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彩―隠し事 111

萌芽 -7

栞の浮気を知ったご主人は不貞を責めるどころか、抱かれて悦ぶ喘ぎ声をボイスレコーダーに記録して来いと命じたと言う。
離婚を切り出されるのではないかと怯えていた栞はその話に易々と従って課長とのSMプレイを録音し、それを再生したご主人は嫉妬と寝取られ願望を露わにして縄模様が残るほど縛り上げて恥毛まで剃ってしまったらしい。
そんな話を聞いた優子は、ご主人と課長に責められて悲しむ様子もなく二人を巧みに操って自らの性的好奇心と欲望を満足させる栞を羨ましく思ってしまった。

優子は夫の浮気を知っても直接責めることもできず、鬱々と過ごしていたが性的に奔放な処のある栞に連れて行かれたSMショークラブを切っ掛けにして健志と知り合い彩と名乗って付き合っている。
栞を中心にして互いに知らないご主人と課長との性的遊戯を聞かされてモヤモヤした気持ちを持て余した優子は彩となって前日食事をしたばかりの健志に連絡した。
健志は突然の電話を嫌がる風もなくテレフォンセックスで彩の被虐心を刺激して満足させてくれた。

今朝の目覚めは何のわだかまりもなく爽やかに迎えることが出来た。
健志としばらく会っていないために知らず知らずに溜め込んでいた性的欲求不満を解消し、課長の転勤は寂しいものの新任課長も優子に期待していると聞かされて安堵した。
清々しい気持ちでベッドを離れてルーチンワークともいえるヨガをこなし、キッチンに立って朝食の用意が出来たタイミングで、
「おはよう、コーヒーの香りで目が覚めたよ。優子も仕事をしているのに、いつもありがとう」
「どうしたの??結婚して直ぐのころに言ったでしょう。愛する人の朝食を用意しながらどんな顔で起きてくるのかと想像するのが楽しいって、今も変わってないよ」
「そうか、そんな風に言ったよな、憶えているよ……ごめん」
夫は浮気を指してなのか、ごめんと言ってコーヒーを飲み苦渋に満ちた笑みを浮かべ、それを見た優子は自分の不貞は知られていないと確信する。

「美味しい。いつものコーヒーの味だ、ありがとう……こんな時に申し訳ないけど出張とゴルフの予定が入っちゃったんだよ。今週末は部長のお供で一泊ゴルフ、土曜の朝、部長が迎えに来てくれる。来週の三連休は工場視察を兼ねて出張が入ったんだ」
「大変だけど仕事だもんね、ムリは身体と相談しながらにしてよ。私は気分転換で温泉にでも行ってこようかな」
「そうしてくれると気持ちの負担が少し軽くなる。束の間、仕事を忘れてリセットするのもいいんじゃないか」
「うん、そうする」
「ごちそうさま。先に行くよ」
「行ってらっしゃい」
浮気をしている現実を知った今でも顔も見たくないほど嫌いじゃない夫を笑顔で送り出した優子はスマホを手に取る。

「おはよう……彩の事が嫌いになった??」
「どうして??」
「電話で……恥ずかしくて言えない。ねぇ、嫌いになった??」
「なるわけがない。正直に言うとオレは夜の彩しか知らないけど、大好きだよ。昼間の彩も知りたいと思う……誤解しないでくれよ。彩の本名や住んでいる処、勤務先を知りたいというわけじゃない。セックスを離れた彩も素敵だろうなと思っているからだよ。この間も言っただろ、仕事着と言うかスーツ姿の彩は格好いいって、そう言うことだよ」
「ふ~ん、彩のすべてに惚れているんだ。そうなんだ。来週の三連休は会えるから楽しみにしている……それと、これはお願いなんだけど金曜に行ってもいい??」
「ほんとう??夕食を用意して待っているよ」
健志と二週連続で一緒に過ごせると決まったことで夫に対する感謝の念が浮かんだことに驚き、もしかすると栞よりも悪妻かもしれないと苦笑いを浮かべる。


