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彩―隠し事 392

性的欲望 -27

夜更けとは言え、この街のメインストリートのコンビニ近くの路地の奥で犬用首輪だけを身に着けた格好で自慢の裸身を晒し、ヌルヌルと嬉し涙を垂れ流すオマンコにローターを押し入れた紗矢は建物の隙間から顔を覗かせる月に卑猥な姿を見られる羞恥で目を閉じる。
「可愛いよ。恥ずかしそうに顔を伏せると睫毛が初心な少女が大人の女に変身する直前の可憐さを象徴し、顔を仰け反らせると白い喉がピクリと動いて男を惹きつけてやまない好い女の魅力が溢れる」
「ほんとう??少女から女になる瞬間が今日なの??」
「そうあってほしいと思うよ。紗矢ちゃんが彩とオレを選んでくれたのだからね」
「ウフフッ、ねぇ、キスして……ホテルの部屋で私を可愛がりながら、ツッゥ~って唾液を私の口に垂らしたでしょう。精液をお口で受けた時もそうだけど、唾液に男を感じたの……飲ませて」

首輪につながるリードを引いて紗矢を抱き寄せ、舌を伸ばすと紗矢も舌を宙で遊ばせてつつき合い、重ねて擦りあったり離れたりと息をすることも忘れて戯れる。
「ハァハァッ、唾液を飲みたい、早く飲ませて……」
再び抱き寄せて唇を合わせると、ウグッ、クゥッ~と喉を鳴らし、背中に両手を回してむしゃぶりつき侵入させた舌を躍らせる。
素っ裸なのを忘れたのか路地の入口を気にすることもなく獣欲に支配された紗矢は健志の唾液を啜り、押し付けられた太腿に与えられる刺激で嬉し涙が内腿を滴るのを感じる。

紗矢の願いに応じてドロッと唾液を流し込んだ健志は胸の膨らみを掴み、瞳を覗き込んだまま歪になるほど指に力を込める。
「アンッ、アソコのオモチャが……」
「どうした??」
「オッパイをギュッと掴まれると子宮がキュンとなって、オモチャが奥に入り込もうとする」
「紗矢のココは咥え込んだオトコを逃がさず、奥へ奥へと引きずり込む魔性のオマンコだな」
乳房を包み込んでいた手を股間に伸ばし、ココはと言って叩いた健志はローターのコードを摘まんで軽く引き、滑り出ないのを確かめると紗矢の手の中のコントローラーのスイッチを入れる。

ヴィ~ンヴィ~ン……ウッと声を漏らした紗矢は抗うどころか自ら乳房を揉み、閉じた唇から赤い舌をチロチロ出して新たな責めを催促しているように思わせる。「オレは意地悪だよ、知っているだろう??紗矢、シャツを着なさい」
口を尖らせて不満を露わに渋々チュニックを着け終えたタイミングで路地に入ろうとするカップルが現れる。

「あっ、ココはダメだ。先客がいる。なぁ、家まで我慢しろよ」
「出来ないって言っているでしょう。アソコがグジュグジュなのは誰のせい??」
「ゴメン、でも、公園のベンチでフランクフルトソーセージを食べようって言ったのは誰だよ」
「お腹が空いていたからしょうがないでしょう。チンポを食べたいとは言わなかったのに、お腹が空いているならコレも食べちゃいなって言ったんだよ」
若いカップルが抑えようのない性欲を満足させようとした路地の奥は、すでに紗矢と健志に占拠されて苛つき口喧嘩を始める。

