会員制バー -5
前もってシャワールームで施された浣腸のせいで十分に解れていたアナルは、ローションのお陰もあって何の抵抗もなく指の侵入を許し、二度三度と出し入れを繰り返すと挿入を拒否する入口の締め付けもなくなり、険しかった奈央の表情も柔和なものに変化して艶めかしい声を漏らし始める。
「アウッ、ウッウゥッ~……オマンチョにオチンポを入れられて、お尻の穴を悪戯されると気持ちいいの。最初は優しくしてね」
奈央の身体に触れるすべての手はアナルに侵入した指に合わせてゆっくりした動きになり、バギナに突き入れた怒張も指がアナルに馴染むのを待ち、感覚が散漫にならないようにピストン運動を止めて円を描くように動かすに留める。
新たなローションを窄まりと指の境に垂らして出し入れを繰り返す。
ヌチャヌチャ、クチャクチャッ……ウッウッ、アゥックゥッ~……指は根元まで侵入したまま、ゆっくりと円を描く。
「ウッウッ、クゥッ~、変な感じ……お尻が広がっちゃう……アンッ、いやっ」
胡坐座りの健志に背後から抱きかかえられた彩は、オナニーと剃毛ショーで男たちの欲情をそそり、今は仰向けで四肢を拘束されて奈央のパートナーとママに遊ばれる沙耶を見つめて股間を濡らし、奈央に群がる八人の男たちが十六本の手で全身を撫でまわし、ついに騎乗位でつながりアナルを指で陵辱される光景に息を呑む。
人目もはばからず胸の膨らみを揉まれても抗う気配を見せることなく、健志の手に自らの手を添えて呆けたように淫靡な光景に視線を向ける。
奈央を愛撫する男の一人がチラチラと彩に視線を送り、奈央に惹かれながらも新しい獲物の登場を待ちわびるように胸を揉む健志の手に意識を向ける。
「彩、セーターを脱いじゃおうか??」
「えっ……ほかの人に触られたりしない??」
「大丈夫だよ。この店のルールは何があっても女性優先、女性が嫌がる事をする人はいないよ。彩が嫌がることはできないしオレが守る」
店内を覆う卑猥な空気の中、予想もしていなかった流れの中でハダカンボにされた奈央と沙耶を見て居心地の悪さを感じていたことや、不安と期待、健志の言葉を信じたい気持ちが綯い交ぜとなって弱々しく首を縦に振る。
「可愛いよ、彩。彩の白くてムッチリの白い肌を見た男たちの反応が楽しみだろう??」
「いやんッ、そんな風に思った事はないよ。彩はそんなに自信家じゃないもん」
健志の手は早くもセーターを捲り上げて黒いブラジャーが姿を現すと沙耶の股間を相手に遊んでいたママが言葉をかける。
「えっ、彩さん、意外。黒のスケスケブラジャーなの??白やピンクの可愛い下着だと思ってた……見た目は清楚で可憐な人妻なのに以外だなぁ」
「クククッ、ママ、清楚で可憐な人妻は、言っちゃ悪いけどこの店に来ないよ」
「そうね、タケちゃんの言う通りだよね。うちがどんな店か忘れてた、ウフフッ」
セーターを脱がせてブラジャーの縁に沿って指を這わせた健志は、手を忍び込ませて膨らみを手の平に感じ、可愛いよと囁く。
「いやんッ、恥ずかしい」
彩の視線は奈央に群がる男たちの背中や頭の動きに見入り、取り囲まれて姿は見えないものの漏れてくる喘ぎ声や、騎乗位でつながるペニスとバギナが奏でるクチャクチャという卑猥な音に昂奮を新たにする。
「ハァハァッ、こんな積りじゃなかったのに、今日は我慢できても……彩は、いつか……」
ビチャビチャ、ニュルニュルッ……健志を除いて唯一、彩の囁き声を聴いたママは、あえて関心を向けようとせずに口元を緩めて沙耶の愛撫に没頭する。
聞いたばかりの言葉から彩が仲間になる可能性を感じた悦びを押し殺し、沙耶の割れ目に手を添え、姿を現した真っ赤な花びらをベロリと舐める。
「いやぁ~ン、大切な処をママに舐められちゃった。いぃの、気持ちいい……ねぇ、あなた、いいの??気持ちよくなってもいいの??」
「いいよ、もっと気持ちよくなりなさい。今日が沙耶の記念日になるくらい気持ちよくなりなさい」
