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彩―隠し事 327

転生 -32

アナルに挿入した右手中指を二度三度と出し入れを繰り返した健志は左手に持ったローションとコンドームに視線を移す。
尻の割れ目の上部にローションを垂らすと、
「アンッ、いやっ、ローションでしょう??彩はオチリを嬲られるの??可哀そう」
「嫌がることをして嫌われると困るから止めとくよ」
中指を引き抜くと、尻をブルッと震わせた彩は、
「彩の気持ちを知っているはずなのに、ほんっとに嫌な男。ウフフッ、嫌な男も大好き……ねぇ早く」
背面騎乗位でつながる格好から健志は結合が解けるのも構わず下半身を引き抜いて座りなおし、ピシッと尻を打つ。
「アンッ、気持ちいい。彩はオチリを苛められるの??健志はエッチでスケベな男だから彩のオチリを苛めようとしている……ハァハァッ」
尻を打たれた彩は被虐心を募らせて感に堪えぬ様子で下半身を揺すり、これから起こることを想像して声は上ずり息を弾ませる。
そんな自然な反応が知らず知らずの内に健志を挑発していることに気付かない。

「手を伸ばせば届く女は成熟した女性らしく全体に丸みを帯びてエロッポイ。苛められたくてオレに向ける腰や尻を揺すってムッチムチの太腿の裏っ側を見せつけて食べてほしいと誘うんだよなぁ、彩はオレを誘う術を心得ている」
「太腿の裏側があればいいの??そりゃあ健志の言う通り、ムッチムチで美味しそうだと自分でも思うけど、オチリやアソコよりも太腿が好いの??太腿には穴がないよ」
「クククッ、オレの趣味じゃないけど穴がなくてもいいのを知らないの??」
「スマタ??性器に擦り付けたり太腿に挟んだりするだけでいいの??健志はやっぱり変態、それとも彩じゃ満足できないの??」
「趣味じゃないと言っただろ。オレは彩の三つの穴が好き。後ろの洞で遊んでほしいんだろう??オレを誘ってヒクヒク息をしているよ」
「三つの穴って、アソコとオチリとお口でしょう、彩は今からオチリで遊ばれちゃうの??怖いけど我慢してあげる……気持ち善くしてね、ハァハァッ」
言葉遊びを交わす余裕があるように見えてもアナル性感に長けた彩は妖しい期待で声を上擦らせて息を荒げる。

再び垂らしたローションで窄まりを囲む皺を伸ばすように指先で塗り広げると、イヤンッと艶めかしい声を漏らしてムッチムチの下半身をくねらせる。
その動きは嫌がるどころか悪戯されるのを期待しながら催促しているようにも見える。
「彩、尻の穴を苛められるのを待っているように感じるのはオレの勘違いかな??」
「それは…そんなことは言えない……親しい人たちのお酒の席でSかMって話題になることがあるでしょう。そんなとき、彩はMって答えるけど……」
「ふ~ん、それで??」
「いじわる、彩がしてほしいことは言わないとダメなの??忖度って言葉が流行っている社会もあるのに……」

もっと、壊れてしまうほど愛されたい。オマンコもオッパイも…オチリもお口もすべて健志のモノ、無茶苦茶に愛されたい。もっと、激しくされたい、啼かせて、おねがい……彩の言葉を思い出した健志は、
「彩、目を閉じなさい……このままの格好で待っているんだよ、いいね」
鏡の中の彩が目を閉じると突き出したままの尻をツルリと撫でてベッドを降り、クローゼットからバッグを持ってくる。
ジジジッ~……ハァハァッ……言いつけを守って目を閉じる彩は耳を澄ませて健志の動きを探り、ファスナーが開く音を聞くと頬を赤らめる。
「恋する男は愛する女の表情などちょっとした変化にも敏感になるんだよ。彩、何か期待しているだろう??」
「そんなこと、健志にオチリを弄られないか、目隠しをされたり縛られたりしないかと不安なの……違うよね、そんなことされないよね」
「大好きだし可愛い彩にそんなことはしないよ。不安がらせたのは申し訳ないからアクセサリーを着けてあげるよ。もう一度目を閉じなさい」

ハァハァッ……四つん這いで尻を突き出す彩の上半身を起こし、バッグから取り出した犬用の真っ赤な首輪を巻くと皮の感触にフルフルと身体を震わせて口を閉じることも忘れたように荒い息を繰り返す。
許しを請うこともなく閉じていた瞳を開いて鏡を見つめ、巻かれた首輪にリードを取り付けられると座ることも出来なくなり、自然と前屈みになって両手をついて崩れ落ちそうになる身体を支える。
「ワンちゃんになった自分の姿を見るから昂奮するんだろう??見えなくしようか」
黒いフェルト生地で目隠しを施すと乱れていた彩の呼吸は一層激しくなり息をするのも苦しそうに見える。

「ヒクヒク息をする彩の尻の穴は可愛いなぁ。食べちゃうよ……そうじゃないか、貪欲な彩の尻の穴に指を食べられちゃうんだな」
またもやローションを割れ目に垂らし、異物の侵入を許さないとキュッと締める窄まりに中指を出し入れして解していく。
「アンッ、いやっ。そんなことをされると変になっちゃう……ウグッ、クゥッ~」
四つん這いを支える両手はシーツを掴み、両膝をわずかに震わせて閉じたり開いたりする。
ピシッ……「いやっ、両脚を閉じないから、お尻を打たないで。おねがい……クゥッ~、そんなこと、アンッ、ダメッ、よくなっちゃう」
アナルに挿入した指の出し入れを繰り返し、指先を曲げて壁を擦ると鏡の中に見る目隠しをした彩の表情がほんのりと朱に染まり、喜悦の言葉を漏らして唇を噛む。
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Author:ちっち
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