囚われて-31
下着越しに指で擦り、舌を這わせる。
詩織の表情は嫌がる様子もなく心底楽しみ、ペニスを愛おしいと思っているように見える。
下着の横から指を忍ばせて感触を確かめ、大きいし熱い・・・誰に言うともなく感嘆の声を漏らして下着を引きおろし、先走り汁と唾液でヌルヌルの亀頭に指を這わす。
ハァハァッ・・・息を荒げて涎を流さんばかりの表情で撫で回し、我慢できなくなった詩織は目を細めてペニスに戦いを挑むように口を開け、そのまま喉の奥深くまで迎える。
ウググッ、グゥ~・・・自ら喉の奥深くまで迎え入れて嘔吐きたくなるような不快感が被虐感に変化し、堪えがたいほどの快感で身体が熱くなってくるのに酔いしれる。
上目遣いに男を見つめて顔を上下させ、ペニスが与えてくれる喉への刺激でうっすらと涙を浮かべる。
ジュルジュル、ジュボジュボッ・・・ウグッ、ゲェッ、ウゲゲッ・・・苦しげな声を漏らしながらも顔を上下させることを止めようとせず、涙の滲む瞳に笑みすら浮かべてフェラチオを施し続ける。
先ほどと立場が逆転し、嫉妬にかられた忍は乳首に付けたままのニップルクリップを指で弾き、新たな刺激に詩織はイヤンッと甘い喘ぎ声を漏らす。
クリップに付けた錘の重量を確かめて満足そうに頷き、背中に指を這わせて撫で下ろし尻尾のようにアナルから垂れるビーズに行きつく。
ピシッ・・・「尻尾を振って・・・可愛いワンちゃんらしく尻尾を振るのよ」
ピシッ・・・ウググッ、クゥゥ~・・・一度目は平然と受け流した尻叩きも、手の痕が残るほど打たれた二度目には声を漏らして尻を振る。
「イヤンッ、痛い・・・尻尾を振ればいいの??これで好いの??」
奥深くまで含んでいたペニスを吐き出した詩織は、目頭に滲む涙を残したまま忍に視線を移して尻を振る。
「こんな中途半端な恰好は私の趣味じゃないから靴下を脱がせてくれるかな」
シャツを身に着けたまま下着を脱いで股間を晒し、唾液と先走り汁にまみれたペニスが宙を睨んでいるのは見られた格好ではない。せめて靴下だけでも脱がせて欲しいと言う言葉に詩織と忍は顔を見合わせて笑みを浮かべる。
詩織は靴下を脱がせた足を捧げるように支え持ち、親指から順に口に含んで舌を絡めていく。
「気持ち良い??・・・忍に足指を舐められた時、すごく気持ち良かったの。こんな所を口に含まれて恥ずかしいって思いながらも、すごく嬉しかった・・・ねぇ、気持ちいぃ??」
「あぁ、気持ち良いよ。温かい口と舌の感触が伝わってゾクゾクする・・・忍が詩織の足指を口に含んだのは、こんな所まで舐められて恥ずかしいだろうって気持ちから、詩織が私の指を舐めているのはMっ気を刺激されての事だろう??忍の詩織に対する気持ちは嗜虐感、対して詩織は被虐感・・・解るだろう、詩織ワンちゃん」
「あぁ~ン、私はMっこなの??苛められたり、恥ずかしい事をされたりすると悦ぶの??そうなの??」
「ウフフッ、分かってるくせに・・・もう、気付いたでしょう??詩織はマゾ。苛められ、恥ずかしい事をされると悦ぶ女なの・・・詩織は私の可愛いペット。そうでしょう??」
「いやぁ~、そんな事を聞きたくない・・・」
「好いのよ、すぐに正直になれなくても・・・時間がかかるよね、私には分かっているから。チンチンを舐めて気持ち良くしてあげなさい」
「ハァハァッ・・・オシャブリして欲しいの??こんなに涙を流して・・・」
滲み出る先走り汁を塗り拡げてカリに舌先を伸ばす。
舌を広げて舐め上げ、鈴口を舌先dえツンツンつつく。
気持ち良さに仰け反る男を逃がすまいと腰を抱きかかえて口に含み、ズズズッと音を立てて吸引する。頬をすぼめて顔を上下し、舌を竿に絡ませて温かさや柔らかさなど手の平では与えられない優しさで包み込む。
「ウッ、くぅ~・・・急にフェラチオが上手になったような気がする。堪んないよ、気持ちいぃ・・・上手だよ」
