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彩―隠し事 300

転生 -5 

木曜の栞はますます元気になり肌艶もよく、ご主人の元気を吸い取っているのではないかと感じた優子は思ったまま質問する。
「そうなの、旦那様に愛されれば愛されるほど私は心が湧きたつし愛される悦びに浸る。旦那様の愛し方はほんの少し激しいけど、それが私の元気の素になるみたい、フフフッ」
優子が愛する人と私のエロビデオを見ながら可愛がってもらって善がり啼きするところを見たいなぁと言い残した栞は、
「さぁ、仕事、仕事。今日も楽しい一日になりそう」と周りの社員たちをも鼓舞する独り言を口にする。

この日の帰路は迷うことなく健志の住む街を目指す。
この街で仕事関係の人と会う機会が増えて勝手知ったる駅とばかりに慣れた風で改札を抜けた優子は、待ち合わせ場所に待ち人の顔を見つけて気持ちは優子から彩に変身する。
周りを気にする風もなく満面の笑みで彩に向かう健志は広げた両手で抱きかかえて額に唇を合わせる。
「おかえり」
「ただいま。立ち止まって見ている人がいるよ、恥ずかしい」
「オレは周りの人の目よりも自分の気持ちを大切にする」
「クククッ、痛いよ。逃げないから手の力を緩めて……昨日はありがとう。健志のお陰だって知らない夫が、ありがとう、助かったと喜んでいた」
「ご主人がどんな人か何も知らないけどオレは嫌いじゃないよ。ご主人がいるから彩がいる、彩がいるからオレは幸せな気持ちでいられる」
「ここまで、その先はよしましょう。どうにもならないもの……お腹が空いた」

最初に目についた煌びやかに飾られた中華料理店に入り、お腹が満足すると気持ちが新たな刺激を求める。
「近くにしゃれた店があるからカクテルを飲んでいこうか??」
「紹興酒とロゼワインを十分に堪能したから次の機会でいい。帰りたい」
健志は洒落たバーで愛を語りたいと思い、彩は二人きりになりたいと思う。
彩は仮の名前で本当の姿に戻ると夫がいて任された仕事もあり健志と同じように気持ちの望むまま動くわけにはいかない。
「分かった。歩いて帰るのはいいだろう??」
「クククッ、彩と歩くのを見ず知らずの人に見せたいの??……それとも暗くて人通りのない裏道に引き込んでエッチなことをしようと思っている??」
「金曜か土曜なら、そうするけど今日はしないよ。明日の彩の邪魔をするなと本能が顔を覗かせようとするオレを必死に押さえつけている……帰ろう」

スーパーの看板が見えると健志は立ち止まり、
「独りなら一週間程度の食材はあるけど、どれくらい追加すればいいかなぁ??」
「はっきり言えばいいのに……彩、旦那は日曜まで出張なんだろ、今日は木曜だから、金、土、日と3日分の買い物をするぞ。ついて来いって……クククッ」
「そこまで自信家じゃないから言いたいけど堪えていた。よし、買うぞ。ついて来い」
「はい……」
楽しそうに笑みを浮かべる彩が伸ばした手を健志は包み込むようにつなぐ。
「平日は何時頃に寝るの??」
「早くても23時、たいてい24時頃かな。どうして??」
「今、19時半、急いだ方がいいのか、ゆっくりでもいいのか、色々考えている」
「そんなに気にしてくれなくていいよ。明日は金曜、一日だけだから」
あれがいい、これがいいと他愛のない会話をしながら買い物を続け、鮮魚コーナーで、スズキか鯛を塩釜用に明日取りに来るから頼むよと注文して店を出る。

両手に荷物を持った健志に、「一つ持つよ」と言うと「大丈夫だよ」と答える。
「健志の両手が塞がっていると手を繋げないでしょう。彩のことが嫌いなの??」
両手に持つ荷物を覗き込んだ健志はワインとソーセージの塊を移して軽くしたバッグを手渡す。
手をつないで帰宅した二人は荷物をテーブルに置いて顔を見合わせ、絡まる視線に引き寄せられるように近付いて抱き合い、唇を合わせて舌を絡ませ真っ赤に燃える瞳は閉じることも忘れて奥底に隠れる気持ちを探る。
「大好き……」
「オレも彩が大好きだ。もっと早く会いたかった」
「そうね、でも、今だからこんなに好きになれるのかもしれない」
「そうだな、前提が違えば結果も違うかもしれない。今日は彩と一緒にいられる、嬉しいよ」