「幸せだね、沙耶さんはご主人に愛されて……沙耶さんの匂いが染みついたパンツを被って悦ぶ変態だけど」
「私は、どうせ変態ですよ。愛する沙耶が気持ちよくなってくれれば私は幸せなんです」
ジュルジュルッ……楽しそうに話を聞くママは沙耶の小陰唇を口に含んで甘噛みし、ブルブルと顔を左右に震わせる。
「ヒィッ~、いやんっ、そんなこと。ビラビラを噛まれて震わせるといいの、痛痒いのが気持ちいい……たまんない」
「沙耶さんはママに嬲られて気持ちいい、両刀遣いのママは沙耶さんのマンコを舐めて満足。沙耶さんのご主人は善がる奥さんを見て幸せ……私も幸せの仲間入りをさせてもらえませんか??」
奈央を八人の男たちの生贄として提供した男は、パートナーが男根に貫かれてアナルを弄られても気にする様子もなく、ママとショーツを被ったご主人を見て笑みを浮かべる。
「沙耶、チンポを欲しくないか??欲しければオシャブリしてもいいよ」
「ウフフッ、沙耶。マンコを私に嬲らせて口マンコを極太チンポに犯されちゃうの??」
「ハァハァッ……オチンポ、オチンポを頂戴。舐めたいの、オシャブリさせて……クゥッ~、クリトリスを吸われると気持ちいいの、たまんない、アウッアアァ~ン」
チュゥ~チュゥ~……テーブルの足に縛られて自由にならない両手で宙を掴み、仰け反らせた顔はわずかな剣が消えて優しい笑みが浮かび、漏れる喘ぎ声は満足の証を含んで甘えるように長く尾を引く。
「奥さん、両手を自由にしてあげるよ。その後は、どうするか分かるよね??」
奈央のパートナーの手が縄目に伸びると待ち焦がれていたかのように目を輝かせ、両手が自由になると息を弾ませて男のガウンの裾を掴んで引き寄せる。
「オチンポ頂戴、オシャブリしたいの」
両手でかき分けるようにしてガウンの裾を開き、剥き出しになったペニスを左手で摘まんで右手を陰嚢に添える。
「ねぇ、あなた、奈央さんのオチンポを借りてもいいの??この極太オチンポをオシャブリしても怒らない??……ほんとにいいの??」
「ご主人の許可も出たし、人妻のフェラチオを楽しませてもらおうか」
奈央の男は自らの手でガウンの裾を持って半立ちのペニスを突き出す。
「ハァハァッ、あなた以外のオチンポをオシャブリするのは初めて、手が震えるし息をするのも苦しい」
「よかったな、沙耶。ゆっくり味わいなさい。気持ちよくなった沙耶を見ると私も幸せな気分になれるんだからね」
沙耶の股間を守り、匂いの染みついたショーツを被った男は妻が他人棒を口に含むのを勧め、それを見るのが幸せだと言う。
会員制バー -6
奈央のパートナーの股間で半立ちのペニスに手を添えた沙耶は期待と好奇で息を弾ませ、上目遣いで嫣然と男を見上げる。
視線を外すことなくペニスに口を近付けてネットリと亀頭に舌を這わせ、男がゴクッと唾を飲み身震いすると満足の笑みを浮かべてゆっくりと飲み込んでいく。
「ウッ、グゥッ~、ウググッ……ジュルッ、ズボッ……プファ~、ハァハァッ」
先端を含まれた男は頭を掴んで腰を突き出し、喉の奥深くまで突き入れると声も出せない沙耶は腿を叩いて苦しいと伝える。
満足の笑みを浮かべて腰を引いた男の股間は突き入れる直前の半立ちから隆々と宙を睨むほどに成長し、これまで啼かせた女性の数を誇るかのように黒光りして見つめる沙耶は改めて息を呑む。
「スゴイ、久しぶりに勃起したところを見せてもらったけど、こんなのに責められたら奈央さんが普通の人じゃ二人や三人で物足りなく思うのもしょうがないよね」
ママでさえ掠れ声を漏らすほど逞しい怒張に目を見張る彩は、ブラジャーを脱がされて上半身を隠すモノは何もなく、剥き出しの乳房をヤワヤワと揉まれて気持ち良いと思うものの、沙耶と奈央の痴態と奈央のパートナーの怒張を見ては喘ぎ声を漏らす余裕もなく、健志の指先が触れる場所が性感帯となって与えられた快感は発散することなく身体の内に蓄積していく。
「ゴクッ……すごいっ、むりっ、あんなの入らない……まるで棍棒をぶら下げているみたい、フゥッ~」
