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不倫 ~immorality~

想いを巡らす 二日目 46

彩と健が見つめているのを知りながら、いや気付いているからこそ対面座位でつながる女は憚りのない喘ぎ声を漏らし、男は女の身体を支えて腰を突き上げる。
アッアウッ・・・いやぁ~ン、いいの、気持ちいぃ・・・ヒィッ~、そんなこと、ずるい・・・アワワッ・・・
ゴクッと唾を飲んだ彩がいたたまれない思いで海を見ると、周囲の灯りを反射してキラキラと光り幻想的な景色が広がっている。

「すごいな、彩・・・オレは人に見られるのは恥ずかしくてダメだけど、彩はどうだ??あの二人の気持ちは分るかい??」
「・・・ウン、彩は分かる気がする。分かる気がするって事と、同じような事をしたいって気持ちは同じじゃないからね」
彩を背後から抱きしめた健は耳元で囁き、右手で下腹部を擦り左手は右乳房に添えて指先だけを蠢かす。
「ダメ、見られちゃう・・・」
「誰に??」
「あのエッチな二人に、彩は健だけのモノなんでしょう。他人に見られてもいいの??」
「彩の自慢の身体、見せてやりたい気もするけどダメだな。オレには堪えられない」
「優子と円華に遊ばれているのは我慢できたの??」
「マッサージの積りだったから・・・あんな事になると思ってなかったよ」
「そうなの??信じてあげる・・・気持ち良い、オッパイも下腹部も、もう少し力を入れてみてくれる・・・そう、それがイィ」
下腹部の右手は擦るだけではなく押し込む動作も加わり、乳房を揉むのは指先だけではなく左手の指や手の平などすべてを使って刺激を始め、自然な風で指先が乳房の先端を愛撫する。
「感じちゃう・・・アウッ、ウッウゥッ~・・・こんな処で・・・恥ずかしい」
視線の端に対面座位でつながる二人を捉えているものの、下腹部と乳房の快感が瞳の焦点を奪い、ぼやけてしまって何をしているのかさえ定かではない。

「彩、見てる??すごいよ、あの二人は・・・彩を見て昂奮しちゃったようだよ」
健が与えてくれる快感で周囲への注意が散漫になっていた彩が目を凝らすと、男のズボンが膝まで下りている事と女の動きから対面座位でつながっているだろうと思っていた二人は、結合部は見えないものの互いの下半身を露わに晒し、あろうことか、男は剥き出しにした乳房にむしゃぶりついている。
「えっ、いつの間にあんな事を・・・スゴイ、すごすぎる。こんな処で・・・ハァハァッ、気持ち良さそう・・・えっ、何を言ってるんだろう、うそ、嘘だよ」
彩の手は乳房を揉む健の左手を掴んで止めてという訳でもないのに力が加わり、ふと漏らした、気持ち良さそうという言葉を必死で否定する。
健は口元を緩めただけで言葉を漏らさず、乳房と下腹部を刺激する手に力を込める。

健の指がワンピースのボタンを一つ、また一つと外しても抗う事なく、忍び込んだ手がオープンブラのため剥き出しの乳房に触れると、アンッと艶めかしい声を漏らし、優しくしてねと呟いて目を閉じる。
手の平に程よく収まる乳房は柔らかな感触と共に程よい弾力が健の心を蕩かし、彩の背中で感じる体温は熟れた身体に潜む官能を予感させて昂奮もじわじわと高まっていく。
ワンピースに忍びこんで乳房と戯れる左手はそのままにして、右手はウェストの括れを確かめて、腰から尻を経て太腿へと続くムッチリとした感触に酔いしれる。

アッアウッ、いぃ、そこ、もっと、もっと突き上げて・・・クチャクチャ、ヌチャヌチャッ・・・打ち寄せる波の音や風に揺れる木々が震える音、風が運んでくれるコスモワールドの歓声に混じって目の前で痴態を晒すカップルの喘ぎ声と肌がこすれ合う卑猥な音が聞こえる。
「ハァハァッ・・・いいの??こんなに近付いてもいいの??」

