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彩―隠し事 84

栞がお泊り-3    

優子の部屋に戻った二人はパジャマ姿で乾杯を済ませ、スパークリングワインを口にしようとした丁度その時、玄関で音がする。
「帰ってきたみたい。ちょっと行ってくるね」
一旦、優子を見送った栞も閉まったドアを開けて後に続く.

「ただいま」
「お帰りなさい……お疲れさま、栞が来てるの」
「お帰りなさい、お邪魔しています。いつも優子にはお世話になっています」
「いつまでも優子の親友でいてください……私はやらなきゃいけない事があるので失礼します。ごゆっくり……」

再び部屋に戻った二人は泡の出尽くしたグラスを見つめて、笑みを浮かべる。
「ご主人への挨拶も終わったし、優子と二人だけの時間だね……」
「絶対に変な事をしちゃ嫌だよ。何かワインのつまみになるものを持ってくるね」

生ハムとカマンベールチーズ、タマネギとダイコン、ニンジンやオリーブなどの自家製ピクルスを持って戻った優子は、ベッドを背にして床に座る栞の隣に腰を下ろしてオリーブを口に放り込む。
「格好いぃ……仕事をしている時は冷静でクールな優子が、摘まんだオリーブをポイと口に放り込む。惚れちゃうな……」
優子を押し倒して唇を重ねた栞は舌を侵入させてオリーブを奪い取る。

「私のオリーブを返して……」
真っ赤に燃える優子の瞳に気圧されたように栞が近付くと両手が伸びて抱き寄せられて唇を奪われる。
再びオリーブを奪い取った優子は代償としてパジャマのボタンを外され、剥き出しになった乳房の谷間にスパークリングワインを垂らされる。
「ウッ、いやんっ、冷たい……私の身体はグラスじゃないのに……ハァハァッ」
息を荒げ頬を紅潮させる優子は栞の唇が肌を這うのを待ちわびて瞳を潤ませる。
ズルズルッ、チュウチュゥ~……ワインを舐め取った栞は上目遣いに優子を見つめてパジャマを脱がせていく。
左肩を滑らせて右肩も抜いて上半身を露わにした優子の乳房を手の平で包み込んだ栞は、
「もう一度、優子グラスでワインを飲んでも好いでしょう??」と、囁く。
「昔から、そうだった。エッチな悪戯をするときの栞は我がままで、私の言うことは聞いてくれなかったでしょう??」
「ふ~ン、優子は私の事をそんな風に思っていたんだ……嫌いになる??」
「もう……そんな風に拗ねた振りをするのもいつもの事。最後は栞の言うことを聞いてしまうんだよね……グラスは私が用意してあげる」

羞恥をかなぐり捨てて嫣然と微笑む優子は、健志との卑猥な遊戯を思い浮かべていた。
「恥ずかしいから目を閉じるか、あっちを向いて……」
わずかに声を上擦らせる優子に無言でゴクッと唾を飲んだ栞は、分かったと応じて背中を向けて目を閉じる。
シュッシュッ……目を閉じて耳をそばだてる栞は背後に聞こえる衣擦れの音に逸る気持ちを抑えるため、唇を噛んで両手を固く握る。
キュキュッ、ポンッ……トクトクッ……ボトルの栓を抜く音に続いてワインを注ぐ音がする。
「もう好いよ、栞。優子グラスで飲ませてあげる。早く飲まないとあったかくなっちゃうよ」
パジャマを脱ぎ捨てて素っ裸になった優子は両足を重ねて固く閉じ、股間に出来た窪みにワインを湛えて頬を朱に染める。
「優子グラスを気に入ってくれた??」
「すごい、週末をはさんだ優子は以前よりもエッチになったよ、やっぱり変」

それ以上に言葉を継がず股間に顔を埋めた栞はチュルチュルと吸い上げ、飲み干した後は割れ目に沿ってベロッと舌を這わせる。
「アンッ、いやっ、そんな事をされたら……」
「ウフフッ、可愛い。優子がエッチでスケベになってくれると嬉しい……ツマミが欲しいな」
タマネギのピクルスを咥えた栞が近付くと優子は噛んで二人は両端から齧っていく。
唇が触れるとどちらともなく舌を伸ばして絡ませ、首や背中に伸ばした手に力を込めて上半身を擦り付け、乳房の圧迫感に息を弾ませて瞳を朱に染める。
「昂奮して喉が渇いたからシュワシュワをもう一度飲ませて、ねっ……」
再び両足を重ねて窪みを作った優子にボトルを手にした栞は、
「ねぇ、こういうのってワカメ酒って言うんでしょう??ワカメが無くてもワカメ酒って言うのかなぁ??」
「以前、聞いたような記憶があるけどアワビ酒って言うらしいよ」
「ふ~ン、そうなんだ。アワビ酒のお代わりをしようっと」
ジョボジョボッ……再び優子のパイパンマンコをスパークワイン漬けにした栞はチュルチュルと音を立てて吸い取り、顔を近付ける。

「口移しでアワビ酒を飲ませてくれるの??嬉しい……」
ゴクゴクッ……白い喉を上下させて口移しのワインを飲み干した優子は態度を豹変させ、栞を組み敷いて馬乗りになり、股間を顔に押し付ける。
「栞、もっと遊びたかったら私のオマンコをきれいにしなさい」
「はい、優子に命令されるとゾクッとして心臓がバクバクして爆発しちゃいそう。舐めてきれいにするね、ワインの香りも全部舐めちゃうね」
ジュルジュルッ、ピチャピチャッ……アウッ、クゥッ~、気持ちいぃ……栞は両手で割れ目を開いてビラビラの作る溝まで舌を這わせ、優子は膝立ちになって股間を舐められる快感に酔い両手で乳房を揉んで陶然とする。

オリーブのピクルスを手にした優子は、
「栞。甘え上手の栞は実はMッコでしょう??苛めてあげる、私に苛めて欲しかったんでしょう??正直に言いなさい」
「うん、いいえ……はい。本当は優子に苛めて欲しかったの。苛めて欲しいから催促するように意地悪をしていたの、優子の好きにして。苛められたい」
「ウフフッ、栞の気持ちは分かっていたけど、私に受け入れる勇気がなかったの。私もMッコだし、今日から二人っきりの時、栞は私のオモチャになるんだよ、分かった??分かったら返事をしなさい」
「はい、栞は優子のオモチャです。オモチャにしてもらったら幸せです」

「オリーブを食べさせてあげる。お口を自分で開きなさい……上の口じゃないでしょう、そんな事も分からないの??」
ピシッ……アンッ、気持ちいい……優子の手が腰を打つと艶めかしい声を漏らす。
割れ目に指を添えて開いた栞に数えさせながら三個挿入した優子は、
「もっと色々してあげるから、課長に抱かれた時の事を教えなさい。話したいんでしょう??不倫したことを私に聞いて欲しいのでしょう??」
「いじわる。意地悪な優子が好き。課長に抱かれた時の事を話すから聞いてね」
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Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
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夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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