「おはよう、栞」
「おはよう……んっ、何かいいことがあった??ウキウキしているし昨日の優子よりもきれいに見える」
「大きな声じゃ言えないけど、思いっきりオナニーをして子宮に残っていた澱みを流しちゃったの。ウフフッ、秘密だよ」
「えっ、ウソ。優子が朝一でそんな事を言うなんて、熱があるんじゃない??それとも欲求不満が昂じておかしくなったとか??」
「そうかもね……それより、課長を誘うって本当なの??」
「うん、旦那様が乱交プレイで滅茶苦茶にされるのを楽しみにしているんだもん。愛する旦那様の望みを叶えてあげるのが良き妻の務めでしょう??」
「ご主人よりも付き合いが長く、誰よりも栞の事を理解している積りの私の頭が痛くなりそう。ほどほどにね」


課長の送別会は火曜日と決まり、金曜日の仕事も無事に終わって優子と栞は顔を見合わせる。
「今日でしょう??」
「そうだよ。昨日なんか旦那様が昂奮して大変だったの。僕の栞がオモチャにされる、オマンコとアナルと口、三つの穴に汚いチンポをぶち込まれて善がり狂うんだろう。ちゃんと録音して来いよって言いながらチンポをビンビンに大きくして突きまくるの……もしかすると、オマンコが腫れているかもしれない、ウフフッ」
優子は栞の言葉に呆れ、書類に目を通している課長の如何にも紳士然とした仮面の下に隠されたもう一つの顔を想像して人間の持つ業の深さと自業自得という言葉が脳裏をよぎる。

優子も彩と名乗って不貞を働いている。
夫が浮気をしているから私もして良いということはないだろう。
健志との付き合いの報いが不幸なモノになるのか、幸せをもたらしてくれるのかは分からない。
将来は分からないけれど今は健志と過ごす時間が楽しいし待ち遠しい、何よりも健志と付き合い始めてから夫との関係にぎくしゃくしたところが無くなったような気がする。

書類から目を上げた課長は栞に向かって目配せし、それは栞以外では優子しか気付かなかっただろう。
「お先に失礼します」
優子は一礼して退社する。

彩―隠し事 110

萌芽 -6

漫画のヒロインの亜矢は夜の公園で素っ裸になって浮気相手の太腿を跨ぎ、覗き見男たちにムッチリとした身体を触られながら宙を睨むペニスに貫かれる。
痴漢達は下着ごとズボンを下ろして露わにした股間を自分の手でしごく者や亜矢の口元に突き出してオシャブリを催促する者、現実離れしたムッチムチの白い肌に先走り汁を擦りつける者までいる。
ジュルジュルッ、プニプニ……ムチュムチュ、ヌチャヌチャ……紙面を飛び出すほどのムチムチのオッパイを揉みしだかれ、壊れてしまうのではないかと不安に思うほど激しく突かれる満開の花唇からマン汁が飛び散り、浮気相手が吐き出した精液が宙を舞う。
「ウガガッ、ヒィッ~……もっと頂戴、自分の手でしごくより私の中にぶち込んだ方が気持ちいいよ。早く……」
男たちは我先に亜矢に取りつき怒張を捻じ込もうとする。
「ヒィッ~、ダメ、壊れちゃう、裂けちゃう……チンポを欲しいと言ったけど二本も同時に入れてくれと言って
ない」