目の前で自らの腹を打たんばかりに威容を誇るペニスはビクビクと震え、見つめる彩はゴクッと唾を飲んで物欲しげな感想を溜息とともに漏らす。
「あの棍棒を味わってみたいのか、彩は??」
「えっ、そんな事を言ってない。今日は見るだけでいいんでしょう??誰にも触られないんでしょう??ねぇ、そうでしょう??」
好奇と不安にわずかの期待が混じるのは、この店の雰囲気に慣れたからだろうと安堵した健志の動きが大胆になり、手を添えるだけだった乳房を歪になるほど揉みしだき、息を吹きかけながら、
「彩が大きくて太い棍棒のようなチンポを好きだったとは意外だな。ママの言葉はあえて否定したけど、本当はオレも彩の事を清楚で淑やかな人妻だって思ってたからな」
「言わないで。淑やかな奥さんって言われることもあるけど、本当は奔放で淫らな女に憧れることもあるの」
奈央や沙耶をはじめ淫靡な雰囲気に飲まれた彩は、誰にも話した事のない思いを口にして背中越しに抱いてくれる健志に体重を預けて寄り掛かる。
眼を閉じると、この店は胸の奥でモヤモヤと育っている憧れにも似た淫靡な想いの幾つかを満足させてくれそうで正気ではいられなくなる。
ハァハァッ……ドクドクッ……自然と息が荒くなって心臓が早鐘を打つ彩の異常に健志が気付かないはずがない。
リボン留めのラップスカートの結び目に健志の指がかかると彩の身体はビクッと震え、アンッと意味不明の吐息を漏らす。
健志は結び目をそのままにして合わせ目に手を差し入れ、SMショークラブで縄目を掛けられてムッチリとした太腿から腰に続くラインに見惚れて以来、愛してやまない身体を人目に晒す事に一瞬とはいえ躊躇する。
「彩、最近は旦那にも見せないというこの身体はオレだけのモノと思っていたけど、彩はどうだ??」
「今は主人よりも健志が大切だけど恥ずかしい姿を見ず知らずの人たちに見てもらいたいって思っていたのは本当の事……もっと、いけない事も想像していたの、彩は何とも言えない」
「今日は自慢の身体を見てもらうだけにしようか……いいね??」
「いやんっ、そんな処をクチュクチュしちゃ嫌だ……気持ちよくなっちゃうよ」
「スゴイよ、彩。グチョグチョに濡れてる、このまま我慢できるのか??」
「いやっ、そんな事を言わないで。言葉で追いつめられると堪えられそうもない」
ヌチャヌチャ、クチュクチュッ……健志の手の動きにつれてスカートの奥の湿り音が大きくなってくる。
「彩さんのオマンコなの??……ねぇ、タケちゃん。彩さんが気になってしょうがないから沙耶さんを近付けてもいい??」
健志が彩に何やら囁き、頷いたのを確かめたママは男二人に目配せする。
ママと男二人の三人がかりで彩の目の前に沙耶の顔が位置するようにテーブルごと運ぶ。
沙耶は彩の股間が奏でる淫靡な響きに昂奮を新たにして奈央のパートナーの怒張に指を添えて口一杯に頬張り、フグフグッ、ジュルジュルッと苦しさの中に悦びを湛えた声を漏らす。
「沙耶さん、恥ずかしいくらいにグチョグチョになっているよ。彩さんを見て昂奮しているの??」
「ハァハァッ、だって、彩さんって白い肌でムッチリ、女の私が見ても色っぽいんだもん」
「彩、よかったな。同性で、しかもエロイ人妻の沙耶さんに褒めてもらったんだよ……せっかくだから自慢の太腿や尻を見てもらおうか」
リボンの結び目を解こうと指を伸ばすと彩は早くも腰を浮かせてスカートを脱がされることを待ち望む。
ゴクッ……オォッ~……新たな獲物の登場を期待する男たちは目の前の生贄から彩に視線を移し、ある者は剥き出しになった乳房を見つめて唾を飲み、別の男はラップスカートから覗く白い太腿に称賛混じりで期待の声を漏らす。
男たちの目に映る彩は理知的な表情と芯の強さを思わせる顎のライン、趣味としてよりも競技としてスポーツを行ってきたと見える身体が表現するアクティブさ、触れた指を押し返しそうな色白の柔肌は微かに朱を帯びて恥じらいを見せる。