男の褒め言葉に詩織は頬を朱に染めて吸引を激しくし、忍は新たなローションを垂らしてアナルビーズを押し込んでいく。
二粒挿入しては一粒引き抜き、三粒挿入すれば二粒引き抜く。
「ウググッ、クゥ~・・・イヤッ、そんなこと・・・入れるだけにして・・・」
ヴィ~ンヴィ~ン・・・ヌチャヌチャ、グチャグチャ・・・バギナに挿入されたバイブは抜け落ちる事なく振動を繰り返して滴る蜜がヌチャヌチャと卑猥な音を立て、アナルに出入りを繰り返すビーズもローションにまみれて淫靡に光る。
下半身を妖しく蠢かして腰を振り、ジュボジュボと音を立ててペニスを吸いたてる詩織の動きが激しさを増し、咥えられている男は詩織の頭を掴んで腰を突き上げる。
「ウッ、ウググッ・・・出すよ、口で受けろ」
ウッ、グッグゥッ・・・詩織は男の腰を抱き、背中を丸めて迸りを喉の奥で受け止める。
囚われて-32
涙を浮かべて、しかし嬉しそうに表情を緩めた詩織は受け止めた迸りを飲み込まずに口を膨らませる。
ウゥッ、ウッウンッ・・・男を見上げて片目を瞑って見せ、忍に視線を移す。
「フフフンッ・・・口に貯めたものを口移しにもらってあげる。それとも、飲み込んじゃう??」
男に視線を移した詩織は意味ありげに口元を緩めてゴクンッと口の中のものを嚥下する。
「ハァハァッ・・・ウフフッ、飲んじゃった。忍にはあげない・・・」
そうはさせない・・・と一言漏らした忍は、詩織の頬に手を添えて唇を合わせる。
忍の舌が口腔に押し入り、歯茎の裏や舌の周囲を舐めまわす。
ウグウグッ、ウッウゥゥ~・・・詩織は抵抗する事も出来ずになすがままに蹂躙される。
「ハァハァッ・・・精液をすべて飲み込めたと思う??確かめてみる??キスしようか・・・」
挑むような視線を向ける詩織の頬に手を添えて、優しく笑みを浮かべた忍は唇を重ねる。
先ほどとは打って変わり、ついばむように唇を合わせながら呼吸を合わせて静かなキスをする。
アフッ、フンッ、アッウゥ~・・・詩織の視線が柔和な光を帯びて背中に回した両手が切なげに蠢く。
「どう??・・・詩織は、この人の吐き出したものを独り占めできた??どうなの??」
「うんっ、だめだったみたい・・・忍の口は男の味と匂いがする。でもいいよ、忍の事が好きだから・・・可愛がってくれるんでしょう??私を啼かせてくれるんでしょう??」
階段での淫戯を終り、再びリードを引かれた詩織は犬歩きで寝室に向かう。
「ハァハァ・・・アハッ・・・ここで可愛がってくれるの??もっともっと苛められるんだね・・・可哀そうな、私。忍の事が好きだから我慢する・・・」
「どうしようかな・・・??」
四つん這いのままリードを持つ忍を見つめる詩織の表情は晴れ晴れとした笑みさえ浮かぶ。
男はナスカンに手を伸ばしてリードを外し、抱き上げてベッドに運ぶ。
「ねぇ、確かめたいんだけど、本当に詩織を抱いてないの??」
「あぁ、口の中に二度も放ったけど抱いてはいないよ」
「そうなの・・・抱いてあげて。詩織はタイプで欲しいけど、今、私が満足させるのは気が進まない。男と別れてすぐだって言うから、こちら側に引き込むのは簡単だけど、そうはしたくない・・・じっくり楽しむつもりだから」
「だってさ・・・詩織はどう??私に抱かれてみるか??」
「ふ~ん、そんな事を女に答えさせるなんて紳士じゃない・・・私は、ごくごく普通の女だったけど、昨日と今日で変わったの。あなたのせいで・・・だから、答えてあげない・・・」
素っ裸で仰向けに寝ていた詩織は、下半身を丸出しでシャツだけを身に着ける男にむしゃぶりつくように唇を合わせ、忍を見つめながら、抱いて・・・と切なげな声を漏らす。
忍が頷くのを確かめた詩織は、男を抱き寄せシャツを脱がせて裸にする。
「抱いて・・・フェラチオで満足してもらうだけじゃ私の身体は欲求不満。気持ち良くなりたい」
