想いを巡らす 二日目 23
アナル壁を押し広げて奥深くまでメタルディルドを押し込まれる感触と、ズッシリとした重量はアナル性感を知る彩に蕩けるような快感を与えてくれる。
アウッ、イヤァ~ン・・・彩の漏らす声は健だけではなく、同性との淫猥遊びに慣れた優子と円華でさえゾクッとするほど艶めかしい。
逆光の中のコスモクロックは人が乗っているのかさえ定かではなく、十分すぎる距離は窓際で痴態を晒す彩の表情はおろか、行為さえも分るはずはないと思うと大胆な事を口走る。
「ねぇ、見られてる??スッポンポンの彩が二つの穴を嬲られて善がり狂うところを見られてるのかなぁ・・・」
「クククッ、コスモクロックに乗ってるカップルが見てるよ。見てごらん、何をしてるのかって指さしているのが見えるでしょう。どうなの??見えるでしょう??」
「うん、見える・・・彩のエッチな姿を見て興奮してるんだ。アァッ~、いぃ、気持ち良い。もっと苛めて・・・オチリに入ってるオチンボを奥まで・・・あんっ、円華も休んじゃダメ」
SとM、SはサービスのSでわがままなMを指すのは満足のMと言われるけれど今の彩は、もっともっとmoreのM。
二つの穴を嬲られる彩は羞恥と快感の狭間で身悶え、いやらしく下半身を揺るがして一層の責めを催促する。
同性とのセックスにも長け、被虐心を煽る事の得意な優子と円華は巧みな誘導で彩をセックスの深淵の縁まで追い立てる。
見つめる健は旺盛な嗜虐心を持つ二人が彩の被虐心をくすぐって責めを要求させる巧みな技に舌を巻き、嫣然と微笑む表情に股間で宙を睨むモノはピクピクと反応する。
「クククッ、彩がもっと苛めてって催促すると健のチンチンがピクピクする。健も私たちと同じで被虐心を募らせる彩を見て興奮してるようね・・・見ていてね、私たちは本気になるから・・・円華、いいわね・・・」
優子はアナルに挿入したディルドの存在を感じさせるためにゆっくり出入りさせ、バギナに指を挿入している円華は薄い膣壁を挟んでディルドと戯れるように擦る。
「あわわっ・・・イヤッ、そんな事をされたらアソコが壊れちゃう・・・ウッウッ、ヒィッ~、すごいっ」
窓枠に突いた手を握りしめて悦びの言葉を絞り出した彩は、崩れ落ちそうになる下半身を必死に支えて両足を震わせる。
Eカップの存在感を強調する二つの胸の膨らみは優子と円華、それぞれの左手がヤワヤワと揉みしだき、見るだけでは我慢できなくなった健は宙を睨んで先走り汁を滴らせる怒張に彩の右手を誘導する。
「アラアラ、良いわね、彩。オマンコを金属製のオモチャに犯されて尻の穴を円華に蹂躙される。それだけで十分なはずだけど大きなチンポを握らせてもらったのね・・・フフフッ、どうするの??掴むだけでいいの??」
「舐めてもいいの??・・・ナメナメしたい、だって彩のチンチンだもん。舐めちゃう、ウフフッ・・・アウッ、ウッ、オッパイを・・・そんな・・・」
乳房の先端を摘まんだ優子の指に力がこもり、徐々に捩じっていく。
「ウッウッ、ウググッ・・・クゥッ~、ダメ、痛い・・・だめっ、ウググッ」
「痛くて気持ち良いの??彩はスケベでエッチ、こんな事もされたかったんでしょう??・・・止めて欲しくないよね、続けて欲しいでしょう??」
「優子の命令じゃダメ。健が我慢しろって言うなら・・・クゥッ~、だめ、だめ・・・」
健の表情を確かめた優子はウインクで合図して彩に向き直る。
「クククッ・・・彩、マン汁がスゴイ事になってるよ。白く濁って粘り気が出てきた・・・ほら、見てごらん・・・ねっ、舐めても良いよ」
「アンッ、いや、いじわる・・・・ナメナメするのはオチンポなの、彩が漏らしたマン汁なんか舐めたくない」
「最後はチンチンを舐めさせてあげるし、尻の穴にも入れてもらえるように健に頼んであげる・・・ウフフッ、その時はマンコにも何かを入れてあげるよ。アナルにディルド、マンコに円華の指でも気持ち良かったでしょう??もっと良くなるよ、きっと・・・クククッ」