「好いですよ・・・俺たちは見られると興奮するんです。触らないって約束してくれるなら、もっと近付いても良いですよ・・・そうだろう??」
そうだろうと聞かれた女は、男の腿を跨いだ身体を揺すりながら、
「見て、もっと近くで見てもいいよ・・・見られると興奮するの、触っちゃダメよ、私はこの人だけの女だから・・・アァ~、いぃ、知らない人に見られているから良いの・・・」
顔にかかる髪をかき上げて上半身を仰け反らせ、結合部分をあからさまに晒す。
気が付くと彩と健は手を伸ばせば二人に触れるほどの距離に近付いており、結合部だけではなく、ハァハァッと絶頂近くに達した息遣いさえもがはっきりと感じられる。

「見てごらん、この人のアソコはパイパンだよ。毛が一本もないツルツルのスベスベマンコだよ。帰ったら剃っちゃおうか??」
ヌチャヌチャ、クチャクチャッ・・・ワンピースのボタンは全て外され、無毛の股間もヤワヤワと揉みしだかれている乳房も隠すものは何もない。
2人がツルツルのスベスベマンコだと言った彩の股間は健の指を飲み込んでしとどに濡らし、興奮で乾いた唇に舌を這わして滑りを与える。
「立っているのが辛い・・・座りたい」
「隣でどうぞ・・・ここは、どっちから近付いてきても良く見える絶好の青空ホテルですよ」
「彩は我慢できない・・・隣に座らせてもらおうよ」

不倫 ~immorality~

想いを巡らす 二日目 45

前日と同じ道を通って首都高・横羽線の下をくぐり馬車道通りを過ぎた頃、健の腕を抱え込む彩は、わざとらしく胸を押し付ける。
彩の意図を察した健が素知らぬ風を装おうと顔を覗き込み、これ以上はないほどに擦り付けて、その顔には堪えきれない笑みを隠そうと苦し気にさえ見える表情が宿る。
「アンッ、オッパイの先端を守るモノが無いから感じちゃう。腕を組んだだけでも感じちゃうほど健の事が好き」
「オレも彩の事が大好きだけど、今日の彩はスゴイね・・・お願いがあるんだけど聞いてくれる??」
「いいよ話だけは聞いてあげる。なぁに??」
「あのさ、今晩は寝かせてくれる??」
「当り前じゃない、寝るのを邪魔したりしないよ。彩を満足させてくれればね・・・あっ、名案を思いついた。疲れて寝るしかないほど彩を満足させてくれればいいんだよ・・・クククッ、今日の健は大変だ」
楽しそうに、そして面白そうに話す彩はスキップをしそうなほど軽やかに足を運ぶ。

本町通りを横切り万国橋が見える頃には一層大胆になり、自然な振舞いで健の股間に手を伸ばす。
「なんだ、大きくなってない。いいよ、彩が舐めたりしゃぶったりして昂奮させてあげるから」
「2回も出来るかなぁ??彩の尻の穴で吸い取られちゃったからなぁ・・・昨日も彩で満足したからなぁ・・・」
ばれない浮気は浮気じゃないと言った優子の口中で爆ぜた事は記憶から追い出して、一日に三回もすることになるのかと不安が脳裏をよぎる。

彩は変わらず健の腕を抱え込むようにして乳房を押し付け、彩の腰に添えられていた健の手は背後を確かめて近くに人のいないのを確かめて尻を撫でる。
「ウフフッ・・・エッチ、通りを歩きながら彩の尻を撫でるなんて・・・健だから許してあげる」
イタリア料理店が斜め前方に見えると、食べたいけど食べ過ぎは良くないと悩み、宿泊用客室を併設する温泉施設を見ると、次に来るときは此処で一泊したいなと健を覗き込む。
「可愛いな、彩は。表情の変化を見ているだけで楽しくなるよ」
「ここは・・・元気がない・・・フフフッ」
素早く健の股間に手を伸ばした彩はがっかりした風を装い、いかにも楽しそうに微笑む。
「クククッ・・・可愛い彩を見るだけでチンコをおっ立てるんじゃ一日中猛り狂ってなきゃいけないだろ」
「いいよ、それでも。いつでも相手してあげるのに」

