余韻 -21
二本目のアナルスティックにローションを十分に塗し、すでに一本目を飲み込んだアナルに挿入する。
「ウッウッ、クゥッ~、イヤンッ、遊んじゃ、イヤッ……アァ~ン、気持ちいい」
「ウフフッ、栞のオチリの穴も私のようにコレを食べられるようになるかも」
赤と黒、二本のスティックを交互に弾いて栞の顔を歪めさせた優子は自らのアナルを裂けんばかりに押し広げたアナルプラグを見せつける。
「いやっ、私は優子と違う。アナルでオチンポが気持ち善くなってくれると嬉しいけど……これはイヤッ、こんなのを入れられたら間違いなく裂けちゃう」
「残念だけど、このプラグで仲間になるのは諦める……その代わりというのは変だけどスティックで遊んじゃうよ」
赤、黒と色を口にしながらアナルに挿入したスティックを交互に出し入れし、栞の口から、「アンッ、乱暴にされるのもいい、気持ち好い」と被虐心を露わにして身悶えると優子の嗜虐心に火が点く。
「親友の栞が悦んでくれると私も嬉しいし気持ち善くなっちゃう……出し入れだけじゃなく、こんな風にするとどうかな??」
二本のスティックを右手で持ってアナルを広げようとするかのようにグルグル円を描く。
「ウグッ、クゥッ~、ダメ、そんなことをされたら裂けちゃう」
「ウフフッ、痛いの??痛いのならやめるけど……栞、痛いの??」
「痛いって言うよりも気持ちいいのが本当。優子にアナルを弄られて善がるなんて恥ずかしいから言葉は……いじわる」
「可愛い、ご褒美でアナルを苛めながらオマンブーをナメナメしてあげる」
二本のアナルスティックをそのままにしてローターを二つ手に取り、グショグショに濡れそぼつオマンコに挿入する。
「栞は欲張り。前も後ろも二つの穴に二つずつオモチャを飲みこんじゃった」
「うそ、嘘でしょう??アナルにスティックを二本刺されて、オマンコにもローターを二つ入れられちゃったの??嘘でしょう??」
ローターから伸びるコードを持ち、一つずつゆっくり引っ張り出す。
ヴィ~ンヴィ~ン、カチャカチャ……引き抜かれたローターは愛液にまみれてヌラヌラと滑りを帯び、栞の顔の前で振動しながらぶつかり合う。
「舐めちゃおうかな……ウフフッ、栞の匂いと味が付いている、美味しい」
コードを摘まんでブルブル震えながら宙で妖しく踊るローターに舌を這わせて一つ口に含み、栞に視線を向けて嫣然と微笑んで二つ目も頬張る。
「クククッ、頬を膨らませた優子って玉々をおしゃぶりしているみたい。付き合っている男のオチンポと金玉をしゃぶっている気がするの??」
「変なことを言わないでよ。彼のことは好きだけど今は栞だけでいいの」
「ねぇ、優子、私も遊びたい。お尻を向けて、早く」
優子は優位を保つために仰向けに寝る栞を跨いだシックスナインの体勢になり、早々に股間に舌を伸ばす。
ヴィ~ンヴィ~ン……ウッウゥッ、アウッアワワッ……アナルが飲み込んだスティックは指で弾かれてユラユラ揺れ、股間にねじ込んだローターはくぐもった振動音を発して表情は歪み、栞の口は秘めやかな喘ぎ声を漏らす。
ピチャピチャ、ヌチャヌチャッ……優子も栞もレズビアンではないしバイセクシャルでもないと思っているが二人は何度か互いのオッパイを揉みオンナノコを舐め合ったことがある。
「今日の優子は今までと違う。これまではエッチ遊びをしても私が責めることが多かったのに……ねぇ、男の人と付き合うようになって変わったの??」
「そうかもしれない。浮気をしちゃだめだって自分に言い聞かせていたけど今はタガが外れて性的に自由になったような気がする」
「そうなんだ……ウフフッ、私が責められて嬉し涙を流すのはしょうがないけど優子のココもジュルジュルでジュクジュク。舐めちゃおう」