「アァッ~ン、そんな事・・・オチリの穴が裂けちゃわない??怖い・・・」
優子の言葉に身体の火照りを抑える事が出来ず、返す言葉は彩自身が異常と思うほど裏返ってしまう。
「彩お姉さん、その前に私と一寸お出かけしようか・・・オマンコがグジュグジュになってるでしょう??健さんのオチンポを入れてもらう前に少し冷まして来ようよ。ねっ、行こうよ・・・優子さん、二人で30分ほど散歩してきてもいいでしょう??」
円華の言葉に優子は頷き、健に向かって時間はたっぷり残っているからいいでしょうと確かめる。
「あぁ、時間内にオレ以上の幸福感や快感を彩に与えてもらえるならね。もちろん、彩が嫌でなければだけど」
「このまま可愛がってもらう方がいいけど、良いよ、分かった」
「よし、それじゃ、善は急げって言うから直ぐに行こうよ、彩お姉さん」
バッグからワンピースを取り出して彩に着せた円華は、素早くパンツとシャツを身に着けて化粧を直す事もせずにドアに向かおうとする。
「えっ、化粧をさせて・・・それに下着も、ワンピだけじゃ心細い」
「気にする事ないよ。30分ほどだし、コンビニに行くだけだから。早く、行くよ、お姉さん」
有無を言わせず彩の手を引いてドアの向こうに姿を消してしまう。
想いを巡らす 二日目 22
乳房の上下を這う縄で膨らみを強調され、素っ裸のまま窓枠に手を突いて二つの穴を弄られている。
円華の指に刺激される蜜壺は昂奮の証である熱い蜜を滴らせ、アナルは優子の操るメタルディルドに蹂躙されようとしている。
メタルディルドの冷たさやズッシリとした重さは彩にとって慣れ親しんだモノで決して嫌な感触ではない。
その時、記憶の奥に封じ込めていた想い出が蘇る。
中学生だったか、あるいは高校生の頃だったか窓から忍び込む微風の心地良さに気が緩み、レースのカーテンを引いた自室で着替えをしていると彩を見つめる隣家の男子に気付いた。
彩より2コ下でおとなしい子だと思っていたので大胆になり、視線に気付かない振りをして下着姿で挑発すると全身が熱くなり目が眩むような思いになり足が震えた。
蹲るようにして身体を隠し、違和感のある下着の中に手を差し入れると指先がグッショリ濡れて、身体の奥からこみ上げる心地良さに独り息を荒げた。
暫くの間おとなしくしていたものの得も言われぬ気持ち良さを忘れる事が出来ず、後日、男子の在室を確かめて着替えに及んだ。
初秋だったその日、クラブ活動がいつもより早く終わって帰宅した部屋は柔らかな夕日が射しこみ、背中を向けて制服を上下とも脱ぎ、ブラウスのボタンを外し終わった時はドキドキする昂奮で汗ばんだ記憶がある。
隣家の男子が覗き見しているのを確かめる勇気もなく、見られていると信じてブラジャーに掛けた指が震えてホックを外すのに苦労した。
さすがに最後の一枚を脱ぐのは躊躇し、震える指と気持ちを叱咤するために宙を睨んで息を吐き、目を閉じて一気に引き下ろした。
背中で感じる夕日は優しくて暖かく、微風が気持ち良くて思いがけず大胆な行動に出た。それは彩自身、あとで思い出すと、どうしてあんな事をしたのかと訝しく思う事だった。
肩までの髪を両手でかき上げるようにして隣家の方を向き、隠すことなく乳房も股間も男子に晒した。
その時の羞恥と快感が入り混じった感情は今思い出しても股間が濡れる。
普段は人見知りする質で目立つことを好むわけでないものの、羞恥心と快感の狭間でドキドキするスリルを忘れた事はなかった。
後日、ワンコ散歩をする彼に偶然会うと真っ赤に染めた顔を背けながら、こんにちはと恥ずかしそうに挨拶されて、またもや股間を濡らした記憶がある。
夫とのセックスは絶えて久しく、再会した健との不倫セックスの前は、こみ上げる性欲を独りエッチで満たしていた。
