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彩―隠し事 356

余波 -13

英子のオンナノコに挿入したままの二本の指で膣壁を擦りながらベッドに置かれたスマホを見つめる彩は、
「英子のように悪い妻を愛するご主人が可哀そう……私を大切にしなさい。ご主人の言いつけを守るんだよ…クククッ、好いご主人だね」
「世の中の多くの人と同じで旦那様も優子のことを見誤っている。こんなにスケベでエッチ大好き女なのに、真面目で清楚な人妻だって……悪い女」
「あら、そうなの??私は人見知りするし集団の中で自己主張するタイプじゃないから他人の評価は信じるよ」
「私と優子は同じ穴の狢。優子を知る人は清楚で貞淑、仕事も出来る好い女と言うけど、浮気相手に極太オモチャを突っ込まれて嬉し泣きする彩という別人を隠している。私は優子ほど上品で清楚な女と思われていないかもしれないけど、それでもAV女優の顔を持っているとは思われていないはず」
「クククッ、間違いない。栞と優子は昼間の親友、夜になると英子と彩に変身してエッチな親友になる」
「それに、これまでSMショークラブやAV撮影の現場見学などエロイ処に案内したけど、今度は優子が私をエロイ店に連れて行ってくれるんでしょう??楽しみ……イヤンッ、気持ちいい」
英子を跨いだまま指先をクネクネ蠢かして膣壁を擦ると喘ぎ声を漏らして股間を突き上げる。

そんな英子に頬を緩める彩は男性のように射精というゴールがないために止める切っ掛けを掴めず、指を挿入したまま逡巡する。
そんな彩の様子を察した英子は、
「ねぇ、優子、健志さんを借りても怒らない??」
「うん、信用しているよ。栞は親友だもん。悠士さんって言うんだけど健志と同じマンションに住んでいる友達。本職はアクセサリーなどの銀細工師さんで色々細かいオーダーも聞いてもらえるよ」
「うん、優子と健志さんに参考になる話を聞かせてもらったから、それをベースに希望を伝える積り……ウフフッ、旦那様の悦ぶ顔を想像すると彩の愛撫じゃ物足りなく感じる。ゴメンね」
「仲の好いご夫婦のようで、ごちそうさま」
淫猥遊戯を止める切っ掛けを与えられた彩は指を抜き取り、ポッカリと残った洞に唇を合わせてズズッと滴る蜜を吸い取り、ベロリと舌を這わせて残滓を舐め取る。
「きれいになったけどシャワーを使いたい??」
「ガサガサ動き回ると何をしているのかとご主人が不審に思うかもしれない。どうしようかなぁ……」
「じゃぁ、これを使おうか」
「携帯用ビデ……なの??ねぇ、健志さんに苛められて善がり啼きしたことを想い出して独りエッチした後、ご主人を憚ってこの部屋で処理していたの??」
「当たらずとも遠からずかな……想い出してってだけじゃなく、こんな風にされたら興奮するだろうなって妄想も、ウフフッ、出来そうもないことの方が多いけどね」
「エロイなぁ、想像以上にスケベな女。今度、妄想オナニーするときはAV撮影をイメージしてみてよ。すごく昂奮するシーンがあれば教えてね、次回作の参考にするから」
「どうかな、約束はしないよ。AV出演を妄想できるかどうか自信がないもん」

ベッドを降りた優子はクローゼットから取り出した洗面器を跨ぎ、携帯ビデで股間を洗浄して、
「さっぱりした。どうぞ……」と栞に場所を譲る。
栞もまた洗面器を跨いでビデを股間に向ける自らの格好に羞恥を覚えて背を向け、グッショリ濡れる花蜜を洗い流す。
「独りエッチの後始末の準備まで用意しておく優子は私よりもエロイ。完全に負けた……健志さんとは別腹でご主人に甘えればいいのに」
「他所で他の女にナメナメしてもらってアソコにぶっこんだオチンポをオシャブリする気にならないよ。今のままじゃ、ムリムリ」
「秘密のオチンポがあるしね。私にも教えてくれなかった隠しオチンポ。ねぇ、満足している??」

改めてパジャマを着た優子は嫣然と微笑んでベッドに上がり、栞もまた眠る準備をする。
「言っとくよ、栞。英子と彩ゲームは終わり。変なことをしちゃダメだよ」
「分かった、何もしないで寝るって約束するから、お返事は??優子の答えを聞かないと眠れない」
「満足しているよ。健志に会う前の二倍かな……今では少し疎遠になっているけど、主人もいるし健志もいる。これが答え、おやすみなさい」
「ふ~ん、分かった。仕事は順調、親友の私との仲はますます親密になってきているし、浮気をしているご主人とは付かず離れずの関係だけど、いつか元鞘に戻る。そして仕事中も抱き続けてくれる健志さんがいる幸せな女……でしょう??」

栞は隠し事もなく私を信じてくれているように感じるけれど、私は栞に対して以前よりも身軽になったものの、まだ秘密が残っている。
健志の存在を明かしたことで十分だろう。それ以上の事は必要があれば話すし、意識してすべてを話すつもりはない。
そんなことを考えている内に優子は睡魔に屈して夢の世界の住人になり、気持ちよさそうな寝息に頬を緩める栞もまた瞼の重みに耐えきれなくなる。

「おはよう。朝食の用意が出来たよ」
前日、健志も交えた三人で、個室居酒屋で夕食を終えたのち衣服をすべて脱ぎ捨ててプラチナチェーン下着を見せ、帰宅後、夫が仕事をしているのを承知で淫猥遊戯に耽ったことを忘れたかのように屈託のない笑顔で栞を起こす。
「おはよう……えっ、もうそんな時間なの。ご主人は起きている??」
「大丈夫、仕事の仕上げは会社でなきゃダメだと言って朝食を頬張りながら出かけたよ」
急ぐ夫に合わせて用意したスパムと卵焼き、キュウリやアボカドなどの、おにぎらずで手早く朝食を済ませた二人はマンションを後にする。

優子がリーダーを務めるプロジェクトメンバー全員参加してのミーティングも終わり、昼食を摂りながら健志に連絡を入れる。
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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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