「ハァハァッ……ダメ、こんなのを見ると昂奮して眠れない。自分勝手だと思われるかもしれないけど、これしかない」
誰一人聞く者のいない部屋で呟いたのは彩自身が自分に言い聞かせるためであり、シーツをめくりあげて勢いよく上半身を起こしてスマホに手を伸ばす。
一瞬の躊躇の後、健志を呼び出す。
「もしもし、迷惑だった??」
「そんな事はないよ、嬉しいよ。エロ動画でも見てアソコがヌレヌレになって眠れないか??」
「えっ??ウフフッ、昨日、食事の後で押し倒されたかったなぁ、意気地なし……エロ動画じゃないけど、昂奮して眠れないの、なんとかしてくれる??」
「クククッ、ご主人次第だけど来週には会えるんだろう??それを待てないのか??……いい事教えてあげようか」
「なに、教えて。面白くないと怒るよ」
「う~ん、怒るかもしれないな……彩の怒った顔を見たいから、それでもいいか。オレはアレをしごいてる……彩がオレを興奮させようとしてストリップで挑発するんだよ。そんな事を想像している最中だよ……怒らないでくれよ」
「怒るどころか嬉しい。大切な人が私の身体を想像してオチンポを勃起させているんでしょう??」
「そうだよ。彩は今どんな格好で何をしているか教えてくれる??」
「う~ん、どうしようかな……ウフフッ、当ててみてよ。彩の事が本当に好きなら分かるでしょう??」
「こんな電話をしてくるんだから、そうだなぁ……ハダカンボでベッドに入って、エロ動画じゃないと言ったからエロ本で想像力を膨らませてオマンコがグジュグジュになった。そしてオレのモノが欲しくなった」
「エロ漫画だけど、正解にしてあげる。すごいの、気持ち悪いほどアソコがグジュグジュ。来週まで待てない、何とかしてほしい」

「分かった。ベルトがあるだろう??布製よりも革製が好いな、持ってきなさい」
「ちょっと待ってね、クローゼットを開けるから……革製のベルトがあったけど、どうするの??」
「それを首に巻きなさい。二重にすれば丁度いいんじゃないか……よし、これで彩はオレの奴隷だよ、逆らうことは許さない。分かったね」
「イヤン、すごく昂奮する。息をするのも苦しいくらい……ハァハァッ」

「彩、目を閉じて……よし、目を開けなさい。最初に見えたものは何だった??」
「明日の出勤のために用意したハンカチだったけど、それがどうしたの??」
「彩のマンコは熱いマン汁が滾々と湧き出る泉になっているんだろう??ハンカチを押し込んでごらん」
「えっ……いやっ、そんなこと出来ないよ……」
「今の彩は気持ちいい事のためなら何でもできるだろう??周りを見てごらん、誰も見ている人はいないから恥ずかしくないだろう。エロイ彩を想像させてくれよ……ベッドに横たわっているんだろ、正常位の恰好で腰を枕に乗せなさい」
「仰向けに寝て枕を……イヤン、枕を股間に挟んでウニュニュしていたから濡れている」
「クククッ、しょうがないスケベ奥さんだな……足を宙にあげて大きく開くんだよ。グジュグジュのオマンコにハンカチを押し込みなさい」
「ウソ、いやっ、変態になった気がする……アンッ、クウゥゥ~、入った」
「入ったんだね……離れていても目を閉じると彩の姿が見える。スッポンポンでベッドに横たわった彩が腰を枕に乗せて足を上げたからマンコが宙を睨んで丸見え。ヌレヌレのオマンコを拭こうとしてハンカチを近付けたら飲み込んじゃった。ハンカチの先っちょがヒラヒラして尻尾が生えたみたいだね、可愛いよ。彩も見てごらん」
「えっ、何、なんなの、彩のオマンコに尻尾が生えちゃった。ヒラヒラしている」
「それは大変だ、彩に尻尾が生えちゃったのか、首輪を付けたワンちゃんになっちゃったね。ワンちゃんが嫌なら引き抜いちゃいなよ、思い切ってズルッと引き抜いてごらん」
「健志のワンちゃんでいたい気もするけど抜いちゃうね、音を聞いていてね……抜くよ、こわい。だめ、できない」
「よし、いいかい、オレの掛け声に合わせるんだよ……いち、にぃ~、さん、エイッ……どうだ、抜いたかい??」
「うん、抜いた。ズボッてエロイ音がして蜜を撒き散らせて内臓まで抜け出るんじゃないかと思っちゃった。もう一度、入れちゃおうかな」
「いいよ、ゆっくりやってくれよ。見えなくても想像力を働かせるから」
「入れるよ……イヤンッ、今度は何の抵抗もなくズルッて入っちゃった」
「クククッ、スケベな彩、大好きだよ。ハンカチはそのままにしておきなさい。輪ゴムはある??」
「あるけど、どうするの??」
「分かっているだろう??」

