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おとぎ話

カップ焼きそば 3/3

ウグッウグッ、フグフグッ……手をペニスの付け根に添えて顔を前後する。
「上手だよ。沙希も気持ちよくなってくれよ、セックスは二人で気持ちよくなるのが大切なんだよ……よし、おいで」
両脇に手を差し入れて抱き起した柏木は唇を重ねて濃厚なキスをする。
沙希の唾液と自らの先走り汁が混じり合った滑りを舐め取り、舌を侵入させて歯茎や上顎に舌を這わせる。
「ハァハァッ……どうしていいか分かんない、気持ち良くてフワフワする、私の身体じゃないみたい」
「よし、今度はオレが沙希の身体をきれいにしてあげる」

股間や乳房を隠すことを許さずに立たせた沙希の身体は要所要所に柏木好みのムッチリ感があり、店で見る印象と違っていたことに目を見張る。
泡だらけにした身体の股間と胸の膨らみを残して足指から首まで手の平を這わせ、乳房に手を伸ばすとブルッと震える。
「私の身体は変じゃない??他の人と比べたことがないから自信がないの」
「お店ではデートの申し込みに客が列をなしているんだろう??可愛いよ、自信を持っていい。オレの保証じゃ信じられないかもしれないけどな」
「信じる、柏木さんだから信じる……ハァハァッ、苦しい、心臓がバクバクしている。そこは恥ずかしくて我慢できない、自分で洗いたい……」
「ダメだよ。風呂から出たらベッドに寝かせてアソコもココも舐めたり吸ったりして、沙希のマンチャンが嬉し涙を流すまで許さないよ」
「いやっ、そんな事を言わないで……ハァハァッ、苦しい。それより、アソコもココもって何処なの??まさか……違うよね、いやんっ、ハァハァッ」
「沙希の考えていることは分からないよ。楽しみにしていなさい……、オレは先に出るから、きれいに洗ってくるんだよ」

下腹部を打つほど昂奮したペニスを沙希に見せつけるようにして身体を拭いた柏木はバスルームを後にし、後ろ姿を見送った沙希は、
「自信たっぷりで嫌な男……他のお客様のように私に媚びたり威張ったりしない。いつでもマイペース……そんなところが好きなんだけど、ウフフッ。ココをきれいにして、念のため後ろも、いやんッ」
昂奮する自分を冗談めかした独り言で冷ましながら股間と背後に指を伸ばす。

クリスマスのビンゴ大会で当たったクロエの香水をつけようかと一瞬迷ったものの、無理に大人ぶるよりも普段のままの自分でいようと心に決めて、この日のために用意したピンクのブラとショーツを着ける。
ふんだんに使った刺繍は華美になることなく清楚な雰囲気を保ち、ハーフバックショーツが優しく包んでくれる身体を柏木が気に入ってくれるかと気にかかる。
よしっ……パシッ……沙希は自らを励ますように声を出し、両手で頬を叩いてパジャマ代わりの半袖Tシャツと短パンを着けてバスルームを出る。

短パンから伸びる白くて張りのある太腿は風呂上がりのせいもあって微かに朱に染まり、艶めかしさにゴクッと唾を飲む。
「眩しい、沙希には驚かされるばかりだよ。夜のアルバイトが勉強の邪魔にならないかと心配していたけど、この部屋を見る限りそんな心配はなさそうだし……オッパイもカッコいいし、腰や腿のムッチリ感はそそる。抱きたくなるよ」
「私にも飲ませて」
床に座って水割りを飲む柏木に声をかけると両手を広げて招き寄せ、腿を跨いで座らせる。
「恥ずかしいから少し酔いたい、飲ませて」
カラカラッ……グラスを傾けて水割りを口に含むと氷が音を立て、これからの時間を後悔する事はないかと二人に問いかける。
ゴクッ……沙希の背中に手を回して口移しで水割りを流し込むと薄く作ったはずなのに目元をポッと朱に染めて目を閉じる。
「美味しい。優しくしてね……息をするのが苦しいの、横になりたい」
お姫様抱っこでベッドに運んだ沙希を横たえ、苦し気に息をする唇にキスをしてそっと舌を侵入させると飲んだばかりのウィスキーの香りが残っている。
ウッウゥッ~、ハァハァ~……動きがなく、されるがまま堪えていた舌がおずおずと動き始めて手は柏木の腕と背中を擦る。
柏木の手は腰を擦り、脇腹を撫でて胸の膨らみに手を添える。
ウッ……「大丈夫だよ、力を抜いて。息を吐いてごらん……そう、それでいいよ」
「ごめんなさい、こんな風にして欲しかったの。緊張してるのかぁ、なんか震えているみたい……私の、自分の事なのに分からない」

