を二本入れるのは嫌だって言えば入れないよ・・・どうする??」
「・・・やめて、指を二本も入れたことはないもん・・・ヤメ…でも、忍がしたいなら我慢する。だって、私の事が好きなんでしょう??・・・我慢できる」
ピシッ・・・痛いっ・・・クククッ、可愛い声・・・詩織の尻を打った忍は嬉しそうな笑みを浮かべて、割れ目にローションを塗り付ける。
「優しくしてね、怖いんだから・・・指を二本も入れられるのは初めてだから・・・」
窄まりの周囲をローションにまみれた指でゆっくりと時間を掛けて撫で、足先や後ろから見る頭の動きで緊張が解れてきたのを確かめてから中指一本を窄まりの中心に押し込んでいく。
ウッ、だめっ・・・尻をくねらせ、腿を閉じたり開いたりしながら言葉とは裏腹に期待を膨らませる詩織の横顔を見ながら指先に力を込める。
ズズズッ・・・アワワッ、クゥッ~・・・指は吸い込まれるようにアナルに没し、感に堪えない様子で悦びの声を漏らして背中を仰け反らせる。
詩織が背中を反らせたために十分な隙間ができた男は、乳房に手を添えて乳首を口に含む。
舌先で乳輪をなぞると自然と乳首の周囲を刺激し、舌で転がすと指がアナルに忍び込んでいることも忘れて下半身をくねらせる。
「ヒィッ~、お尻が・・・お尻を弄んないで・・・」
下半身を捩ったために予期せぬ刺激がアナルを襲い、悲鳴を上げた詩織はベッドに顔を埋めて堪えようとする。
アァ~ン、ウググッ、クゥッ~・・・口に含んだ乳首を舌先が叩き、甘噛みすると長く吐息を漏らし、指で掴んだ乳首を甘噛みに合わせて捩じると眉間に皺を寄せて男の胸に突っ伏してしまう。
アナルを弄っていた忍はローションにまみれた指を一本ずつ根元まで出し入れして十分に解れたのを確かめ、二本揃えて押し込んでいく。
「ウッウッ、イヤァ~ン・・・きつい・・・入ったの??指が二本も入っちゃたの??・・・アワワッ、まだ・・・動かさないで、お願い、休ませて・・・ハァハァッ・・・」
ベッドに倒れ込んでいた詩織はアナルに与えられる禁断の快感を堪えるために男の肩を噛む。
ウッ・・・辛そうでもあり、嬉しそうにも見える詩織の表情は妖気が立ち上って見えるほど艶めかしい。
「詩織、気持ち良さそうだね。尻の穴を苛められて気持ち良さそうだね」
額に汗を滲ませて凄艶な色気をまき散らす詩織の乱れ髪に手櫛を入れる男は優しく話しかける。
二本の指をアナルに出し入れするのに合わせてペニスも出入りを繰り返す。指が引かれるとペニスを突き入れ、ペニスを引くと揃えた指がアナルを抉る。
アウッ、ウッウッ、アンッアンッ・・・クゥゥッ~・・・前後の穴を指とペニスが出入りすると薄い壁を通じて互いを擦り合い、逃れようのない快感に身悶えて甘く切ない喘ぎ声が間断なく漏れ続ける。
ヌチャヌチャ、グチャグチャ・・・バギナから滴る淫汁は出入りを繰り返すペニスに絡んで白濁液となって卑猥な音を立て、二本の指で掻き回されるアナルは抵抗する様子もなく出入りを許して蹂躙される。
下からバギナを貫く男に抱きかかえられた詩織は、身動きできない身体をガクガク震えさせて嫌々をするように首を振り、もどかしそうに腰をくねらせながらシーツを鷲掴みにする。
ウググッ、ウッウッウッ、ウゥッ~、いやぁ~ン・・・アナルに挿入した二本の指の動きが激しくなり、それに合わせて詩織の身体もリズム良く前後に揺れる。髪を振り乱して背中を反ったり、あるいは男の胸に倒れ込んだりしながらアナルを弄られる羞恥を忘れて被虐感に浸り、抑えきれない昂ぶりでシーツを掴んでいた指が男の髪に絡みつく。
