彩―隠し事 176
海の見えるホテル -14
彩はホテルではなく岩に隠れたこの場所でなら出会ったばかりの二人と相手を替えてセックスしてもいいと言う。
健志は彩の言葉を思い出す。
「彩ではなく本当の姿の時、人見知りする質で目立つことを好まない。でも、何かのきっかけでスイッチが入ると他人だけではなく自分でも驚くほど思い切ったことをすることがある……特に性的な意味でね、クククッ」
親友に誘われたSMショークラブに後日一人で行き、下着一枚を残して縄で拘束される姿を見ず知らずの人たちの前でさらしたり、同じ友人の誘いでAV撮影の現場を見学もしたらしい。
SMクラブの共同経営者、カヲルが個人的に優良客などを集めて開催するパーティでは素っ裸になってオナニーを見せ、複数の同性客に遊ばれることも厭わなかった。
健志との待ち合わせ場所に来る彩は伏し目がちになり清楚な佇まいを漂わせるが、いったん性的な雰囲気に身を置くとイメージはガラリ一変してエロイ好い女に豹変する。
そんな彩が淫蕩な雰囲気を漂わせ始めたので健志には止める術がない。
「サチ、おいで」
健志は腰まで捲り上がったスカートを整えたサチを呼び寄せ、有無を言わさず頬に両手を添えて顔を近づけるとサチの頬は紅潮し目を閉じるものの逃げる気配がない。
健志の舌が閉じた瞼に伸びてゾロッと舐めて唇を合わせ、温かい息を吹きかけるとサチの身体はブルッと震え、ハァハァッと息を荒げる。
崩れ落ちそうになるサチを抱きしめて唇を奪い挿入した舌を絡ませ、擦ったり上顎を舐めたりと自在に戯れる。
突然の出来事にだらりと垂らしたままだったサチの両手が健志の背中に回り、力いっぱい抱きしめる。
押し付けた乳房が感じる痛痒さに身体を捩ると新たな快感となってサチの動きが激しくなり、健志のすべてを貪ろうとするように唇を合わせたまま舌が踊り一層激しく身体を擦り付ける。
瑞々しい若さに溢れるサチの身体は抱きしめる手を弾くほど硬さを感じさせ、ムッチリとした感触を好む健志は新鮮さを覚える。
少女は恋をして女になり、可憐な美しさが美貌に変わり男を蕩かす。
少年もまた恋をして男になり、気持ちのいいセックスを経験すれば優しい男になれる。
気持ちのいいセックスは異性への慈しみを生み、性的快感は孤独感や不安感さえも解きほぐしてくれるような気がする。
健志の左手はサチを支えて右手は腰を擦り、尻を揉む。
「ウッウッ、イヤンッ……アキラ、このまま気持ち善くなってもいいの??瞼にキスされただけで新鮮な快感に包まれちゃったの……ごめんね、アキラ」
快感と苦痛の入り混じったサチが焦点の合わない視線をアキラに向けてか細い声で話しかける。
「気持ち善くなっていいんだよ。もしも好い人に会ったら遊びたいと言ったのはサチだろ、僕のことは気にせずに気持ち善くなっていいんだよ」
アキラの言葉でサチの顔から苦痛が消え、表情が柔らかくなって与えられる快感を貪ろうとして健志の胸に顔を埋める。
スカートのボタンを外すとサチは腰を振り、自ら脱ぎ落して上目遣いに健志を見つめて、恥ずかしいと囁く。
羞恥を湛えて頬を赤らめるサチを愛おしく思いながらも込み上げる欲情を抑えることができずに荒々しく胸の膨らみを揉みしだく。
「ゴクッ……ハァハァッ……なんか興奮しちゃうね、ドキドキする。アキラ君、胸を触ってみて」
見るからに年下のアキラに対して余裕を見せようとする彩は鼓動を確かめてくれと胸を突き出す。
「ゴクッ、ハァハァッ、お姉さんのオッパイは柔らかくて触り心地がいい」
「あらっ、褒めてくれるの??揉み心地じゃなく動悸の激しさを確かめてほしかったのに、ウフフッ……あんなのを見せつけられたら興奮しちゃうね。脱がせてくれる??」
彩は目を閉じ全身の力を抜いてリラックスした状態で立ち尽くし、アキラはおずおずと赤いシャツを脱がそうとしても手の震えが邪魔をする。
「焦らなくていいの、サチさんのシャツは上手に脱がしてあげられるでしょう。深呼吸するといいかもね、彩は逃げないから落ち着いて……」