男は無言のまま詩織の膝の辺りから腰まで擦り、腿の付け根に息を吹きかける。
腿の外側を擦った手の平は内腿を撫でて鼠蹊部を撫で上がる。
力を入れたり緩めたり、指先や爪でなぞり手の平で撫で擦る。
バギナに挿入したままのバイブを抜き出すと、ポコッと気の抜けたような音がしてバイブを挿入していた名残りの穴が見える。
「アッアウッ、イヤァ~ン、たまんない・・舐めて、アソコを舐めて・・・焦らされてばかりだったから・・・アウッ、ンッ、そこ、そこ、もっと・・・」
鼠蹊部を上下していた指が割れ目を左右に開き、赤く濡れそぼつバギナをあからさまにする。
ンッ、ウグッ、イヤァ~ン・・・ヒィッ~・・・伏流水が滾々と湧き出る泉のようなバギナに舌が侵入して出入りを繰り返すと詩織の口から甘い吐息が漏れ始め、膣口からクリトリスに向かって舐め上げ突起を口に含んで舌先でつつくと悦びの悲鳴を上げる。
恥毛を剃り落されてツルツル滑々の恥丘に指を這わせ、包皮を突き破って尖りきったクリトリスの周囲を舌でなぞる。
詩織の手が男の頭を掴み、腰を突き上げてより強い刺激を求めようと焦る。
「もっと・・・もっと強く、無茶苦茶にして・・・ウッ、そこ、そこっ、ヒィッ~・・・いいの」
クリトリスの先端を舌がつつくと頭に添えた手から力が抜け、足を踏ん張って上へ逃げようとする。
男は詩織の腰を抱いて動きを封じ、クリトリスへの刺激を続ける。
舌でつついたり、口に含んで温かい息を吹きかけたりするうちに詩織の逃げようとする動きがなくなり、男の手が乳房に伸びて乳首を摘まむ。
囚われて-33
「ウッ、クゥッ・・・クリップを付けられていたからオッパイの先がヒリヒリする」
男の手が乳房に伸びると足を突っ張り、顎を上げて仰け反るように悦びを現した詩織も、乳首を摘ままれるとニップルクリップの痕が疼き顔を顰める。
「ウフフッ・・・じゃ、お薬つけてあげる。差し入れのフランクフルトソーセージだけど、詩織ジュース味で食べたからケチャップとマスタードが残っているからね・・・どっちが良いの??」
「イヤンッ、そんなのは、お薬じゃない」
「そう、両方試したいの??分かった・・・右の乳首にケチャップ、左にはマスタードを塗ってあげる。動いちゃダメよ」
作り笑いを浮かべた忍はケチャップを乳首に塗り拡げて舐め取り、反対側の乳首にマスタードを付けて指で塗り込める。
ウグッ、ウ~ン・・・マスタードを塗り込められる乳首を見つめる詩織は眉間に皺を寄せ、苦痛とも好奇心とも取れる表情をする。
「痛くない・・・マスタードが沁みて痛いかと思ったけど平気・・・ウッ、いやぁ~ン、そんな・・・クリが気持ちいぃ」
詩織と忍の掛け合いを気にする様子もなく、男の舌はクリトリスを一時も休むことなくソフトに刺激し、リズミカルな動きに詩織の身体が同調し始める。
勃起したクリトリスを温かい口腔に含まれ、柔らかい舌に擦られて根元を舌がなぞると、そばに居る忍の腕を掴んで切なげに首を振る。
どうしたらいいの??このまま気持ち良く昇りつめてもいいのと聞かれているように感じた忍は、腕を掴む詩織の手に添えた手で髪を撫でる。
「好いのよ、気持ち良くなりなさい・・・詩織が悦ぶのは私の悦びでもあるの。見ていてあげるから安心していいのよ・・・」
男は指を割れ目の縁に添えて大きく開き、真っ赤に濡れそぼつ秘唇を覗き込む。
露にされた下腹部に感じる淫らな視線に平静ではいられないほど高ぶり、唇を半開きに陶然とする。
クリトリスへの刺激から解放された詩織は物足りなさから下半身を妖しく蠢かし、両手は乳首を摘まんでコリコリと刺激する。
男の手が恥骨を圧迫して新たな刺激を加えると詩織は一瞬顔を顰め、下半身を弛緩させてされるがままに目を閉じる。