そんな時のオカズは小説を含む文字媒体や動画だが遠い記憶の中の、見られて昂奮する快感が蘇る事もしばしばだった。
とは言え、恥ずかしい姿を見られたいという思いを実行する勇気もなく、妄想の中で楽しんでいた。
健の視線を感じつつ、優子と円華に嬲られる今こそ、妄想の中に押し込めていた思いを発散するチャンスかもしれないともう一人の彩がそそのかす。
彩の微妙な挙動に違和感を覚える健が声をかける。
「彩、同性の二人に遊んでもらって気持ち良さそうだね。オレは見てないけど浣腸もされたんだろ??他にもしてみたい事があるだろう??どうだ??」
「いやっ、変な事を言わないで。浣腸された事を思い出すだけでも恥ずかしいんだから・・・これ以上、恥ずかしい事なんかされたくない」
「変だねぇ、彩。健さんが他にもした事があるだろうって言った時や、彩の口から浣腸って言葉が出た時、オマンコに挿入した指をクイクイって締め付けたように感じたけど、私の勘違いだったの??」
「クククッ、オマンコだけじゃない。尻の穴もヒクヒクしたよ、彩。何をしたいの??言いなさい」
ピシッ・・・優子の手が尻を打つと、彩は早々に屈服する。
「見知らぬ人に見られるか見られないかのスリルを味わいたい・・・アンッ、うそ、嘘だよ。冗談・・・」
「ウフフッ、コスモクロックに乗ってる人に見られたいんだ。彩、自分で確かめなさい」
「いや、見られたくなんかない、やめて、もう止めて・・・」
止めてと言いながら艶めかしく下半身を振り、興奮で乾いた唇に滑りを与えようとして何度も舌を這わせる。
イヤァッ~・・・目隠しを外されると悲鳴を上げ、崩れるようにしゃがみ込む。
「立ちなさい、彩。蹲っちゃ見えないでしょう、スケベな身体を見せてあげなさい」
優子と円華に支えられた彩は嫌がる風はなく、積極的とは言えないもののノロノロと立ち上がる。
伏し目がちの彩は窓の外を見ようとせず、意地悪く微笑んだ円華は髪を掴んで顔を上げさせる。
夕日の中にコスモクロックはすっぽり収まり、輪郭は分るものの人が乗っているのかどうか定かではない。
「彩は眩しくて見えないだろうけど、向こうからは良く見えるよ。もっとも素っ裸でオッパイの上下を縛られている事や表情は分らないだろうけどね」
意地の悪い声に彩の股間は一層、蜜を溢れさせる。
想いを巡らす 二日目 21
ばれない浮気は浮気じゃない。憶えといて・・・という言葉を残して優子は健のそばを離れて彩に近付いていく。
膝立ちにさせた彩に股間を押し付けた円華は、
「アンッ、うっ・・・彩、女子と遊んだことがないって嘘でしょう??・・・上手よ、気持ちいぃ。クリもクチュクチュしてね」
独りエッチで自分のオマンコを弄った事はあるものの他人のそれは弄るどころか詳しく見た事もなく、健にしてもらったクンニリングスで気持ち良かった記憶を頼りに舌を伸ばす。
目隠しされたままの彩は舌の感触に従い小陰唇を甘噛みしてブルブル震わせ、深い溝を浚うようなつもりでなぞる。
「アンッ、なに、なに??ビラビラをブルブルするなんて・・・彩お姉さんは上手すぎる。女の子と遊ぶのは初めてって言うのは嘘でしょう??絶対ウソ」
アウッ、なに、どうして、どうしたの??・・・円華の言葉で勇気づけられた彩は激しく舌と唇を躍らせ、荒い鼻息がクリトリスの周辺を刺激して円華の混乱に拍車をかける。
舌先が放尿を済ませた尿道口をつつき、クリトリスを包皮ごと吸い上げて先端に温かい息を吐きかける。
優子と円華の彩に対する初対面の印象は、清楚で貞淑な人妻で微笑んだ時の口元と恥じらいを浮かべた表情に成熟した女性らしい色気を感じさせるものだった。
男の背後に隠れるように佇みながらもスポーツに興じた事をうかがわせる身体つきと顎の辺りに意志の強さを漂わせ、いざとなれば思い切った行動をする決断力を有する事も感じていた。