ソフトクリームを買った二人は通りを外れて海に続く小路を進む。
夕暮れを迎えた小道は人通りもなく、大好きな海を前にして解放感に満たされた彩は数歩、前に出て振り返りキスをねだる。
「ねぇ、キスして・・・彩の事が好きなら、ねっ」
ソフトクリームを口に含んで唇を重ねると彩の舌が侵入して口中のソフトクリームを掻き回す。
「彩もソフトクリームを口に含むから同じことをしてくれる??」
健の劣情を刺激するためにフェラチオを施すようにしてソフトクリームに舌を這わせて嫣然と微笑み、先端を舌で巻き込むようにして口に含んで目を閉じる。
小柄な彩の首筋と背中に手を回して覆いかぶさるようにキスをする健はすぐさま舌を侵入させてソフトクリームを掻き回す。
舌が感じる甘味と柔らかな彩の感触、それを察して股間に手を伸ばした彩は、
「やっぱりダメか・・・使い物にならないのかなぁ???」
蓮っ葉な物言いをするものの本来持っている清楚な魅力は損なわれる事はなく、健は改めて唇を合わせる。
クチュクチュ、ジュルジュルッ・・・ハァハァッ・・・肩を上下しながら荒い息を漏らす二人は、欲情に燃える瞳で見つめ合う。
ソフトクリームを食べ終えた彩が海岸線に向かって歩き始めると、悪戯な風がミントグリーンのワンピースの裾と戯れて捲り上げる。
「イヤンッ、健はエッチ、風はもっとスケベ・・・みんなで彩をエッチな目で見てる」
周囲に人がいないのをいいことに白い太腿はおろか、コーラルピンクのヒモパンが見えるのも構わず小道を進む。

後ろを歩く健は、ワンピース越しに感じられるウェストの括れに続く腰から太腿への成熟した女性らしいラインに唾を飲み、屈託なく歩く姿に自然と頬を緩めたその時、風がワンピースを捲り上げて白い腿を剥き出しにする。
絶景にスケベ心を満足させることも出来ず、背後を振り返り周囲を見渡しても他人の姿は見えず彩の痴態を見た者はいないと安堵する。
そんな健の気持ちも知らずに裾を乱したまま楽しそうに歩いていた彩は急に立ち止まって振り向き、唇に指を合わせてシィッ~と合図する。
彩が指さす方向に目を凝らすと、立木を背にして座る男性を跨いだ女性が身体を揺り動かしている。
フレアースカートに隠れているものの男性のズボンは引き下ろされている事が見て取れ、対面座位でつながっている事に間違いはない。

彩に気付いた男は軽く頷き、女性に見られている事を知らせると一層動きが激しくなって憚りの無い喘ぎ声を漏らし始める。
「ウッウゥッ~、気持ち良い・・・あぁ、たまんない。チンチンが子宮をつつく・・・もっと激しく突いて・・・」
男を跨いだ女の視線は彩を見つめて外れることはなく、挑発しているとしか思えない。

不倫 ~immorality~

想いを巡らす 二日目 44

エレベーターの到着をチャイムが知らせてくれて手をつないだまま乗り込んだ二人は早々に唇を合わせる。
「あんっ、もう終わりなの・・・つまんない、ちゃんとしたキスをしてくれないと歩けない」
チュッと音を立てて額に唇を合わせた健はエレベーターを出ると再び彩と手をつなぎエントランスを目指す。
「あんっ、ここまで来たらオッパイを揉んだりアソコに手を入れたりしないよ。信用できないの??」
彩の口調は笑みを含んで衆人の中、手を繋いで歩くことを楽しんでいる。
「そんな事を思っちゃいないよ、彩がはぐれないように手をつないでいるの・・・分った??」
「ウフフッ・・・分ってたよ、彩の事が好きだから心配してくれているんでしょう??・・・嬉しい」

