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ホテル -10

窓 -4

摘まんだ花弁を擦ったり引っ張ったりするとアユの表情が歓喜で歪み、指は膣口に姿を隠す。
「クゥッ~、だめっ……そんな事をされたら、立っていられない」
両手を背後で縛られたアユは崩れ落ちそうになる身体を窓に寄りかかって耐え、男を見つめる視線は何かを訴えるようにうっとりする

花蜜を湧き出す源泉に忍び込んだ指が蠢くと眉間に刻んだ皴が深くなり、男を見つめる視線が妖しく揺れる。
「あなたと過ごす時間と共に私の身体はエッチになってくる……なのに、あなたは抱いてくれない。私に飽きちゃったの??」
「そんな事はないって知っているだろう。アユの身体を貪って満足するのと同じくらい、時間と空間を共有する事が楽しい」
「ウフフッ、思った通りで安心した。私に飽きていたら今日は呼んでくれないよね……そうでしょう??疑うようなことを言った私は罰を受けるの??」
「あぁ、オレの事は決して疑わないって言ったのは、いつの事だったっけ??罰を与えるのは当たり前だろう」
「ウフフッ、怖い……今日のあなたは意地悪だもん」
怖いというアユの声は弾んで聞こえ、瞳は朱に染まって妖しく揺れる。

窓ガラスに寄りかかって顔を顰めるアユの眼前で右手人差し指を左右に振り、
「アユに与える罰は……、そうだなぁ、楽しませてもらうよ」
「あなたなら意地悪で嫌な奴でも……大好き……」
クククッ……その場にしゃがみ込んだ男はアユを見上げ、
「気持ち好いからって、この間みたいに漏らすなよ。オレに掛かっちゃうからね」
「ほんとうに嫌な男。あの時はチンチンに掻きまわされる気持ち良さで訳も分からず、あんな事に……言わないでよ」

男の指は膝の周囲をなぞり、腿の付け根に向かって撫で上がる。
「ヒィッ~……立っているのが辛い。だめっ、我慢できない」
「ダメだよ、アユ。わかるね」
男の指は動きを止めることなく腿の付け根から鼠径部を行き来してアユの反応を確かめる。
「ウッ、クゥッ~……だめっ、私だけ善くなるのは恥ずかしい」
薄明りの中でも滴る蜜がはっきり見えるようになると鼠径部を撫でていた指は恥毛の林で遊び、指先に絡めたり顔を近付けて噛んで引っ張ったりと愛撫は止まることがない。
膝がフルフル震えて自然と前屈みになって男の頭に腹部を押し付け、崩れ落ちそうになる身体を支える。
そんな様子を気にすることもなく割れ目の縁を両手の人差し指と中指が擦り、綻びから覗く真っ赤な花弁に息を吹きかける。
淡い茂みの奥で赤くただれた花弁は妖艶な匂いを漂わせ、割れ目の周囲で戯れる指の侵入を待ちわびる。

指の挿入を催促するアユの下半身は妖しく蠢き、
「入れて、我慢できないの……」
侵入した指は泥濘を掻きまわしてヌチャヌチャと卑猥な音を響かせ、膣壁を擦りながら立ち上がった男は閉じた目をじっと見つめる。
閉じた瞼の奥で男の視線を感じるアユは瞳を開き、「いやっ、そんな見つめられるのは……」と、呟いて下半身を揺らし、指が与えてくれる刺激に酔いしれる。

男が愛する肌理の細かい白い肌は眼下で煌めく街の灯りを背にして一層、艶めかしく映える。
「きれいだよ。宝石箱をひっくり返したように煌めく夜景よりきれいだ」
「ほんとう??」
「オレの言葉を信じるんだろう??オレの目を見てごらん。景色じゃなくアユしか見てないだろう」
「ウフフッ、ありがとう。褒めてくれたんだから満足させて……何百キロも離れた所まで会いに来たんだよ、これで終わりじゃないでしょう?? 」
出会った頃の美術を愛する清楚な女性というイメージをかなぐり捨て、セックスで気持ちを満たそうとする。

挿入したままの指で膣壁を擦り、しどけなく開いたアユの唇を舌先がつつくと舌が這い出てくる。
舌は何度も伸びたり縮んだりして絡みあい、唾液を啜って身体を擦りつけると息が弾み、それが二人の昂奮をますます高揚させる。
膣壁を擦る中指に加えて薬指も挿入しようとすると気配を察したアユはわずかに腰を落として腿を開く。
ヌチャヌチャ、グチュグチュ……アウッ、クゥッ~、たまんない……ガラス窓に寄りかかったまま二本の指で膣口を抉られると、灯りを落とした部屋に甲高い喘ぎ声が響く。

「私は可哀そうな女。好きな男に会いに来たのに両手を縛られて窓に押し付けられて弄ばれている。見知らぬ人に見られるかもしれないのに……やっぱり嫌な男……ンッ、クゥッ~」
「それは困ったな。アユに嫌われたくないからな」
言葉を封じるように言葉を重ね、唇を合わせてドロッと唾液を送り込み、嚥下する暇も与えずにバギナに挿入した二本の指が動きを速め、親指がクリトリスを刺激する。
「ンッンッ、ングッ、クゥッ~、気持ちいぃの……立っているのが辛い、ねぇ、入れて。このまま後ろから……ネッ、おねがい」

膣壁を掻きまわす指を抜き取り、両手の拘束を解いて窓ガラスにつかせた男はパンッと音を立てて尻を打ち、自然と腰を突き出す格好になったアユのバギナに先走り汁を滴らす分身を擦りつける。
十分に馴染んだところでグイッと腰を突き出すと、あっけなく分身は姿を消し、
「アゥ、ウゥゥ~、これが欲しかったの……もっと奥まで、そう、気持ちいぃ」
と、憚りのない声を漏らす。

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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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