ハァハァッ息を荒げる彩は乳房を揉み、先端を摘まんで捩ったり引っ張ったりを繰り返して勃起した乳首を摘まんで輪ゴムを巻き付ける。
「アウッ、クゥッ~、痛い……痛いけど気持ちいい、オッパイの先端を輪ゴムがキュッと絞めた瞬間、子宮がキュンとなった」
「彩、オマンコをクチュクチュしていやらしい音を聞かせてくれ」
「アンッ、変態……今度会った時に彩のオナオナを見てくれるって約束したら聞かせてあげる」
「あぁ、約束するよ。彩の独りエッチを目の前で見たい、早く会いたいな」
「あぁ~ン、昂奮する。聞いてね、スケベな音を聞いてくれなきゃ嫌だよ」
スマホを股間に近付けて、挿入したままのハンチをズルッと抜き取り、濡れそぼつオマンコに指を伸ばして卑猥な音を立てる。
ヌチャヌチャ、クチュクチュ……聞こえる??彩のスケベマンコのおしゃべりが聞こえる??……あぁ、聞こえるよ。オレのチンポが今度会った時は夜も寝かせないで掻きまわすって言っているよ。聞こえるか??……ハァハァッ、聞こえる、健志のオチンポに早く会いたい、ダメッ、もうダメ、逝っちゃう、逝っちゃう、クックゥッ~……ハァハァッ……彩、すごいよ。オレのチンポが彩のマンコの声を聞くだけで満足しちゃったよ。

彩―隠し事 109

萌芽 -5 

玄関を開けてもシ~ンと静まり返って人気のない部屋の灯りを点け、BGMを兼ねて好きな曲をかけた優子はPCを開いてプロジェクトのチェックシートを確認する。
チェックシートはプロジェクト発足と同時にリーダーに指名された時に個人的に作ったもので、途中で追加したり削ったりと変更を繰り返したので最初のリストと比較すると自らの考えの変遷も確認することが出来る。
進捗状況を確認し、新任課長が着任した時に説明が簡便になるようにミニマムリストを新たに用意する。
入浴の準備をして翌日の予定を確認し、栞がお泊りした時以外は欠かすことのない起床後のヨガから始まる一日の予定を終える。

水を一杯飲み翌日の出勤準備を済ませて風呂に向かう。
温かい湯に浸かって手足を伸ばし、天井を睨んでフゥッ~と息を吐くと自然と心身ともに緊張が解れてやっと人心地が付く。

自室に戻って鏡を見ながら髪にブラシを入れると視線の端に書店袋を見つけてしまう。
女性雑誌とスイーツのレシピ本は直ぐにでも読みたいと思うものの、それを取り出すとエロ漫画も手にすることになりそうで躊躇してしまう。
ベッドに横たわり目を閉じても買ってきたばかりの本が気になり、灯りを消して真っ暗にすると鼓動までもが感じられて益々気になる。
「しょうがない、少しだけ見よう」
誰に聞かせるわけでもなく自分に言い訳して書店袋を引き寄せ、雑誌をパラパラとめくり、レシピ本の目次に目を通す。
レシピ本を手にしても袋の中に一冊残っている漫画本が気になり、ついに手に取ってしまう。

