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偽者 ~PRETENDER~ -3

ストリップ

「アンッ、いやらしい男……見られちゃう」
「大丈夫だよ。美香ちゃんからは見えない……覗き見されるとすれば少し遠いけど、あのビルかな??」
「じゃぁ、大丈夫。こんな時間に双眼鏡で覗く人もいないでしょう」

腰高窓の窓枠に肘をついて腰を突き出し、通りを見ながら時々振り返って打ち合わせをしているように見せればカフェで監視する美香は痴態遊びに気付くことはないだろう。
私の性癖を満足させてくれる男は結婚相手に相応しくないし、旦那様として私を愛してくれる人はセックスですれ違うということをたった一度の結婚で悟った。
私は業の深い女。
私を二度三度と満足させてくれる男に会ったことがない。
フフフッ……カマキリやジョロウグモの雌のように雄を食べてしまうの、内藤さん、あなたはどうかしら??
私を十分に満足させてくれたら生かしといてあげる……大丈夫、満足させてくれなくても命まで頂くことはしない、二度と誘わないだけ。
私を満足させるには、私の性癖を理解しないとだめ、内藤さんに分かるかしら。

ピシッ……イヤンッ、痛い……見えないことをいいことにしてショートパンツ越しに尻を打つと嬌声をあげて尻をくねらせる。
ズルッ……尻を撫で、ショートパンツを下ろすと染み一つない丸い尻と黒いショーツが姿を見せる。
「黒いTバックはお気に召したかしら、真っ赤なほうが良かった??それとも、白やパープルピンクのフルバックショーツで隠した方が好みかしら??」
「悪女には黒いTバックが似合うよ。黒いTバックとプリンとした白い尻でオレのような無垢の男をアリ地獄に引きずり込もうとする」
「フフフッ……私の棲み処がアリ地獄って分かるの??はっきり言われたのは、あなたが初めて、期待しちゃうよ」

ベッドに近付いた内藤はシーツを手に取って佐緒里を見つめ、顔に押し当ててスゥッ~と息を吸い込んで匂いで胸を満たす。
佐緒里は匂いを嗅がれる羞恥で顔を伏せ、イジワルと呟き、それが内藤の嗜虐心を刺激する。
ベッドに座り、虚空を睨むイチモツを握って上下に擦り、
「欲しいか??」
「ゴクッ……オシャブリしたい。どうすれば舐めさせてもらえるの??」
「素っ裸になって犬歩きでここまで来なさい。そうすれば、今日はご褒美として佐緒里のモノだよ」
「ハァハァッ……私のすべてをお見せしますからご覧になってください。満足できればオチンポを舐めさせてください」
ハァハァッと息を荒げる佐緒里の頬は紅潮し、窓際から二歩ほど動くだけでフラフラと足元も覚束なくなるほど昂奮を露わにする。

「見てください。ストリップ嬢のように色っぽくないけれど、あなただけにお見せします」
一瞬、明るい外の様子が気になる素振りを見せたものの欲情に支配された身体に抗しきれるわけもなく、昂奮で乾いた唇に真っ赤な舌を這わせて滑りを与えてカットソーの裾に手を添えて引き上げていく。
カットソーが首にかかって顔が隠れるとブラジャーを着けていない乳房が露わになり、羞恥なのか昂奮のせいなのか白い下腹部が激しく前後して漏れる息も荒くなる。
「ハァハァッ……恥ずかしい。こんなはしたない事をしちゃって嫌いにならないでね」
「嫌いにならないけど、美香ちゃんに秘密にできるかどうか自信がないな」
「えっ、いや、絶対に秘密にしてね。オミズの女の心得として、他人のお客様にちょっかいを出しちゃダメだよって教えてあるんだから」
「秘密にするから、誰にも見せたことのない恥ずかしい姿を見せなさい。口止め料だよ……美香ちゃんだけじゃなく、佐緒里のご両親にも秘密だろう。あなたがたのお嬢さんは、真昼間、自室に男を引っ張り込んでストリップを披露するような女ですよって教えたくなるかもしれないな」
「ハァハァッ、昂奮する……私の想像した通り、あなたはとんでもなくワルイ男。モジャモジャのマン毛を見たいの??そうでしょう??見せてあげない」
「もう、見えてるよ。Tバックショーツで隠せるようなマン毛じゃないだろう、逆巻く炎のように生い茂る剛毛がはみ出ているよ……性欲が強く、強欲な女だってことを見せつけるために小っちゃい下着を穿いているんだろう、そうだろう」

すっかり剃り落として無毛の股間に剛毛が生えているわけもなく、見えるはずのない陰毛をネタに言葉遊びで苛められる佐緒里は滲み出る花蜜が内腿を濡らすのを意識する。
自然な風を装って花蜜の滴る股間を隠し、剥き出しの乳房はそのままにする。
「卑猥なオマンコに比べてオッパイは可愛いな。大きくもなく、小さくもなくオレの手にすっぽり収まりそうで、舐めたり揉んだり自在にできそうだよ。まったくスケベな身体だ」
「恥ずかしい……早く舐めさせてください。恥ずかしいのを忘れさせてください」
「分かった。両手を頭の後ろで組んで、その場で一回りしなさい」
はい……ついに佐緒里は身体だけではなく声まで震わせる。

命じられたとおりに頭の後ろで手を組んでゆっくりと回る。
白い身体は陽光に照らされて明るく輝く部分と薄っすらと影をつくる処に分かれ、見つめる内藤は陰影が作る女性らしいラインの美しさにゴクッと唾を飲む。
一回りする佐緒里は途中でベッド脇に置いた時計を目にして、外で見張る美香を思い出す。
回り終えた佐緒里はTバックショーツに指をかけて尻を中心にツルッと引き下ろし、両足から引き抜き小さくたたんで立ち尽くす。

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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
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夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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