彩―隠し事 406
妄想-2
「彩の期待を裏切ることはないはずだよ」
「ハァハァッ、彩は怖い事や痛い事を嫌いだって知っているでしょう??健志を嫌いになりたくないことも知っているでしょう??」
「オレも彩を失いたくないから嫌がることはしない。彩が悦ぶ姿を見たいだけだよ……もう少し進んでもらうよ」
彩の腰に手を添えて誘導する健志は目隠しと同じような黒い布を2枚取り出し、両手首に縛り付ける。
「イヤッ、怖い。いつもの健志と違う、彩のことを嫌いじゃないでしょう??ねぇ、好きでしょう??」
「あぁ、大好きだよ。彩が嫌がることはしないと改めて約束する。それどころか、またあそこへ行きたいと催促するほど気に入ると思うよ……もう少し左、一歩前に進んでくれる……そう此処でいいよ」
カチッ……「なに??何の音なの??吊り上げられちゃうの……怖い」
目の前に垂れ下がる鎖を手にした健志は手首を縛った布をフックにつなぎ、カチャカチャと音を立ててハンドチェーンを引いて万歳の格好に吊り上げる。
「ウッ、イヤッ……なに??なに??どうして??信じているよ……ハァハァッ」
「フゥッ~、しばらくこの格好で待ってもらおうか」
「イヤッ、どうして??健志のことを信じているからね」
「彩の声を聞いているとオレの決意が鈍っちゃうから口枷をしちゃおうか……口を開けて、もっと大きく開けなさい」
ボールギャグを噛まされた彩は、ウゥ~、ウゥッ~と言葉にならない声を漏らして激しく顔を振る。
妄想の中とは違い現実の彩は対面座位でつながる健志がベッドのクッションに合わせて突き上げる責めに酔い、首に回した両手に力を込めて身体を支え、イィッ~、たまんないと身体を震わせる。
「彩、オレのことを嫌いになるか??」
「彩に会えない時の健志は倉庫に彩を吊り上げて複数の男たちのオモチャにさせるような妄想の世界で遊んでいるの??……私の中のエッチでエロイ女が彩と名乗って健志に会っている。ウフフッ、嫌いになるどころか、もっともっと好きになっちゃうかも…嬉しい??」
「彩は隠し事の化身のようだね。これからも彩に会えない時は気兼ねなく妄想の世界で遊ばせてもらうよ」
彩の胸の膨らみがつぶれてしまうほど力を込めて抱き締める健志は妄想話を続ける。
「彩の性欲を満足させているかどうかオレは自信がない。そこで、チンポ自慢の男たちに集まってもらった。勿論、チンポ自慢といっても剛棒でグリグリするだけの男たちじゃないから期待してもいいよ……前振りが長すぎたようだ、彩だけではなく見ているオレが嫉妬に駆られて興奮するほど責めてくれ。それでは始めてくれたまえ」
コトッ……キュッキュッ……コボッコボッ、トクトクッ……ゴクッ…フゥッ~
視覚を奪われた彩は聴覚に集中し、健志がテーブルにグラスを置く音からボトルの栓を開ける音に続き、液体を注いで喉を鳴らして飲み、溜め息を漏らす様子に愛する彩の身体を男たちに任せたことを後悔しているのだろうと想像し、嫉妬に駆られて興奮したいという言葉を現実のものにしてやろうと身体と心を震わせ、
「やってみなさいよ。何人いるのか分からないけど彩が善がり啼くほど責めてごらんなさい」と、見えない男たちを挑発する。
ハァハァッ、ウゥッ~……男たちは一言も発せず、何人いるのかさえ分からない彩は得体のしれない昂奮と恐怖で息を荒くする。
フゥッ~……アンッ……口腔スプレーを使ったようなミントの香りがする息を吹きかけられると性的刺激を待ちわびる彩は甘い吐息を漏らしてしまう。
サワサワ、サワサワッ……咳き一つなく、誰とも知れず、何人かも分からない男たちの手がワンピース越しに這い回る。
