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ホテル -8

窓 -2

大きく開いた割れ目を覗き込まれている気配は感じるけれど一切の言葉を口にせず、何もされないことが羞恥を煽り、それとは裏腹に窄まりの中心がもの言いたげにヒクヒクする。
「尻の穴が何か言いたいようだな。アユ、どうされたいんだ??」
「そんな事を言われても、私からは何も言えない……分かっているくせに」
「分かっているって言われてもオレには何のことだか??」
窄まりの中心に息を吹きかけた男は、アンッと言う艶めかしい声を聞いても意に介することなく立ち上がり、アユの背中に身体を密着させて耳元にフゥッ~と息を吹きかける。

アウッ、いやんっ……男の指も唇や舌、吐く息までもが全身に散らばる性感帯を呼び起こすためにアユの身体を這い回る。
全身の毛穴が広がり、男の愛撫のすべてを受け入れようとして身体が反応しているように感じ始める。
「好き、あなたの触れる場所が私の性感帯」
男の左手がアユの左手を覆い、気色を浮かべた表情を窓ガラスの中に見るとそっと握り締めてくれる。
並んで歩いているときやペニスに貫かれて得も言われぬ悦びに浸るとき、自然と男を意識する時に手を握ってくれる。
窓に押し付けた右手や身体の前部が窓ガラスの冷たい感触で身体の火照りを冷ましてくれて心地良いと思い始めても、やはり男の左手から伝わる温かさの方に心がときめく。

「オレの可愛いアユを皆が見ているんだよ……分かるだろう??灯りの一つ一つがスケベな男たちのギラギラ光る眼だよ。オレのアユを皆が見ている、考えるだけでも妬けるよ」
「ほんとう??下着もすべて脱ぎ捨てて窓際で悪戯されている私を見ているの??オチンポをオッ立ててギラギラ光る眼で見ているの??あんなにたくさんの男たちが襲いかかってきても守ってくれるでしょう??ねぇ、そうなんでしょう??」
「あぁ、アユはオレの女だよ。誰が来てもブッチメテやるよ」
「嬉しい……ひしゃげるほど窓に押し付けたオッパイが冷たくて気持ちいい。ウフフッ、オッパイは冷たいけど、お尻をつつく棒が熱い」
「オッパイの冷たさを確かめさせてくれるね??」
耳元で囁いた男はアユの身体を反転させて瞳を見つめ、恥ずかしそうに顔を背けると胸がつぶれるほどギュッと抱きしめる。

「アンッ、もっと、もっともっと強く抱いて。手をつないでくれたり、私がキッチンに立っているとお尻をツルって撫でたりするでしょう。あなたと一緒だって感じられて嬉しいし安心できるんだよ。つぶれそうなほど強く抱きしめられるのも嬉しい」
妻がいる立場の男は、束縛されることを幸せだと感じるアユを危険だと思うものの黙って聞いている。
ここで躊躇して抱きしめる手の力を抜けばアユは男の本意を探ろうとするだろう。
一瞬の思いを振り払い右胸の膨らみを鷲掴みにして唇を合わせ、侵入させた舌を重ねて擦り合わせる。
「ウンッ、フグッ……ハァハァッ、今日のあなたは激しい。あなたも初めてのお泊りで昂奮しているでしょう??」
「あぁ、昂奮しているよ。時間を気にせずに、アユとこんな事をできるんだよ、昂奮しないわけがないだろう」

アユの頬を挟んでチュッと音を立てて唇を合わせ、頬に添えた手の指で耳をくすぐり、首を撫でる。
「ウックゥッ~、ねぇ、もう一度、聞くけど誰にも見られていないよね??」
「さぁな、見えてもいいだろ。こんなに好い女のアユを独り占めにするのは失礼な気もするしな」
「バカッ……」
男の指が首を撫で、鎖骨の窪みをなぞりながら顔を近付けるとアユの頬は羞恥で赤みを帯びる。
「そんな近くで見つめられると恥ずかしい」
唾液を交換するような濃厚なキスを交わした男の右手はアユの腰を抱き寄せ、肩を甘噛みする。
「決して消えない噛み痕をつけても好いよ。いつも、あなたと一緒にいることが出来る」
「クククッ……今の言葉を後悔するなよ」
ゆっくりと歯に力を込めていく……「ウグッ、ヒィッ、痛くないもん」
アユの顔が歪み、男の背中に回した手に力が入って指先が痕を残す。
「いたいっ、背中に爪痕が付いただろうな、大切にするよ」

男の手が股間に伸びて熱いぬかるみを探り始める。
「アンッ、すごいでしょう??自分でも蜜の滴りを感じるもん」
「すごいよ、内腿まで流れ出てビショビショだよ……熱い花蜜が湧きだす源泉を弄るとどうだ??」
指がバギナに侵入して膣壁を擦るとアユは蹲りそうになる。
「ダメだよ、アユ。我慢できなくなっても立ってなさい、しゃがんじゃダメだ」
「クゥッ~……そんな事を言われても、立っているのが辛い。気持ちいいんだもん」
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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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