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依存  

―3
雅之に肩を寄せて座っていた洸希は対面する位置に場所を変え、はだけたナイトガウンに手を入れて胸の膨らみを擦る。
「本人さえ気付いていないエロイ洸希が正体を現し始めた……オレは洸希のすべて、過去も隠れている部分も全て愛するよ」
「信じる。話していない私の過去も私自身も気付いていない身体や心の奥に棲みついている私も全て受け止めてくれると信じる」
「身体や心の奥に隠れているエロイ洸希は暗い方が出やすいだろうから明かりを消すよ」
立ち上がった雅之はカーテンを引いて月明りや街の灯りを遮り、部屋の灯りも消して真っ暗な中で懐中電灯を手に取る。

……二人は息をする音や衣擦れの音を消し唾を飲む音さえ避けて静寂の中に身を置き、洸希は自らの指で胸の膨らみと股間を刺激し、雅之はそんな気配を感じようと耳をそばだてる。
ウッウッ、クゥッ~、イヤンッ……ニュルニュルッ……ついに秘めやかな吐息や滑り音が漏れ始めて性感の昂ぶりをあからさまにして真っ暗な部屋に妖しい空気が充満する。

ニュルニュルッ、ヌチャヌチャッ……アンッ、いぃ、クゥッ~ン……真っ暗闇で妖しい滑り音と艶めかしい吐息や喘ぎ声に刺激される雅之は堪える限界を超えて懐中電灯を洸希に向ける。
「イヤンッ,眩しい……意地悪されるのが分かっているのに気持ち善くなる私はバカな女」
「洸希は好い女だよ。仕事では人が羨むほど出来るから緊張もするだろう。本能に従ってリラックスする時間が必要だと思うよ。オレはそんな時間の手助けができればいいと思っているだけ、知っているだろう??」
「意地悪を続ければいいでしょう……オナニーを見て笑えば満足でしょう??…大好きな雅之に見せてあげる」

ヌチャヌチャッ…アンッ、ウッウッ、クゥッ~…左手で胸の膨らみを擦り、右手は股間に伸びて秘めやかな滑り音がもれる。
「うわぁ~、きれい……」懐中電灯が洸希の股間を照らすと滲み出た愛液が虹色に輝き雅之は感嘆の声を漏らす。
「きれい??なに??なに??私のオンナノコを照らしているでしょう??…きれいなの??」
「股間しか見えないけどマン汁が灯りを反射してキラキラしているし、やりたい、やりたいと呟くオマンコはクスミが少なく清楚でオレの琴線をビリビリ刺激する。きれいで可愛いオンナノコだよ」
「良かったね、私のオマンコちゃん。大好きな男がアナタのことをキレイで可愛くて宇宙一のオマンブ~だって褒めてくれたよ」
「クククッ…オレの心の声を感じてくれる洸希は好い女だけど話を盛るのはどうかなぁ…宇宙一のオマンコだと言うほど経験はないけど、オレにとっては宇宙で一番大切な人でありオマンコだよ。それは間違いない」
「大好きなオトコが宇宙で一番大切なオマンコだと言ってくれたんだよ。その言葉を聞くだけで嬉し涙が出ちゃう……ウッウッ、イヤァ~ン…」
胸の膨らみを擦っていた左手が股間に下りて親指を除く八本の指が割れ目の縁を擦り、二本の指がクリトリスの周辺を刺激すると割れ目がぷっくり膨らんで微かに朱を帯びる。

「アッアァ、イヤァ~ン、気持ちいぃ…ンッンッ、クゥッ~……見てる??恥かしいことをする私を見ている??」
「見ているよ。公私共に頑張りすぎる洸希が日頃のストレスから解放されて本当の自分を取り戻す姿を見ているよ」
「イヤンッ、褒められているのか揶揄われているのか分からない……アウッ、クゥッ~、たまんない、気持ちいぃの……」
割れ目の縁を擦っていた指が滲み出る愛液にまみれて妖しく蠢き、右手指が引き込まれるように泥濘に姿を消していく。
ウッウゥ~ン……中指が膣壁を擦るように悩ましく蠢き、眉間に皺を寄せて口元がしどけなく開いて甘い吐息が漏れる。
「ゴクッ……すごいよ…洸希、オレのチンコが勃起ッキ~になるほどエロイよ」
「イヤァ~ン…ハァハァッ…使ってもいい??雅之のおチンポじゃなく、オモチャで逝っちゃってもいいの??」
「オモチャに犯されて絶頂に追い込まれる洸希を見てあげるよ……絶景を見ながら飲むシャンパンは美味いだろうな、クククッ」
グラスを満たした雅之は股間に向けていた懐中電灯で洸希の全身を睨め回し、闇に紛れて満面の笑みを浮かべる。
「笑ったでしょう??か弱い女をスポットライトで照らして恥ずかしいことをさせるイヤな男……笑えばいいわよ、嫌いになってやるから」
「クククッ、オレのことが嫌いなのか…しょうがねぇな。洸希のことを忘れられないと思うけど嫌いになられちゃしょうがない」

「あぁ~ン、ダメ、指じゃ満足できない…ハァハァッ、雅之が注文したオモチャを使ってあげる……スイッチを入れて試してみようかな」
手の平に収まらないほど大きくてもワインレッドで丸みを帯びたフォルムはルームアクセサリーとして机の上に置いても違和感がなさそうで、一見しただけでは淫具と思えない。
「可愛い……えっ、すごい。こんなに吸引力があるの??雅之にクリをチュバチュバ、チュゥ~チュゥ~してもらうと気持ち善いけどこれはスゴイ。すぐに逝っちゃうかもしれない…挿入して中を刺激する方も静かでオナオナに集中できそう……使っちゃうよ、見てね」

右手の中指と薬指でクリトリスを挟んで刺激し、興奮状態にするとスイッチを入れて挿入し、クリトリスを吸引する部分を押し付けると微かな振動音と共にウーマナイザーは洸希のオンナノコで戯れる。
懐中電灯の灯りしかない中で瞳を見開き、驚いたような表情の洸希の股間は嬉し涙を滲ませて快感を露わにする。

「イヤッ…ウソ、すごい。ダメッ……ウッ、クゥッ~、アンッ、アッアッ、イヤァ~ン……ハァハァッ、恥ずかしい……身体の疼きを抑えるためなら雅之は必要ないかも……まだ、身体がビクビクしている」
「そうか…オレの部屋を残しといてよかったよ。必要ないなら帰るよ……用がある時、連絡をもらえば直ぐに来ると約束するよ」
「クククッ、拗ねた振りをする雅之も可愛い…私と別れてもいいの??」

雅之は自らの魅力を謙遜することなく自信に満ちた言葉を紡ぐ洸希に頬を緩める。












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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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