その彩は元々性的好奇心が旺盛で同性との愛の交歓にも秘かな興味を抱いており、健との不倫で貞淑さをかなぐり捨てたため、今はまた円華を相手に肉欲を露わにする。
バギナで舌を躍らせる彩は念願叶った同性との秘め事と、円華に髪を掴まれて股間を押し付けられる被虐感に浸り、めくるめく歓びで意識が遠のきそうになる。
「えっ、ウッウググッ・・・優子、優子なの??アウッ・・・オッパイをそんな事されたら・・・だめッ、アンッ、気持ちいぃ」
背後から乳房を揉まれ先端を摘ままれては伸ばした舌でバギナの愛撫に専念する事も出来ず、蕩けるような気持ち良さに抗う事はせず身を任せる。
ハァハァッ・・・膝立ちの腿はフルフルと震え、縄で絞り出された乳房は揉みしだかれて歪に変形する。
僅かに漏らした尿を飲ませて後始末を彩の舌に任せた円華は、その後のクンニで身悶えたものの優子の参入で余裕を取り戻して股間に指を伸ばす。
イヤンッ・・・優子と円華、二人の責めが始まると膝立ちの姿勢が崩れ落ちそうになる。
「ダメよ、彩。しっかりしなさい・・・そうね、立ちなさい」
二人に支えられた彩はベッドから下ろされて窓際に誘導される。
後ろ手に縛られた両手を解放された感触で窓の前に立っている事を知った彩は声も出さずしゃがみ込もうとする。
「立ちなさい、しゃがんじゃダメ」
女の円華とは言え縛られた手首を掴まれては抗う事も出来ずに身体を起こされ、
窓枠に手を突いた格好で尻を突き出す。
「いやっ、嫌・・・見えちゃう、カーテンは??コスモクロックから見えちゃう・・・だめ、許して」
嫌だと言いながらも窓枠に突いた手も突き出した尻もそのままで艶めかしく身体を揺すり、目隠しされた顔だけは隠そうとするかのように伏せる。
ハァハァッ・・・息も荒く崩れ落ちそうになる身体を支える両足はフルフル震え、頬ばかりか熱があるのではないかと思わせるほど身体が朱に染まる。
円華の手が股間に伸びると、イヤンッと甘い声を漏らして逃げようとする。
ピシッ、尻を打たれると反抗は止み、円華の指は火傷するほど熱い蜜壺に入り込む。
グジュグジュ、ヌチャヌチャッ・・・いやぁ~ン・・・すごい、熱いよ、彩・・・グチョグチョッ・・・ウッウッ、ウゥゥッ~・・・指を受け入れた彩は感に堪えないとばかりに噛んだ唇の隙間から声を漏らして腰を蠢かし、円華は激しく出入りさせる指の動きに合わせて溢れ出る蜜が白濁するのを見つめる。
「ウッウッ、ウググッ・・・すごい、そんなに激しく指を動かさないで・・・ヒィッ~、壊れちゃう・・・いぃ、気持ちいぃ」
指の出入りが止むと刺激を求めて腰を突き出し、根元まで挿入した指をそのままにすると押し付けた尻を艶めかしく揺すり立てる。
金属製のディルドを持った優子はローションをアナルに塗り込める。
「アンッ、オチリが・・・ゆっくりしてね、痛くしちゃ嫌だよ」
ウッ、ハァハァッ・・・アナルへの挿入を待ちわびる彩は息を荒げ、両膝を内側に向けて尻の割れ目を開いていく。
「好い子だね、彩は。尻の穴を嬲って欲しくて堪んないんだね・・・健、健って呼んでも良いよね。彩が尻の穴を弄りやすく開こうとしたのに気付いた??」
「あぁ、見たよ。誰にも気付かれないように膝の移動で尻の割れ目を開くなんて技を知って驚いたよ」
金属特有の冷たさとずっしりとした重量感のディルドが侵入を開始する。
想いを巡らす 二日目 20
優子の指は縄に絞り出されて変形する乳房に浮き出た青い筋をなぞり、這い出た赤い舌先がしどけなく開いた唇を刷き唾液を流し込む。
ゴクッ・・・仰け反った白い喉が唾液を嚥下して蠢くさまが色っぽい。
「唾液じゃ物足りないでしょう??私を飲ませてあげる。飲んでみたいでしょう??」
二つの穴を蹂躙する円華の声が遠くに聞こえ、深い意味も考えずに聞こえた方向に顔を向けてコクンと頷いてしまう。