「はい……スゥッ~、ハァッ~……」
素直に深呼吸をして震えを止めたアキラは大胆にシャツを脱がし、ブラジャーも外していいですかと聞く。
ゴクッ……唾を飲んで興奮を抑えた彩が背中を向けてホックを外しやすくするとアキラは、離れているサチと健志にも分かるほど息を荒げて指を震わせながらもブラジャーを外す。
アキラの手は感触を確かめるように彩の背中を撫でる。
「彩にはサチさんの若さがないからガッカリしないでね」
「そんな、ガッカリなんかしないです。生意気なことを言いますがサチにはない艶めかしさがあります。お姉さんのような人の肌に触れることができて嬉しいです。本当です」
「ウフフッ、何かの発表会のような言い方。お世辞と分かっていても嬉しい、女はね褒められると美しくなるんだよ。サチさんのために覚えておいてね。それと、お姉さんというのはやめてくれる。彩と呼んでほしいな」
「えっ、いいんですか……彩さん、こっちを向いてオッパイを見せてください」
振り向いた彩の成熟した女性らしい美しさにアキラは唾を飲み、
「触ってもいいですか」
「アキラ君、触ってもいいですかと聞かれて、ハイどうぞって言えると思う??女はね、優しすぎる男を物足りなく思うこともあるんだよ。アキラ君なら分るでしょう」
優しすぎるアキラを見た健志は彩に目配せしサチに囁く。
「優しいアキラ君をオオカミに変身させちゃおうか。サチもほんの少し強引なアキラ君を見たいと思うだろう??」
言葉を口にせずにコクリと頷くサチのTシャツを脱がせて左手で抱きしめ、右手だけでブラジャーのホックを外す。
ホックの外れたブラジャーは抱きしめた二人の身体に支えられて落ちることはなく、下着一枚で出会ったばかりの男に抱きしめられるサチを見て嫉妬心に苛まれるアキラのモノは宙を睨む。
「サチ、見てごらん。アキラ君はサチのオッパイを揉んだり吸ったりするオレに嫉妬するからね……可愛い声で啼くんだよ、嫉妬心をくすぐってあげなさい」
囁き終わるや否や健志の右手は左乳房が歪になるほど揉みしだき、右乳房の麓を左手で支えて先端を口に含む。
「アウッ、そんな……クゥッ~、気持ちいい。イヤッ、ダメ、乳首をそんな風にされたら……イヤンッ、たまんない」
嫉妬心を煽るために乳首の先端を刺激していた唇と舌が首から顎へと舐め上がり唇を合わせると、サチの両手が健志を抱きしめる。
キスをしながら抱きしめたサチの両脚の間に右脚を押し入れて股間を刺激すると眉間に皺を刻んで快感に酔いしれる。
「ウグッ、イヤッ、そんなことをされると我慢できない。脱がせて……もうどうなってもいい、ハダカンボで可愛がってほしい」
しゃがみ込んだ健志が両手をショーツに添えて引き下ろすとサチは片足ずつ上げて脱がされやすくする。
ヒィッ~……震える両脚を踏ん張り健志の肩に添えた手を支えに立ち尽くすサチの割れ目を広げ、ベロリと舐め上げると悲鳴にも似た喘ぎ声を漏らす。
そんなサチを見るアキラは宙を睨んでフゥッ~と息を吐き、何かを吹っ切ったように彩を見つめて手を伸ばす。
乳房を揉み、わき腹や腰を撫でてムッチリとした感触に酔うアキラは荒々しく乳房を揉みしだく。
「アキラ君、脱がせてくれる??優しくしてね……」
「ごめんなさい。彩さんを前にすると興奮しちゃって……」
アキラはサチに視線をやり、健志のクンニで眉間に皺を寄せ、口をしどけなく開いて間断なく甘い声を漏らすのを見て口元を緩める。
彩のスカートを脱がせ、ショーツに添えた手を震わせながらも引き下ろして恥毛がなくツルンとした股間を見てゴクッと唾を飲み、上目遣いに彩を見つめる。
「ウフフッ、パイパンは嫌い??元はあったけどね……今度は彩にアキラ君を見せてくれるでしょう??寝っ転がってくれる??」
ズボンのチャックを下ろして剥き出しにしたペニスをそそり立たせる寝姿は滑稽にさえ見えて笑いそうになるのを堪え、笑みを浮かべてアキラの足元にしゃがんでズボンのベルトに手を伸ばす。
