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彩―隠し事 165

海の見えるホテル -3

テラスでイスに座る彩は闇に溶けた海を照らす灯台の回転灯が心の奥に潜む性的好奇心も白日の下にさらすような気がして身体が火照る。
今日からこのホテルで三泊する。
健志とのデートは不倫であることと会社勤めと私生活の生活圏で会うことが多く、知り合いに会わないかと不安に思うこともあったが此処ではそんな心配をする必要がない。
私たちを知る人に会うはずがないし、ホテルのフロントや従業員は奥様と呼んでくれた。夫は不倫相手といるはずなので私に連絡するはずもないし、健志と二人なんの憂いもなく二人の時間を過ごすことが出来る。

股間に食い込むプラチナチェーンを左右に分けて花蜜カクテルが滲みだす源泉に息を吹きかける。
「イヤンッ、遊んじゃ嫌。お風呂に入ってなくてもいいんでしょう??舐めて……ハァハァッ、昂奮する」
「相変わらずスケベだな。ホテルに着いて食事を終わったばかりだよ、部屋を確かめたり景色を見たり、色々することがあるだろうに……」
「アンッ、日曜に健志と別れた後は抱かれることだけを想像して仕事を頑張ったんだよ。それなのに、通勤着のスーツからワンピースに着替えてもエッチな事をしてくれないから気が狂いそうだった」
「それでオレのチンチンを剥き出しにしといたのか。ムラムラしているって言ってくれれば希望通り、山ん中に入って車から引きずり出した彩を後ろから犯してやったのに」
「ざんねん。早く、舐めて……ハァハァッ、焦らさないで。早くって叫んじゃいそう」
「前は海、隣の部屋のテラスからは見えないけど叫ばれると聞こえちゃうな。分かったよ」

腰を一回りするプラチナチェーンを指でなぞり、下腹部から股間を経て腰につながるチェーンに指を這わせる。
「彩、この下着を着けて一週間過ごすのはどうだった??」
「離れていても健志に束縛されているようで嬉しかった」
「クククッ、ご主人には申し訳ないけど彩はオレの女だ。不安に思うことはなかった??」
「例の親友が時々泊りに来るんだけど、その時は一緒に風呂に入るから、ちょっと心配していた……でもね、今週は乱交パーティの録音を再生したご主人が毎晩責めてくれるからってイソイソ帰るの、ウフフッ、男と女って色々だよね」

割れ目は綻びを見せて濡れそぼつ花弁をあからさまに晒し、芳しい匂いを撒き散らす。
「スゥッ~……やっぱり好い匂いだ。何処から匂ってくるのかな??」
鼻頭が花弁に接するほど近付き舌を伸ばしてベロリと舐め上げる。
「ヒィッ~……イヤァ~ン、気持ちいい。オシッコが漏れそうなほど気持ちいい」
声を震わせて気持ちいいという彩は上半身を揺すり、両足を健志に絡ませて両手は髪を掴んで襲い来る快感を堪える。

気持ち善さに震える彩が余韻に浸る間もなくクンニリングスは続き、両手で太腿を抱え込んで逃げることを許さずに溢れる蜜の源泉に舌を潜らせる。
芳香を放つ花蜜は粘度を帯びてハッとするほど熱く、欲情の濃厚さを思い知らされる。
溢れる花蜜の源泉に舌を出し入れすると鼻頭は自然とクリトリスを刺激する。
「ウッウッ、クゥッ~、たまんない、こんな風にしてほしくて一週間頑張って仕事をしたの……もっと、もっと気持ち善くなりたい」
ジュルジュル、ズズズッ、ズゥッツ~……ベロッ……ヒィッ~、すごい……舌を出し入れして溢れる花蜜をズズズッと音を立てて啜り、膣口で出入りしていた舌がズズッとクリトリスに向かって舐め上がる。
「ウッウッ……イヤッ、イィッ、クゥッ~……」
彩の手は健志の髪を掴み秘めやかに漏らす甘い声は闇に吸い込まれていく。

ズズズッ、ジュルジュルッ……彩の両脚は健志の頭を挟んだ格好で腰を掴まれているため花蜜を吸われる羞恥から逃げることもできず、小陰唇が作る溝を舐められてクリトリスを甘噛みされると鈍痛で顰めた顔は目くるめく快感で抱え込まれた両脚から力が抜け、子宮が疼き狂おしい昂ぶりで髪を掴む手の力が抜ける。
「アウッ、イヤァ~ン、入れて、我慢できない……これ以上は我慢できない、狂っちゃう」