「アラアラ、良いの、彩、分っているんでしょうね??」
円華はズボッという音と共に指を引き抜き、再び優子と場所を替わる。
乳房の上下を左右に走る縄に指を這わせて絞り出された白い肌に浮き出る青い筋をなぞり、零れ落ちんばかりに尖り切る乳首を摘まんで力を込める。
「ウッ、ウググッ・・・痛いッ・・・痛いけど気持ちいぃ。痛痒いのがいぃの」
目隠しのせいで彩の表情は分りにくいものの、頬が歪み下唇を噛む様子に気持ち良いと言う言葉は似合わない。
「可愛い彩を見ていると苛めたくなっちゃう。小さな男の子が好きな女の子に気持ちを上手く伝えられなくて、つい意地悪をするような感じかな??ごめんね・・・」
ゴメンネと言うものの楽し気で詫びると言う表現は似合わない。
視覚を奪っているとは言え剥き出しの股間が顔を跨ぎ、位置を確かめながら腰を下ろしていく。
「アウッ、ウググッ・・・苦しい・・・そんな事をされると息が・・・ウッ・・・」
「ウフフッ、優子さんのモジャモジャ毛には敵わないけど、彩のようなツルマンじゃないからね、私は。彩の痴態を見て興奮した証がマンゲに付いてるんじゃない??変な匂いや湿り気があったらゴメンネ」
彩の口を塞ぐように股間を擦り付けた円華は楽しそうに話し掛ける。
目隠しをしたままの彩を相手に円華の企みを知る健は、興奮の印をペニスの先端に滲ませ、乾いた唇に滑りを与えるために舌を這わせる。
「アラッ、すごいことになってる・・・頂いちゃおうかな??」
彩の目隠しを確かめた優子は、健の耳元で囁きながら舌をこじ入れてゾロリと舐め上げ、熱い息を吹きかける。
唇の前で人差し指を立てて、シィッ~と合図した優子は健の股間を前にしてしゃがみ込み、隆々とそびえ立つペニスに指を添えてパクリと口に含む。
「ウッ、急にそんな事を・・・」
「えっ??なに??どうしたの??健の声でしょう??・・・どうしたの??」
「クククッ・・・知りたい??どうしようかな??」
「教えて、気になってこのままじゃ堪えられない」
「じゃぁ、自分の目で見れば・・・」
「いやぁ~、舐めちゃダメ。健のチンチンは彩のモノなの・・・舐めちゃダメ」
後ろ手に縛られた彩は目隠しを外されると同時に悲鳴に似た声をあげ、円華を押しのけて近付こうとする。
「クククッ、ダメだよ。忘れちゃダメでしょう、私のを飲みたいんでしょう??」
再び彩を跨いだ円華は腰を下ろして顔に陰毛を擦り付けて位置を探り、バギナを口の位置に押し付ける。
「彩、動いちゃダメ。口を開けて・・・」
「私を飲ませてあげる。飲んでみたいでしょう??」と言った円華の真意に気付いた彩は嫌がるどころか、朱に染めた頬が一層赤みを増して瞳は霞がかかったように焦点は合わず、おずおずと開いた口でバギナを覆う。
「クククッ、彩お姉さんは可愛い。お姉さんに浣腸した時、オシッコしちゃったから少ししか出ないけど我慢してね・・・出るよ、飲んでね」
ゴクゴクッ・・・白い喉が震えて円華が噴出させた液体を嚥下する。
「どうしますか??円華のシッコを飲んだ彩の口とキスできる、健さん・・・さん付けは面倒だから健って呼んでも好いでしょう??」
クククッ・・・優子にしゃぶられて滑りを帯び、宙を睨んだままのペニスをぶらぶらさせて彩に近付いた健は何も言わずに唇を重ねる。
ジュルジュルッ・・・ハァハァッ・・・真っ赤に燃える彩の瞳は健を見つめ、
「ごめんね、円華のシッコを口で受けちゃった・・・クチャクなかった??キスしてくれて嬉しい。大好き、彩は健が好き」
「あぁ、分かってる。オレも彩が大好きだよ・・・優子さんと円華さんはオレからのプレゼントだよ、いっぱい気持ち良くなりなさい」
「アラアラッ、仲の好い事・・・円華、私たちは彩に無視されちゃたようよ。せっかくのプレゼントなんだから、ヒィヒィ言わせてあげなきゃね」