「いいよ、オレたちは終わったから場所を譲るよ……紗矢、スカートを穿きなよ」
白いミニスカを受け取った紗矢は無毛の股間を晒すことも厭わず、チュニックを捲り上げる。
「ウワァ~、やっぱり剃っちゃおうよ。可愛いよ、見ただろう??」
「見たけど、何か紐のようなモノが股間から垂れていなかった??」
「おっ、彼女は目ざといね……」
紗矢の持つコントローラーを受け取った健志はズルッとローターを引き抜き、コードを摘まんでスイッチを入れる。
ヴィ~ンヴィ~ン、ローターは宙にぶら下がったまま卑猥な踊りを見せつける。
「ゴクッ、私もオモチャが欲しい。帰ったらすぐに注文しようよ」

「紗矢、足を開いて……そうだ、これでいい」
紗矢を背後から抱きかかえるようにした健志は右手にローターを持ち、無毛の股間をカップルに見せつけながら蜜を滴らせるバギナに押し込み、コントローラーをスカートに引っ掛ける。
「行こうか、二人、特に女性はチンポで掻き回してほしいのをギリギリで我慢しているようだから早く場所を空けてあげよう」
若いカップルの顔が映らないように下半身と声を記録した健志は紗矢の手を引き、路地の出口近くで振り返る。
「喘ぎ声は気をつけた方がいいと忠告しとく。周囲をビルの壁に囲まれて反響するから、可愛くて艶めかしい声がよく聞こえるよ」

ノーパンノーブラでオマンコにローターを挿入されたまま紗矢は内股で健志の陰に隠れるようにしてコンビニに入る。
入り口近くの栄養ドリンク剤売り場でユンケルローヤルを手にした健志がショッピングバスケットに入れると、
「ケンちゃんの分も忘れないでよ。これは私と彩さんの分」
同じユンケルと、チョコラBBローヤルを2本追加する。

ワインを選ぶ紗矢に身体を密着した健志はスカートに引っ掛けたコントローラーを探り、チュニック越しにスイッチを入れる。
ヴィ~ンヴィ~ン……「イヤッ、こんな処で、ダメッ、許して」
「油断するとオマンコからローターが落っこちちゃうよ。これで足りるだろう」
「アンッ、いじわる……私が支払いをするの??」
健志は自慢の笑みを浮かべ、胸の前で右手を振り、早く行きなさいと伝える。

彩―隠し事 391 

性的欲望 -26

身体は火照り、気持ちは昂り、抑えようのない欲情を持て余す紗矢は健志が差し出す下着を着け、白いミニスカートを穿いて淡いブルーストライプのシャツチュニックをザックリ羽織る。
「紗矢ちゃん、可愛いよ。そうだ、何か欲しいものがあるか聞いてきてよ」
「分かった」
その場でクルリと回って、可愛いかと問う笑顔に健志はドキッとする。

開け放ったままのコネクティングドアから隣室を覗いた紗矢が、アレッという表情で部屋に入っていき、しばらくすると戻ってくる。
「エッチが終わってバスルームでじゃれ合っている声が聞こえたよ」
「買い物に行くとメモを残しておこうか」
コンビニに行くとメモした健志は、
「紗矢ちゃん、首元が寂しいからこれを着けようか、おいで」
ホテルに来る途中の車中で彩につけられた犬の首輪を手にした健志は紗矢を呼ぶ。

「恥ずかしいから許して……」
「紗矢」
抗議は許さないよと言わんばかりに厳しい表情の健志に抗うことはできず、紗矢は近付いていく。
「ホワイトミニスカにブルーチュニック、装飾の少ないシンプルな恰好でも紗矢ちゃんは可愛いけどチョーカーを付ければどうかな……」
健志の手がチュニックの襟に触れると、アッと声を漏らし、頬を紅潮させて手を固く握り、緊張を露わにする。

