ホテル -6
オナニー -3
目隠しをされて鋭敏になっていた聴覚や触覚は元通りに開放され、街の灯りがスケベな男たちの瞳だと告げられたアユは店での男たちの視線を想い出す。
今はカウンターを挟んでお客様の相手をするので隣に座る事はないけど、意に沿わない誘いの言葉や下品な猥談の相手もしながら、お客様のオーダーに応じてバックバーのボトルを取ろうとする時、バックバーに張った鏡に私の腰や首筋を見る表情が映ることがある。
あるいは、オーダーされた酒を用意しようと俯いた胸元に視線を感じる事もある。
そんな記憶が蘇り、キラキラ煌めく街の灯りが男たちの視線だと意識すると妖しい思いが脳裏をよぎる。
男に会えない夜の寂寥感から逃れるために店を閉めた後、電車に乗って思い出の場所に向かおうとする。
電車の振動に身を任せて目を閉じると、男の愛撫を想い出した指が乳房や股間に伸びてヤワヤワと蠢き始める。
衣服の上からの刺激では物足りなく思う気持ちが、男に会えない切なさに通じて身体の疼きが深くなる。
乳房の先端を指先で強く押したり擦ったりすると知らず知らずのうちに、ウッウッ、イヤッ、いぃの、気持ちいい……と、声が漏れる。
自らの声に驚いたアユが目を開けると、真向かいに座って驚きの表情で凝視する男と目が合う。
見ず知らずの男の視線に誘導されるように左手はブラジャーをずらしてオッパイを揉み、右手は下着の中に這い入って潤みの源泉で戯れる。
ヌチャヌチャ、ニュルニュル……ウッウッ、アウッ、クゥッ~、いいの……見つめる男を挑発するように下着の中の指が妖しく蠢き、焦点の合わない視線が宙を舞う。
風呂上がりの身体に仄かな香りをまとったアユはベッドに上がって枕を尻に敷き、股間をあからさまに晒して独りエッチに興じる。
恥ずかしさと悦びの狭間で妄想に捉われ、大きな窓から見下ろす街の灯りが見ず知らずの男たちのスケベな視線に思えて見られる快感で昂奮する。
二人で泊まれるはずがないと思っていた男と時間を気にせず戯れる事がこんなに楽しいとは想像する事すらなかった。
クチュクチュ、ニュルニュル……現実に戻ったアユは目を閉じたまま、男に見せつけるように股間の指を蠢かす。
滲み出る程度だった愛液が会陰部にまで滴る羞恥で股を閉じようとすると、
「アユ、閉じちゃ見えないだろう、腿は大きく開いたままにしなさい。それより、オレに関係のないオナネタを思い浮かべていただろう??違うって言えるか??」
「街の灯りはエッチな私を見る男たちのギラギラ光る瞳だって言ったでしょう、恥ずかしくて昂奮しちゃったの……変な事を妄想したのはあなたのせい、私は悪くないもん……ここを、クチュクチュ痛く感じるほど刺激すると堪んないの、クゥッ~、アウッ、ウッウッゥ~」
小陰唇を摘まんでコリコリ擦り、引っ張ったり捩ったりすると快感が子宮から脳天に向かって突き上がる。
「そうか、オレの言葉を信じて他人に見られることを想像して濡らすのか、アユは……こっちに来なさい」
素っ裸のままソファに座る男の股間は男根が隆々と聳え、目の前に立たせたアユの乳房に手を添え、その手を脇腹に沿ってゆっくりと撫でおろして腰から尻のムッチリとした感触に笑みを浮かべる。
「嫌な男。身体を値踏みされているようで恥ずかしい……ねぇ、私のアソコはどうなっているの??」
「ここか??」
内腿に残る花蜜の滴りの痕を見つめる男は割れ目に指を添え、広げる必要もないほど滴る蜜でしとどに濡れて真っ赤な花弁をあからさまにする。
「嫌っ、恥ずかしい……こんなのは、いつものあなたじゃない。怖い」
「オレの事を嫌いになったか??」
「なるわけないよ。あなたの言葉を信じるって言ったけど、言葉だけじゃない。あなたのすべてを信じる……ゾクゾクするほど気持ちいいの。こんなの初めて、今日の私は変なの」
「可愛いよ、窓際に行きなさい」
ヨロヨロと、しかし怖がる様子もなく窓に近付いたアユは男の意を酌んだかのように両手を窓ガラスに押し付けて立ち尽くす。
「どうされたい??アユの望みを聞くよ」
振り返って男を見ることもなく、素っ裸の自分を照らしてキラキラ煌めく街の灯りに見入る。
「急にそんな事を言われても……こんな事を想像したことないもん」
「それじゃぁ、オレの思ったままで進めるしかないな」