「彩、舐めて・・・私のオシッコを美味しく飲んだでしょう??後始末を忘れちゃダメだよ」
フンッ、ウゲッ・・・チュルチュルッ、ヌチャヌチャ・・・乳房を絞り出すように縛られて両手の自由も奪われた彩は、押し付けられた恥毛が鼻をくすぐるのを我慢して滑りを舐め取っていく。
「ねぇ、円華のオシッコを飲んだ唇とキスした感想はどう??」
「彩は潔癖症だと思っていたから意外だよ」
「セックスに潔癖もきれい好きもないでしょう。パンツの中で湿って蒸れたマンコを舐めたり尻の穴を舐めたり、セックスって本能そのものだと思わない??」
優子の問いに健は、
「そうかも知れないな。理性より本能が勝るから浮気を止められない、浮気を制御するのが理性ならね」
「クククッ・・・もう一つあるよ。ばれない浮気は浮気じゃない。憶えといて」
エイプリルフール -4
対面座位でつながる男はアユの尻と腰を抱えるものの、堅い床に座ったままではクッションを利用する事も出来ず、思うように刺激を与えられない。
ハァハァッ・・・アユは男の、男はアユの荒い息遣いさえも新たな興奮の愛撫に代えて瞳を真っ赤に染める。
アンッアンッ、ウゥッ~・・・両手を健の肩に置いて身体を支えたアユは円を描くように下半身を蠢かし、自ら与えた刺激で喘ぎ声を漏らす。
男は左手をアユの背中に回し、右手で乳房を揉みしだく。
「アユの中は温かくて気持ち良い・・・オッパイはオレの手にしっとり馴染むし、いつまでもつながっていたい気持ちだよ」
「うん、私も・・・あなたのモノが温かくて身体の芯まで気持ち良くなる。ウフフッ、こうするとどんな感じ??」
両足を踏ん張るアユは男を見つめて口元を緩め、肩に置いた両手を支えに身体を上下する。
「ウッ、気持ちいぃよ・・・アユはスケベに磨きをかけていくね・・・」
「イヤンッ、そんな言い方しないで。気持ちいぃんだもん・・・アウッ、ウッウッ、子宮が・・・あなたのモノが奥まで・・・」
アウッ、アァッ~ン・・・ウッウッ、イッ、イヤァ~ン・・・間断なく喘ぎ声が漏れ始め、身体を上下する事を忘れてしがみつく。
「噛んでも良い??」
返事も聞かず、男の肩に顔を埋めたアユは歯を立てる。
グッ、ウグッ・・・心の奥に隠したアユの気持ちを思うと苦痛の声を漏らす事も我慢する。
「ごめんなさい・・・痕が付いちゃった、血が滲んでる。どうして怒らないの??」
「気持ち良くて我慢できなかったんだろ??怒れないよ」
「・・・そうね、気持ち良くて興奮しすぎちゃった」
身体が快感で満足すれば嫌な事は記憶から姿を消すかと思ったものの、快感が深くなった気の緩みに乗じて不安の元が忍び込んでくる。
両足に込めた力を抜いて男の腿に体重を預けたアユは、
「ねぇ、怒らないで聞いてくれる??」
「噛んだ事??オレに責任があるからオレから話すよ」
「優しいのね・・・聞かせて、今は素直に聞ける・・・と思う」
対面座位でつながったままアユの背中と腰に手を回した男は話し始める。
「本音をぶつけると二人の関係が壊れると思って、イライラする思いを誤魔化すために歯を立てたんだろう??思い上がりなら申し訳ないけど・・・」
「うん、多分そうだと思う・・・でも自分でもよく分からない」
「前にも言ったけど、アユの事は好きだけど一番大切だとは言えない。でもアユと一緒にいるときは、アユ以外の事は考えないし一緒に過ごす時間を大切にしたい。わがままで理不尽だと言われればそうかもしれないけど、嘘は言わなかったし、これからも言わない」
「分かってる。今日の事はちょっとした行き違いだって事も分ってる。あなたは帰るべき場所があるから付き合いは私の意思を尊重するって言われた時、私との時間を大切にするなら束縛されてこそ実感できるのにと思ったのも事実、でも信じる・・・奥さんの事を聞かせてくれる??あなたの事を好きな私にブレーキを掛けるために・・・」