犬用の首輪を巻かれると紗矢の呼吸は荒くなり、触れると火傷するのではないかと思うほど頬は紅潮し崩れそうになる膝を支えるために健志の腕を掴む。
「紗矢ちゃん、熱があるかもしれないから出かけるのは止めようか」
「イヤッ、精力剤でオチンチンに元気になってもらうんだもん」
妖しい興奮と期待を鎮める気持ちなど思いもよらない紗矢は掴んだ腕を揺すって、早くいこうと催促する。
「分かったよ、メモを残したから出かけても大丈夫だろう……紗矢ちゃんと二人で歩くのは、これが最後だろうから記録しとこうか」
ビデオカメラを手にした健志は、卑猥な妄想を膨らませる紗矢に向かって快活な笑みで応える。
「ほんとうに買い物だけなの??」
卑猥な思いを募らせる紗矢は健志の真意を測りかねて焦りにも似た感情が沸き上がる。
「ねぇ、買い物だけなの??……こんな首輪を付けられたのに」
「紗矢ちゃん次第ということにしようか……念のため、持っていこう」
紗矢に見せつけるようにローターをポケットに入れる。

「近くにコンビニがありますか??」
「右へ数分歩くとありますよ」
「ありがとう」
「お気をつけて行ってらっしゃいませ」
フロントでコンビニの場所を聞きながら、並んで立つ紗矢の尻をスカート越しに撫でても平然としている。

「クククッ、急にお尻を撫でるんだもん、びっくりしちゃった。プロポーズを受ける前の最後のお遊びの相手に健志さんを選んでよかった」
「光栄だね」
「ケンちゃんも彩さんで良かったって思っているし、私の選択は間違えていなかった……ケンちゃんの好いお嫁さんになるためにエッチな思いを封印したくなるほど可愛がってもらうんだからね」
「分かった。紗矢ちゃんが好い女になって好いお嫁さんになるように協力するよ」
夜も更けて人通りの少なくなった通りをフロントマンの言葉に従い歩みを進める健志はコンビニの看板が見えると路地に入る。
ゴクッ、何か卑猥なことをされると思うと健志の左手とつないだ右手はジットリ汗ばみ、呼吸が荒くなり突然立ち止まってしまう。
「昂奮で息をするのが苦しいし歩けない……ねぇ、おねがい」

「ケンちゃんのプロポーズを受ける前にエッチでスケベな自分にお別れをしようと思っているんだろう、ブラジャーを外しなさい。シャツを脱いで外すところを見せてくれるね」
ビデオカメラを構えた健志は紗矢の全身が映るまで一歩二歩と下がり、手を伸ばしても届かない距離になると紗矢は不安を隠せなくなり両手で胸を抱きかかえる。
「紗矢」
「誰もいないよね……脱ぎます。見てください」
震える手でチュニックを脱ぎ、抗うこともせずに外したブラジャーを持つ手で胸の膨らみを隠す紗矢の足は震え、ハァハァッと息を荒げて次の指示を待つ。
ジィッ~ジィッ~、見つめるカメラの音が紗矢の耳をくすぐる妖しい愛撫となり、ケンちゃんのことを忘れて身体も心も昂る興奮に従う。
「可愛いよ。震える紗矢を見て気付いたけどオレは自分で思っている以上に意地悪な男らしい。スカートを脱いでこれをオマンコに挿入しなさい……出来るね」

ブラジャーとチュニック、スカートを受け取った健志はローターを手渡し、声もなく頷いた紗矢は胸の膨らみを隠すことを忘れてローターを見つめる。
「下の口が大好物なモノを食べるところをカメラに見せるんだよ……それも脱いじゃった方がいいね」
淫靡な思いに支配される紗矢は健志の言葉を諾々と受け入れて抗議することもなくショーツに指を掛ける。

夜も更けたとはいえ人通りが絶えたわけではなくメインストリートを歩く人が路地を覗き込むこともあるだろうと思うと紗矢の昂奮は鎮まることがなく、ショーツも脱いで身につけるモノと言えば犬用の首輪だけで立っている自分を不思議に思いながらも身体と気持ちの火照りを冷ます術がない。
「どうすればいいの??誰かに見られると嫌だから早く命令して……何でもするって約束する、ハァハァッ」
「ローターを下の口で食べなさい……スイッチを入れるかどうかは紗矢に任せる」