「詩織、気持ち良さそうね・・・チンチンでオマンコを突かれるのが良いの??それとも、私の指がお尻の穴を弄るのが良いの??・・・教えてくれる??」
ウググッ・・・意地の悪い問いかけに答える余裕がなくなるほど感じまくる詩織は唇を噛んで男にしがみつく。
「オマンコが気持ち良いの、オチンボで突かれるのがいぃ・・・もっと奥まで突いて、オッパイを苛めて・・・気持ち良くなりたいの・・・」
男は詩織の腰に手を添えて腰を突き上げ、恥骨とクリトリスを刺激しながら円を描くように押し付ける。
「ほんとうなの??チンチンで突かれるのが良いの??・・・私がお尻を可愛がって上げているのに良くないの??・・・あぁ~ぁ、止めちゃおうかな・・・」
アナルから二本の指を引き抜こうとする忍の手首を無言の詩織が掴む。
「うん??どうしたの??・・・もっと可愛がって欲しいの??詩織が可愛がってくださいって言えば続けてあげるよ」
囚われて-39
「いじわる・・・どんなに恥ずかしいか分からないでしょう??泣きたくなるのを必死に我慢してるのに・・・いぃ、もういい。好きにすれば良い」
「詩織、見てごらん・・・こんなにいやらしいんだよ、オマンコはともかく、アナルって排泄するための穴だよね・・・そこに指を二本入れられて悦ぶのが詩織、あなたなの・・・見なさい」
忍はアナルに挿入した指で膣との境の壁を刺激しながら、左手に持った卓上ミラーの角度を調節して詩織に見るようにと強い言葉を掛ける。
忍の命令で止むを得ず見ると言う態度の詩織はバギナとペニスを見つめて目を見開き、アナルに挿入された二本の指を見つめて息を飲む。
「ハァハァッ・・・うそっ・・・二つの穴を両方ふさがれて裂けちゃいそう・・・ウググッ、可哀そうな私」
意識しての事なのか、あるいは無意識になのか挿入したペニスは温かく包み込まれ、ウネウネと蠢く膣壁にえも言われぬ刺激を受ける。
言葉で表現するのが難しいほどの快感に襲われる男は尻に力を入れて堪え、乳首を摘まんで刺激しながら壁に掛けた時計に目をやり、今日の残り時間を計算し、過ぎた時間を分の単位で計算して気を紛らわす。
グチャグチャ、ヌチャヌチャ・・・アンッアンッ、ウッウッ、いやぁ~ン・・・アナルに馴染んだ忍の指は動きに激しさを増し、詩織の表情から険しさが消えて指の動きに合わせてしどけなく開いた口からは甘い吐息さえ漏れ始める。
「詩織、気持ち良さそうだな。クチャクチャといやらしい音が聞こえるけど、尻の穴から愛液が出てるのか??」
「クゥッ~、ウググッ・・・そんなのは出ないよ。ローションを塗ってもらったから、その音がしてるの・・・知ってるくせに・・・」
「ほんとうに好い音がするよね、詩織のお尻は・・・指二本じゃ物足りないでしょう??もう一本入れてあげようか」
指を二本咥えてはちきれそうになっているアナルに三本目の指を近付ける。
近付きすぎた鏡は丸みを帯びた腰から腿のラインをはみ出させ、可愛がられるアナルを見ようと必死な詩織は顔と身体を左右に揺らす。
忍は鏡を詩織の手に託し、その中で視線を合わせてニコッと微笑む。
「クククッ、私の指が三本入る瞬間を見たいの??・・・分かってるよ、詩織の考えてることは・・・私の指が三本入れば、この人のチンチンもお尻に受け入れられる。そしてオマンコを私に弄って欲しいんでしょう??分かってるよ」
「ウソ、うそっ、そんな事は考えてないし、無理、私にはそんな事は出来ない」
忍は悪戯っぽく男を見つめて笑みを浮かべ、手の甲にローションを垂らすと指を伝わり詩織のアナルに向かって垂れ落ちていく。
「イヤッ、止めて、おねがい・・・三本も入れないで、お尻が裂けちゃう」