これまでのように恥じらいを浮かべることなく両脚を開いて顔を跨ぐ優子のオンナに指を伸ばして滴る花蜜を吸い取りペロリと舐める。
「美味しい、優子の味がする」
「恥ずかしいことを言わないで、私ももう一度栞を味わっちゃう」
ジュルジュル、ズズズッ……プファッ~……花蜜を溢れさせる泉に吸い付いた優子は音を立てて啜り、口の周囲に滑りをまとったまま振り返って栞を見つめる。
「クククッ、いやらしい」
元々、性的に奔放なところがあった栞に対して清楚で知的な雰囲気を漂わせる優子が夫の浮気を切っ掛けにして男と付き合うようになり、心と身体の奥底に隠れていた優子の化身である彩が性的好奇心を露わにする。
仰向けに横たわる栞を跨いで互いのオンナノコを舐め合う体位から横になり、側位の格好で舐め合い指は背後に回ってアナルを刺激する。
優子はアナルに挿入したままのスティックを弄り、栞はオマンコから滴る蜜をローション代わりにして指を挿入する。
余韻 -20
ジュルジュル、ヌチャヌチャッ、優子の顔を跨いで突き出した股間はツボを心得た同性に舐められて憚りのない悦びの音を奏でる。
「アンッ、いやっ、ウッウッ、クゥッ~……もう止められない、最期まで……アンッ、優子と……ねっ」
「うん、このままじゃ私も満足できないし、眠れない。ベッドに行こうか……」
栞はバッグを持って勝手知ったる寝室に向かい、優子はアナルを凌辱したアナルプラグとバイブ、電マを両手に持って続く。
「気になるから下着を外すね」
カチッ、カチッ……プラチナチェーン下着の鍵を外した優子は栞が着けているゴールドチェーン下着を外してベッドに並べる。
「優子は仕事中もこれを着けていたの??」
「そうだよ、悪い??」
「えっ、悪くはないけど……優子が何を穿こうが仕事に支障を来すことがなければ会社も私も文句は言わない。クククッ、私って優子が思っている以上に仕事を大切にしているでしょう」
「そうだね、そして私は栞が思っている以上にエッチでセックス好きなエロい女。クククッ、そんな栞に無理強いするのは申し訳ないからもう寝ようか」
「いじわる……多分だけど、旦那様次第でコートを着る季節になれば、なんていうのかなぁ、そう、緊縛モノのAVに出演するかもしれない。旦那様は特定の人たちに私を抱かせるよりも見知らぬ男たちが責め嬲られる私を見てオチンポを興奮させることに興味を持ったらしい」
「応援するとは言い難いけど、頑張ってね。何があっても、何をしても私は栞の味方だから……ねぇ、ベッドで横になってみて」
一糸まとわぬ栞は気を許せる相手を前にして自然な恰好でベッドに横たわり、手足にも表情にも緊張を感じさせず静かに目を閉じる。
優子の両手は身体のラインを確かめるように栞の肩から太腿までなぞり、
「栞が羨ましい、ほんとにスタイルがいいよね。何を食べても、どれほどセックスしても体型を維持できる……気のせいかもしれないけど、ここは少し変わったような気がする」
優子の指が左胸の膨らみの先端を摘まみ、左側の乳輪を舌先がグルリとなぞる。
「アンッ、気持ちいい……乳首が変わっちゃっているの??佐藤錦がアメリカンチェリーになっているの??」
「正直に言うけど気にしないでね。うちに来てすぐに見た時は気にならなかったけど今は乳輪がプックリ膨らんでいるような気がするし、少し大きくなったような気がする。乳首もね……」
「大きいって面積が広くなったって言うこと??……やっぱり……この間、旦那様に言われちゃった。僕以外の男性にオッパイを揉まれたり吸われたりしたから乳輪が大きくなって興奮するとプックリ膨らむし乳首もアメリカンチェリーのように大きくなって色も濃くなったって。あぁ~あ、嫌だなぁ~」
