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彩-隠し事 447

変転(栞の場合)―7

「おまちどうさま。ロメインレタスのスープでいいだろう??時短でベーコンとすりおろし生姜のスープだけど身体は温まると思うよ」
「ありがとう。生姜の香りが効いて美味しそう……何か飲みたいと言えばすぐにスープを用意してくれる。優子、健志さんを大切にしなさいよ」
「もちろんよ。私は胃袋を掴まれているから、チンコをナメナメ、シャブシャブして離れないように頑張る」
ハハハッ……ウフフッ……セックスで健志を掴んで離さないという優子に二人は破顔する。
「不思議よねぇ…私は普段も切っ掛けさえあればあけすけにエロ話をするけど、優子はそんなときも微笑むだけで話に参加しない。周囲の人は優子のことを清楚で真面目な人妻と思っているようだけど、私は優子の秘密の一部を知っている」
「ウフフッ、そうよ。私には秘密があるの…栞の言う通り私はエッチな隠し事を持っている」
「やっぱりね……私の知らない優子の隠し事を知りたいなぁ」

「美味しい。身体が温まるしほっこりする……私は見られるか見られないかのスリルにドキドキする。高校生だった私が窓を開けっぱなしで着替えをするのを隣家の1コ下の男子に見られたの。カーテンの陰に隠れているのが分かったんだけど昂奮でドキドキするしアソコが濡れるのを感じて窓を閉めることが出来なかった」
「ふ~ん、そんなことがあったんだ……それで終わりじゃないでしょう??」
「ウフフッ、高校生の時のスリルを伴う得も言われぬ快感を忘れられず、いわゆるエログをやっていた。栞には秘密でね…知らなかったでしょう??」
「やっていた、ってことは止めたんだ……」
「うん…読者の要求というか期待がエスカレートするし、法律とかの影響もあったしね。幾つかの理由で止めることにしたの。ちょっと待ってね」

PCを立ち上げた優子は幾つかを栞に見せて、
「顔を見せていないけど私だって分かる??」
「健志さんには申し訳ないけど、優子とは何度かスッポンポンでエッチィ遊びをしたことがあるから分かるよ。自縛姿やアナルにオモチャを入れている処を見せるなんて想像も出来なかった」
「別人になっちゃうんだよね。ハンドルネームだしPCの向こうで私を見ている人は名前も住んでいる処も知らない。見せる私も見てくれる人たちも欲望丸出しで隠そうともしない…ある意味、正直な世界」
「クククッ、監督が優子の出演に期待したのもあながち間違いじゃないわけだ。健志さんは許さないようだけど……」
「理屈じゃなく、嫌。それだけ」
「まぁ、人それぞれだと思うし、優子も納得しているんでしょう??」
「もちろん……言ってもいい??」
優子はいわくありげな視線を健志に向けて悪戯っぽい言葉を口にする。
表情を歪めた健志は、しょうがねぇなとばかりに頷く。

「栞だから話すけど、健志と付き合う前の私は他人の目を気にして好い妻であることを意識していた。例え夫が浮気をしてもね…浮気や不倫は悪いことでしちゃいけない事だと思っていたけど健志と付き合うことでタガが外れたように思う」
「そうなの??そんな風に見えなかったけど??」
「健志と一緒だと別人になっちゃうみたい……千葉の海岸で会った若いカップルとその場でエッチしたり、エッチ目的のお店に行ったりもした。そんなお店ではハダカンボになったけど、オチンチンは受け入れなかったけどね」
「それは健志さんの希望を受けてなの??」
「ウフフッ、どうだったかな……」
「フ~ン、それ以上は聞かないことにしてあげる。優子の隠し事を聞いてびっくりしたし、もう一度だけ言わせてね。監督が優子のAV出演に期待するのも分かる気がする…さっきも言ったけど優子とはスッポンポンで抱き合ったこともあるから知っているけど男好きのする身体だと思うよ。ウェストの括れに続く腰からヒップを経て腿に続くムッチリ感って抱き心地が良いもん」

二人の話を聞く健志の頬は緩み、ロメインレタスを口に入れスープを飲む。
健志の作ったロメインレタススープを飲みながら卑猥な話を続けた優子と栞は、温かいスープで腹がくちると満足の笑みを浮かべ、栞は再び話し始める。


「約束通り、俺が一番槍を務めさせてもらうよ」
目隠しをされて真っ赤な拘束椅子に両手両足を縛られた英子は、男たちの獣欲から逃げることも避けることも出来ずにすべてを受け入れる覚悟をする。

大股開きに拘束した両足に手を這わし、成熟した女性特有のねっとりした内腿の感触にゴクッと唾を飲んだ男は周囲の男たちに目を呉れてニヤッと頬を緩め、宙を睨むペニスに指を添えて腰を突き出し泥濘に擦り付ける。
「馴染ませようとして擦りつけるだけでも気持ちいいな。温かくて吸い込まれるようなねっとり感…入れるよ……ウッ、クゥッ~、たまんねぇ」
両脚を掴んで腰を前後する男の表情は緩み、三人の男たちと紫苑に見つめられて犯される英子は被虐感に浸り快感を貪る。
「ウッウッ、クゥッ~、いやぁ~ン…たまんない。長くてぶっといオチンポで掻きまわれているの……見てる??あなたの目の前で犯されている
「そうだったわね……ご主人、もっと近くで奥様が善がり啼くところを見てあげてください」

ハァハァッと息を荒げる夫は紫苑の言葉に従い、英子に近付いて目隠しに軽く触れて頬を擦り手を握る。
「あなた??あなたの手だって分かる。やっぱり私の一番大切な人…許してね。あなたの目の前で他人のオチンチンで気持ち善くなっちゃうかもしれない」
「大好きで大切なお嫁さんが他人チンポで善がり啼く…大切な人を汚されたりオモチャ扱いされたりするのは自分を蹂躙されているようでドキドキするし興奮する……気持ち善くしてもらいなさい」
「あなたたちって夫婦そろってMッコなの??ウフフッ、4人で存分に可愛がってあげなさい。ご主人も待っていなさい、被虐の悦びを味合わせてあげる」

「クゥッ~、だめだ、我慢できない。逝くよ、満足した証拠を吐き出すぞ……いぃ、イク…ウッウッ、いぃ、受け止めてくれ」
「ヒィッ~…いやぁ~ン…気持ちいぃ、逝っちゃう、逝っちゃう、クゥッ~…熱い、すごいの……あなた、ごめんなさい」
「可愛いよ…もっともっと、気持ち善くしてもらいなさい……」
紫苑に確かめることなく夫の指が目隠しを外すと英子の目には薄っすらと涙が滲んでいる。
「ごめんなさい…気持ち善くなっちゃった。嫌いにならないでね」
頬を擦り、滲む涙を唇で拭い取った夫は優しく微笑み、つないだままの手に力を込めて、
「愛している…世界の誰よりも」と、囁く。

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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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