「クククッ、詩織は止めてって言ってるけど、どうする??」
忍の声に男は、
「どうしようか??詩織の尻を味わってみたいから裂けて使い物にならないのは困るな・・・止めとこう」
「分かった。残念だけど、あなたがそう言うなら詩織と遊ぶのは明日にする・・・その代り、ねっ・・・興奮しちゃった」
「いやぁ~ン、抜いちゃイヤ・・・オチンチン、私のオチンポが・・・」
結合を解いた男は蜜と先走り汁で濡れそぼつペニスを、きれいにしなさいと言いながら詩織の鼻先に突き出す。
「イヤンッ、ナメナメしたくない・・・アァ~ン、私の匂いがする。お味も私のかなぁ・・・」
ペロペロ、ヌチャヌチャ・・・ハァハァッ、美味しい・・・ヌチャヌチャ・・・卑猥な音を立ててペニスに付いた淫汁を舐め取り、淫靡に光る瞳で上目遣いに
男を見つめる。
「好いよ、詩織はここまで・・・詩織が舐めてきれいにしたオチンチンを私に入れてもらうの・・・後ろから入れて、詩織が良く見えるようにね・・・」
嫌だっ、オチンポは私の・・・と、叫ぶ詩織を無視して忍はベッドに両手をつき、足を開いて尻を突き出しバックから男を受け入れる姿勢になる。
グチャグチャ・・・パンパンッ・・・ヒィ~、見てる、詩織、見える??・・・いやぁ~、私のオチンポ・・・男は忍の腰を掴んで激しくピストン運動を繰り返し、詩織は結合部を見つめて赤く染めた瞳に涙を滲ませ、忍は愛撫も無く激しく突かれて恍惚の淵でのたうち、詩織の手を握って襲い来る快感に耐えるため唇を噛む。
「ウググッ・・・いぃ、気持ち良いの・・・逝っちゃう、逝くよ、詩織、見てる??・・・手を握って、もっと強く・・・ウググッ、ウッ、クゥッ~・・・」
「好いよ、逝っても良いよ・・・見てるよ、忍がよがってる顔を見てるよ・・・逝っちゃったの??気持ち良かった??」
「ハァハァッ・・・気持ち良かった。しばらくこのままがいぃ・・・」
「忍はずるい。私の中でビンビンになったオチンチンを横取りして・・・」
「明日のお楽しみ。浣腸して、お尻の穴をじっくりと馴染ませて、最後はオチンチンを入れてもらおうね・・・ウフフッ、楽しみでしょう・・・アンッ、出ちゃう。詩織、ティッシュを取って・・・」
「どうしようかな??・・・意地悪な忍だから・・・でも、やっぱり忍の事は好き。ティッシュは必要ない、きれいにしてあげる・・・」
ハァハァッ・・・ベッドを降りた詩織は、息を荒げて二人の結合部を見つめる。
囚われて-40
アナルに挿入された二本の指と共にバギナに侵入して悦びを与えてくれたペニスは、抜き取られて忍のバギナに居場所を変え、今はだらしなく萎れて抜け落ちそうになっている。
自らは快感の絶頂を迎えることなく二人の満足する様子を見つめるだけだったにもかかわらず、穏やかで満ち足りた表情の詩織は結合部に顔を近付けていく。
栗の花のような香りを漂わせる男汁はマン汁と混じり合ってセックスの痕跡を隠すことが出来ない。
「ハァハァッ・・・私が舐めてきれいにしてあげる。オチンチンもオマンコもきれいにしてあげる・・・アァ~ン、好い匂い。男の匂い、大好き・・・」
大好きと言う詩織の言葉に忍の口元が綻ぶ。
結合部に舌を伸ばして滴り落ちそうな精液をズズズッと音を立てて啜りとり、元気がなくなり萎れた花のように頭を下げる竿に指を添えて舌を這わす。
チュルチュル、ジュルジュルッ・・・舌を這わせて口に含み、汚れを舐め取った詩織は亀頭にチュッと唇を合わせ、喉の奥深くまで迎え入れる。
ウグウグッ、ジュルジュルッ・・・ハァハァッ・・・一心不乱にペニスを頬張る詩織に忍が声を掛ける。