ウゥッ~、いぃ、気持ちいぃの・・・恥丘を圧迫して恥骨に与えられる刺激はクリトリスに与えられる直接的な快感とは違い、女であることを意識させるような身体の奥深くに与えられる緩慢な快感で全身が蕩けてくるのを感じる。
男が触れる箇所は何処でもドクドクと脈打ち、忍に見つめられて吐く息を感じると胸を締め付けられるような思いに苛まれる。
「もう入れて・・・オチンチンが欲しい。嬲られてお口に出してもらったけどアソコは寂しいって言ってる・・・入れて、早くっ」
最後は哀願と願望が混じった叫び声になる。
「どうかな??使い物に成るかどうか確かめてみたら??」
「あぁ~ン、どうして??チンチンガ大きくなってない。どうしてなの??」
「悪いね。知らないわけでもないだろうが、男のモノは使用回数に限度があるんだよ」
「イヤッ、大きくする。オシャブリするの・・・」
詩織は覆いかぶさる男から這い出て股間にむしゃぶりつく。
その様子を見た忍は男に視線を送って、大きくしてあげたら・・・と、声は出さず口の動きだけで伝える。
フグフグッ、ビチャビチャ・・・大きくなってきた、もう少し・・・フンフンッ、ピチャピチャッ・・・・・
あっけにとられた表情の忍は唾液と先走り汁にまみれたペニスが詩織の口元を出入りする淫靡な様子に見入り、男は必死にしゃぶる姿に感動すらして協力しようと腰を突き上げる。
「ウッ、ウググッ、ゲボッ・・・苦しい・・・ハァハァッ・・・」
「ごめん、苦しかった??つい、突き上げちゃった・・・大きくしてくれたから、入れるね」
男は股間で噎せる詩織の脇に手を入れて仰向けに寝かせ、両足の間に入り込んで腰を抱くようにして角度を調節してペニスをゆっくりと侵入させる。
「うっうっ、アァ~ん、好いの・・・これが欲しかったの・・・」
口腔を犯されてもバギナへ侵入してくれなかったペニスをやっと受け入れた詩織は、両手を男の背中に回して抱きしめ、堪えがたい悦びを逃すまいと足を絡める。
「いぃ、気持ち良い。やっと、入れてくれた・・・」
「好いの??気持ち好くて良かったね・・・でも、妬ける・・・どんな風に好いの??教えて・・・」
男はペニスとバギナが馴染むのを待つように決して焦らず、奥まで突き入れたり、激しい出入りをしたりせずに膣壁が蠢く感触を楽しむ。
「アァ~ン、最初から激しく突かれたり体位を変化せたりするのは好きじゃないの・・・ゆっくり身体が馴染むのを待って、身体が激しい刺激を求めるまで我慢してくれるのが好いの・・・いやぁ~ン、アソコが独りでにグニュグニュする・・・」
囚われて-34
昨日の夜から焦らされ続けて口腔を犯される事はあっても、バギナに挿入される事がなかったペニスをようやく受け入れた悦びで膣壁が絡みつく。
堪えがたい快感が沸き上がり、詩織の意思に支配される事なくバギナは独自にペニスと戯れる。
「良いの??・・・詩織、ほんとに気持ち良さそうね??」
うぅ~ン・・・両足を男に絡めて満足げな笑みを浮かべる詩織は、忍に髪を撫でられて目を細める。
「うん、気持ち良い・・・別れたばかりの男は激しく動いたり体位を変化させると悦ぶと思っているような独りよがりチンコだったの・・・激しいのが欲しい時もあるけど、チンチンと一体になるだけで幸せを感じるって言う事が理解できない男だったの」
男は挿入したペニスを動かすことなく詩織の動きに任せていた。
両膝と両肘で身体を支えて体重を預けることなく、しかし、詩織が密着感で満足できるようにすることも忘れずにいた。
焦らされてブスブスと燻っていた身体に激しさは必要なく、詩織の身体は男と一体になる事で満足できるほど不完全燃焼の状態だった。
「気持ち良いよ・・・詩織のマンコが私のものを優しく包み込んでくれて気持ち良い・・・身体もくっつけると、しっくり馴染む」
「アァ~ン、いやっ・・・チンチンを動かさなくても今の言葉で濡れちゃう・・・アッ、いやぁ~ん、感じた??感じてくれた??」