膝を曲げて腰を落とした紗矢は宙に向けた瞳を瞑って左手を割れ目に添え、右手に持ったローターをジュルジュルの入り口に擦りつけて十分に馴染ませ、唇を噛んで指に力を込めるとヌルッと吸い込まれるように姿を隠す。
「アンッ、ウッ……ハァハァッ、入った。奥へ押し込んじゃおう、アンッ……」
「入り口じゃあ、落っこっちゃうかもしれないもんな。ローターの味を十分に堪能してもいいんだよ」
意地の悪い言葉をかける健志は路地の入口に誰もいないことを確かめるとグイッとリードを引く。


彩―隠し事 390

性的欲望 -25

今は臍と呼ばれ、昔は水を湛えたであろう湖の跡で休憩した男は立ち上がり、ほとんど凹凸がなく白い平原の向こうに見える草木の生えていない二つの山を目指す。

目隠しを施した紗矢の右側に添い寝した健志は気付かれないように静かに立ち上がり、左側に位置を変える。
「どうしたの??健志さんを信用しているけど目隠しされているから怖い」
「紗矢ちゃんの右側から左側に位置を変えただけだよ」
他意のないことを示すために右手で髪を撫で、そのまま頬に添えて鼻頭に唇を合わせる。

右手の人差し指と中指を男の足に見立てて水の干上がった湖の跡から平原に踏み出す。
「ウフフッ、くすぐったいけど気持ちいい。紗矢島に上陸した人がこれからどうなるのか、期待したり想像したりドキドキする」
「紗矢ちゃん、忘れていないか。男の船が入り江の奥に係留してあるんだよ」
「うん、それがどうしたの??」

双子山を目指して歩き始めた右手指は立ち止まり、小舟に見立てた左手が紗矢の股間で戯れる。
係留してある小舟が波に翻弄されて舞う木の葉のように入り江の奥で垂直にそびえる岸壁に当たったり沖に流されたりを繰り返す。
「イヤンッ、悪戯好きの船が紗矢島の急所を刺激するから島全体が地震に襲われたようにビリビリする」
紗矢の言葉を受けた健志は小舟に見立てた左手を股間で震わせる。

寄せては返す波は途絶えることなく切り立った崖に押し寄せ、男がよじ登った時のように刺激を受けて新たな湧水を滴らす。
湧水が滴り、滑りの良くなった崖にぶつかる小舟は入り江の奥へと吸い込まれるように引き寄せられる。
揺れる小舟が崖を擦る刺激で湧水は滝のように水量を増し、流れ落ちる水の勢いで襞のような岩がブルブル震え、周辺の岩もユラユラ揺れる。

「イヤンッ、ダメ、船がそんな……ダメッ……ウッ、クゥッ~」
紗矢は両足を閉じて健志の左手の動きを封じ、目隠しのせいで見えるはずがないのに健志に顔を向けて口はしどけなく開く。
「ダメだよ。島がそんな風に動くはずがないだろう。それとも止めてほしいのか??」
「いじわる……」
再びおずおずと両足を開いた紗矢は顔を天井に向けて両手を固く握り、興奮で乾いた唇に舌を這わせて滑りを与える。
「緊張しちゃダメだよ。リラックスしなきゃ」

入り江の奥は溢れ出た湧水が滝のように滴り、滝つぼには大きな渦が出来て周囲のモノを飲み込んでしまう。
襞に似た岩の奥に人知れず隠れていた洞窟があり、小舟は渦に揉まれながら吸い寄せられるように飲み込まれて姿を隠す。
洞窟の入り口は狭く、流れ込んだ渦は勢いをそのままに小舟を翻弄して壁に打ち付け、奥へ奥へと送り込む。
小舟に見立てた左手指は蜜にまみれて難なく膣口から侵入して膣壁を擦り、荒れ狂う波はオーバーハングに似たクリトリスを愛撫する。
「ウッウグッ、クゥッ~、膣壁を擦りながらクリをクチュクチュされるなんて、敏感な処を一緒に可愛がってもらうと我慢できなくなる。ウッウッ、ヒィッ~……」
「紗矢ちゃん。紗矢ちゃんの性感帯は二か所だけじゃないだろう……ここはどうだ??」