健志の手がラップスカートを脱がせると艶めかしく光沢のあるシルクサテンに覆われたような白い下半身が姿を現し、ウェストの括れからパンと張り出した腰を経てムッチリとした太腿に続くラインに男たちだけではなく女性を見慣れているはずのママさえもが目を見張る。
「タケちゃん、女の私でさえエロイ身体を見るだけで我慢するのは拷問に等しい。マンコ舐めやマンコ弄りは我慢するから、せめて黒いスケパンの中は見せてよね」
ニュルニュル、グチャグチャッ……ウッウッ、ウググッグゥッ~……奈央のアナルを責める男の動きが激しくなり、指はすでに三本挿入してピストン運動を繰り返し、それに合わせて膣口を突き挿すペニスも下から突き上げる。
「クゥッ~、今日は激しい。いつもと違う……ねぇ、入れて。お尻にぶっといのを入れて、早く……チンポで二つの穴を掻きまわして」
「ウグッ、ゲボッ……大きくて苦しい。ハァハァッ……お口だけじゃ我慢できない、アソコに入れて。オマンコに入れて、早く、焦らしちゃ嫌」
これまで何度も挿入されそうになりながら、堪えてきた沙耶も屈服の言葉を漏らし、一瞬、亭主の顔に苦痛の表情が浮かんだのをママは見逃さない。
会員制バー -7
「沙耶、いつも俺のモノがあれば満足できるって言っていたのは嘘なのか??」
「嘘じゃない。私はあなたのオチンポで満足しているのに、奈央さんのご主人に可愛がってもらえって言ったのはあなただよ。私はそんな事を言ってないもん」
太い棹部を蛇が取り巻いているように太い血管が浮き出て怖気を震うほど黒光りする怒張で口腔を自在に犯された沙耶は、涎と先走り汁が混じった粘液を滴らせ、目には苦しさを堪えた証の涙をうっすらと浮かべて抗議する。
「そうだよ、ご主人が悪い。来店する度に貞操の危機を迎えながらもオナニーやストリップショーでスケベな男たちを満足させて操を守っていたのに。それなのに不貞を煽っておいて、この言いざま。沙耶さん、花が散るところを亭主に見せつけてやりなさいよ」
沙耶の夫が今日こそ、他人棒を受け入れることを容認する覚悟を先ほどの辛そうな表情で感じたママは、あえてきつい言い方で再度の覚悟を促す。
「覚悟を決めたよ。可愛い沙耶に気持ちよくなって欲しいけど、俺だけの女でいて欲しいとも思っていた。新しい経験をして気持ちよくなりなさい。最後まで見ているからね」
半立ち状態だったのが沙耶のオシャブリで腹を打つほどに成長した怒張を自らの指でしごきながら三人の会話を聞いていた奈央のパートナーは、
「沙耶さん、足の拘束を解くからね」
両足の戒めも外した沙耶を抱き起こして再び口元に怒張を突きつける。
沙耶が禍々しい出来事を予感させるペニスに手を添えて口いっぱいに頬張ると、沙耶の亭主はテーブルを片付けて気持ちのいいフェラチオに目を細める男に、初めていいよの意を込めて頷いて見せる。
腰を引いて竿を抜き取った男は沙耶を寝かせて寄り添い、
「可愛いよ、奥さん。ご主人には申し訳ないけど、この日を待ち望んでいた」
髪を撫で、頬を撫でながら優しく囁き、沙耶の足の間に身体を入れて正常位の体勢になる。
唇を合わせ、キスで気持ちが同調するまで挿入を焦ることもない。
ジュルジュル、クチュクチュ……キスだけでは満足できなくなった沙耶は男の背中や腰に手の平を這わせて首に手を回して引き寄せ、しがみつくようにして唇を貪る。
「入れて、もう我慢できない……このぶっといのが欲しい、奈央さんごめんね。このオチンポを貸してね」
ウッウッウゥッ~、クゥッ~、ハァハァッ……膣口をペニスで抉られアナルを三本の指で蹂躙される奈央は、沙耶の言葉を聞いても自然と漏れる喘ぎ声が邪魔をして返事をすることも出来ずに激しく首を上下に振る。
「沙耶さん、入れるよ。力を抜いて緊張しちゃだめだよ。息を吐いて……吸って……もう一度、吐いて……」
吐く息にタイミングを合わせて腰をグイと突き出すと竿の半ばほどが姿を隠し、沙耶は眉間に皺を寄せてリラックスしていたはずの両手を胸の前で交差させて軽く握りしめる。