決して広くはないバスタブに二人で浸かり、太腿を跨ぐ彩は健志の胸に背中を預けて全身の力を抜いて目を閉じる。
健志の右手は彩の右手を掴み、左手を胸に回して柔らかな乳房に添える。
「いつまでも、こうしていたい……もっと大きなオッパイが好き??」
「手の平に収まるこれくらいがちょうどいい」
「跨いだ太腿が痛くない??彩のオチリは大きすぎると思う??」
「ウェストの括れから適度に張り出した腰や尻を経て太腿に至るラインがムッチリとしている女性が好きだよ」
「クククッ、他にも好きなところがある??」
首筋から髪の生え際や肩に舌を這わせ、
「大理石のような滑りを帯びた白い肌には染み一つなく触れると吸い込まれるような妖しい魅力がある。以前も言ったけど、後姿が凛として自立した女性の美しさがあるし、食事中の姿勢が良く食べる姿が美しいのはご両親に愛されて育った証拠だと思う……ある一点を除いてはオレの理想の女性だよ、彩は」
「えっ、何か好きになれないところがあるの??ほんとう??なに??教えて」
背中を預けていた彩は反転して健志を見つめ、嘘は許さないと言わんばかりに瞳の奥を覗き込む。
「彩とオレは身体を求めあうことで始まったけど、彩はオレ以外のチンポも欲しがる悪い女」
「健志と会う前は考えられないことだけどそうね、今は否定できない……その前に健志と悠士さんがこれまでどんな遊びをしてきたのか聞きたいな。二人で一人の女を抱くのは初めてじゃないように思うけど、どうなの??」
「……彩は可愛いな、キスしたい」
転生 -5 

木曜の栞はますます元気になり肌艶もよく、ご主人の元気を吸い取っているのではないかと感じた優子は思ったまま質問する。
「そうなの、旦那様に愛されれば愛されるほど私は心が湧きたつし愛される悦びに浸る。旦那様の愛し方はほんの少し激しいけど、それが私の元気の素になるみたい、フフフッ」
優子が愛する人と私のエロビデオを見ながら可愛がってもらって善がり啼きするところを見たいなぁと言い残した栞は、
「さぁ、仕事、仕事。今日も楽しい一日になりそう」と周りの社員たちをも鼓舞する独り言を口にする。

この日の帰路は迷うことなく健志の住む街を目指す。
この街で仕事関係の人と会う機会が増えて勝手知ったる駅とばかりに慣れた風で改札を抜けた優子は、待ち合わせ場所に待ち人の顔を見つけて気持ちは優子から彩に変身する。
周りを気にする風もなく満面の笑みで彩に向かう健志は広げた両手で抱きかかえて額に唇を合わせる。
「おかえり」
「ただいま。立ち止まって見ている人がいるよ、恥ずかしい」
「オレは周りの人の目よりも自分の気持ちを大切にする」
「クククッ、痛いよ。逃げないから手の力を緩めて……昨日はありがとう。健志のお陰だって知らない夫が、ありがとう、助かったと喜んでいた」
「ご主人がどんな人か何も知らないけどオレは嫌いじゃないよ。ご主人がいるから彩がいる、彩がいるからオレは幸せな気持ちでいられる」
「ここまで、その先はよしましょう。どうにもならないもの……お腹が空いた」