白い平原の先にある二つの山を目指して男の足に見立てた人差し指と中指が歩き始める。
ウッウッ、クゥッ~……入り江の奥の洞窟に吸い込まれた小舟は波に翻弄され続け、切り立った崖にぶつかるたびに紗矢島は地震のように揺れて歩き続ける男はフラフラする。
「おっと、地震の多い島だなぁ……」
ツルツルの地面はとめどなく続く地震のせいで足元がおぼつかず、山を登り始めた男は彼方此方つかまりながら頂上を目指す。
「アウッ、アソコは挿入された指でクチュクチュされて気持ちいいのにオッパイまでウニウニされると我慢できなくなっちゃう。もっと荒々しく、乱暴にされたい」

男は誰に言うともなく呟く。
「風が出てきたな。ここは足元がツルンツルンして滑落の危険性があるから早く頂上を目指そう」
山肌を鷲掴みする度、どこからとなくウッウッッと艶めかしい声が聞こえ、波に翻弄される小舟が洞窟で暴れると地震の揺れが激しくなり、イヤンッ、ウググッと島全体のきしみ音が聞こえる。
「揺れが激しくなってきた、何か掴むものがないかな……おっ、頂上に木があったぞ。これがいい」

「イヤンッ、うそ。右手で左のオッパイをクチュクチュして、右のオッパイをお口でチュルチュルするなんて。クゥッ~、男の人は一人のはずなのに両方の山をクチュクチュするし、オマンチョも同時に弄るなんて……ねぇ、入れて、我慢できない」
「紗矢ちゃんの希望をかなえたいけどオレはケンちゃんのように若くないからなぁ」
「こんなにムズムズさせたのは健志さんだから責任を取ってもらわないと。ナメナメ、シャブシャブするから大きくなったら入れて、おねがい。これじゃあ、眠れないもん」
「困ったなぁ……そうだ、コンビニに精力剤を買いに行こうか。紗矢ちゃんのために頑張ってみるよ」
「うん、いいよ。オチンチンがビンビンになってもらわないと眠れない」

彩―隠し事 389 

性的欲望 -24

健志と紗矢は欲望に支配されて嵐のような時間を楽しんだことを忘れたかのように一本のミネラルウォーターを分け合って静かに刻む時の中に身を置く。
「彩さんがどうしているか心配でしょう??……見てきてあげる」
一度は覗き見したいけど止めとくと言った紗矢は平静を装っても未だ冷めることなく身体の芯で燻り続ける欲情を持て余して何かをせずにいられない。

好奇心を全身に漲らせた紗矢はコネクティングドアに近付いて腰を引き、顔を突き出して隣室を覗き込む。
「ウワァ~、いやらしい……ハァハァッ、彩さんは想像以上にエッチでスケベ。覗き見する私が昂奮する」
「紗矢ちゃん、二人は始めたのか??」
「そこまではしていないけど彩さんが鏡に映したお尻の穴を見せて、それを見たケンちゃんが昂奮しているの……ゴクッ、いやっ、ケンちゃんが悦んでいる」
「どうした??」
「仰向けに寝るケンちゃんを跨いだ彩さんが……オマンチョをケンちゃんのお顔に押し付けている、ハァハァッ……ケンちゃんのオチンポが弾けそうなほどビンビン……健志さん、何を見ているの??」
息を荒げて二人の痴態を覗き見る紗矢が振り返ると、頬を緩める健志の視線が自分の後ろ姿に向けられているのに気付く。