目隠しをされて鋭敏になっていた聴覚や触覚は元通りに開放され、街の灯りがスケベな男たちの瞳だと告げられたアユは店での男たちの視線を想い出す。
今はカウンターを挟んでお客様の相手をするので隣に座る事はないけど、意に沿わない誘いの言葉や下品な猥談の相手もしながら、お客様のオーダーに応じてバックバーのボトルを取ろうとする時、バックバーに張った鏡に私の腰や首筋を見る表情が映ることがある。
あるいは、オーダーされた酒を用意しようと俯いた胸元に視線を感じる事もある。
そんな記憶が蘇り、キラキラ煌めく街の灯りが男たちの視線だと意識すると妖しい思いが脳裏をよぎる。
男に会えない夜の寂寥感から逃れるために店を閉めた後、電車に乗って思い出の場所に向かおうとする。
電車の振動に身を任せて目を閉じると、男の愛撫を想い出した指が乳房や股間に伸びてヤワヤワと蠢き始める。
衣服の上からの刺激では物足りなく思う気持ちが、男に会えない切なさに通じて身体の疼きが深くなる。
乳房の先端を指先で強く押したり擦ったりすると知らず知らずのうちに、ウッウッ、イヤッ、いぃの、気持ちいい……と、声が漏れる。
自らの声に驚いたアユが目を開けると、真向かいに座って驚きの表情で凝視する男と目が合う。
見ず知らずの男の視線に誘導されるように左手はブラジャーをずらしてオッパイを揉み、右手は下着の中に這い入って潤みの源泉で戯れる。
ヌチャヌチャ、ニュルニュル……ウッウッ、アウッ、クゥッ~、いいの……見つめる男を挑発するように下着の中の指が妖しく蠢き、焦点の合わない視線が宙を舞う。
風呂上がりの身体に仄かな香りをまとったアユはベッドに上がって枕を尻に敷き、股間をあからさまに晒して独りエッチに興じる。
恥ずかしさと悦びの狭間で妄想に捉われ、大きな窓から見下ろす街の灯りが見ず知らずの男たちのスケベな視線に思えて見られる快感で昂奮する。
二人で泊まれるはずがないと思っていた男と時間を気にせず戯れる事がこんなに楽しいとは想像する事すらなかった。
クチュクチュ、ニュルニュル……現実に戻ったアユは目を閉じたまま、男に見せつけるように股間の指を蠢かす。
滲み出る程度だった愛液が会陰部にまで滴る羞恥で股を閉じようとすると、
「アユ、閉じちゃ見えないだろう、腿は大きく開いたままにしなさい。それより、オレに関係のないオナネタを思い浮かべていただろう??違うって言えるか??」
「街の灯りはエッチな私を見る男たちのギラギラ光る瞳だって言ったでしょう、恥ずかしくて昂奮しちゃったの……変な事を妄想したのはあなたのせい、私は悪くないもん……ここを、クチュクチュ痛く感じるほど刺激すると堪んないの、クゥッ~、アウッ、ウッウッゥ~」
小陰唇を摘まんでコリコリ擦り、引っ張ったり捩ったりすると快感が子宮から脳天に向かって突き上がる。
「そうか、オレの言葉を信じて他人に見られることを想像して濡らすのか、アユは……こっちに来なさい」
素っ裸のままソファに座る男の股間は男根が隆々と聳え、目の前に立たせたアユの乳房に手を添え、その手を脇腹に沿ってゆっくりと撫でおろして腰から尻のムッチリとした感触に笑みを浮かべる。
「嫌な男。身体を値踏みされているようで恥ずかしい……ねぇ、私のアソコはどうなっているの??」
「ここか??」
内腿に残る花蜜の滴りの痕を見つめる男は割れ目に指を添え、広げる必要もないほど滴る蜜でしとどに濡れて真っ赤な花弁をあからさまにする。
「嫌っ、恥ずかしい……こんなのは、いつものあなたじゃない。怖い」
「オレの事を嫌いになったか??」
「なるわけないよ。あなたの言葉を信じるって言ったけど、言葉だけじゃない。あなたのすべてを信じる……ゾクゾクするほど気持ちいいの。こんなの初めて、今日の私は変なの」
「可愛いよ、窓際に行きなさい」
ヨロヨロと、しかし怖がる様子もなく窓に近付いたアユは男の意を酌んだかのように両手を窓ガラスに押し付けて立ち尽くす。
「どうされたい??アユの望みを聞くよ」
振り返って男を見ることもなく、素っ裸の自分を照らしてキラキラ煌めく街の灯りに見入る。
「急にそんな事を言われても……こんな事を想像したことないもん」
「それじゃぁ、オレの思ったままで進めるしかないな」