好きという言葉をてらいもなく口にして、気持ちを正直にぶつけるアユを愛おしく思うと同時に申し訳ないという気持ちが込み上げる。
「ブレーキか、嬉しいような申し訳ないような、ごめんね・・・オレが三年の時に年上の妻との間に子供が出来て結婚した。オヤジから出され条件は二つ。一つは、結婚式は親の見栄で葬式は子供の見栄。結婚式を任せることと仕送りを増額するから大学を卒業する事」
「ふ~ン、幸せ??」
「あぁ、幸せだよ・・・言葉にしても詮無い事だけどアユと会う時間が違っていればオレの人生は違ったものになっていたかも分らない」
「クククッ、あなたと奥さんが会った頃の私は1歳か2歳じゃないかな??今の関係でしか、あなたと会う方法はなかったって事ね・・・ねぇ、私の事を少しでも大切に思ってくれるなら私にもわがままを言ってくれる??それでこそ対等でしょう??」
「あぁ、分かった。これからは遠慮しないよ。明日は土曜日だろ、ぶらぶら歩きたいんだけど付き合ってくれるね??」
「いいよ、付き合ってあげる。どこを歩きたいの??」
「神楽坂」
「えっ・・・ウフフッ、いじわる・・・この雑誌に気付いたんでしょう??・・・ありがとう。車じゃなく電車でね、お酒を飲んだり食事をしたり目的もなくぶらぶらしたいな・・・ねぇ、続きはベッドで、ねっ・・・」
首に手を回して身体を支えるアユを股間でつながったまま抱き上げた男は、足元の雑誌を見て口元を緩める。
「何がおかしいの??いやな男、早く・・・ベッドで気持ち良くして・・・アンッ、あなたのモノが奥まで・・・」
尻に手を添えて数歩移動すればいいベッドに向かうと足を進めるたびにペニスが子宮をつつくと顔を顰める。決して苦痛を堪えられないと表情ではなく、刺激を楽しんでいるようにも見える。
ウフフッ・・・何か思い出したか??・・・「うん、あなたの予約してくれた大阪駅につながるホテルで待ってたら軽トラで迎えに来てくれたんだよ。すごくびっくりした」
「実家にいただろう、好きな女性とデートするから車を借りるよとも言えないし・・・でも、面白がっていたじゃないか」
「おねだりしたからとは言え、大阪でデートだからしゃれた雰囲気を用意してくれるのかなと思ったら・・・ウフフッ、楽しかったよ。軽トラでデートなんて何度も出来る事じゃないもん」
ベッドに寝かせたアユと正常位でつながる男は乱れ髪を整え、可愛いよと囁いて頬を撫でると気持ち良さげに目を閉じる。
閉じた瞼に唇を合わせると、アンッ、いやッと男の琴線に触れる艶めかしい声を漏らす。
「瞼のキスが好き。私の新しい性感帯・・・ジュンって何かが滴る感じがした」
「アユの可愛い喘ぎ声がオレの気持ちを心地良くくすぐる・・・ジュンってなったのを感じた瞬間、オレのがピクピクしたのを分かった??」
「うん、分かったよ。愛されていると確信した・・・好いでしょう??二人だけの時は・・・大丈夫。すべて承知してるから・・・」
「ごめん・・・エイプリルフールメールに過剰反応しなければアユに嫌な思いをさせなかったのに、ほんとうにゴメン」
「大丈夫だって。あなたの事を好きだって確信できて良かったとさえ思ってるよ・・・アンッ、ほんとに怒るよ。チンチンが小っちゃくなっちゃった」
「ごめん・・・許してくれる??」
「許さない、これは絶対に許さない・・・私の中に入ってるのに小っちゃくなるなんて許せるはずがないでしょう」
「ごめん・・・止めようか??」
「クククッ・・・途中で止めるなんて、もっと怒るよ。舐めてあげる・・・気持ち良くなんないと明日の神楽坂が楽しくないでしょう。ねっ、ナメナメして大きくしてあげる」
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