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彩―隠し事 268

愛欲 -14

素っ裸の四肢を拘束されて女の秘所を隠す術もない羞恥に苛まれる優子は、乳輪と内腿の付け根から割れ目の縁にまで塗り付けられた冷感ジェルの清涼感が快感につながり身体をくねらせて目を閉じる。

まだ大人の女になる前、隣家の男子がカーテンの陰に隠れて覗き見ているのに気付きながら下着も全て脱ぎ捨てて見せつけるように着替えをした。
恥ずかしい姿を見られているというスリルは快感に変化し、成熟した女になる前の優子の身体は気持ち悪くなるほど股間を濡らした。

その後、何人かの男と愛し合った。
そのうちの一人は共通の趣味を持ち、時には荒々しく接して身体の奥に眠っていたM性を刺激してもらう悦びに浸りながら生涯の契りを交わした。
夫となった男との生活は幸せに満ちていたが浮気の気配を感じ、それが現実と確信する頃には肌を合わすこともなく寝室も別になっていたが近所の人たちの目にはそれまで通りの仲の好い夫婦と見えるように振る舞っていた。

学生時代からの親友の栞は性的に奔放なところもあり、結婚後も優子が想像もしないような経験を重ねてSMショークラブやアダルトビデオの撮影見学など見るだけで済むような場所に誘われたこともある。
熟れた身体は欲情を抑えきることも出来ず、さりとて生来の性格もあって夫が浮気をするなら自分もと割り切ることも出来ずオナニーや妖しい妄想で昂ぶる性欲を満足させていた。
そんな時、偶然見つけたアダルトブログの中の女性の裸身の美しさや文章からにじみ出る色っぽさに心惹かれ、オナニーでは満足しきれない性欲と、見られるか見られないかのスリルを味わうために、どこの誰とも分からない男たちを相手に裸体を曝してみようとブログを始めた。
ムッチリした肌がきれいでそそられます、こんな奥さんを持つご主人が羨ましいと褒められるのは夫と肌を重ねることが無くなっていただけに女としての魅力を認められたようで嬉しく内容は自分でも驚くほど過激さを増していった。
ブログの読者すべてではないが求められる内容は激しさを増し、始めたころに思っていた内容との乖離でいつしか更新の間隔が長くなり、最終的にはしばらく休止しますと書くに至った。

健志との出会いで持て余し気味になっていた肉体的欲求が満足すると、新たな性的好奇心が姿を現してきた。
それは決して邪魔なモノではなく、健志や栞との付き合いを通じてイライラすることが無くなり仕事にも今まで以上に意欲的に向かうことができるし、浮気をしていると確信しても嫌いになれなかった夫に対しして優しく接することができるのが二人の将来に好い結果を生むと信じている。

そんなことが脈絡なく、あの顔、この顔、あんな事やこんな事と走馬灯のように蘇り、栞が見つめる中で愛美に性的悪戯をされる羞恥で強張っていた身体も気持ちも緊張を解き、妖しい刺激を受け入れる準備を整える。

痒みにも似た予期せぬ快感で下半身を妖しく蠢かす優子を見る栞は愛美に問いかける。
「冷感ジェルで気持ち善くなるの??」
「鎮痛消炎剤と同じような感じだと思います。栞さんも試してみますか??」
「うん、優子の反応を見ていると試したくなっちゃう……私のアソコは頑丈にできていると思うので直接ね……おねがい」
立ち上がって中腰になり膝を開いて股間を突き出した栞は大陰唇の縁に指を添え、濡れそぼつ花弁を曝す。
「早く塗っちゃって、こんな格好は親にも旦那様にも見せられない」
「クククッ、栞さん。スマホを貸してください。記念写真を残して差し上げます」
ワインボトルで犯される卑猥な姿を撮影された敵討ちだとばかりに意地の悪いことを言う。

栞のスマホを用意し、チューブから押し出した冷感ジェルを割れ目の奥に塗り込める。
メントールのスース―する感じと成分は分からないけれど間違いなく冷やされる感触が妖しい快感を呼び起こす。
膣口の周辺がムズムズしてM性の強い栞は暴力的な刺激を欲し、クリトリスに与えられる刺激が身体の芯まで届く火照りにつながり、
「アンッ、スゴイ、こんな事って……この前塗られた媚薬と同じような感がする。たまんない、もうダメ……愛美、何でもいいからアソコにぶち込んで、我慢できないの」

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ちっち

Author:ちっち
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アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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