「ウッ、なに??こんなの・・・」
手をつないだまま、健は親指の先や爪で彩の手の平をくすぐり、予期せぬ刺激に彩の股間は反応しそうになる。
「彩は敏感だから大変だな・・・」
耳元に顔を近付けて囁くように話しかけ、それがまた彩の性感を刺激する。
「止めて、歩けなくなっちゃう。おねがい・・・クククッ、スケベな健が大好き。ホテルに戻ったら・・・寝かせてあげないんだから」

クイーンズスクエアの建物群を右に見ながら歩いていくと左側にメモリアルパークに係留中の日本丸が近付いてくる。
「海って好いな、大好き・・・白い砂浜で寝っ転がって視線を巡らすと真っ赤なハイビスカスの花。泳いだり潜ったり・・・シュノーケリングも良いしスキンダイビングも魚になったようで自分を解放できる・・・海って好いよね、そう思うでしょう??」
「オレは海でも山でも横浜の街角でも、どこでも好いよ・・・」
健の唇に指を押し当てて言葉を封じた彩は、
「彩がいれば好い・・・そう言いたいんでしょう??」
「違うね・・・少し違う。彩がいれば好いじゃなくて、彩さえいれば何処でも好いだよ」
「ウフフッ、彩を悦ばせるが上手。じゃぁ、コスモワールドでジェットコースターに乗ろうよ、怖くないから。彩が手を握っていてあげるから、ねぇ、乗ろうよ」
「うん??何か言った??お腹が空いたから急ごう」
いかにも嫌そうな表情で真っすぐ前を向き、彩を握る手に力を込めて急ぎ足になる。

景色を楽しみ会話を弾ませながら30分ほど歩いて前日の個室居酒屋や横浜スタジアムにも、ほど近い店に着く。
暖簾をくぐり引き戸を開けて中に入るとおでんの匂いが鼻孔をくすぐり、食欲が湧いてくる。
「どれもこれも、美味しそう。ビールはホテルに戻ってからにする、この店では食事を楽しみたい・・・えっ、おでんの大根の値段、ほんとうなの??」
「すごいだろう・・・定食じゃなく一通り頼んで、分けっこで食べようか??」

おでん、刺身の盛り合わせ、茶飯とうな重、シジミ汁に取り皿も頼む。
彩の前にうな重を押し出し、健は茶飯を頬張りながら刺身に箸を伸ばす。
「黒い出汁で辛いのかなと思ったけど美味しい。辛子がよく効く・・・鼻の奥がツーンとしちゃった・・・茶飯を少し頂戴」
「おでんも刺身も美味いだろう。外観は何気ない造りの店だけど、こんな店に入った時は、やったぁ~って気になるよ」
「うん、彩もそう思う。お皿を頂戴、うなぎを取ってあげる」
うな重や茶飯を分け合い、一つの大根を半分にして味わい、食事は独りじゃなく心を許した相手と楽しい会話をしながら摂るのが楽しいし美味しいと感じて満足する。
「ご馳走さまでした。どれもこれも美味しかったです」
「ありがとうございました。またのお越しをお待ちいたします」

通りに出た彩は両手を空に向けて精一杯伸ばして、
「美味しかった。お酒を飲みたくなったな、一杯で好いんだけど、ダメ??」
「オレも一杯だけ飲みたい気分だよ。美味い食事の後に美味い酒、隣には彩」
「ウフフッ、今の言葉は嘘じゃないって信じるよ・・・何処かにしゃれた店がある??」
「知らないなぁ・・・あっ、こんな近くにあったよ。ここで良いだろう??」
道路を挟んで隣のビルの一階にバーの看板を見つけた二人はドアを開ける。

入口の重厚な雰囲気と同様、店内もいかにもバーに相応しく磨き上げられたカウンターが迎えてくれる。
健はジントニック、彩はお勧めのオリジナルカクテルをオーダーする。
「美味しい・・・濃厚なんだけど口当たりがいいの、後味もさっぱりしているし色もきれい」
パッションフルーツの色や味がベースのカクテルが気に入った彩は、店を出ても昂奮を抑えることができずに健の腕に手を絡ませたり顔を覗き込んだりとはしゃぎまくる。