彩はホテルではなく岩に隠れたこの場所でなら出会ったばかりの二人と相手を替えてセックスしてもいいと言う。
健志は彩の言葉を思い出す。
「彩ではなく本当の姿の時、人見知りする質で目立つことを好まない。でも、何かのきっかけでスイッチが入ると他人だけではなく自分でも驚くほど思い切ったことをすることがある……特に性的な意味でね、クククッ」
親友に誘われたSMショークラブに後日一人で行き、下着一枚を残して縄で拘束される姿を見ず知らずの人たちの前でさらしたり、同じ友人の誘いでAV撮影の現場を見学もしたらしい。
SMクラブの共同経営者、カヲルが個人的に優良客などを集めて開催するパーティでは素っ裸になってオナニーを見せ、複数の同性客に遊ばれることも厭わなかった。
健志との待ち合わせ場所に来る彩は伏し目がちになり清楚な佇まいを漂わせるが、いったん性的な雰囲気に身を置くとイメージはガラリ一変してエロイ好い女に豹変する。
そんな彩が淫蕩な雰囲気を漂わせ始めたので健志には止める術がない。
「サチ、おいで」
健志は腰まで捲り上がったスカートを整えたサチを呼び寄せ、有無を言わさず頬に両手を添えて顔を近づけるとサチの頬は紅潮し目を閉じるものの逃げる気配がない。
健志の舌が閉じた瞼に伸びてゾロッと舐めて唇を合わせ、温かい息を吹きかけるとサチの身体はブルッと震え、ハァハァッと息を荒げる。
崩れ落ちそうになるサチを抱きしめて唇を奪い挿入した舌を絡ませ、擦ったり上顎を舐めたりと自在に戯れる。
突然の出来事にだらりと垂らしたままだったサチの両手が健志の背中に回り、力いっぱい抱きしめる。
押し付けた乳房が感じる痛痒さに身体を捩ると新たな快感となってサチの動きが激しくなり、健志のすべてを貪ろうとするように唇を合わせたまま舌が踊り一層激しく身体を擦り付ける。
瑞々しい若さに溢れるサチの身体は抱きしめる手を弾くほど硬さを感じさせ、ムッチリとした感触を好む健志は新鮮さを覚える。
少女は恋をして女になり、可憐な美しさが美貌に変わり男を蕩かす。
少年もまた恋をして男になり、気持ちのいいセックスを経験すれば優しい男になれる。
気持ちのいいセックスは異性への慈しみを生み、性的快感は孤独感や不安感さえも解きほぐしてくれるような気がする。
健志の左手はサチを支えて右手は腰を擦り、尻を揉む。
「ウッウッ、イヤンッ……アキラ、このまま気持ち善くなってもいいの??瞼にキスされただけで新鮮な快感に包まれちゃったの……ごめんね、アキラ」
快感と苦痛の入り混じったサチが焦点の合わない視線をアキラに向けてか細い声で話しかける。
「気持ち善くなっていいんだよ。もしも好い人に会ったら遊びたいと言ったのはサチだろ、僕のことは気にせずに気持ち善くなっていいんだよ」
アキラの言葉でサチの顔から苦痛が消え、表情が柔らかくなって与えられる快感を貪ろうとして健志の胸に顔を埋める。
スカートのボタンを外すとサチは腰を振り、自ら脱ぎ落して上目遣いに健志を見つめて、恥ずかしいと囁く。
羞恥を湛えて頬を赤らめるサチを愛おしく思いながらも込み上げる欲情を抑えることができずに荒々しく胸の膨らみを揉みしだく。
「ゴクッ……ハァハァッ……なんか興奮しちゃうね、ドキドキする。アキラ君、胸を触ってみて」
見るからに年下のアキラに対して余裕を見せようとする彩は鼓動を確かめてくれと胸を突き出す。
「ゴクッ、ハァハァッ、お姉さんのオッパイは柔らかくて触り心地がいい」
「あらっ、褒めてくれるの??揉み心地じゃなく動悸の激しさを確かめてほしかったのに、ウフフッ……あんなのを見せつけられたら興奮しちゃうね。脱がせてくれる??」
彩は目を閉じ全身の力を抜いてリラックスした状態で立ち尽くし、アキラはおずおずと赤いシャツを脱がそうとしても手の震えが邪魔をする。
「焦らなくていいの、サチさんのシャツは上手に脱がしてあげられるでしょう。深呼吸するといいかもね、彩は逃げないから落ち着いて……」