オナネタは動画よりも小説などの文字を好む優子だけに、一度手にしてしまうと雑誌とレシピ本は直ぐに机に戻し一心不乱に読みふける。
不倫関係にある男女がホテルに泊まり、散歩をしようかという男の提案で女は目を伏せ、恥ずかしそうに私は露出狂じゃないのにと言う。
男は、ほほう、ドスケベ奥さんは、露出趣味はないけど自慢のエロイ身体を見知らぬ人に見せびらかしたいのかと言い、スケスケのワンピースだけを着けさせて連れ出す。
通りを歩くうちに一人、また一人と涎を流さんばかりの男たちが二人の後をついてくる。
薄暗い公園のベンチに座った男は、ドスケベ奥さんの身体を見たいと言う男たちがついてきたぞ、サービスしてあげなさいと命じてワンピースを剥ぎ取り素っ裸にしてしまう。
遠巻きに見ていた男たちは我先にと近付き、二人の目の前に陣取って拍手をしながら、もっと激しいのを見せてくれと囃したてる。

漫画のストーリーとしては陳腐でも、栞と課長のセックスを聞かされた後でもあり優子の昂奮を呼び起こすには十分である。

「奥さん、白い肌はムチムチして美味そうだな。不倫関係らしいが名前を教えてくれないか??自己紹介してくれよ」
「亜矢です。人妻なんだけど夫が抱いてくれないからこの人に満足させてもらっているの。でもこの人は変態だから、他人に見られるセックスで悦びを感じるように調教されちゃったの」
「ふ~ん、亜矢さんって言うのか。せっかく見せてもらうのだからリクエストしてもいいかな??……最初は、オッパイを揉んで見せてくれよ……うわぁ~、ムニョムニョして触り心地が好さそうだな……次はアソコを開いてスケベマンコを開いてくれよ……スゲェ、マン汁をダラダラ垂れ流しているじゃないか」
「ほんとだな、ピンクできれいなオマンコだよ。一日中シャブっていたいと思っちゃうな」
「いやぁ~ン、はずかしい。見るだけだよ、触っちゃダメ……この人のチンポをオシャブリするところを見せてあげようか??」

漫画の主人公が亜矢と名乗ると優子は息を弾ませ、我慢の限界に達して指が自然と乳房に伸びる。
極度に誇張されたヒロイン亜矢の乳房と腰回りのムッチリ感は現実にはありえないはずなのに、見つめる優子の息は荒くなり乳房を揉みしだく手の動きが荒々しくなる。
優子が健志と不貞を働くときに名乗る名前が彩、ずっと昔、中学生だったか高校生だったか定かではない記憶の中で着替えをするところを隣家の男子に見られて息をするのも苦しくなるほど昂奮した。
恥ずかしい姿を見られたかもしれないという昂奮でドキドキして股間を濡らす経験をした。
漫画のヒロインの名前は亜矢。現実離れしたストーリーだけど、昂奮せずにいられない。
ページをめくるために指を離し、代わりに枕を股間に挟んで両足をくねらせて擦りつける。

ヒロインの亜矢は浮気相手のオチンポをしゃぶり、右手を自らの股間に伸ばしてヌチャヌチャと卑猥な音をたてて掻きまわす。
「奥さん、それじゃ不自由だろう??俺がマンコを弄ってやるよ、奥さんはフェラチオに集中しなよ」
「俺も協力するよ。亜矢さんのオッパイを揉んでやるよ、どうだ気持ちいいだろう??」
「亜矢さん……亜矢さんの手で僕のチンポをしごいてくれよ。チンポをしゃぶるのを見ていたら我慢できなくなっちゃったよ」
浮気相手のチンポを咥えて激しく顔を前後し、何本もの手に身体をまさぐられて怒張を吐き出して苦しさから逃れ、喘ぎ声が漏れそうになると浮気相手が頭を押さえてオシャブリを止めることを許してくれない。
ついに、亜矢は男のズボンを引き下ろして腿を跨いで濡れそぼつオマンコに怒張を誘導する。
「アウッ、いいの、すごい。オマンコにブットイ棒が突き刺さっている……誰のでもいい、チンポでお口を犯して、早く」