「あぁ、分かったよ・・・詩織のマンコがクイックイッってなった。意識して動かしたんじゃないんだね??」
詩織はゆっくりと昇りつめていく時の身体が熱くなり宙に浮くような感覚が好きだ。
そんな時、バギナとペニスの激しすぎる接触は、どうして私の事を理解してくれないのかと冷めてくることがある。
快感が深くなり始めた時こそ、ペースを変えずにゆっくりと刺激されるのが好い。
男は腰をゆっくりと動かしながら髪を撫で、唇や瞼にキスをする。
その動きに合わせて自然と詩織の下半身が蠢いて腰を突き上げ、両手を背中に回して抱き寄せ肩に歯を立てる。
「ウッ、クゥッ~・・・いてっ」
「ごめんなさい、痛い??・・・気持ち良くて・・・」
「大丈夫だよ、もっと激しい方が良いかい??」
「うぅうん、今はこれが好い。ゆっくり昇りたいの、切ないくらいに気持ち良いって感じるのが好き・・・」
「フフフッ、詩織の唇を食べちゃおう・・・」
「アウンッ、ウフッ・・・キスして、キスが大好き・・・・・」
男の舌は追いかける詩織の舌から逃げるように鼻梁をなぞり、瞼にキスして耳をハグハグする。
「アンッ、くすぐったい・・・もっと、やって・・・」
男の視線が瞳を突きさし、見つめられる羞恥で詩織は赤面して顔を背ける。
背けた顔に忍の唇が重なる。
詩織の唇をついばみ、舌先がなぞるように一周する。
濃厚なキスを求めて唇を尖らせ、忍を追いかける。
詩織を見下ろす位置で口を尖らせて唾液を口中に集めているのを見ると、口を開けて、頂戴、忍の唾液を飲みたいのと切羽詰まったような声を出す。
ウフフッ・・・アンッ、いいよ、早く・・・ツゥゥッ~・・・細い糸のような唾液が忍と詩織の口をつなぐ。
唾液を追いかけるように忍の顔が近付き、唇を押し付ける。
アンッ、ウゥ~・・・ジュルジュルッ・・・男とのキスと違い忍の女性らしい柔らかな唇の感触に酔う詩織の下半身はウネウネと妖しく蠢き始める。
忍とのキスに夢中な詩織の腰に手を回して抱き寄せた男は、決して激しくは無いもののペニスを膣の奥深くまで突き入れる。
「ウググッ、クゥッ~・・・すごい、奥まで・・・子宮を突かれる・・・アワワッ、ウグゥゥ~・・・」
忍は詩織の手を取り、指を揉み指の股を撫でる。
「気持ち良いの??チンチンとバイブを比べるとどっちが好き??」
「いやっ、そんな事、どっちも良い・・・アウッ、あわわっ・・・奥を、子宮口をつつくの・・・」
切羽詰まった詩織の様子を見た忍が二人の下半身に視線をやると、ペニスの動きに合わせて膣口が捲りあがったり、引き込まれたりと卑猥な景色を作る。
見つめる忍に頷いて見せた男は、詩織にゆっくり出し入れするからねと声を掛ける。
腰と肩を抱いて根元まで押し込むと、詩織の口から、ウッウゥ~と甘い吐息が漏れ、腰を引くと愛液にまみれた怒張が血管を浮き上がらせて姿を現し、詩織は、アァァッ~と長く尾を引く喘ぎ声を漏らす。
結合部を見つめる忍の瞳は真っ赤に染まり、それを見た詩織は、
「私も見たい、チンチンが出入りする私のオマンコを見たい・・・犯されているアソコを見たい・・・」と声を上擦らす。
囚われて-35
男と別れたばかりで三連休の予定もなくなり一人寂しく過ごす事を覚悟していた詩織は、金曜日の退社後、食事のために立ち寄ったホテルで見知らぬ男と出会い予期するはずもない淫靡な時間を過ごす事になった。
初対面の男に好意を抱いたのだが、他人の目を意識しながら羞恥責めで胸を焦がし、SM器具が鎮座する部屋に閉じ込められて目の前で放尿させられたり、陰茎を口に含んで迸りを喉の奥深くで受け止めたりしてもバギナに挿入される事はなかった。
SMチェアに拘束されて胸や股間を隠す術もない状態で責められていたところに、両刀遣いと言う忍が参加した。
首に巻かれた犬用の首輪から伸びるリードを引かれて地下室から寝室まで犬歩きで移動し、忍から甘い責めを受けて快感が頂点に達する寸前で陰茎の侵入を受け入れた。
