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彩―隠し事 278

淫 -5

部屋着代わりに健志の青いシャツを着けてソファに座る彩は、素っ裸で出てきた健志の股間でだらしなく萎れたままのモノを見てわざとらしく拍子抜けした表情を作り、右手指でつまんでユラユラ揺らすスマホに視線を向ける。
「ここにエロイ彩がいるんだけど見たい??どんな彩がいるんだろう……うわぁ~、エロイ、こんな彩を見ると萎れたオチンチンが勃起しちゃうかも……どうする??」

彩には負けたよと言わんばかりに肩を竦めて眉を上げた健志はソファに近付き、
「見たいような見たくないような……関係を続けるには見るしかないんだろうな」
「そうだよ。健志以外の相手に弄ばれて身悶える彩を見せてあげる……腿に乗っけてくれないの??」
陰毛に埋もれたままのペニスを指先でつつき、
「彩とお風呂に入ったのに萎んだまま……この手が邪魔」
健志の手を払い除けた彩は太腿を跨いで広くて厚い胸に背中を預けて笑みを浮かべ尻をモゾモゾ蠢かす。
風呂上がりの彩が身体を揺らすと立ち昇る匂いが鼻腔を刺激し。清潔な色気が健志を刺激する。

首筋に這わせた舌が耳の裏まで触れるか触れないかの繊細なタッチで刺激して耳朶を甘噛みする。
「彩をこんなに好きなのにオレの知らない男、それも二人を相手に遊んできたと言う。そんなことをされても許しちゃう自分が腹立たしい」
「彩のことが好きなの??そんなに愛されているなら彩が身悶えるほど善がる姿を見せてあげる……見て、すごいでしょう」
「見たくねぇよ」
「そんなことを言わないで見てよ。彩のことが好きなんでしょう??彩の本性を知りたいでしょう??」
身体を捩って背後の健志にスマホを突き出す彩の気迫に負けて仕方なく画像を見る。
「彩のアソコがキュウリに犯されて嬉し涙を流している、なんだ、ひっくり返したテーブルに両足を縛られてオモチャにされたのか??……聞いてもいいか??縛られるのは彩が望んだことなのか、それとも無理やりやられちゃったのか??」
「もしも無理やりされちゃったって言ったらどうするの??」
「そうなのか。相手を教えろ、今からぶっちめに行く。許さねぇ」
「クククッ、そんなに大切に思われて彩は幸せ……次はこれを見て」
「彩をオモチャにしたヤツのツラでも写っているのか……どんな男だ」
「彩を含めて三人で遊んだとは言ったけど、相手は男だと一言も言ってないよ……見て」

「えっ、うん??なんだ……顔は写ってないけど指や腕は女の人じゃないか。女性三人で遊んだのか??日曜の真昼間、女三人でエロイことをしたって言うのか??」
「そうだよ、説明するね……」
金曜日、学生時代からの親友ともう一人の同僚を加えて三人で食事をしたんだけど仕事を通じて気心も知れているし、ついエッチな話が脱線しちゃってこの続きは日曜日にということになり、行きついた先がこんなことになり、これだけではなく、こんな事もしたと他の画像も見せる。

顔を隠して裸体を横たわらせる女性のビフォーアフターで陰毛を今まさに剃り落された画像、彩が咥えるハンカチを巻いたキュウリを中腰になった女性が下の口に飲み込んで身悶える姿など、女性三人が恥じらいを捨て去り性的快楽だけを求める姿が次々と現れる。

「ひどいなぁ、同僚なんだろ??彩のスマホには他の女性二人の顔は写っていない。残りのスマホ二台もそうなのか??」
「そうだよ、エロイ遊びをしても、もしもを考えてリスクを小さくしとく。大人なら当然でしょう」
健志はこれまでの沈痛さから解放されて快活で笑みさえ浮かべている。
「クククッ、安心した??健志の知らない場所で知らない男に抱かれ
たんじゃないと分かって……ねぇ、どうなの??」
「正直に言うと安心した。でも危険な兆候だな……」
「彩との関係は、あくまでセフレ。それ以外の感情が入り込むのはよくないと思っているでしょう??」
「彩との関係を続けたいし、彩の生活を壊すのは本意じゃない。そのためには身体の関係だけを続けるのがいいけど、オレの気持ちは揺れている」
「SMショークラブで下着一枚になりカヲルに縛られた時が健志との出会い。その後、多摩川緑地公園や犬の首輪を巻かれて夜の歩道でハダカンボにされた……長年の恥ずかしい姿を見られるか見られないかのスリルを味わいたいという密かな隠し事は健志と付き合えば満足させてくれると思った」
「そんなこともあったな。その後、閉店後のお座敷バーで乱交を見ながらオレと彩は衆人に見せつけるようにつながった。房総半島の砂浜で会った若いカップルと相手を交換してセックスもしたし、その青年と同じ名前のアキラとマッサージ屋でエッチな施術を受けた」
「ウフフッ、SMクラブで縛ってもらったカヲルさんが主宰するパーティでオチンポを入れられることはなかったけど辱めを受けて善がり啼きしたことも……銀細工師さんには申し訳ないことをしちゃった。サイズ合わせでハダカンボになった彩は抱いてもらいたいと思わせてフェラで抜いただけ……そうだ、今日、プラチナチェーン下着を着けてないのは女三人でエッチパーティしたからなの」
「よし、銀細工師の悠士を呼ぼう。ヤツなら直ぐに来るから彩を6時に送るまで就寝時間もとれる。モヤモヤしたままじゃなく、彩とオレのセフレ確認記念日。いい考えだろう」
スマホを手にした健志は口元を緩めて彩に微笑み、彩は深く考えることもなく頷いて見せる。
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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
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夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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