「気にしないでねって言ったのに、変じゃないよ。普通にしていればこれまで通りで、性的に興奮した時にエロっぽく変化するんだから好いんじゃないの」
「そうか、そうだよね。普段は淑女でセックスの時は身体ごと娼婦に変化する。女の理想だよね、ウフフッ……マンチャンに変化がないか確かめっこしようよ。優子だってセフレとエロイことをしているんでしょう??」
膝立ちで見つめる優子の視線が眩しく羞恥を覚える栞は再び瞳を閉じて顔を背ける。
同性の優子が見ても惚れ惚れする栞の肌に伸ばした舌を胸から下腹部に這わせ、両手の指先で太腿の外側をサワサワと撫でると閉じていた瞳が開いて男なら股間が震えるような艶めかしい視線を向ける。
「舐めて、女の人としたいと思わないけど優子は別。優子が相手ならいつでも、どこでもその気になっちゃう」
「いいわよ、気持ち善くしてあげる。オチリも弄っちゃうよ、私の恥ずかしい姿を見た罰だよ」
栞の両脚を開いて二つの穴を交互に見つめる。
「オマンブーもアナルも恥ずかしそうにヒクヒクして可愛い。オチリの穴を舐めちゃおうかな」
ニュルニュル、ジュルジュル……優子の愛撫が舐めるだけで終わるわけもなく、バッグから取り出したアナルスティックを突き入れる。
「アンッ、何をしたの??アナルがムズムズする。えっ、まさか??イヤッ、怖い、違うよね??」
「私のオチリを押し広げたプラグを捻じ込んだりしないよ。栞のアナルが裂けちゃったら困るでしょう……栞はこれを咥えているの」
アナルに突き入れた赤いアナルスティックの色違いで黒いスティックを栞の目の前でプルプルさせる。
「これも入れてあげる。美味しそうでしょう、召し上がれ」
余韻 -19
「優子の白い肌は変幻自在に変化する。昼間は清楚で上品、その上いかにもできる女という雰囲気を醸し出す。夜の優子は違う、白い肌はしっとりと滑りを帯びてチンポ好きな私でさえも引き寄せられるエロイ女……正直に答えないとお尻が裂けちゃうまで苛めるよ、分かったわね」
「アンッ、痛い、オチリを苛めないで、おねがい……栞に隠し事はあったけど正直に話したよ。ほかに秘密は持っていないから何でも聞かれたことに答える」
「約束したよ……付き合っている人ってどんな人なの??」
「立ったまま抱きしめられると私はおチビちゃんだから髪の毛が顎に触れるかどうかってくらい身長差があるの。ウフフッ、私の身体がすっぽり包まれて安心できる」
「ふ~ん、そうなんだ……今の優子はその人を想い出して幸せそうだった」
「ほんと、そんなに幸せそうに見えた??」
「えっ、うん。正直に言うと優子はペンライトを消しちゃったでしょう、真っ暗で何も見えないけどたぶんそうなんだろうなって、クククッ」
「そうか、そうだよね。真っ暗じゃ何も見えないよね、ウフフッ……アンッ、笑ったらお尻が痛くなっちゃった」
「忘れていた。ローションの効果が残っている内に抜かないと裂けちゃうかもしれない。お尻をこっちに向けて……ペンライトを貸して」
ペンライトで照らすとアナルプラグに押し広げられた窄まりの周囲の皮膚が伸びて、裂けちゃうという優子の不安が言葉だけとは思えない。
「抜くからね」
皮膚とプラグの隙間に新たなローションを垂らし、摘まんだ指に力を込めるとズボッと音を立てて抜け出る。
「ウワァ~、すごい。今更だけどこんなのを尻の穴に飲み込んでいたんだ……すごいっ、金属製でずっしりと重いし太さも、ゴクッ、これを使っていつもオナニーしていたの??」
「いつもじゃないよ。時々使っていたけど、いつもじゃないって信じて。嘘じゃないよ、ほんとだよ、信じて」
「ウフフッ、信じるわよ。ねぇ、優子のお尻の穴がどうなっているか知っている??ポッカリ穴が開いて閉じることを忘れているよ。優子の業の深さを現しているみたい……」