「クゥッ~、すごい、こんなの初めて……ウググッ、アウッ……ウゥッ~、アソコが裂けちゃいそうなほどきつい」
息も絶え絶えの沙耶は眉間に皺を残したまま目を閉じて下唇を噛み、胸で握った指が白くなるほど固く握って凶暴な怒張の侵入を堪える。
「沙耶、入ったよ。沙耶が見たこともないほど大きいチンポが沙耶のマンコを串刺しにしている……半分ほどしか入ってないけど、どうだ、気持ちいいか??」
「分からない。大好きな食べ物を、お口いっぱいに頬張って噛むことも飲み込むことも出来ないような感じ。気持ちいいのかどうか分からない」
「うんうん、そうだろう、そうだろうとも。マンコが張り裂けそうになっているものな。でも、ゆっくりだけどウネウネと蠢き始めたよ。俺のチンポを奥へ奥へと引き込もうとする時と同じように見えるよ」
「アウッ、ウッ……アソコが勝手にウネウネするの、何か変、あなたにセックスの悦びを教えられて私の身体は段々おかしくなってくる」
「そうなの、沙耶さん??それは変な事じゃないよ。沙耶さんの身体が女として熟れてきた証拠。年上のご主人は沙耶さんの身体が熟すのを待っているんだね、羨ましい。若い男はね、我慢できずに熟す前に貪りつくして芯だけにしちゃうの、沙耶さんは幸せな女だよ」
「それじゃぁ、俺は沙耶さんが熟すための肥料になるようしなきゃ……ゆっくり動くけど、苦しい時は教えてくれよ」
半分ほど突き入れてピストン運動を避け、太さや硬さにバギナが馴染むのを待つ男は焦ることなくゆっくり腰を蠢かして沙耶の髪を撫で、頬を擦って笑みを浮かべる。
男の優しい表情に心を開く沙耶の表情から剣が消え、胸の前で握りしめていた両手もリラックスした格好で男の腰に添え、身体を突き上げるようにして深い挿入をねだる。
「無理しちゃだめだよ。焦る事はない。ここは赤ちゃんの頭が通過するほど余裕があるんだからね。リラックスすれば俺のモノなんか何でもないよ」
奈央に群がる男たちも黒いスケパンだけを残して背後から抱きしめる健志の愛撫に表情を崩す彩と、今まさに自分たちが遊んでいる奈央のパートナーが禍々しい怒張を引っ提げて沙耶を犯す場面を見つめて目を丸くする。
奈央と騎乗位でつながる男を促して徐々に彩と沙耶に近付き、ついに三人の女性は互いの手を伸ばせば届く範囲に集まる。
奈央と沙耶は他人棒を貪り、顔を見合わせて伸ばした手をつなぐ。
彩は健志に抱きかかえられた格好で手をつなぐことも出来ずに二人から取り残されたような気持ちになる。
会員制バー -8
「ウググッ、グゥッ~、きつい、ハァハァッ~……」
沙耶の手は恐る恐る結合部に伸びて怒張を根元まで飲み込んだことを確かめ、苦痛とも安堵とも取れる吐息を漏らす。
丁度、そのタイミングで奈央の歓喜の声が響く。
「ヒィッ~、すごい。オマンコだけじゃなくお尻の穴にも入れられちゃった、動いて、もっと激しく……お口にも頂戴。私の三つ目の穴もチンポで塞いで、八本もあるでしょう、啼かせて、壊れてもいいの」
グチャグチャッ、二ュルニュルッ……いやぁ~ン、すごい、すごい……奈央の声は男たちを挑発して責めが一層激しくなり、先走り汁でベチョベチョに濡れたペニスが唇に押し付けられる。
口を開ける事をわざとらしく嫌々をしても長くは続かず、歯がペニスに触れないように大きく開く。
三つの穴で激しく出入りを繰り返すペニスに蹂躙されて息も絶え絶えの奈央にとどめを刺すように揃って男汁を吐き出す。
ウググッ、グゥッ~……ゴクッ、ハァハァッ~……ウッウグッ、グゥッ~、口に吐き出された男汁をやっとの思いで飲み干しても安堵の時間は長く続くはずもなく、次は俺の番だと待ち構えていたペニスが三つの穴を塞いでしまう。
膣口は勿論、アナルからも吐き出された男汁が滲み出して卑猥な景色を作り、そんな事は気にならないとでもいうように待ち受けていたペニスが侵入を果たす。
