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彩―隠し事 240

余韻 -8

「ウフフッ、元のままだったら食事の途中でも帰ろうと思っていた」
健志の股間に伸ばした指がズボンを突き上げるほど膨張した熱い棒に触れて彩は満面に笑みを浮かべる。
「彩のツルマンを前にして平静でいられるほど野暮じゃないよ」
「そうなの??ご褒美をあげる……ローストビーフの蜜漬けをどうぞ。蜜壺から取り出すのに指を使っちゃダメだよ」
上半身を起こして手を伸ばし、摘まんだローストビーフをバギナに押し込んで目元を朱に染める。
「クククッ、せっかくの蜜漬けローストビーフだけど、これじゃぁ食べられないよ。足を開いてくれる??」
「イヤッ、自分でお股を開いてマンチャンを丸見えになんてできない」
「見たいんじゃなくてローストビーフを食べたい。早く食わせろ、食べさせてください。お股を開いてください」
「そんなに大きな声で……やめてよ、クククッ、外に聞こえちゃうよ」
「彩は恥ずかしい姿を見られるかもしれないっていうスリルに昂奮するんだろう??」
「そうだけど、思うことと実行することは違う。彩は今まで妄想の世界で楽しんでいたのに……」

言い訳がましい言葉を口にする彩を見つめる健志の表情は柔和なままで卑猥な雰囲気を感じられず、それが彩には面白くない。
「彩だけこんな恥ずかしい格好をさせて楽しいの??早く食べて、漬かりすぎのローストビーフは美味しくないよ」
オレが頼んだわけじゃないとでも言ってくれれば反応のしようもあるが、何を言っても笑みを絶やすことなく見つめられては怒ることは勿論、催促することもはしたなく思えて固く脚を閉じることしかできない。
「クククッ、可愛いな彩は。お腹が空いたからローストビーフの蜜壺漬けを食べさせてもらうよ」
固く閉じた両膝に手をかけてわずかに力を込め、白い太腿に息を吹きかけて舌を這わせると抗う膝から力が抜けて両足がしどけなく開いていく。
「アウッ、イヤンッ、そんなことをされたら自然と開いちゃう。早く食べて、舌でクチュクチュしてお肉を引っ張り出して、早く、おねがい」

そんな彩を焦らすように両足の間に潜り込んで腹這いになった健志はプラチナチェーン下着に沿って舌を滑らせ、上目遣いに見つめて表情を緩める。
「恥ずかしいのを我慢して健志のためにハニーローストビーフを用意したんだよ、早く食べてくれないと嫌いになるよ」
ジュボジュボッ、チュウ~チュウ~……イヤァ~ン、くすぐったい……股間に吸い付きローストビーフを食べようとして舌を捻じ込むと彩の手は健志の髪を掴み両足を捩って逃げようとする。
「早く食べろと言ったり逃げようとしたり、彩の言うことを信じられないよ、足を閉じちゃダメだよ」
両手で足を抱え込んで動きを封じ、膣口の入り口で戯れていた舌を捻じ込みローストビーフを引きずり出すようにむしゃぶりつく。
「独り占めしないで彩にもちょうだい、ハニーローストビーフを食べたいの」
「どうぞ、彩特製の蜜壺漬けローストビーフを口移しでどうぞ……」
「……クククッ、彩のマン壺で蜜に漬けたローストビーフだから美味しい」

「彩はね本当の姿に戻ってもこのプラチナチェーン下着を外すことなく、いつも健志と一緒だった。仕事中も家で夫と食事をするときもだよ……嬉しい??」
「嬉しいけど、それが目的だから外されたらガッカリするな」
「ふ~ん、銚子のホテルで話した浮気相手と乱交まがいのことをした友人が近いうちにお泊りに来るの……この鶏皮ポン酢が美味しい、ワインに合うなんて意外……彼女が来たときはお風呂に一緒に入って同じベッドで抱き合って寝るの。誤解しないでよ、彩も彼女もレズじゃない、フフフッ、少しだけ興味があるのは否定しないけどね」
「まさか、プラチナチェーンを着けた姿を見せるって言うんじゃないよな??」
「その積りだよ。彼女は愛するご主人にも秘密にする事を話してくれた。交換条件って言うわけじゃないけど彩も隠し事を見せることにしたの、いいでしょう??」



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ちっち

Author:ちっち
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