「オチリの穴が開いたままなの??そんなの嫌だ、栞、なんとかしてよ」
「息を吹きかけるとどうだろう??……フゥッ~、フゥッ~」
「イヤァ~ン、遊んじゃイヤッ。私の身体はオモチャじゃない」
「じゃぁ、周囲を撫でてあげる……フフフッ、ヒクヒクしながら閉じたよ。そうだ、力を入れてごらん。下腹部に力を込めるの、出来るでしょう」
「ウッ、ウゥッ~ン……これでいい??」
「クククッ、閉じた尻の穴からローションがニュルッと出てきた。優子のアナルはいやらしい。舐めちゃおう……このローションは美味しい、優子のお尻の味も混じっているしね」
「クククッ、イヤンッ……オチリを舌でツンツンされるのって気持ちいい。栞のオマンブーをペロペロしたい」
「クククッ、オチンポにクチュクチュされるのが好きだけど優子が相手なら別……舐めて、気持ち善くして」
真っ暗な部屋でソファのひじ掛けに頭を乗せて横たわる優子をペンライトで照らすと、
「いやっ、眩しい」と同性の栞に向けたとは思えないほど艶めかしい声を漏らして顔を逸らす。
「眩しいの??目を細めて顔を逸らせる優子って仕事中のキリっとした表情と違ってエロっぽくて可愛い、ウフフッ、優子の舌で気持ち善くしてくれるでしょう??」
優子の顔を跨いだ栞は自らの手で割れ目を開いて腰を落としていく。
妖しく咲き誇る真っ赤な花はしとどに濡れそぼち、、撒き散らす芳香に誘われる優子は花蜜が溢れ出る泉に吸い付いてズズズッと音を立てて舐めとる。
「ヒィッ~、内臓まで吸い出されちゃう。もっと……もっと気持ち善くしてくれるでしょう」
蜜を吸い取られて涸れた泉に丸めた舌を挿入して出し入れを繰り返し、鼻頭が秘密のボタンに触れると両脚がブルッと震えて新たな花蜜が溢れ出る。
「私のアナルは大食いで貪欲かもしれないけど栞のオマンブーもエッチでスケベ、ダラダラ嬉し涙を流している。ウフフッ、私たちは似た者同士かもね」
優子が持つペンライトで照らした妖花はただれたように赤く染まり花蜜は内腿にまで滴る。
余韻 -18
アナルプラグの先端が窄まりに触れると優子はゴクッと唾を飲み、少しずつ押し広げて侵入を始めると顔を顰めて唇を噛み、異物の侵入が与えてくれる快感と苦痛を身体が思い出す。
徐々に太い部分に向かって挿入するとアナルは一層押し広げられて圧迫感が募り、快感だけではなく不快感も伴い、もっと奥まで挿入されて苛められたいという思いと早く出て行ってほしいという、相反する刺激にゾクゾクして身体は熱を帯び脳は冷静さを取り戻していく。
「痛くない??大丈夫??我慢できないときは言ってね。分かるわよね、優子」
「大丈夫、もう少しだから我慢するし頑張る」
「本当に大丈夫??痛いときは言ってね、すぐに止めるから」
ずっしりとした重量感と太さを持つアナルプラグは優子が愛用するオナニーグッズだと知ってか知らずにか栞の声には心配する様子が滲み出て、自分が言い出したゲームだということを忘れてしまう。
「焦らされているみたいで恥ずかしい。思い切って押し込んで……ハァハァッ」
「えっ、うん。入れるよ、覚悟してね」
「ハァハァッ、ウグッ、ウゥッ~……」
「息を吐いて、吸って、吐いて、入れるよ、ウッ……」
「ウッ、きつい、アァァ~、くる、入ってくる、ヒィッ~……ハァハァッ」
先端の細い部分から太い部分に向かって押し込むにつれてアナルの抵抗が強くなり、痛そうだとか可哀そうだからという感情を捨ててグイッと押し込むと一番太い部分とストッパーとの間の括れが抜け落ちることを防いで安定する。
「入っちゃった、クククッ、気持ちいいの??優子はこのオモチャでいつもオナニーしているんだよね、いやらしい女」
「イヤンッ、苦しいんだから笑わせないでよ。ウフフッ、他人に挿入されると羞恥心も加わっていつもよりゾクゾクする」
