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彩―隠し事 328

転生 -33

アナルに挿入した指を引き抜いた健志はベッドを降りて寝室を離れ、気配を隠そうとする様子もなくガタガタと音を立てて何かを動かす。
目隠しされた彩は乱れる呼吸を鎮めようとしてスゥッ~、ハァッ~、スゥッ~、ハァッ~と深呼吸を繰り返す。
落ち着きを取り戻すと耳を澄ませて健志の動きを探るために意識を集中する。
ガタガタ、ギィギィッ……大きなモノを移動し、この部屋からもスタンドミラーを動かす気配がする。

「ねぇ、なにをしているの??」
「うん??終わったよ……ここは暗くてハダカンボになった彩の身体が見えないからリビングに行こう。自慢のムッチリ身体を見せたいだろう??」
ガサガサと音を立ててオモチャを入れたバッグを持ち、ハダカンボの身体を飾る唯一のアクセサリーである首輪につながるリードを引く。
「気をつけてベッドから降りなさい。夜は長いからゆっくりでいいよ」
夜は長いという言葉に、アンッと艶めかしい吐息を漏らした彩の身体は自然に震えを帯びて、ハァハァッと苦しそうな息を漏らす口を閉じることも出来ない。

両手、両足をついて健志に尻を向け、妖しい期待で震えが止まらない彩は右足、続いて左足の順にベッドを降りて身体を反転してドアに向かう。
「彩、せっかくワンちゃんの首輪とリードを着けているんだからワンコ歩きしようか」
「いや、許して。首輪を着けただけで息をするのも苦しいし身体の震えも止まらないの、ワンちゃん歩きは許して」
視覚を奪われた彩は両手を伸ばして進路を遮るモノがないか探りながらすり足で進む。
そんな彩に表情を綻ばせても容赦することなくリードを引き、灯りが煌々と照らすリビングに戻る。
「彩の邪魔するものはないから、そのまま進みなさい……ストップ……少し、左へ。真後ろに椅子があるから座りなさい……転ばないようにね」
目隠しをされて何も見えない彩は首輪につながるリードと言葉に誘導され、真後ろに椅子があるという言葉に何の疑念も持たずに腰を下ろす。
「オレのことを信頼してくれているんだね。何も見えないのに迷うこともなく腰を下ろしてくれた……ご褒美だよ」
右頬に親指、左頬に中指を添えて力を込めると彩の口は自然と開き、健志はドロリと唾液を注ぎ込む。
「ウッ、ウグッ、グゥッ~……ゴクッ、ハァハァッ……興奮する、息をするのも苦しいし心臓が口から飛び出しちゃいそう。ねぇ、オチンチンが欲しい。オチンチンをナメナメすれば落ち着くかもしれない」
「何か芸を見せてくれればご褒美でぶっといソーセージを上げるよ」
「そんな……こんな格好で芸を見せろって言われても……」
「オナニーは得意だろうけど、お手でいいよ、彩ワンちゃん……お手……良くできたね、可愛いよ。約束だからオレのチンポをしゃぶってもいい」

「ハァハァッ、彩は健志に飼われている可愛いワンちゃん。彩ワンコにオチンチンをオシャブリさせてください」
黒いフェルトで視覚を奪われた彩は荒い息を漏らして閉じることを忘れた唇に赤い舌を這わせて滑りを与え、首を飾る大型犬用の赤い首輪に指を這わせてワンちゃんになったことの悦びを新たにする。
胸の膨らみを確かめるように手の平で包み込み、下腹部まで撫で下りて股間に伸ばした指を泥濘に沈ませて、アンッと艶めかしい声を漏らす。

椅子を降りて跪いた彩は伸ばした手で健志を探し、太腿に触れると撫で上がって腹を叩かんばかりに屹立するペニスに指を添える。
「すごいっ、先走り汁でニュルニュルして浮き上がる血管がビクビクしている。セックスを覚えたばかりの男子のオチンチンのように元気……アンッ、咥えようとするとビクッと跳ねる」
口を被せるようにして怒張を咥えて舌を絡ませると、尻から脳天に向かって電気が走るような快感に襲われて健志は身震いする。
「美味しい……大好きな男のオチンチンだから愛おしい。ほんとは彩のお口の中でムクムク大きくなるのがいいけど、最初から…ウフフッ」
ジュルジュル、ジュボジュボッ、頬を膨らませてフェラチオに興じる彩を見る健志は、こんなに好い女を妻にしながら浮気をする夫がいるとは気が知れないと苦笑いを浮かべる。
そんな健志の思いも知らずに粘っこい音を立てて怒張を頬張る彩は、左手を竿に添えて右手は陰嚢を擦ったり会陰部を撫でたりと動きは激しさを増す。

「ダメだ、このまま続けられると我慢できない」
腰を引いてフェラチオから逃れようとする健志の尻と腰に手を回して引き寄せ、一層深く怒張を飲み込んで舌を絡ませる。
「出ちゃうよ、彩。やめてくれないと口を汚しちゃう」
「ジュボジュボッ、フグフグッ、ハァハァッ、いいよ、出ちゃったら受け止めてあげる。夜は長いんでしょう、一度、逝っちゃった方が……ウフフッ、楽しめるはず」
目隠しで奪われた視線を上目遣いで見上げるような格好で顔を上げる彩の口元は、先走り汁と唾液が混じった淫液が滴り凄惨な色っぽさが健志の嗜虐心に火を点ける。

「気持ちいいよ、彩……たまんねぇ」
仁王立ちの健志は髪を掴んで喉の奥深くまで怒張を突き入れて腰を蠢かすと、ウゲッ、ゲボッと今にも吐き出しそうなほど苦し気な声を漏らして丸めた背中をヒクヒク震わせる。
「温かくて柔らかい口が気持ちいい、逝くよ、逝っちゃうよ……ウッ、出る、ウグッ、クゥッ~……ハァハァッ、ごめん」
「ウッウッ、ウゲッ……ウグッ、グゥッ~……ゴクッ……ハァハァッ、謝らないで、彩のお口で満足してくれて嬉しいんだから……濃いから飲み込むのが大変、ゴクッ」
髪を掴まれて喉の奥に吐き出された満足の証を身体を震わせながら受け止め、苦しそうに嚥下した彩は口の周囲に残る残滓を舐め取り名残を惜しむように飲み込む。
「ありがとう、気持ち善かったよ」
「お口に出したからって謝られるのも嫌だけど、ありがとうってお礼を言われるも恥ずかしいから好きじゃない。好きな男のオチンチンを舐めたいって言ったのは彩だよ」
「そうか、そうだな。でも気持ち善かったから、ありがとうって言うよ」
「ウフフッ、それならキスしてくれる??」
彩の脇に手を差し入れて抱き起こし、頬に手を添えて唇を合わせようとすると、
「うそ……ゴクッ、キスよりも苛めてほしい。彩の身体で遊ぶのでしょう??」
健志が自分の匂いが残るのも厭わずキスしようとするとゴクッと唾を飲み、後ろ手に椅子の位置を確かめて腰を下ろす。

「彩も言う通り夜は長い。下半身を突き出すようにして浅く座り、肘掛けに足を乗っけなさい」
「スケベ……ハァハァッ、きつい……これでいいの??」
肘掛けに足を乗せると、動いちゃダメだよと命じてボンデージテープで両足を固定する。
「イヤンッ、恥ずかしい。ハァハァッ……」
股間を晒す格好で両足を肘掛けに拘束された彩は自由な両手で隠すこともせずに息を荒げて白い肌を朱に染める。

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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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