彩―隠し事 108

萌芽 -4 

栞の予約してくれた個室で昼食を摂りながら生々しい話を聞いた優子の午後は、仕事に集中しているときは忘れても、ほんの少しでも時間に余裕が出来ると栞の痴態が脳裏をよぎり、優子から彩に変身して健志に抱かれる自らの姿を想像してしまう。
フゥッ~……思わず溜息を漏らしてしまい、
「鍬田さん、大丈夫ですか??何かお疲れのようですね」と、同僚に心配される始末だった。
それでも業務に支障をきたすことなく終業時刻が近付くと栞が近付いてくる。
「優子、課長との話は一時間くらいでしょう??いつものカフェで待っているからね……課長の予定を詳しく聞いてないから教えてほしいの、いいでしょう」
「分かった、終わり次第すぐに行くから待っていて」

課長の話しは栞に聞かされて予期した通り転勤に関するものであった。
三連休後の着任で継続中の案件の引継ぎなどで来週途中までは今のままらしい。
優子がリーダーとなっているプロジェクトは新任課長も期待されているということで、進捗状況次第で優子に新たな肩書を検討していると聞かされた。
栞との関係を直接的に口にしたわけではないが、優子との親しい関係から聞いているかもしれないと感じているらしいことは話しの端々で感じられ、最後に栞とはいつまでも親しい関係を続けてほしいと言われた。

「ふ~ん、課長はそんな事を言ったんだ。フ~ン、優子の事を信頼しているんだね、私との関係を知られていると思っても平気なんだもん」
「そこは栞と私の解釈は少し違う。私にとって栞は何者にも代えがたい大切な親友。課長はそれを知っているから安心していられる、私を信用しているとすれば、それは仕事についてだよ」
待ち合わせのカフェでチョコブラウニーを頬張る栞の口元に着いた汚れを指先で拭い取り、舐めとった優子は、
「栞もそう思うでしょう??」
「うん、優子が言うんだから間違いない。信じる……来週までいるなら週末に会ってもらおうかな、誘ってみよう」
「栞、いい加減にしなさいよ」
「だって、大好きな旦那様がボイスレコーダーを再生して聞いちゃったの……私以外の男を交えて栞のストリップから初めて乱交パーティをしようか、楽しみに待っていてくれよって課長が言ったのを……それで、涎を流さんばかりに瞳をランランと輝かせて言うの。ストリップを見せて何人の男か知らないけど抱かれてこい。その様子を録音して来いって」
「大丈夫なの、栞??」
「課長は転勤するからその日が最後って録音されてなかったんだよ。それに凄いんだもん、その時の旦那様が……思い出しちゃう。チンチンが腹を打ってベチョベチョの先走り汁が垂れるんだよ……」
「栞、よしなさい。聞こえちゃうよ」
「えっ、あっ、家でもないし個室でもない。ごめん、聞かれていないよね??」
「多分、大丈夫だと思うよ」

栞と別れて駅に向かう途中、夫から帰宅が遅くなるので先に寝ていいよと連絡があった。
料理は嫌いでないものの栞を中心にしてご主人と課長との情交を聞いた後では一人っきりの食事は寂しすぎる。
こんな時こそ健志に寄り添ってもらいたいと思うけど昨日食事を共にしたばかりだし、来週末の三連休は一緒に過ごせると話した後でもあり今日は連絡することを躊躇ってしまう。
電車の車窓を走る景色は見慣れたもののはずなのに新鮮に映り、気持ちが変われば感じ方も変わると実感する。
自室のベッドで寝ている私に帰宅した夫が覆い被さるとこの身体はどんな反応をするのだろう。

肌を合わさなくなって久しいし夫が浮気をしていることは知っている。
それでも愛し、愛されて一緒になった二人だという事実は消えない。
今でも夫の事は嫌いではないし、優子も彩と名乗って成熟した女の性欲を健志相手に満足させている。
そして健志と付き合い始めると、夫の帰宅が遅くなっても、あるいは出張にかこつけて浮気相手と旅行を楽しんでいるだろうと思っても以前のようにイライラして気持ちを乱すことはなくなったし、意識することなく優しく接することが出来るようになった。
浮気する夫に対する腹いせで自分も浮気しているからということではなく、この人が一番大切だ愛している、絶対に裏切ることはないと思っても長い人生、もっと大切だと思える相手に巡り合うこともあるだろうし、これが一番、これ以外にないなどと断言するには私の一生は長すぎる。