アナルプラグの挿入が終わるまで苦痛と羞恥で歪んでいた優子の表情から苦痛が消えて栞が見ているのも構わずに艶めかしく身悶える。
「優子、バッグを渡してくれる??それとも、バイブと電マを出してくれる??スケベな優子だから持っているでしょう??」
「人見知りする私を先導してくれる栞に感謝しているし尊敬もしているけど今日で嫌いになっちゃうかもしれない……好きにしてもいいよ、嫌いになっちゃうから」
不貞腐れたように蓮っ葉な言葉を口にする優子の表情には隠し切れない笑みが残り、バッグを受け取った栞は優子を見つめたまま手を入れてオモチャを探る。
「これがいい……クククッ、たとえ、今日限りで優子に嫌われても好奇心を抑えられない、ウフフッ」
ヴィ~ンヴィ~ン……ガリガリッ……「ヒィッ~、止めて、オチリが裂けちゃう.ウガガッ、グゥッ~、やめて、壊れちゃう。イヤァ~ン、気持ちいい」
優子の目の前でバッグから取り出したバイブのスイッチを入れて振動する様子を見せつけ、アナルプラグのストッパー部分に押し付けるとバイブの振動がプラグを通じてアナル壁と直腸に伝わり、両手は宙を掴んで固く握り身体は震えて予期せぬ刺激に顔を仰け反らす。
ヴィ~ンヴィ~ン……「ヒィッ~、だめっ、許して。恥をかいちゃう」
「クククッ、可愛い。颯爽と仕事をする優子を知る人がこんな姿を見るとなんて言うだろうね……オマメちゃんをバイブで悪戯しちゃおうかな」
栞も女、早いうちにクリトリスへの強すぎる刺激は快感よりも、苦痛に感じることを知っているので遠巻きにバイブの振動を与える。
「アァ~ン、いやっ、こんな事をされると……ウグッ、ウッウッ、我慢できなくなっちゃう」
「我慢しなくていいのよ。気持ち善くなりなさい。見ていてあげる……うわぁ~、すごい、ダラダラ嬉し涙を垂れ流している。ウフフッ、バイブをぶち込んであげるね」
ヴィ~ン、ヴィ~ン……グチャグチャ、ジュルジュルッ、ジュボジュボッ……
「アウッ、アワワッ、ぶっといバイブが入ってくる。ウグッ、ヒィッ~、そんな奥まで、イヤァ~ン」
膣口の周囲を撫でまわして十分に馴染ませたバイブを突き入れるとソファから転げ落ちんばかりに背を伸ばして顔を仰け反らせ、襲い来る快感を全身で受け止める。
「まだだよ、これはまだ序の口。電マが僕も優子を可愛がりたいって言っている」
ヴィ~ンヴィ~ン、グチャグチャ、ヌチャヌチャ、ウグッ、グゥッ~、イヤァ~ン……アナルプラグを挿入されたままの尻の穴は裂けてしまうかと思うほど窄まりの皺は伸び、花蜜を溢れさせる泉はバイブに凌辱されてクリトリスは電マに嬲られ、優子の漏らす悦びの声も混じって暗い部屋は妖しく艶めかしい空気が充満する。
余韻 -17
栞が泊まると夫に伝えると気を利かせたのか、それとも天与の機会と思ったのかは確かめようもないが外泊すると連絡があった。
優子も栞も二人だけの気安さから欲望のおもむくまま卑猥遊戯に耽る。
性的に奔放なところのある栞は転勤した課長との不倫や、いまだに結婚前から新婚当時と同じようなラブラブぶりを惚気る夫を意のままに操り彼の意志だと思わせたままAV出演を果たし、その経過まであけすけに優子に話した。
学生時代からの親友である優子を信じて愛する夫にも話さないことを打ち明けてくれる栞に隠し事をいくつも持つことに申し訳ないと思い、健志の存在や全てではないけれど性的な隠し事をいくつか話した。
灯りを消して真っ暗闇のリビングで人知れず優子と栞だけの秘密パーティは照れくささもあってゲームを装い、負けた栞に罰ゲームをさせることで優子の卑猥な思いも高まってくる。