ウッウッ、クゥッ~、男たちの手は闇雲に這い回るのではなく反応を確認しながら性感帯を探り当てていき、時間の経過と共に平静を装っていた彩の口から喘ぎ声にも似た声が漏れ、苦悶の表情と共に身体は艶めかしく蠢く。
彩の反応に気を好くした男たちの手の動きは大胆さを増し、深い襟ぐりに侵入して胸の膨らみの麓を擦り、太腿の中ほどまで晒すスリットにまで入り込む。
ウグッ、クゥッ~、この瞬間は快感に羞恥が勝り、刺激に屈服して身悶えることを拒否するものの、妖しいときめきの芽生えで身体の芯が熱く燃え始めて甘い吐息が漏れるのを我慢できなくなる。
豊かな性感を隠し持つ身体は一度火が点くと気持ちが拒否しても我慢できるわけもなく、羞恥に抗いながら目覚めた官能に身を委ねてしまう。
男たちの手はワンピースが隠しきれない肌を狙い撃ちにする。
あからさまに曝す胸の谷間を指が撫で、スリットから覗くムッチリとした太腿を爪が這い、指が踊る。
「ンッ、ンッ、クゥッ~……ングッ、クゥッ~……」
ボールギャグを噛まされた口から艶めかしい声と共に涎が滴り、全身の血が渦巻き深い襟ぐりから覗く胸の谷間が色っぽく桃色に染まり男たちの獣欲を刺激する。
「クククッ、色っぽいな……」
男の1人が我慢の限界だと言わんばかりにワンピース越しに胸の膨らみを鷲掴みし、口元に滴る唾液をペロリと舐め取る。
「ウグッ、クゥッ~……」
痛痒さを伴う快感に顔を歪め、自由な下半身を擦り合わせて身悶えるさまに他の男たちも抑制を解き放つ。
ある者はワンピースを捲り上げて露わになった下着越しに股間をまさぐり、この位置を狙っていたと言わんばかりの男は背後から抱きしめて胸の膨らみを揉みしだき首筋に舌を這わせる。
彩と会えない時の健志はこんな妄想の世界で彩を嬲っているのかと思うと、もう少し会う機会を増やす努力をしようかなとも思う。
「彩の期待を裏切ることはないはずだよ」
「ハァハァッ、彩は怖い事や痛い事を嫌いだって知っているでしょう??健志を嫌いになりたくないことも知っているでしょう??」
「オレも彩を失いたくないから嫌がることはしない。彩が悦ぶ姿を見たいだけだよ……もう少し進んでもらうよ」
彩の腰に手を添えて誘導する健志は目隠しと同じような黒い布を2枚取り出し、両手首に縛り付ける。
「イヤッ、怖い。いつもの健志と違う、彩のことを嫌いじゃないでしょう??ねぇ、好きでしょう??」
「あぁ、大好きだよ。彩が嫌がることはしないと改めて約束する。それどころか、またあそこへ行きたいと催促するほど気に入ると思うよ……もう少し左、一歩前に進んでくれる……そう此処でいいよ」
カチッ……「なに??何の音なの??吊り上げられちゃうの……怖い」
目の前に垂れ下がる鎖を手にした健志は手首を縛った布をフックにつなぎ、カチャカチャと音を立ててハンドチェーンを引いて万歳の格好に吊り上げる。
「ウッ、イヤッ……なに??なに??どうして??信じているよ……ハァハァッ」
「フゥッ~、しばらくこの格好で待ってもらおうか」
「イヤッ、どうして??健志のことを信じているからね」
「彩の声を聞いているとオレの決意が鈍っちゃうから口枷をしちゃおうか……口を開けて、もっと大きく開けなさい」
ボールギャグを噛まされた彩は、ウゥ~、ウゥッ~と言葉にならない声を漏らして激しく顔を振る。
妄想の中とは違い現実の彩は対面座位でつながる健志がベッドのクッションに合わせて突き上げる責めに酔い、首に回した両手に力を込めて身体を支え、イィッ~、たまんないと身体を震わせる。
「彩、オレのことを嫌いになるか??」