「紗矢ちゃんは本当にスタイルが好いな。後ろ姿が最高だよ」
「後姿だけ??」
「今、見えるのは後ろ姿だよ」
「ふ~ん、そうだね……これではどう??……でも、彩さんと比べちゃ嫌だよ」
プロポーションに自信を持っている紗矢はドアを離れ、ソファに向かって歩きながらナイトウェアを肩から滑り落し、無毛の股間を晒して胸の膨らみに手を添える。
「この身体をケンちゃんは一人占めにするんだね、羨ましいよ」
「クククッ、心がこもってないけど許してあげる……私も彩さんのように色っぽくなれるかなぁ」
「なるよ。ケンちゃんを愛して、ケンちゃんに愛される幸福感が紗矢ちゃんの気持ちと身体を包むと彩と同じような好い女になるよ。オレが保証する」
「ほんとう??嬉しい。健志さんはケンちゃんのように若くないから今は許してあげる。その代り、朝になったら気持ち善くしてもらうよ」

ソファから立ち上がった健志は紗矢の額にチュッと唇を合わせ、抱え上げてベッドに向かう。
「今は可愛い女性で陽光の下で一緒に歩きたいと思うけど、近い将来に好い女になって昼も夜も一緒にいたいと思う女性になるよ」
「クククッ、私の身体で遊んだあと、オトコとオンナノコがつながっても興奮しなかったの??」
「……紗矢ちゃんはオレが思っているよりも大人の女のようだな。ケンちゃんのチンポをいっぱい食べて、吐き出させた男汁を腰の周囲にまとえば好い女になる日も近そうだ」
「ふ~ん、彩さんの色っぽい身体は咥えたオチンポと吐き出させた精液で作られているんだ。そうなんだ……もっと、いやらしいお話を聞きながら眠りたい」

何も身に着けることなく横たわる紗矢に添い寝する健志は、
「少しでいいから脚を開いてくれる」
「これでいい??何だか怖い」
「見えるから怖い。目隠しをしようか、話の世界の住人になって他の事は何も考えない……いいね」
黒い布で紗矢の視覚を奪った健志は、右手を紗矢の両脚の間で船に見立てて話し始める。

広い海を航海するにはあまりに小さい船が食料も水も尽きて二つの岬の間を漂うように近付いてくる。
船の大きさに相応しく、ただ独りの乗員である男は喉の渇きと空腹に耐えかねて目の前に見える絶壁を見つめて上陸する場所を探す。
両脚の間を船に見立てた右手が行きつ戻りつしてもツルンツルンの岩肌に覆われて上陸できる場所がなく、真っ青な空でギラギラ輝く太陽を見て首を振る。
フゥッ~、溜め息ではなく、自分を励ますために息を吐いた男は小舟を奥に向かって進めていく。
二つの半島の付け根に当たる最深部に上陸の手掛かりになる場所を見つけた男は安堵の表情を浮かべ、船端を叩いて喜びをあらわにする。
この場所のツルンツルンの岩肌はよく見ると最近まで草木が生えていたような跡があり、襞のような岩が海面から頂上近くまで続いている。
その襞を掴んで足を踏ん張り、頂上目指して登っていくと襞の奥に清水が湧きだし、乾いた喉を潤した男の手足に力がこもる。

「イヤンッ、オマンチョを開いてビラビラを弄られると気持ち善くなっちゃう。そんなことをされると眠れない……」
「紗矢ちゃん我慢しなきゃ。紗矢島にたどり着いた船乗りが助かるかどうかの瀬戸際なんだよ」
「広い海で遭難しそうだった人が紗矢島に上陸すれば助かるの??我慢する」

男は小陰唇に似た襞にしがみつくようにしてよじ登ると、オーバーハングのように張り出した突起が行く手に立ちはだかる。
岩肌に口をつけて湧きだす甘露水で喉を潤した男はフゥッ~と息を吐き、襞を掴み脚を踏ん張って乗り越える。
「アンッ、気持ちいい……吸ったり舐めたり、弄ったり、クリちゃんが悦んでいる」