「はい……スゥッ~、ハァッ~……」
素直に深呼吸をして震えを止めたアキラは大胆にシャツを脱がし、ブラジャーも外していいですかと聞く。
ゴクッ……唾を飲んで興奮を抑えた彩が背中を向けてホックを外しやすくするとアキラは、離れているサチと健志にも分かるほど息を荒げて指を震わせながらもブラジャーを外す。
アキラの手は感触を確かめるように彩の背中を撫でる。
「彩にはサチさんの若さがないからガッカリしないでね」
「そんな、ガッカリなんかしないです。生意気なことを言いますがサチにはない艶めかしさがあります。お姉さんのような人の肌に触れることができて嬉しいです。本当です」
「ウフフッ、何かの発表会のような言い方。お世辞と分かっていても嬉しい、女はね褒められると美しくなるんだよ。サチさんのために覚えておいてね。それと、お姉さんというのはやめてくれる。彩と呼んでほしいな」
「えっ、いいんですか……彩さん、こっちを向いてオッパイを見せてください」
振り向いた彩の成熟した女性らしい美しさにアキラは唾を飲み、
「触ってもいいですか」
「アキラ君、触ってもいいですかと聞かれて、ハイどうぞって言えると思う??女はね、優しすぎる男を物足りなく思うこともあるんだよ。アキラ君なら分るでしょう」
優しすぎるアキラを見た健志は彩に目配せしサチに囁く。
「優しいアキラ君をオオカミに変身させちゃおうか。サチもほんの少し強引なアキラ君を見たいと思うだろう??」
言葉を口にせずにコクリと頷くサチのTシャツを脱がせて左手で抱きしめ、右手だけでブラジャーのホックを外す。
ホックの外れたブラジャーは抱きしめた二人の身体に支えられて落ちることはなく、下着一枚で出会ったばかりの男に抱きしめられるサチを見て嫉妬心に苛まれるアキラのモノは宙を睨む。
「サチ、見てごらん。アキラ君はサチのオッパイを揉んだり吸ったりするオレに嫉妬するからね……可愛い声で啼くんだよ、嫉妬心をくすぐってあげなさい」
囁き終わるや否や健志の右手は左乳房が歪になるほど揉みしだき、右乳房の麓を左手で支えて先端を口に含む。
「アウッ、そんな……クゥッ~、気持ちいい。イヤッ、ダメ、乳首をそんな風にされたら……イヤンッ、たまんない」
嫉妬心を煽るために乳首の先端を刺激していた唇と舌が首から顎へと舐め上がり唇を合わせると、サチの両手が健志を抱きしめる。
キスをしながら抱きしめたサチの両脚の間に右脚を押し入れて股間を刺激すると眉間に皺を刻んで快感に酔いしれる。
「ウグッ、イヤッ、そんなことをされると我慢できない。脱がせて……もうどうなってもいい、ハダカンボで可愛がってほしい」
しゃがみ込んだ健志が両手をショーツに添えて引き下ろすとサチは片足ずつ上げて脱がされやすくする。
ヒィッ~……震える両脚を踏ん張り健志の肩に添えた手を支えに立ち尽くすサチの割れ目を広げ、ベロリと舐め上げると悲鳴にも似た喘ぎ声を漏らす。
そんなサチを見るアキラは宙を睨んでフゥッ~と息を吐き、何かを吹っ切ったように彩を見つめて手を伸ばす。
乳房を揉み、わき腹や腰を撫でてムッチリとした感触に酔うアキラは荒々しく乳房を揉みしだく。
「アキラ君、脱がせてくれる??優しくしてね……」
「ごめんなさい。彩さんを前にすると興奮しちゃって……」
アキラはサチに視線をやり、健志のクンニで眉間に皺を寄せ、口をしどけなく開いて間断なく甘い声を漏らすのを見て口元を緩める。
彩のスカートを脱がせ、ショーツに添えた手を震わせながらも引き下ろして恥毛がなくツルンとした股間を見てゴクッと唾を飲み、上目遣いに彩を見つめる。
「ウフフッ、パイパンは嫌い??元はあったけどね……今度は彩にアキラ君を見せてくれるでしょう??寝っ転がってくれる??」
ズボンのチャックを下ろして剥き出しにしたペニスをそそり立たせる寝姿は滑稽にさえ見えて笑いそうになるのを堪え、笑みを浮かべてアキラの足元にしゃがんでズボンのベルトに手を伸ばす。