「悪いんだけど、漏れちゃいそうなの・・・垂れ落ちる前に何とかしてくれる??ティッシュの処理でもいいから・・・」
「ウフフッ、忘れるところだった。どうしようかな・・・私を置いてきぼりで忍だけ満足したんだから狡い・・・でも、好きだからきれいにしてあげる。股を開いて・・・」
肉体的にバイセクシャルな忍は同性に対してSっ気が強い。
その忍が股間を前にして蹲る詩織の前で股を開くことを恥じて、躊躇する。
ピシッ・・・「ウッ、痛いっ・・・足を開くから、もう打たないで・・・」
「クククッ、好い音がする。忍の事を打ってみたかったの??」
忍に視線を送ることなく、バギナから滴り出る事を嫌がり詩織に舐め取られるのを待っているような精液の先端を見つめる。
「何を見てるの??・・・恥ずかしい」
「ウフフッ、私を責める時の忍はSの女王様のように感じたけど、今は可愛い女の子・・・可愛いよ。キスしようか??」
「キスは後でいい、早くきれいにして、早く・・・漏れちゃうよ」
「ウフフッ、可愛い・・・足を開いて腿を抱えるようにして・・・そう、それでいいよ」
忍の股間を見つめ、それでいいと言う詩織の声は震えを帯びて瞳は淫靡に光る。
抱え込まれて腿の裏を見せる股間に近付き、膣口に指先を入れて精液を掻き出す。
「ウフフッ、出てきた・・・いっぱい出してもらったんだね、羨ましい。私なんか、お口に出してもらっただけだよ」
ジュルジュル、チュウチュゥ~・・・チュルチュル・・・股間に舌を伸ばして滴る精液を舐め取り、割れ目に添えた指で左右に開いて唇を押し付ける。
詩織の口は精液を舐め取る様子もなくクリトリスの周囲を舐めて甘噛みする。
「あぁ~ン、詩織にからかわれるなんて・・・もっと強く・・・アンッ、ダメ、漏れちゃう。吸って、舐め取って、早く、早くっ・・・」
チュゥチュゥ~、ジュルジュル・・・膣口に唇を押し付けて舌をねじ込み、吸い取るようにして精液を舐め取っていく。チュゥチュゥと音を立てて繰り返す。
ハァハァッ・・・顔を上げた詩織の口には舐め取った精液の跡が付き、股間を清められた忍は手を伸ばす。
忍の誘いに応じて顔を近付けた詩織は抱き寄せられ、唇を合わせてキスをする。
アンッ、ウゥッ、ハァハァ・・・詩織の口に残る精液は忍に吸い取られる。
ウフフッ、美味しいでしょう・・・忍の頬を撫でながら詩織は優しく微笑み、再び濃厚なキスをする。
二人の女が自分の存在を無視して唇を重ね、ペニスが吐き出した男汁をやり取りする様子に男は興奮する。
「私の出したものが行ったり来たりするのを見ると、二人の美人に弄ばれているような気がするよ」
「クククッ、出しちゃったら所有権は私たちにあるの・・・先にシャワーを浴びて良いよ・・・私たちは、もう少し。ねっ・・・」
詩織と忍は、ねっ、と言う言葉と共に二人の世界に戻っていく。
首を振り、諦めたという表情を見せた男はバスルームに向かう。
「私はソファで寝るから、二人でベッドを使っていいよ」
気持ちいぃ・・・バイセクシャルの忍は同性の扱いも慣れていて、シャワーで汗を流し満たされない想いのまま横たわる詩織を背後から抱き締めて乳房に手を添え、首筋から耳まで乾いた舌を這わせて息を吹きかける。
視線の先に居る男に焦点は合わず、その存在を確かめるだけにする詩織は、されるがまますべてを委ねる。
「可愛いわよ。食べちゃいたいけど、それは明日の楽しみに取っとく事にする。疲れたでしょう??寝なさい」
「忍に可愛がってもらうのは嬉しいけど、痛い事はしないでね・・・おやすみなさい」
男の視線を感じながらも目を閉じたままでいると、背後から抱く忍の体温の心地良さに誘われて夢の世界の人となる。