最初に目についた煌びやかに飾られた中華料理店に入り、お腹が満足すると気持ちが新たな刺激を求める。
「近くにしゃれた店があるからカクテルを飲んでいこうか??」
「紹興酒とロゼワインを十分に堪能したから次の機会でいい。帰りたい」
健志は洒落たバーで愛を語りたいと思い、彩は二人きりになりたいと思う。
彩は仮の名前で本当の姿に戻ると夫がいて任された仕事もあり健志と同じように気持ちの望むまま動くわけにはいかない。
「分かった。歩いて帰るのはいいだろう??」
「クククッ、彩と歩くのを見ず知らずの人に見せたいの??……それとも暗くて人通りのない裏道に引き込んでエッチなことをしようと思っている??」
「金曜か土曜なら、そうするけど今日はしないよ。明日の彩の邪魔をするなと本能が顔を覗かせようとするオレを必死に押さえつけている……帰ろう」

スーパーの看板が見えると健志は立ち止まり、
「独りなら一週間程度の食材はあるけど、どれくらい追加すればいいかなぁ??」
「はっきり言えばいいのに……彩、旦那は日曜まで出張なんだろ、今日は木曜だから、金、土、日と3日分の買い物をするぞ。ついて来いって……クククッ」
「そこまで自信家じゃないから言いたいけど堪えていた。よし、買うぞ。ついて来い」
「はい……」
楽しそうに笑みを浮かべる彩が伸ばした手を健志は包み込むようにつなぐ。
「平日は何時頃に寝るの??」
「早くても23時、たいてい24時頃かな。どうして??」
「今、19時半、急いだ方がいいのか、ゆっくりでもいいのか、色々考えている」
「そんなに気にしてくれなくていいよ。明日は金曜、一日だけだから」
あれがいい、これがいいと他愛のない会話をしながら買い物を続け、鮮魚コーナーで、スズキか鯛を塩釜用に明日取りに来るから頼むよと注文して店を出る。

両手に荷物を持った健志に、「一つ持つよ」と言うと「大丈夫だよ」と答える。
「健志の両手が塞がっていると手を繋げないでしょう。彩のことが嫌いなの??」
両手に持つ荷物を覗き込んだ健志はワインとソーセージの塊を移して軽くしたバッグを手渡す。
手をつないで帰宅した二人は荷物をテーブルに置いて顔を見合わせ、絡まる視線に引き寄せられるように近付いて抱き合い、唇を合わせて舌を絡ませ真っ赤に燃える瞳は閉じることも忘れて奥底に隠れる気持ちを探る。
「大好き……」
「オレも彩が大好きだ。もっと早く会いたかった」
「そうね、でも、今だからこんなに好きになれるのかもしれない」
「そうだな、前提が違えば結果も違うかもしれない。今日は彩と一緒にいられる、嬉しいよ」

決して広くはないバスタブに二人で浸かり、太腿を跨ぐ彩は健志の胸に背中を預けて全身の力を抜いて目を閉じる。
健志の右手は彩の右手を掴み、左手を胸に回して柔らかな乳房に添える。
「いつまでも、こうしていたい……もっと大きなオッパイが好き??」
「手の平に収まるこれくらいがちょうどいい」
「跨いだ太腿が痛くない??彩のオチリは大きすぎると思う??」
「ウェストの括れから適度に張り出した腰や尻を経て太腿に至るラインがムッチリとしている女性が好きだよ」
「クククッ、他にも好きなところがある??」
首筋から髪の生え際や肩に舌を這わせ、
「大理石のような滑りを帯びた白い肌には染み一つなく触れると吸い込まれるような妖しい魅力がある。以前も言ったけど、後姿が凛として自立した女性の美しさがあるし、食事中の姿勢が良く食べる姿が美しいのはご両親に愛されて育った証拠だと思う……ある一点を除いてはオレの理想の女性だよ、彩は」
「えっ、何か好きになれないところがあるの??ほんとう??なに??教えて」
背中を預けていた彩は反転して健志を見つめ、嘘は許さないと言わんばかりに瞳の奥を覗き込む。
「彩とオレは身体を求めあうことで始まったけど、彩はオレ以外のチンポも欲しがる悪い女」
「健志と会う前は考えられないことだけどそうね、今は否定できない……その前に健志と悠士さんがこれまでどんな遊びをしてきたのか聞きたいな。二人で一人の女を抱くのは初めてじゃないように思うけど、どうなの??」
「……彩は可愛いな、キスしたい」
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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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