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不倫 ~immorality~

想いを巡らす 二日目 57

足を開いて両肘をつき、揃えた手首の辺りに顔を付けた彩は尻を高くつき上げて健の指示を待つ。
「早く・・・早く命令して。こんな恰好のまま指示を待つのは恥ずかしい」
「おや、こんな恰好をしたのは彩だろ。オレはエロいショーを見せてくれって言った覚えはないよ」
「ハァハァッ、ごめんなさい。エロイ事を始めたのは彩だけど、オチリの穴が丸見えになるような格好をさせたのは健だよ・・・次の命令を待っているんだから、お願い、早く・・・」
自らMっ気が強いと言う彩は被虐心の昂ぶりで立てた太腿がフルフル震え、窄まりは悪戯を待つかのようにヒクヒク息をする。

「ねぇ、触ってもいいよ。触られても我慢するから・・・ねっ、お願い」
「だめだ。彩の指で昇りつめるのもよし、オレを昂奮させるだけでもよし。ここに座ってスケベな彩の姿を見せてもらうよ」
「いじわる・・・いいけどね。今の意地悪はモーニングセックスで二倍にして返してもらうから・・・あぁ~ァ、どうしてこんな事を始めちゃったんだろう」
突き上げた下半身をそのままにして右手を伸ばして太腿を撫でる。
僅かながら汗がにじむ白い肌は滑りを帯びて乳白色に輝き、割れ目の底にある窄まりの中心は色素沈着が薄く、刺激を求めてヒクヒクしているものの上品さは損なわれていない。
アナルとバギナを繋ぐ会陰部は滲み出た蜜がナメクジの這った跡のような痕跡を残し、気付いているはずの彩は一言も触れようとしない。
「彩、マンコと尻の穴の間をなんて言ったっけ・・・蟻の門渡りだったっけ、オシッコを漏らしたみたいに濡れてるよ、触って確かめてごらん・・・彩・・・そうだよ、指先で確かめるんだよ・・・濡れてない??」
「ハァハァッ・・・スケベ、いじわるな言い方・・・アァ~ン、湿り気を帯びてる、お漏らしなんかしてないのに」
「そうか、漏らしてないのか・・・じゃぁ、指先の滑りを舐めて味を確かめてごらん」
「いやっ、エッチ・・・舐めるね・・・ハァハァッ、なんか分んないけど興奮する・・・オシッコを舐めた事はないけど、これは違うと思う」
分りきった言葉遊びによる掛け合いも満足しているはずの欲情を刺激して新たなときめきを目覚めさせ、涸れることのない泉が滾々と水を溢れさせるように妖しい思いが芽生え始める。

アンッ、アッアッ、クゥッ~・・・滲む愛液にまみれた中指で会陰部を擦り、じわじわと襲い来る快感に表情を歪める彩の口は半開きとなって甘い吐息を漏らし始める。
彩の痴態を見つめる健は言葉を発する余裕を失い、只々見つめるだけとなって唾を飲みこんだり、乾いた唇に舌を這わせたりと落ち着きがなくなる。
会陰部を撫でていた中指の動きが止まり、潤んだ瞳が健を見つめてゴクッと唾を飲んで親指が蠢き始める。
健の視線と絡むと羞恥を浮かべて目を閉じ、一瞬の躊躇の後に、ハァッ~と艶めかしい声を漏らして親指が滑りの源泉に姿を消していく。
ズルズル、ニュルニュルッ・・・指が姿を消すにつれて乾いた音が卑猥な音に変化して彩の表情も苦痛を伴ったようなものに変わる。
ニュルニュル、ジュルジュルッ・・・アッアッ、ウゥッ~ン・・・指が出入りを繰り返すと表情が柔和になり、半開きの口から喘ぎ声に似た甘い響きが漏れる。
蜜の滴りが激しくなり、透明だったモノが白濁する。
膣口に姿を消した親指をそのままにして会陰部を撫でていた中指を折って押し付け、薬指が窄まりに向かっていく。

やっと正気に戻った健は、
「オレのモノを咥えこんで善がった尻の穴と思えないほど品がある。エロイ太腿や尻に隠れてひっそり佇む淑女って風だね」
「クククッ・・・笑わせないでよ。彩は太腿やオチリが下品で、オチリの穴が上品なの??・・・なんか、バカにされてるような気がする」
「真面目に褒めているんだよ・・・モデル体型のようにスラッとして整った美人よりも、清楚と卑猥・・・ほんの少しバランスが崩れている方が色っぽいと思うよ、オレは。振れなば落ちんってヤツだな」
「酷い、もう止める・・・彩は誰でもいいからって男を誘ってるみたいな言い方・・・怒っているんだからね」
健をからかう積りで始めた痴態も止める切っ掛けを無くして困り始めていた彩は、いい機会だとばかりにベッドから降りて怒ったような表情でバスルームに向かう。
彩の後を追うと港の夜景を見ながらのセックスに行きつくと思う健は、優子の口に吐き出したのは余計な事だったなと口元を歪める。
「来ないの??」
「あぁ、やめとく。一緒に行けば搾り取られそうだから止めとくよ。モーニングセックスをパスしても良いならついて行くけどね」
「クククッ・・・男のモノって残念だね」

ナイトシャツ姿でくつろぐ健は二杯目のジントニックを手にして夜の港を見つめ、バスタイムを終えて上気した顔の彩はバスローブ姿でその前に立つ。
「彩のナイティはベビードールなんでしょ??着せてくれるの??それとも彩が自分で着替えるの??」
右手に持ったピンクのベビードールとヒモパンを突き出すようにした彩は、悪戯心を秘めた瞳をキラキラ輝かせて口元を緩める。
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ちっち

Author:ちっち
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さむいのも嫌
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夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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