それは、詩織にとって待ち望んだ瞬間であり、忍に見られているのも構わずに歓喜に打ち震える。
男が詩織の腰と肩を抱いて根元まで押し込むと、詩織の口から、ウッウゥ~と甘い吐息が漏れ、腰を引くと愛液にまみれた怒張が血管を浮き上がらせて姿を現し、詩織は、アァァッ~と長く尾を引く喘ぎ声を漏らす。
結合部を見つめる忍の瞳は真っ赤に染まり、それを見た詩織は、
「私も見たい、チンチンが出入りする私のオマンコを見たい・・・犯されているアソコを見たい・・・」と声を上擦らす。
「ねぇ、可愛い詩織の頼みだよ。あなたのブットイので犯されている様子を見たいんだって・・・見せてあげて」
正常位から詩織の脚を抜いて背後に回り、左半身を下にした後側位に変化する。
「詩織、結合が浅くなって不満かもしれないけど、よく見えるはずだぞ・・・忍、スタンドミラーを用意してくれないか」
「忘れたの??スタンドミラーは下に置いたままだよ・・・待ってて、卓上ミラーを持ってくるから」
背後から詩織を抱きかかえた男は、髪の生え際から耳まで舌を這わせて息を吹きかけながら囁く。
「鏡が来るのを待てないだろう・・・手を伸ばして確かめてごらん」
男の言う通り結合は浅く、物足りなく思う詩織は片足を上げて尻を押し付け、満足の笑みを浮かべてバギナに指を伸ばす。
「アンッ、入ってる・・・チンチンが入ってる。すごい、オシッコの通り道がこんなに膨らんでる」
「クククッ、オシッコだけじゃないだろう??満足の証を子宮に向けて放出する通路にもなるんだよ。膨らんでるって事は詩織の身体に満足してるって事の証明だな・・・温かくて気持ち良いよ」
「楽しそうね、何を話してたの??・・・良いよ、気にしなくても。鏡を持ってきたからチンコを咥え込んでいるエロマンコを見なさい」
ハァハァッ、いやぁ~ン、すごい・・・後側位で背後から貫かれた詩織は両手を伸ばしてバギナに侵入するペニスに触れて息を荒げている。
鏡の中の痴態は結合が浅いために膨れ上がったペニスの裏筋がまがまがしく見えて、見つめる詩織は驚きの中で芽生える期待に胸が張り裂けそうな高まりを覚える。
「アァッ~ン、見える。すごいッ・・・ぶっといのが入ってる・・・オマンコが捲れ上がってる・・・アァ~ン、今度は巻き込みながらチンコが入っていく・・・クゥ~、来るくるっ・・・ウググッ」
ヌチャヌチャ、グチュグチュ・・・ングッ、ゴクッ・・・詩織、見ろ・・・いやぁ~ン、いいの・・・忍は卑猥な音を立てる結合部を見つめて唾を飲み、意識しないままに両手を自らの乳房に伸ばす。
「うっ、詩織を見ていると私も気持ち良くなっちゃう・・・気持ち良いの??チンチンを入れてもらうのが良いの??妬けちゃう・・・」
詩織の視線は鏡の中のペニスから乳房を揉む忍に移り、いやらしく唇に舌を這わせて注意を自らに引付け、目の動きで男とつながる股間に誘導する。
詩織は右足を跳ね上げて大きく開き、両手を大陰唇に添えて結合部を見せつける。
しどけなく開いた口から這い出た赤い舌が滑りを与え、グロスを塗ったように明かりに反射する唇に引き寄せられる忍は、そっと唇を重ねる。
「詩織は思っていたよりも、ずっといやらしい。清楚なお嬢様かと思っていたのにエロすぎ・・・でも、そんな詩織が好きだよ。見なさい・・・男を食べ尽くしてしまうオマンコを見なさい」
「いやらしい・・・私じゃないみたい。こんなスケベマンコガ私のものなの??ぶっといのが出たり入ったりすると入口が捲れたり引き込まれたり、チンチンと離れるのは嫌だって言ってるみたい・・・」
二人のやり取りを聞いていた男は身体を反らせて上半身を離し、詩織の右足を掴み股間を密着させて突き入れる。
「ウググッ、こんな・・・すごいっ・・・もっと・・・もう、どうにでもして」