グチャグチャッ、ヌチャヌチャッ……ハァ~ン、いやっ、休ませて……卑猥な湿り音が響き、休ませてと言っても聞いてくれるどころか男たちの征服欲と嗜虐心を刺激することにしかならず一層、激しいピストン運動が続く。
ウググッ、グゥッ~、壊れちゃう。いいの、気持ちいぃ……薄い膣壁が破れそうなほど二本のペニスがゴリゴリと擦れあい、喉の奥にまでペニスを突き入れる男の太腿を打って息をする事も出来ないと伝えても頭を掴む手に力を込めるばかりで聞き入れられない。
苦痛と快感の狭間で喘ぎ声と共に涙と汗が滲み出る。
間断なく漏れる喘ぎ声と首や肩、背中に滲む汗に黒髪がジットリとへばりついて凄惨な色気を醸し出し、それが口を犯す男と尻の穴に怒張を突き入れた男に新たな昂奮を呼び起こさせる。
「ウグッ、アウッアワワッ、ヒィッ~、すごい……グッウググッ……」
容赦なく突かれる口元から唾液に混じって最初の男が吐き出した精液が滲み出ても責めを許される事はなく、苦しさに顔が自然と垂れそうになると髪を掴んで引き上げられる。
グチャグチャ、ヌチャヌチャッ……アァ~、気持ちいい、出すぞ、尻の穴の奥で受け止めろ……アグッ、グゥッ~……俺もだ。逝くぞ、ピルの効果がないかもしれないほど今日は濃いぞ……二人目の男たちも満足の証をそれぞれの穴の奥深くに吐き出し、奈央は逃げることも出来ずに内臓にまで染みこむほど元気な精液を受け止める。
「ウグッ、ゲェッ、ゲボッ……ウグッ……はぁはぁっ、こんなに濃いのを喉の奥に吐き出しちゃうんだもん。喉を通らない……」
ペニスを引き抜かれてポッカリと開いたままの股間とアナルから滴り落ちる精液を気にする様子もなく、口で受け止めた男汁を手の平に出した奈央の目は苦しさを堪えた証拠に涙を滲ませ、それでも手の平の男汁を指先で伸ばしたり掻きまわしたりと健気な態度で遊んで、ズズズッと音を立てて啜り、顔を天井に向けて白い喉を見せつけるようにしてゴクッと嚥下する。
ニコッと笑みを浮かべた奈央は大きく開いた口を男たちに示して飲み込んだ証拠を見せ、美味しかったと微笑んで残る二人の男のために四つん這いの姿勢に戻る。
合わせて六人が満足の証として吐き出した男汁を三つの穴で受け止めた奈央を見たパートナーの男は、沙耶のバギナに挿入した黒光りする怒張を出入りさせる。
ウッ、グゥッ~、きつい、裂けちゃいそう……やめようか??抜き取った方がいいかと腰を引こうとすると、
「いやっ、そのまま、奥まで突いて……ゆっくり、ハッハァッ~……すごいっ、いぃの、気持ちいぃ……アッアッ、クゥッ~」
「すごいぞ、沙耶。俺のモノより好いのか??長くて太くて硬いのが好いのか??気持ちよくなりなさい、見ているからね」
膣口が張り裂けそうなほどの怒張を受け入れて苦痛と快感の狭間で身悶える沙耶の手を握る夫は手の甲を擦り、頬を撫でる。
「フフフッ、あなた、笑わせないでよ。私はアソコが張り裂けそうなほどきついのに……」
「えっ、あぁ、これか??」
頭に被ったままのショーツを外した夫は手の平で温めて匂いを吸いこみ、
「好い匂いがする。熟れた沙耶のマンコの香りがするよ」と、呟いて唇を重ねて手を握る。
「あなたの手が温かい。この手に守られていると安心できる……ウッ、クゥッ~、あうッ、アワワッ、子宮で感じる」
男が怒張の出し入れを繰り返すと沙耶はバギナが張り裂けるような苦痛混じりの快感に襲われて顔を仰け反らせ、自然とジリジリ逃げるような動きになる。
男が沙耶の肩を掴んで逃げることを許さず、グイッと腰を突き出すと怒張は根元まで姿を消して沙耶は、アッと声を上げて唇を噛み、眉間に皺を刻んで夫の手を握る手に力が込もる。
「ゴクッ、フゥッ~……沙耶、頑張ったね。太くて硬いモノが根元まで入っちゃったよ。よく見える……気持ち好いかい??こんなに大きなモノを飲み込んだのは初めてだろう??」
愛する妻の膣をこれ以上ないほど押し広げて根元まで侵入した怒張を見る夫は、我がことのように安堵の息を漏らして優しい視線で包み込む。