ヌチャヌチャ、ニュルニュル……アンッ、ダメッ、イヤンッ……ギシギシ、ギシギシッ……ジュルジュルッ、ズズズッ……ウッウッ、ウゥッ~……栞が施すクンニリングスの滑り音に密やかに洩れる吐息や喘ぎ声が混じって妖しい雰囲気を醸し、耐えかねたソファがギシギシと軋み音をたてる。
「ジュルジュル、ズズズッ……美味しい。旦那様も優子のご主人もこんなことをしているって知らないよね……ウフフッ、健志さんだっけ、彼が優子にこんな女友達がいるって知ったらどう思うだろう??フフフッ」
「ウグッ、イヤンッ、男性とは違う柔らかくて繊細な動きをする舌が気持ちいい」
「あれっ、優位な立場にいるのは優子だと思っていたけど逆転しちゃったようね……もっと気持ち善くしてほしければバッグからオモチャを出しなさい。選んじゃダメよ、最初に触れたモノを掴むの、分かったわね」
栞の舌による愛撫で快感を与えられるだけではなく、抗う気持ちを舐めとられた優子はバッグの中で指先が触れたオモチャの正体を知り、栞を責めていた時とは打って変わり羞恥で頬を朱に染めて瞳は弱々しい光を宿す。
「出しなさい。最初に掴んだオモチャを出す約束でしょう」
「どうしても??……栞には見られたくない、許して」
「優子、駄々をこねないで出しなさい。クククッ、グズグズするから罰でお尻の穴に指を入れちゃうよ、クククッ」
面白そうに含み笑いした栞は膣口に舌をこじ入れて花蜜を舐めとり、両手を添えて尻の割れ目を開いて窄まりに塗り込める。
「優子、ソファに座ったままでいいから浅く座りなおして腰を突き出しなさい」
栞の言葉に随えば指が触れたオモチャを出さなくても許されるかもしれないという一心で両足を開いて浅く座りなおし、オマンコどころかアナルも丸見えになるように腰を突き出す。
「フフフッ、可愛い……優子はお尻の穴も清楚でエレガント。そんな上品で淑やかなお尻が弄ってほしくてヒクヒクしている」
「イヤッ、オチリを見ないで、恥ずかしい」
「分かった、お尻の穴弄ったり、周囲の皺の数を数えたりしないから手が触れたオモチャを出しなさい、早く」
指が触れたモノを出さなくても許されると安堵した瞬間、叱声にも似た栞の声に驚いた優子は思わず、はいと答えてオモチャを取り出してしまう。
「うそ、優子、嘘でしょう??それで遊んでいるの??」
「えっ、うぅうん……うん、恥ずかしいから見せるのが嫌だったの。内緒だよ、絶対、誰にも言わないでね」
「えっ、言わないよ。こんなことを話す相手は優子しかいないもん……旦那様にも話さないよ、安心して。でもそれとこれとは話が別、渡しなさい」
手の平の金属製アナルプラグはずっしりと重量感があり、ステンレスの冷たい感触と光沢に心を惹かれて性具であることを一瞬忘れる。
「そんなにジロジロ見ちゃイヤ、恥ずかしい……オチリを押し広げる存在感やズッシリとした重量感、温めてもいいし冷たいのもいい、誰にも見せられないイケナイ遊びをしているという背徳感がたまらないの」
夫の浮気で寂しかった優子がオモチャを使うオナニーに耽り、いつの間にか栞の知らない男と付き合い始めたのもやむを得ないだろうと思い、揶揄するような言葉を掛けずにひったくるようにしてバッグを受け取り、ローションを取り出す。
ペンライトの灯りの中でアナルプラグにローションを垂らすと優子の瞳は釘付けになって逸れることはなく、ローションをまとったプラグは妖しい輝きを増していく。
「入れてもいいけど優しく、ゆっくりね……」
窄まりを解すために入り口だけではなくアナル壁にもたっぷりのローションを塗り込み、ローションにまみれたプラグを押し付けると優子は苦しそうに顔をゆがめて唇を噛む。
「入れるよ、優子。痛いときは言ってね……大丈夫かなぁ、こんなに太くて」
「最初はゆっくりね……ウッ、ウググッ、クゥッ~、ハァハァッ、入っちゃった……きついけど、いぃ」