そんな事を考えている内に自宅の最寄り駅が次だとアナウンスされて我に返る。
単身者用マンションも多いこの駅周辺は一人で暮らすにも不自由がなく、夫と疎遠になってから時々利用する焼肉屋に入る。
「いらっしゃい……いつもと同じでいいですか??」
「お願いします」
ヨガを欠かさない優子は焼肉ではカロリーを意識してミノやレバー、ハツの内臓系とタンなどとビールで腹を満たす。
美味い食事に満足すると卑猥な思いから解放されて本屋に入る。
女性雑誌とスイーツのレシピ本を手に取り、目的もなく店内を見て回るとエロ漫画コーナーで足が止まり、周囲に見知った顔がないことを確かめて凌辱系の漫画を一冊、手に持つ二冊の間に挟んでレジに向かう。

店を出た優子は頬を緩め、今の私は優子ではなく彩、エッチでスケベなもう一人の私と言葉に出さずに囁いて急ぎ足になる。

彩―隠し事 107 

萌芽 -3 

「痛くはないだろう??栞を縛りたいと思って結婚前からこの日のために練習していたんだよ」
「ハァハァッ、立っているのが辛い」
「震えているね、昂奮を抑えることが出来ないほど身体が悦んでいるんだろう。もっと早くに縛ってあげていたら浮気なんかしなかったかもしれないね。栞が浮気したのは僕のせいかもしれないな……」
穏やかに話す夫の言葉が栞の良心を抉る。
浮気したことを申し訳ないと思う反面、私への愛を語る夫に寝取られ願望がある事を疑わずにいられない。
今は夫に従うことが私の身体に巣くう性的好奇心を満たす方法だと思うし、夫が秘かに隠している、寝取られ願望を満足させる術だと思う。

「こっちを向いて栞のすべて見せておくれ」
「いや、許してください。恥ずかしい……週末の昼間、明るいリビングでこんな格好を見られるのは堪えられない」
改めてボイスレコーダーを再生した夫は、
「浮気相手にはSMルームで僕の大切なこの身体を好き放題に嬲らせたんだろう??……僕を愛しているというのは嘘なのか、それとも愛する僕には栞の本当の姿、スケベでチンポがなければ満足できない姿を見せられないのか??」
「いやっ、あなたの前でだけエッチでスケベな女になるの。ボイスレコーダーの中の私はあなたの命令に従っただけの哀れな私。本当の私じゃない」
「大切な栞に命令しなきゃいけなくなったのは誰のせいだ??キュウリやナスは買い物袋に入ったままだろう??他人のチンポを咥えて嬉し涙を流したマンコにぶち込んでやるよ。持ってきなさい」
「言葉で甚振られるだけでも濡れてきちゃう。持ってこなきゃだめですか??……分かりました、持ってきます」

キッチンで買い物袋を前にした栞は背後に夫の視線を感じても振り返ることなく、買い物袋からキュウリとナス以外を噛んで引きずり出す。
「手を縛られていると不便だろう。栞は手とオッパイを縛られている、僕は見えない縄で心を縛られてしまった……」
「ごめんなさい……キュウリとナスを運びます」
理由も言わずに夫はオリーブオイルも入れた買い物袋を咥えさせ、栞は重さに耐えて悄然としてリビングに戻る。


「ねぇ、それでどうなったの??ご主人は栞の両手を後ろ手に縛ったままでキュウリやナスで犯したの??ねぇ、栞は嬲られて気持ち善くなっちゃった??」
「落ち着いて、優子が昂奮してどうするの。昼休みってそれほど長くないんだよ」
「うん、分かった。それで、どうしたの??」
「まだ興奮している。冷静な優子らしくないけど……ウフフッ、可愛い」
面白そうに優子の顔を覗き込んだ栞は自らの興奮も冷まそうとして水を飲み、時刻を確かめて一気に話す。