「ハァハァッ、私はあなたのチンポが好い。たまには頬張り切れないほどの御馳走もいいけど、慣れたのが安心できる……アッ、いぃ、変な感じ。いつもと違う処に当たるからイイ感じ……あなたのが好いって言いながらごめんね……ねぇ、ゆっくり動かしてみて」
「いいんだよ、沙耶。俺は沙耶が気持ちよくなってくれると嬉しんだからね。気持ちよくなりなさい……手を握って、ずっとそばにいるよ」
「奥さん、無理しちゃだめだよ。痛いときは教えてくれよ」
沙耶を組み伏せた奈央のパートナーは、二人の仲の良さに妙な昂奮をして乾いた唇に舌を這わせ、ゆっくりとピストン運動を再開する。
「アァ~ン、いぃ、また……また、よくなっちゃう。たまんない、あなた、許して……」
ヌチャヌチャ、グチャグチャッ……押しては引き、引いては押して腰を上下左右に蠢かしてペニスが触れる膣壁の感触に酔う。
「奥さんのがウネウネ波打って奥に引きずり込もうとしてるようだよ」
「アッアッ、ダメッ、だめっ、そんな急に抜かないで……ウググッ、クゥッ~、なんか変、変なの、漏れちゃう~……ヒィッ~、いやぁ~ン」
ビシャビシャッ、ビチャビチャッ……滲み出た液体が二人の下半身を濡らし、沙耶は羞恥で頬を朱に染める。
会員制バー -9
「アッアッ、ダメッ、だめっ……ウググッ、クゥッ~、なんか変、変なの、漏れちゃう~……ヒィッ~、いやぁ~ン」
ビシャビシャッ、ビチャビチャッ……
「すごいよ、沙耶。潮を吹いちゃったね。俺は膣壁の何処を刺激すればいいか分かってるけど、さすがだな、こんなすごい武器があるから沙耶も一発で吹いちゃったね」
「初めてだよ、潮を吹くってのを体験したのは。奈央は奥を突くと気持ち良いというので経験したことがなかったよ。ありがとう、奥さん」
「ウグッグッ、アウッ……ゲボッ、クゥッ~、ウググッ」
残る二人をバギナと口に受け入れた奈央は、絶頂に達して目を閉じる沙耶の下半身に焦点の定まらぬ視線を移し、
「沙耶ちゃん、お潮を吹いちゃったの??ウッ、クゥッ~……気持ちいいの??……言葉も出ないほど気持ちいいの??そうなんだ、ふ~ん……アンッ、この子は我慢できないの??」
オシャブリしていたペニスを吐き出して右手でしごきながらバギナ責めを堪える奈央は、手の中のペニスの持ち主が頭を掴んで腰を突き出すと艶めかしい表情で上目遣いに見上げ、再び咥えて顔を前後する。
ジュルジュル、ジュボジュボッ、ペニスに右手を添えたまま激しく顔を前後してファラチオを施し、左手だけで身体を支える四つん這いの姿勢で腰を揺らしてバックスタイルで挿入するペニスを責める。
獣の格好で二本のペニスに責められていると見える奈央は、自ら身体を揺らして逆に責め、一度満足の証を吐き出して取り囲む男たちが伸ばす手が乳房を揉み、尻を撫でまわし、それが片手で支える奈央の身体が崩れ落ちるのを防いでくれる。
ハァハァッ……黒光りする怒張の抜き差しで予期せぬ刺激から潮を吹くほどの絶頂に追いやられた沙耶は息も絶え絶えに為すすべなく横たわる。
夫の手が髪を撫で、頬を擦って額にキスすると閉じていた眼を開けて朱に染めた顔に恥じらいを含んだ笑みを浮かべる。
そんな沙耶の様子を見た男は動きを再開する。
頂上に達したバギナは膣口が張り裂けそうなほど押し開く怒張に馴染み、ヤワヤワと包み込んで痛がる様子もなく奥へ引き込もうとする。
「俺のモノに慣れたようだな。本気で責めるよ、覚悟しなさい」
男は右手で尻を抱え上げるようにして結合部の密着感を増し、腰を突き出して怒張の先端で子宮口を刺激する。
「クゥッ~、きついけど、気持ちいぃ。見てる??あなた、スケベな私を見てる??ブットいチンポでオマンコを串刺しにされて気持ちいいの。悪いのはあなただよ、あなたが遊んでもらえって言うから……ウグッ、グゥッ~、たまんない」
「沙耶は悪くない、俺も悪くない。沙耶の身体が欲するまま気持ちよくなりなさい」