不倫 ~immorality~

想いを巡らす 二日目 43

優子と円華の去った部屋は静寂に包まれ、彩と健は言葉にも態度にも現しにくい羞恥で見つめ合う事が出来ない。
互いの存在を意識しつつ視線を合わせないようにぎこちなく動き、彩がベッドの脇に立てば健は隣室に移動して意味もなくソファのクッションの位置を変える。

逃げ道を塞ぐようにリビングルームの入り口に立った彩は、もの言いたげに健を見つめて口を開くのを待っている。
「おいで・・・」
ソファに腰を下ろした健は左右に両手を開き、やっとの思いで声をかけるとこぼれんばかりの笑みを浮かべた彩は膝を跨いで首に手を回す。
「嫌いになった??」
「ごめんね、気を遣わせちゃって・・・オレが彩を嫌いになるわけないよ。しかし凄かったなぁ、彩があんなにスケベとは思わなかったよ」
「いやんっ、そんな言い方しちゃ嫌。健がやれって言うから我慢したんだよ、彩は健のチンチンだけあれば満足できるのに・・・」
「そうか、オレのために我慢してくれたのか・・・それより、お腹空いてない??食べに行こうか??」
「うん、何を食べようかな??気楽に食べられるモノがいいな」
「じゃぁ、おでんはどうかな??」
「おでんでビール、美味しそう。昨日の個室居酒屋もそうだけど、この辺りは詳しいの??」
「時々だけどベイスターズの試合を見に来るからね。スタジアムで売ってる弁当で済ませるんじゃ味気ないだろ・・・彩ナントカって弁当もあったような気がするけど・・・」
「ふ~ン、誰とくるのか知らないけど、その弁当を食べて彩の事を思い出そうとはしないんだ・・・そうか、そうなんだ」

優子たちが残していったプレゼントは何だろうと袋を覗き込んだ健は苦笑いを浮かべる。
「何が入っているの??エッチなプレゼントじゃないでしょう??」
「エッチじゃないと思うけど、彩が気にいるかどうかは分らないな」
えっ・・・絶句した彩が覗き込む袋の中には見覚えのあるミントグリーンのワンピースとブラジャー、ショーツが入っている。
彩の髪を掻き分けた健は、エッチな気持ちを持つわけじゃないけど、せっかくのプレゼント。これを着て出かけようと囁く。

窓から差し込む夕陽が彩の肌を朱に染め、神々しくさえ見えて健は唾を飲む。
嫣然と笑みを浮かべてコーラルピンクのヒモパンに足を通し、乳房の下だけを支えるオープンブラを付けて恥ずかしいと呟き、再び健の膝を跨いだ彩はしがみつく。
柔らかさを感じさせる白い肌の女性がピンクの下着で飾るのを健は好む。
チェリーピンクやビビットピンクは若々しさの象徴、コーラルピンクやダスティピンクは成熟した女性の魅力を引き立てる。
「きれいだよ、よく似合ってる」
「彩がエッチって言いたいの??エッチでセックス好きだからこんな下着が似合うって言ってるの??」
「昼は淑女で夜は娼婦、この言葉は彩のためにあるようだって、いつも言ってるだろ。昼間の凛とした彩が好きだし、夜のセックスに貪婪な彩も好き。エッチだからとか清楚だからって事じゃないよ、彩のすべてが好いんだよ」
「ウフフッ・・・優子と円華に可愛がられて気持ち良くなった彩をどう思った??教えて・・・早く、聞きたい」
「正直に言うと、あの二人を蹴飛ばしてやりたいと思ったよ。オレの彩に何をするんだってね」
「クククッ・・・キスが良い??それともエッチする??」
頬を挟んで唇を重ねると彩は息を弾ませて貪るように舌を侵入させる。
ヌチャヌチャッ・・・健は頬を挟んでいた手を首と背中に回して彩を支え、互いの舌を絡ませる濃厚なキスをする。
「アフッ、あん・・・もっと・・・いやんっ、乳首が擦れて気持ち良くなっちゃう」
キスが濃厚になり身体を擦り合わせるとオープンブラのために剥き出しの先端が健に触れて予想だにしない快感に襲われる。

