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彩―隠し事 320

転生 -25

にやけ顔で自然と浮かぶ笑みを隠そうともしない幹事は四人のコンパニオンを順に見つめながら話す。
「女子が横になってシーツで身体を隠し、四つのローターの内、一つだけアソコに入れる。男は一人ずつ順にスイッチを入れてどの色のローターを入れているのか当てるんだけど音で判るかもしれないからスマホを使って音楽を流すよ。残る三人の女子がどの色のローターを挿入したかを紙に書いてチップを2枚添える。当たればチップを渡さなくてもいい」と、告げて四人の女性に1000円札を三回分6枚と紙を3枚、使い捨て鉛筆を手渡す。

「一番若い私が最初にやる」
四つのローターを握りしめた愛が横になるとパートナーの男がシーツを掛ける。
愛は七人に見つめられる羞恥で目の縁を朱に染め、舐めた右手指を股間に伸ばして目を閉じ、ローターを摘まむ左手を妖しく蠢かして唇を噛み、ウッと吐息を漏らす。
「いいよ、準備ができたよ」オマンコにローターを挿入したと告げて恥ずかしそうに微笑む。
男たちは一人ずつ、スイッチを入れるよと声をかけながら順にコントローラーのスイッチを入れる。
その度に愛は膝を立てたり、顔を仰け反らしてシーツからはみ出た手を握って喘ぎ声を漏らしたりと迫真の演技をする。
三人の女がチップを添えた紙を差し出すとシーツが取り除かれてチャイナドレスの裾を捲って挿入したローターの色を確かめる。
「えっ、どうして分かっちゃったの??全員正解するなんて……どうして??」
「愛ちゃんはマンコに挿入したローター以外の三つを畳の上に置いただろう。微妙だけど畳の上で跳ねるように振動する音が聞こえちゃったんだよ。頑張ったのに残念だったね」

その後、夢、マドカの順にゲームは進み四人目の彩の番になる。
マドカに替わって彩が横たわる場所に向かい、すれ違いざま健志に囁く。
「善がり声を聞いても笑っちゃ嫌だよ」

意図を悟られないように目を閉じた彩はシーツの中で意味あり気に動き、胸の辺りで手が動くと男たちが首をかしげる。
胸の辺りの手は動きを止め、股間を覆うシーツが波打つのも止まると閉じた目を開いて、フゥッ~と息を吐く。
「準備は出来たよ。早く、気持ち善くなりた~い、彩を気持ち善くしてくれるのは誰かな??」
「彩ちゃんに挑発されて最初に受けて立つのは俺だよ……オマンコちゃん、気持ち善くしてやるよ」
幹事役の男がコントローラーを見せつけるようにしてスイッチを入れる。
ヴィ~ンヴィ~ン……ウッウッ、クゥッ~、喘ぎ声を漏らすまいとして奥歯を噛みしめて眉間に皺を刻む彩を見ると、幹事の操るローターが女の急所を責めているとしか思えない。
「彩ちゃんの善がり顔は好いなぁ、ローターじゃなく俺のチンポで啼かせてみたいよ」
彩の反応を見て自分の持つコントローラーがオマンコにつながっていると信じて疑わない幹事は満面の笑みで声を弾ませ、タケは怪訝な表情になる。
「フン……」幹事の男とカップル役の女がわざとらしく鼻を鳴らして全員の笑みを誘う。

「次は俺だな、スイッチ、オン」
「ウッ、いやんっ……いぃ、どうしてなの……ローターってスゴイ。みんなに見られているのを忘れちゃいそう」
唇を噛み、トロンと焦点の合わない瞳を一人ずつ全員に向ける。
投げやりな言葉と共にスイッチを入れた二人の目の男だけではなく、彩を除く男も女も全員が食い入るように反応を見つめる。
「一人目の反応が真に迫っていたから決まりだと思ったけど分からなくなっちゃった」
「夢ちゃんだけじゃないよ、俺の操るローターで彩ちゃんを身悶えさせたといい気になっていたけど夢ちゃんも俺も騙されたかもしれないな」

三人目の悠士がスイッチを入れても彩は仰け反り、身悶えながら甘い声を漏らしてこれまでの三人のうちにオマンコを責めたローターがあるのかないのか、誰にも分からない。
「カップルのタケの番か。仲睦まじく、ほっとくと二人だけの世界で遊びそうだったよな、それを彩ちゃんはどうするか??タケが操る赤いローターで気持ち善くなろうとするか、それともゲームに勝つことを優先するか……じっくり反応を拝見しようか」