「あなたが好き、大好き、アァ~、ダメ、我慢できない……突いて、アソコが裂けるほど激しくして……ヒィッ~、アウッ、すごい、壊れちゃう」
グチュグチュッ、グチャグチャッ……両手で尻を抱えて腰を押し付け、恥骨を擦り合わせて子宮口を刺激する。
沙耶は両足で男の胴を締め付けて自らの腰をグリグリと動かし、ウグッグゥッ~と意味不明の喘ぎ声を漏らす。
パンパンッ……怒張の太さ、硬さや長さに十分馴染んだと感じた男は気遣いを捨て去り、脳天を突き抜けるほどの快感に支配されて激しく腰を打ち付ける。
「ウガガッ、グウッ~、すごい、壊れちゃう、アワワッ……ヒィッ~、逝っちゃう、逝っちゃう、一緒、一緒に逝って……クゥッ~、だめぇ~」
「アウッ、ダメだ、我慢できない。逝くよ、出しちゃうよ」
「アンッ、すごいの、壊れちゃう……ヒィッ~、逝く、いくっ、逝っちゃう~」
ウッ……沙耶の尻を抱える両手に力を込めて引き寄せ、満足の証を子宮めがけて吐き出した男はウッと一声漏らして沙耶の胸に突っ伏してしまう。
「ハァハァッ……ごめん、重いだろう??」
「うぅうん、いいの。満足してくれたから我を忘れて私に体重をかけちゃったんでしょう??嬉しい……アンッ、いや。チンチンがピクッてなった」
「クククッ、沙耶ちゃんから離れたくないって愚図っているんだよ……奈央は温かいマンコで俺のモノを包み込んでマッサージでもされているような気持ち良さがあるけど、沙耶ちゃんはベルベット生地で包み込まれて奥へ奥へと引き込まれていくような気持ち良さがる」
「ねぇ、あなた、聞いた??私のアソコはベルベット製だって、高級品だよ……ウフフッ、いやんっ、キスしたいの??ママが笑ってるよ」
夫は周囲を気にする様子もなくキスし、奈央のパートナーは呆れたと言わんばかりに肩をすぼめて怒張を抜き取る。
バギナからドロッと精液が溢れ出し、慌てたママがティッシュで受け止め、怒張を抜き取った男にティッシュボックスを渡して笑みを浮かべる。
ウッウッ、グゥッ~……ウグッ、ウググッ、ズルズルッ……沙耶に視線が集まる中、奈央のくぐもった声が注意を引く。
ファラチオの心地良さと沙耶の痴態を見て興奮のあまり口の中で爆ぜてしまった男汁を喉の奥に浴び、苦しさのあまり手の平で受けて再び飲み干す。
「俺が最後か、今日は濃いぞ。マンコが火傷しないように気を付けろよ……逝くぞ、受け止めろ……ウッ、ウッ……温かくて気持ちいいな、搾り取られちゃったよ」
沙耶の夫とマスター、健志を除く男たちが吐き出した精液は、満開の栗の花のようで何とも表現のしようのない卑猥な香りを撒き散らす。
精液とマン汁や唾液にまみれてぬらつくペニスは萎れかかり、だらしなくそれぞれの股間にぶら下がる。
沙耶はこれまで驚愕の思いで見ていた黒光りする怒張で子宮口を刺激されるほど深く突かれて絶頂まで追い込まれ、仰向けで横たわったまま腹部を上下させて荒い息を繰り返す。
腿を閉じることも忘れるほどの満足感を与えられた股間は荒々しいセックスの痕があからさまに残り、ママが拭き取れなかった白濁液が滴り、凄惨な色気に見る者はゴクッと唾を飲む。
四つん這いの格好でバギナとアナル、口腔の三つの穴にペニスを受け入れて八人の男たちを満足させた奈央は、閉じることを忘れてポッカリ穴が開いたままの前後の穴を晒し、ハァハァと苦し気な息をする口も閉じることがない。
彩は思い出そうとしても定かでない霞がかかったような記憶の中で健志に挿入を望み、下着一枚残したままの格好で対面座位でつながって奈央と沙耶を見つめていた。
想像もしたことのない二人の痴態に圧倒されて快感を覚えることもなく、義務のように身体を上下した。
気持ちは二人と二人の身体を貪る男たちに向いても身体は対面座位で突き上げる健志に反応し、いつしか気持ちも快感に酔っていた。
全員が注視する中、吹っ切れたように快感を貪るために健志の首に回した両手を支えにして下半身を押し付けるようにして蠢かし、上半身を仰け反らせて身体を上下する。