跨いだ膝から降りた彩はミントグリーンのワンピースを着て健に背中を向ける。
ファスナーを上げてスプリングホックを留めた健は耳の近くの首に唇を合わせて可愛いよと囁くと、ゾクゾクするような心地良さを感じる彩は下半身を震わせて立っているのがやっとになり、しがみつくように身体を預ける。
小柄な彩の身体からボディソープの香りが匂い立ち、密着する肌の柔らかな感触に股間が反応して下腹部をつつく。
「ウフフッ・・・おかしいよ、今日の健は。昨日、彩を抱いても満足しなかったの??さっきは彩のお尻に熱いのを吐き出したし・・・優子と何も、いぃ、これは言わない」
「このままだと、せっかく着たワンピースを脱がしちゃうことになりそうだよ。行こうか」
「脱がされても良いよ。オッパイはオープンブラだからこのままで良いし、ヒモパンの紐を解くのが好きなんでしょう??・・・やってみる??」

彩の手を引いて急き立てるようにドアを開け、エレベーターホールへ向かう。
「もっとゆっくり歩いてよ・・・彩の手を握ったままなのは大好きだから離したくないの??そうでしょう??」
「それもあるけど、手を離すとオッパイを揉んだり股間を弄ったりしそうだから予防のためでもある」

不倫 ~immorality~

想いを巡らす 二日目 42

四肢を踏ん張って仰向けの身体を支える彩はアナルを貫くペニスで健とつながり、フランクフルトソーセージを操る優子と乳房を揉む円華に心と身体を犯される。
アナルとバギナを蹂躙されても嫌がる風はなく、
「アワワッ、だめ・・・スゴイの、遊ばれているのに良くなってくるの・・・たまんない、彩はこんなにスケベだったの??」
「クククッ、まだまだよ。彩だって分っているでしょう??・・・白くてムチムチした健康な肌を鏡に映してみた事があるはず」
「そんな・・・彩だけじゃないはず、風呂上りにスッポンポンで確かめるのは、彩だけじゃないでしょう??」
「クククッ、自慢の身体なんでしょう??ウェストの括れからバンと張り出した腰へのラインはヒップから太腿まで続き、どんな責めにも堪えるどころか並みの男じゃ太刀打ちするのも困難なはず・・・そうでしょう??」
「ハァハァッ・・・そんな言われ方をしたら、彩ほどスケベな女がいないみたいに聞こえる・・・アウッ、クリをそんな風にされたら・・・ウググッ、漏らしちゃいそう・・・」
円華は下腹部を手の平の付け根で圧迫しながら指を伸ばしてクリトリスを愛撫し、彩に話しかける。
「また漏らしちゃうの、いいよ・・・一杯気持ち良くなって恥ずかしい姿を見せなさい」
「いや、恥ずかしい・・・彩はスケベな女じゃないもん」

「ねぇ、健さん。彩はこんな事を言ってるけど実はすごいんでしょう??」
「スポーツが好きで体力もあるから相手をするのは大変だけど、それだけじゃないんだよ・・・彩が騎乗位でパコパコするだろ、気持ち良くなると自然と前屈みになる。その時、シャギーを入れた髪がオレの胸をくすぐるんだけど、これが気持ち良いんだよ。意識してるとすれば、なかなかの業師だよ」
「彩、良かったね。健さんがテクニシャンだって褒めてるよ」
「からかわないで・・・三人で可愛がってくれるから気持ち良くて何も耳に入らないし考える余裕もないの・・・クゥッ~、だめ、だめッ・・・アウッアワワッ、オチリをそんなに突かれたら壊れちゃう・・・優子も、そんな、壁に穴が開いちゃうよ・・・」