垂直に立ちはだかる岩肌を登りきると草木が一本も見えないツルツルの地面が続き、目を凝らすと遠くに山が二つ見えて中間辺りに湖のようなモノがある。
湧き出る甘露水で喉を潤し、元気の戻った男は足元の地面を撫でて歩くのに支障がないかどうか確かめる。
「登り切ったこの場所はこんもりとした丘のようだから、恥丘と名付けよう」
「ウッ、イヤンッ、そんな処を押さえられるとオシッコが漏れちゃいそう」
恥丘と名付けた丘から遠くに見える双子のような山を目指して歩き始めると湖だと思った場所には一滴の水もなく窪みに過ぎないと分かり、ガッカリする。

「イヤッ、そんな処で遊ばれるとお腹が痛くなっちゃう……ウフフッ、くすぐったい」
窪みで戯れることに飽きた男は双子山を目指して歩き始める。

彩―隠し事 388

性的欲望 -23

ペニスを弄り鼠径部に舌を這わせる彩は上目遣いでケンちゃんの瞳の動きを探り、白くてムッチリと量感のある尻の動きに昂奮しているのを見て取る。
右手で陰嚢を擦り、左手で竿をヤワヤワとしごきながら腿の付け根を吸ったり甘噛みしたりしながら自慢の尻を突き上げて左右に振ると、ケンちゃんは目を見開いて昂奮で乾いた唇に舌を這わせる。
「ウフフッ、彩のオチリに満足してくれた??大きいでしょう??スタイルの好い紗矢ちゃんをお嫁さんにするんだから、たまにはおっきいオチリを見たり擦ったりするのもいいでしょう??」
「僕はスタイルが好いから紗矢を好きになった訳じゃありません。彩さんに惹かれるのも身体じゃなく…これは紗矢も感じていることですけど大人の女性の魅力って言葉しか思い浮かばないけど……彩さんの持つ全体の雰囲気が好きです」
「ありがとう。そうだ、壁を背にして座ってくれる……枕を敷いて浅く座ってくれるといいな。うん、これでいい」
枕に尻を乗せて壁を背にし、浅く座ったケンちゃんの両脚の間で肘と膝をついて蹲った彩は白くてムッチリと丸みを帯びる尻をウネウネ蠢かして欲情を刺激し、両手は腿の付け根を優しく擦る。

手を伸ばせば届くはずの白い尻は妖しく蠢き、彩の指が触れるのを待つこともなくケンちゃんの分身は宙を睨んでそそり立ち、大蛇がまとわりついたように血管が浮き出る竿はピクピクと武者震いする。
「すごい、これが若さなんだね。トラやオットセイのオチンチンをヌルヌル食品に混ぜて健志に食べさせようかなぁ……ケンちゃんはどう思う??」
「えっ、トラのチンチンって精力剤なんですか??でも、健志さんには必要ないと思います。健志さんが元気になりすぎると紗矢を取られちゃいそうで不安です」
「そうね。彩は健志が望むとき、いつでも会えるわけじゃないから、他所の女の人に惹かれても困るから今のままでいい……元気なのはケンちゃんだけでいい」