リビングに戻ると後ろ手に縛ったままの栞を俯せの恰好でテーブルに押し付け、尻の割れ目にオリーブオイルを垂らす。
オリーブオイルをローション代わりにして親指をアナルに挿入し、素っ裸で後ろ手に縛られた昂奮で濡れていたバギナに捻じ込んだ中指と薬指で薄い膣壁を擦られる。
「ウックゥッ~、乱暴に甚振られるのが愛するあなただから堪えられるけど……ウググッ、壊れちゃう。いやっ、ヒィッ~……」
悦びとも悲鳴ともとれる栞の声を意に介する様子もない夫は前後の穴を蹂躙し、ヌチャヌチャ、クチャクチャッと卑猥な音を奏で始めると責めは一層きつくなる。

オモチャを届けてくれた女性に、この格好で外に出ないでくださいと言われる場面では、浮気相手だけではなくラブホのお姉さんにまで僕の大切な身体を見せつけたのかと嫉妬し、分娩台に似たSMチェアに股間を丸出しで拘束されると、こんな風にされたのかと一人掛けソファに股間丸出しの大股開きで縛られる。
目隠しをされてナスやキュウリは言うに及ばず、オリーブオイルのボトルやペーパーナイフなど挿入したモノは何かと問われて言い当てるまで出し入れされた。
最後に鋏を挿入されて金属特有の質感や冷たさに恐怖の声を漏らして許しを請うと、浮気した罰を受けているのに願い事をするのは生意気だと飾り毛を刈り取られてしまった。
鋏で無造作に刈られた虎刈りを正すことなく、そのままにするように命じられてしまう。
アナルをペニスで犯され、バギナにミニ電マを挿入されて前後の穴を同時に責められる場面では目隠しをされた栞にも夫の激しい息遣いが伝わって昂奮が絶頂に達する。

「栞、善かったのか??尻の穴に他人棒をぶち込まれてマンコをオモチャで掻きまわされても善がり狂っているのはどうしてだ??僕よりも、他人に犯されるのが気持ち善いのか??僕を愛しているというのは嘘なのか」と、苦しそうに問いかける。
浮気がばれて、他人に抱かれるところをボイスレコーダーで録音してきなさいと命じられたことを愚痴ることなく、栞が他人に寝取られたことを夫は責め、栞は責められることをオモチャや愛撫代わりにして二人の性生活は新たな悦びを見出す。

オリーブオイルを垂らして全身を撫でまわし、バギナにもアナルにもオイルを塗り込めた夫はアナルに猛り狂う怒張を捻じ込んで荒々しく出し入れする。
「ヒィッ~、すごい、壊れちゃう。お尻が裂けちゃう。クゥッ~、気持ちいい」
ギシギシとソファを揺らして責めを堪える栞の口から悲鳴にも似た悦びの声が漏れる。
「栞、尻の穴が僕のチンポを締め付ける、気持ちいいよ、痛いくらいだ。これで終わりじゃないよ、分かっているだろう??」
「ヒィッ~、分かっています。愛するあなたがいるのに他人に許してしまった私に罰を与えてください。オマンコにも何か……キュウリやナスをぶち込んでください」


「はい、時間切れ。昼休みは終わり……優子とお風呂に入った時、パイパンだったのは虎刈りが嫌だから自分で剃っちゃったの。それと、旦那様と私はこれまでよりもグンと仲良くなっちゃった。セックスの相性がピタリ、凸と凹、ボルトとナットのようにね。旦那様が凸でボルト、私は凹でナット、ピタリと嵌っちゃう」
「寝取られ願望の持ち主であるご主人と性的好奇心旺盛な奥様ってこと??」
「そうだよ……ねぇ、私ってセックス依存症かなぁ、どう思う??」
「セックスしないと夜も日も明けないって言うほど重症じゃないから依存症じゃないよ。大丈夫、私が保証する」
プロフィール

ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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