行き届いた手入れのお蔭で染み一つない白い肌は僅かに朱に染まり、滲み出た汗が全身を覆って成熟した女性らしい色気を醸し出し、優子と円華だけではなく久しぶりの逢瀬の健も改めて心をときめかす。
ナイトテーブルの時計を一瞥した優子が円華に目配せし、それを見た健は腰を掴んでアナルを突き上げながら。
「彩、どんな恰好でどこを突かれて逝きたい・・・これ以上はオレが持たないよ。彩には負けたよ」
優子と円華の様子を見て約束の時間が近付いた事を知った健は、優子の口に男汁を吐き出した事を彩に知られずに済みそうだと安堵しながら問いかける。
「あんっ、このままが良い・・・健にアナルを突かれながら優子と円華にオマンブーやクリちゃん、オッパイも嬲ってもらいながら逝きたい。彩は欲張りなの、いいでしょう??」

「彩、覚悟しろ。尻の穴が裂けても知らないぞ・・・」
パンパンッ・・・ニュルニュルッ、グチャグチャッ・・・
「ウググッ、凄い。今までの健とは違う、こんなに激しい健は初めて・・・壊れてもいいから思い切り突いて・・・ヒィッ~・・・」
四肢を踏ん張って身体を支えていた彩はそれも叶わずに背中を健の胸に預け、突き上げる事が出来なくなった健はペニスを擦り付けて角度に変化を付けながら出し入れを繰り返す。
「アウッ、いぃ・・・激しいのも良いけど、動きに変化があるのも気持ちいぃ」
優子はアナル快感の邪魔をしないように気遣いながらゆっくりフランクフルトソーセージを操作し、円華も彩と健の心と身体のつながりを阻害しないようにクリトリスを弄り乳房を愛撫する。
「いぃ、たまらない・・・アッアッ、いやぁ~ン。すごいの、壊れちゃう・・・クゥッ~・・・」
「彩、良かったな。オレは彩の事を大好きって言えるけど、ここまで・・・獣のような喘ぎ声を漏らすほどの快感を与えることはできないよ・・・いっぱい気持ち良くなるんだよ」
「違う、健とつながっているから好いの・・・健がいない処で優子と円華に可愛がられても、こんなに良くならない・・・ヒィッ~、ウググッ・・・」

尻から脳天まで突き上げるような快感に襲われた健は我慢の限界に達し、逝くよ、このまま出しちゃうよと呻いて下半身の動きを止め、次の瞬間に全身をガクガクと震わせて満足の証をアナルの奥深くに放出する。
「うん、いいよ。彩も逝く、逝っちゃう・・・アウ、アワワッ・・・熱い、熱いモノがオチリの奥まで・・・クゥッ~・・・」
彩は健の胸に背中を押し付けて身動きひとつすることなく、彩自身、悲しくもないのに意味が不明の涙で瞳を濡らす。

優子が操っていたフランクフルトソーセージから手を離すとバギナが意思を持っているかのように押し出し、それを見ていたかのように萎れたペニスがアナルから抜け落ち、滴り出る男汁を円華はきれいに舐め取り窄まりにも舌を這わせて荒らされた痕跡をきれいにする。
「頂戴、健の精液が欲しい。飲みたいの、飲ませて・・・ねっ」
円華は彩と唇を重ねて口の中の精液を流し込み、気持ち良かったの、良かったねと囁く。
彩を抱き起した健は、バカだな、どうしたと言いながら頬を伝わる涙を唇で拭い取る。
「彩にもどうしてだか分らないの、気持ち良かったのに自然と涙が出ちゃった。不快な思いをさせたとしたらゴメンナサイ」
大丈夫、そんな事は思わなかったよと言葉にせずに口元に笑みを浮かべて優子と円華は無言の言葉を返す。

「ありがとうございました。私たちはこれで失礼いたします」
ベッドに掛けたシーツを剥がして元通りにベッドメークを済ませた二人はシャワーで汗を流し、私たちからのプレゼントだと言って彩に袋を手渡して何事もなかったかのように去って行った。
プロフィール

ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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