抱き起した彩の両手をルーフテラスのフェンスに手をつかせて尻を打つ。
「イヤンッ、尻を打たれると痛いっ」
「尻を突き出さないと入らないだろう。突き出さないと指の痕がつくほど叩くよ」
「ハァハァッ、乱暴な健志も好きだけど……これでいいの??」
身に着けているモノをすべて脱ぎ捨てて素っ裸になる気配で振り返った彩はしゃがみ込み、宙を睨むペニスの先端に滲む先走り汁を指で塗り広げて口に含む。
「ジュルジュル、ジュボジュボッ……フグフグッ、ハァハァッ、すごい、熱くて硬い……早く入れて」
再びフェンスに手をついて突き出した尻を艶めかしく揺すり挿入を催促する彩のオンナノコは、芳しい匂いに誘われた虫を絡めとろうとする食虫植物のような妖しい魅力を撒き散らす。
一週間ぶりにつながる悦びで息を弾ませる健志は左手を彩の腰に添えて右手で摘まんだペニスを花唇に押し付け、十分に馴染ませて腰を突き出すと熱い花蜜の源泉に姿を没していく。
ニュルニュルッ……膣口の縁を巻き込み、水を吸ったスポンジを掴んだ時のように花蜜がジュルッと溢れ出る。
「ヒィッ~……熱くて硬い健志のモノが入ってくる。ウッウッ、クゥッ~、気持ちいい」
「温かい彩に包まれて気持ちいいよ。ウグッ、ウッ、ヤワヤワと奥へ引き込もうとしている、意識しているの??」
「アァ~、変なの、ウネウネしているのは感じるけど彩は何もしてない」

温かい襞が優しく健志のモノを包み込み、奥へ奥へと引き込もうとする。
言葉にせずとも二人の身体はもっと深いつながりを求めようとする。
「ついて、もっと激しく……健志が欲しい、彩はオレの女だと言って。早く、我慢できないの」
「彩はオレだけの女だ。他の男に色目を使うんじゃない」
パンパンッ……彩の腰を掴んで恥骨をぶつけるように激しく股間を打ち付けて肉体的に満足させた健志は背中に覆いかぶさるようにして自らの体温を感じさせ、両手で上半身を包み込むようにして抱きしめる。
漏れそうになる喘ぎ声を耐える彩は、身体の疼きは激しいピストン運動で満足し、今は上半身を包み込まれて気持ちの疼きが治まろうとする。

背後から見つめる彩の髪は羽を開いたクジャクのように雅やかに背中に広がり、マリンスポーツを愛する上半身は健康美と共に大理石のように滑りを帯びた艶っぽさを感じさせる。
健康的な肩からウェストの括れを経てパンと張り出した腰から尻に続くラインとミッチリとした太腿は健志好みで新たな力が股間に漲る。

股間を押し付けたまま掬い上げた乳房に指の痕が残るほど揉み込み、首筋に舌を這わせて耳の裏に息を吹きかけ耳朶を甘噛みする。
「クゥッ~、こんな風にしてほしかったの……ねぇ、逝かせて、お願い」
「オレもだ、我慢の限界。彩のオマンコが良すぎる」
左手を乳房に残し、右手を股間に伸ばして結合部を擦りクリトリスを刺激する。
身体だけではなく気持ちも通じ合う二人に激しい動きは必要なく、肌を接しているだけで昂ぶり頂上目指して昇り詰めていく。

ニュルニュル、ジュルジュルッ……愛液にまみれて濡れそぼつペニスがゆっくりと出入りを繰り返し、根元まで突き入れると亀頭が子宮口をつつくコリッとした感触が伝わり、足先から脳天目掛けて快感が駆け上がる。
ゾクッとするほど柔らかな肌の感触に酔い、温かくてウネウネと蠢くバギナの感触で与えられる快感に健志の我慢は限界に達する。
ウッウッ、クゥッ~……彩は漏らしそうになる喘ぎ声を耐えるために口を手に押し付ける。
「彩、逝くよ、我慢できない」
「彩も、気持ちいいの、出して……彩の子宮めがけて吐き出して、ヒィッ~、気持ちいぃ」

ハァハァッ……崩れ落ちそうになる彩を支える健志の膝は震え、背中に覆いかぶさってフェンスに手をついてやっとの思いで堪える。
灯台の回転灯は二人の様子に興味もなさげに暗い海を照らし続け、雲に隠れていた月が優しい光で二人を包んでくれる。
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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

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さむいのも嫌
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夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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