「彩に会えない時の健志は倉庫に彩を吊り上げて複数の男たちのオモチャにさせるような妄想の世界で遊んでいるの??……私の中のエッチでエロイ女が彩と名乗って健志に会っている。ウフフッ、嫌いになるどころか、もっともっと好きになっちゃうかも…嬉しい??」
「彩は隠し事の化身のようだね。これからも彩に会えない時は気兼ねなく妄想の世界で遊ばせてもらうよ」
彩の胸の膨らみがつぶれてしまうほど力を込めて抱き締める健志は妄想話を続ける。
「彩の性欲を満足させているかどうかオレは自信がない。そこで、チンポ自慢の男たちに集まってもらった。勿論、チンポ自慢といっても剛棒でグリグリするだけの男たちじゃないから期待してもいいよ……前振りが長すぎたようだ、彩だけではなく見ているオレが嫉妬に駆られて興奮するほど責めてくれ。それでは始めてくれたまえ」
コトッ……キュッキュッ……コボッコボッ、トクトクッ……ゴクッ…フゥッ~
視覚を奪われた彩は聴覚に集中し、健志がテーブルにグラスを置く音からボトルの栓を開ける音に続き、液体を注いで喉を鳴らして飲み、溜め息を漏らす様子に愛する彩の身体を男たちに任せたことを後悔しているのだろうと想像し、嫉妬に駆られて興奮したいという言葉を現実のものにしてやろうと身体と心を震わせ、
「やってみなさいよ。何人いるのか分からないけど彩が善がり啼くほど責めてごらんなさい」と、見えない男たちを挑発する。
ハァハァッ、ウゥッ~……男たちは一言も発せず、何人いるのかさえ分からない彩は得体のしれない昂奮と恐怖で息を荒くする。
フゥッ~……アンッ……口腔スプレーを使ったようなミントの香りがする息を吹きかけられると性的刺激を待ちわびる彩は甘い吐息を漏らしてしまう。
サワサワ、サワサワッ……咳き一つなく、誰とも知れず、何人かも分からない男たちの手がワンピース越しに這い回る。
ウッウッ、クゥッ~、男たちの手は闇雲に這い回るのではなく反応を確認しながら性感帯を探り当てていき、時間の経過と共に平静を装っていた彩の口から喘ぎ声にも似た声が漏れ、苦悶の表情と共に身体は艶めかしく蠢く。
彩の反応に気を好くした男たちの手の動きは大胆さを増し、深い襟ぐりに侵入して胸の膨らみの麓を擦り、太腿の中ほどまで晒すスリットにまで入り込む。
ウグッ、クゥッ~、この瞬間は快感に羞恥が勝り、刺激に屈服して身悶えることを拒否するものの、妖しいときめきの芽生えで身体の芯が熱く燃え始めて甘い吐息が漏れるのを我慢できなくなる。
豊かな性感を隠し持つ身体は一度火が点くと気持ちが拒否しても我慢できるわけもなく、羞恥に抗いながら目覚めた官能に身を委ねてしまう。
男たちの手はワンピースが隠しきれない肌を狙い撃ちにする。
あからさまに曝す胸の谷間を指が撫で、スリットから覗くムッチリとした太腿を爪が這い、指が踊る。
「ンッ、ンッ、クゥッ~……ングッ、クゥッ~……」
ボールギャグを噛まされた口から艶めかしい声と共に涎が滴り、全身の血が渦巻き深い襟ぐりから覗く胸の谷間が色っぽく桃色に染まり男たちの獣欲を刺激する。
「クククッ、色っぽいな……」
男の1人が我慢の限界だと言わんばかりにワンピース越しに胸の膨らみを鷲掴みし、口元に滴る唾液をペロリと舐め取る。
「ウグッ、クゥッ~……」
痛痒さを伴う快感に顔を歪め、自由な下半身を擦り合わせて身悶えるさまに他の男たちも抑制を解き放つ。
ある者はワンピースを捲り上げて露わになった下着越しに股間をまさぐり、この位置を狙っていたと言わんばかりの男は背後から抱きしめて胸の膨らみを揉みしだき首筋に舌を這わせる。
彩と会えない時の健志はこんな妄想の世界で彩を嬲っているのかと思うと、もう少し会う機会を増やす努力をしようかなとも思う。