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お見合い -7

卑猥な思いを心の内に隠したまま笑みを絶やすことのない時間が過ぎていき、わだかまりが融けて愛おしさが気持ちと身体を満たす。
川遊びをする子供たちや家族連れの歓声に自然と気持ちが湧きたち、ワンコが自然と戯れる様子に頬が緩む。
男を求めて伸びるアユの手をしっかりと握り、見つめ合うと吸い寄せられるように二人の距離が縮まり自然と唇が重なり合う。
「ウフフッ、連絡しなさいと言ってくれた奥様に感謝しなきゃ……」
「そうだな、明日は感謝の気持ちを込めて妻とデートしよう」
「妬ける……ウソ、嘘だよ」

以心伝心、時刻を確かめた男は妻からの連絡が来る頃だろうと思い、アユを自宅まで送りサヨナラのキスを終えたタイミングでスマホが着信を知らせてくれる。
「妻からだ。水曜日、家を出るときに連絡するよ」
「うん、今日は楽しかった。鰻重も美味しかったよ、ワンちゃんバイバイ」
もしもし……奥様と話し始めた男を振り返ることなくエントランスに入る手前で顔の横まで上げた手を振る。

男に抱かれたワンコは家族との再会を喜んで尻尾を振り身体を揺すって顔を左右に振り続ける。
地面に下すと尻を振りながら一人ずつ足にまとわりついて喜びを露わにし、ワンコと暮らす幸せを思い出させてくれる。
妻と姪を乗せた車はワンと吠える声を合図にして走り出し、息子たちの家族が後に続く。

「連絡があった??」
「あったよ、ありがとう」
「クククッ、こんな面倒なことを妻にさせないでよね。分かった??」
「分かりました。明日、デートに付き合ってください」
「いいよ、理解のある妻でよかったね」
「ねぇ、どうしたの??お兄ちゃんの後始末をお姉さんがしたように聞こえるけど……誰にも言わないから教えて」
「悪いけど、オレの名誉にかかわるから秘密」
姪の問いには二人とも笑みを浮かべるだけで答えをはぐらかし、すべてを知っているはずのワンコは妻に抱かれて気持ち良さそうに目を閉じている。

月曜は夫婦で馴染みのバーに行き、アユを話題にすることなくバーテンダーを相手に暑い夏やお盆休みの出来事などを話す。
そして水曜日……
15時半頃、部屋を訪れた男を満面の笑みで迎えたアユは白いフレアーミニスカと青いシャツという扇情的な恰好で迎える。
「この前は真夏のサンタクロースが衣装の中にじっとりと汗を掻くエロっぽいアユ、
今日はいかにも夏でございますという格好でムッチムチの太腿とムニムニの二の腕をを強調するアユ」
「ねぇ、褒めてくれてる??ムッチムチとかムニムニとかレディに対して言うかな……嫌な男」
「そうか、嫌な男か。もっと嫌いになってもらおうか……」
アユを抱き寄せて唇を合わせ、侵入させた舌で口腔を舐めまわして唾液を注ぎ込む。
ゴクッ、ハァハァッ……目の縁を朱く染めて昂奮を露わにするアユの両手を背中で左手だけで掴んだ男は、
「この間、とびっきりエッチな事をしたいと言ったよな。憶えているだろう??」
「うん、秋川でそう言ったよ。前は会うたびに抱いてくれたのに、最近は……身体目当てじゃないって嬉しいけど物足りなく思うこともあるんだもん」

左手でアユの両手の自由を奪った男は右手でシャツを捲り上げてブラジャーをずらし、ピョンと飛び出した膨らみの先端を口に含んでチューチュー音を立てて吸い、舌先でツンツンつつくとアユの身体が弛緩して崩れ落ちそうになる。
「立っているのが辛い。今日は一杯エッチな事をしてほしい……何をされてもいい」
「アユ……恥ずかしい事と痛い事ならどっちを選ぶ??答えないと何もしてあげないよ」
「そんな事を選ばせるなんて、やっぱり嫌な男……痛いことは嫌い、恥ずかしいことをしてほしい」
「分かった、恥ずかしい姿を見せてオレのモノがビンビンに勃起したらアユのいやらしいオマンコに打ち込んであげる。ボッキッキ~ってならないとセックスはお預けだよ、いいね」
「クククッ、ボッキッキ~チンコなら何枚かスケッチしてあるよ、見せてあげようか」
「ウフフッ、可愛いな。キスさせてくれよ……」
「好いわよ、あなたの好きなだけキスさせてあげる」
しな垂れかかる様に身体を寄せるアユを抱きしめて唇を合わせ、上下の唇に舌を這わせたり甘噛みしたりとアユを感じると下半身に力が漲り始める。

「アンッ、気持ちいい。キスだけでアソコが濡れてきちゃう。恥ずかしい」
「もっと恥ずかしい姿を見せてくれるね……シャツを脱ぎなさい」
躊躇いながらも背を向けてシャツを脱ぐアユを横目で見ながら男はガラステーブルを逆さにしてベッドの近くに置き、毛布を用意する。
バイオレットのブラジャーを残して白い肌を晒した上半身は夏の陽光を受けて健康的に輝き、アユの身体の奥で妖しい想いが育ち始めたことを感じさせることがない。

逆さにしたガラステーブルに毛布を敷いた男は、
「アユ、そのままの恰好で座りなさい」
毛布に座ったアユの両腕と両脚を逆さにしたテーブルの脚に縛って自由を奪う。
背中をベッドに預けて四肢の自由を奪われたアユは真っ赤に燃える瞳を男に向けて、
「大好き……昂奮して心臓が爆発しちゃいそう。息をするのが苦しい、ハァハァッ」
「アユはこれも大好きだろう??」
絵筆を手に取ってブラジャーの縁をゆっくりなぞり、
「上品で清楚、落ち着いた色味はアユによく似合っている」
胸の膨らみを確かめた後は鎖骨の窪みに沿って筆を動かして、首から顎へと撫で上がる。
ウッ、ハァハァッ……ゴクッ……筆が大きな力を持っているかのように喉を撫でると自然と顎を突き出して白い喉を見せる。
筆は肩を刷き、腕を撫でてテーブルの脚に縛った腕や結び目をなぞる。
「筆の動きに合わせて肌がピクッとなる。アユと筆は本当に仲良しだね」
「イヤッ、筆で遊ばれて気持ち善くなるなんて恥ずかしい。鳥肌がスゴイでしょう??ゾクゾクする」
「クククッ、ゾクゾクしてオシッコをちびりそうか??」
男は手を伸ばして前髪の乱れを整えてチュッと唇を合わせ、可愛いよと囁く。
筆は腹部に下りて臍の周囲で円を描き、スカートの縁をなぞると縛られた両脚がフルフル震える。
「アユは感度がいいね。下腹部を撫でると内腿が反応するよ」
スカートの裾から入り込んで内腿を撫でる。
「クゥッ~、焦らされているような感じがたまんない。もっと恥ずかし事をして感じさせて、おねがい」
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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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