目を閉じなさい……うん、これでいいの??……沙希のオッパイを見ちゃうぞ。
半袖のために剥き出しの腕に指を這わせ、沙希が目を開けようとすると、目を開けちゃダメと柏木の声がかかる。
柏木の指が腕を這った後に鳥肌が立ち、それは全身に広がっていく。
「くすぐったいような、気持ちが好いような……オッパイを触られたらもっと善くなるかも……アンッ、恥ずかしい。太っているなんて言っちゃ嫌だよ」
Tシャツの裾に指をかけると、アンッと声を漏らして身体をくねらせる。

脱がせたシャツを顔に被せて視線を遮り、有無を言わさずパンツも脱がせてピンクの下着姿にする。
「沙希の白い肌に優しくて可憐なピンクの下着がよく似合っているよ」
指先がピンクのブラジャーの縁をなぞり、大きすぎることなく小さくもなくオレ好みだよと話しながら腹部に移動して臍を一周する。
「くすぐったい……ハァハァッ、なんか昂奮する。特別の事をされてないのに身体の芯が熱くなってくる」
ショーツの縁をなぞり、内腿を刷いて鼠径部を撫で上がると、両足がフルフルと震え、ハァハァッと息を漏らして鼻孔が開き、口は閉じることがなくなる。
内腿や鼠径部、ショーツの縁を撫でていた指が会陰部を擦ると何を言われたわけでもないのに両足を開いて愛撫を催促するようになる。そのまま割れ目の中心に沿って撫でると、指の後を追うようにして染みが出来る。
「焦らしちゃ嫌……何だか分からないけど叫びそうになっちゃう。私の気持ちを鎮めて」
親指を除く四本の指で割れ目を覆うようにして手の平の付け根を下腹部から恥丘に押し当て、体温を伝える意識を込めて圧迫する。
「アンッ、ウッウゥッ~……気持ちいいけど、続けられるとお漏らししそう」

ビチャビチャッ、柏木の舌は音を立ててショーツ越しに割れ目を舐め、手は腿を撫でて尻を揉む。
ウッウッ、イヤッ……ショーツは滲み出た花蜜と柏木の唾液で濡れそぼち、左手の甲で間断なく喘ぎ声を漏らし始めた口を抑え、右手はシーツを掴んで眉間に皺を寄せる。
沙希の胸の内にあるドロドロとした思いが肌を通じて伝わってくる。
若さを象徴する肌の張りがしっとりと滑りを帯びたようで、可憐な少女が成熟した女性に変貌する直前の輝きを放ち、喘ぎ声は声を殺した忍び泣きにも似る。
「ウッウッ、いぃ、そこ、アッアァァ~、いやっ、気持ちいぃ、もう、ダメ……いれて、我慢できない」

あっけなく昇りつめた沙希はハァハァッと荒い息を漏らして柏木が股間に押し当てたティッシュを挟んだまま、はにかんで頬を朱に染める。
「今の沙希は可憐な少女だけど、近い将来には好い女になるだろうな」
「ほんとう??また会ってくれるでしょう。エッチしてもらったけど、これはデートじゃないからね……ウフフッ」
「沙希がイヤじゃなければ、好い女に成長するのを確かめたい。次は背中やオッパイを舐めて足や腕を擦り、全身を愛撫攻撃で感じる処を探り当てたい」
「ウフフッ、私は柏木さんに育ててもらって好い女になるんだね、嬉しい」
チョコレート焼きそばを美味そうな表情で食べた褒美としては十分に満足できる。
近寄りがたいほどの好い女になる日を見ることが出来るだろうかと眩しそうに沙希を見る。


<<おしまい>>
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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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