コントローラーを弄ぶ手の平を開いたり閉じたりを繰り返すタケは彩に向かってウィンクし、それがまた、他の者を混乱させる。
ヴィ~ンヴィ~ン、タケの右手に合わせてローターが振動を始める。
「アッ、イヤッ…ウッウッ、クゥッ~……眉間に刻んだ皺は幹事役の男の時よりも深く、身悶える拍子で右脚がシーツからはみ出て伸ばした足指が折り曲げられるに及んでは演技とは思えない。
「ウグッ、グゥッ~……アンッ、ダメッ……イヤァ~ン……」
細く長く、尾を引くような甘く切ない吐息は女の秘所を責められて洩れる声だと誰もが信じて疑うことがなく、タケでさえもがオレにつながるローターをオマンコに挿入したのだと頬を緩める。

シーツを外された彩が股間に添えた右手をそのままにして胸の左手を動かすとブラックとピンクのローターが転がり落ち、チャイナドレスの裾からブルーとレッドのローターに続くコードが見える。
「やっぱり、タケちゃんの持つレッドと最初に反応の良かったブルーのどちらかが正解なのね……レッドが正解だと私は大当たり、神様、お願い」

「彩ちゃん、失礼するよ」
タケが声をかけてチャイナドレスを捲り上げると、クリトリスに押し当てられたレッドのローターを右手が摘まんでいる。
「せ・い・か・い・はブルーのようだけど、幹事さん、コントローラーを貸して」
マドカは幹事役の男からコントローラーを受け取ると強弱をつけたりオン・オフを繰り返して彩を責める。
「アンッ、いやっ……マドカちゃん、やめて。みんなが見ているのよ、彩に恥をかかせないで、お願い……」
「ダ~メ、そんなことを言っても彩ちゃんはクリに押し付けたローターを離そうとしない。もっと善くなりたいのでしょう??夢ちゃん、愛ちゃんも一緒に遊ぼう」

マドカと愛と夢、三人が操る四つのローターの内、ブルーはオマンコに侵入したまま振動を繰り返し、レッドはクリトリスと鼠径部や内腿を愛撫してピンクとブラックは胸の膨らみを中心に肩や脇腹、首や唇の周囲を這い回る。
ローターを追うようにして女たちの舌や唇も彩の性感帯を求めて妖しく蠢き、感極まった彩の口から間断なく喘ぎ声が漏れて両手指は堅く握られ、両脚の指が畳の目を掴もうとするかのように曲げたり伸ばしたりを繰り返す。
「ンッンッ、クゥッ~……いぃ、いぃの、気持ちいぃ……アッ、イヤァ~ン……」
胸の膨らみに青い血管が模様となって浮かび、先端はプックリ膨らんで欲情を露わにする。
「いやらしいオッパイ。白いオッパイに青い模様が浮かんで清潔感があるのに先端と乳輪がプックリ膨らんで物欲しげ……夢ちゃんと愛ちゃん、オッパイを吸ってあげなさい」
チュルチュル、ジュルジュルッ……女の身体を知り尽くし、ピンクコンパニオンとして日々自らの身体に磨きをかけている同性三人の責めは彩の性感帯を的確に捉え、四人の男たちはゴクッと唾を飲んで見つめるしかない。

「イヤァ~ン、気持ちいいけど恥ずかしい、こんなことって……身体が熱いの……」
マドカがチャイナドレスを捲り上げて股間を露わにすると、ダラダラ溢れ出るマン汁が灯りに反射してキラキラ輝く。
「今日はオレだけの愛人だと思っていた彩ちゃんが、みんなの愛人にされちゃった気分だよ。可愛いよ」
「イヤッ、恥ずかしい……」


「ひどい、みんなで彩のことを嬲者にしちゃったの??一番許せないのは健志、ピンクコンパニオンとは言え、カップルになった彩のことを庇ってくれなかったなんて、嫌いになっちゃうかもしれない」
「ゴメン、現実の彩には決してそんなことしないし、誰にもさせないよ。彩が見知らぬたくさんの男や女性に弄ばれたいって言うなら考えるけど……妄想の中のことまで責めないでくれよ」
「ウフフッ、分かっているわよ。妄想はそれで終わりじゃないでしょう??」
「えっ、うん。その後は全員で貸切風呂に入って男女が交互に並んで円になって身体を洗って……成人のスケベな男女が八人、いろんなことをしたと思うよ。妄想から覚めたから分かんないよ」
「クククッ、彩がピンクコンパニオンになった妄想はそこまでか……いいよ、ここからは現実で彩を気持ち善くしてくれるでしょう」
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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
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夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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