肘と膝で身体を支える彩は突き上げた尻を艶めかしく揺すり、隆々と宙を睨む竿を左手でゆっくりしごきながら右手の指先で会陰部を撫でるとアナルがヒクヒクと息をする。
「彩さん、ダメです……我慢できなくなっちゃいます」
「男の子なら我慢しなさい。女の子を満足させてこそ男でしょう」
彩の言葉でケンちゃんは唇を噛み、両手を固く握って与えられる快感を堪える。
気持ちの昂りを抑え、身体の疼きを堪えるケンちゃんの瞳は目の前で蹲り、見ているだけで羽化登仙の境地に誘ってくれる彩のうなじから腰に続く色白で肌理が細かく滑らかな肌に魅せられる。
思わず伸ばした手を引っ込めると、
「どうして??触ってくれないんだ……寂しいな」
気配で気付いた彩は左手でペニスを握ったまま右手指を陰毛に絡ませて上目遣いの瞳にわざとらしく寂しさを漂わせ、ろうたけた女の魅力を振りまく。
「ごめんなさい。触れてはいけないような気がして、つい……」
「触って、イヤじゃなければ、ねっ……」
プルンプルンと尻を振ってケンちゃんの欲情を掻き立てると、おずおずと手が伸びてうなじから肩を擦り背骨に沿って腰へと向かう。

小柄な彩の背中を這う長身のケンちゃんの手は易々と腰を擦り、ムッチリと存在感を示す尻を撫でる。
「気持ちいい……ねぇ、ピシッと打って、早く」言い終えた彩は再びプルンと尻を振る。
ピシッ……興奮と快感の絶頂近くまで駆け上がったケンちゃんは何も考えず、彩の言葉に従って尻を打つ。
「イィッ~、気持ちいい……ケンちゃんに打たれると電気が頭の天辺にまで駆け上がって頭の中に白い景色が広がる」
「彩さんと二人きりでこんなことをしているなんて夢のようです」
声を潜めて悦びを言葉にするケンちゃんを好ましく思う彩はペニスを握ったまま顔を上げて嫣然と微笑む。
「彩のオチリを見ているでしょう??」
「ごめんなさい。プルンプルンと揺れる様子にそそられます……」
「自慢のオチリを見てくれて嬉しい。ねぇ、本物のオチリと鏡の中のオチリ、ケンちゃんが好きなのはどっち??」
「本物の方が触れて温かいし……打ったりできるから好きです」
「クククッ、よ~く見てね」
両脚の間で宙を睨んでそそり立つペニスと戯れていた彩は四つん這いから猫が背伸びするような格好になって上半身を床に付け、尻を突き上げて両足をゆっくり開いていく。

「えっ、うそ。そんな処まで見せてもらえるなんて……感激です。今は鏡の中の彩さんの方が好きです。ハァハァッ……」
鏡の中の尻に見入るケンちゃんは息を荒げ、猫の背伸びのような格好で顔をベッドに付けんばかりの彩の目の前でそそり立つ怒張がビクビク震える。
「ケンちゃん、この格好だと鏡の中の自分が見えないの。そんな処って言ったけど、何が見えるの??」
「えっ、そんなこと。答えられません……お尻の穴です。彩さんの可愛いお尻の穴が見えています」
「彩のオチリの穴??穴が見えているの??恥ずかしい……オチリの穴を見せるような、はしたない女は嫌い??」
「紗矢の尻の穴をまじまじと見たことはありませんが、彩さんの尻の穴は清楚で上品、舐めたくなります」
「ウフフッ、お尻の穴は見るだけにしてアソコをナメナメしてほしいな……」

横たわるケンちゃんを跨いで塗れそぼつ花弁を唇に押し付けてプルプル揺すると舌が伸びて膣口からクリトリスまでベロリと舐める。
「クゥッ~、たまんない……」
「ウッウグッ、ウググッ……くるしい」
鋭敏になっているオンナノコはクンニリングスであっけなく昇りつめ、腿を震わせてケンちゃんの顔に崩れ落ちる。
予期せぬ刺激で小さな絶頂を迎えた彩は直ぐに体勢を立て直し、先走り汁を滴らせる亀頭に舌を這わせてパクリと口に含み、ジュルジュルと卑猥な音を立てて顔を上下する。
身体と気持ちの昂りを抑えきれない二人は互いを貪りあい、あっという間に頂上めがけて駆け上がり、身体をつなげると直ぐに絶頂を迎える。
プロフィール

ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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