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彩―隠し事 63

土曜日 妄想から現実へ     

気持ちいい……高校生だったあの日からこんな風にしたいと思っていた。山や草原、川もいいな。生まれたままの姿でこの身体を自然にゆだねて何の制約も受けずに自由を感じる。
憧れるのは海……空のスカイブルーと、どこまでも続くマリンブルーが遥か彼方で混じり合う。
水着は必要ない。魚の群れに混じって海と空の境を目指して泳いでいく。
イルカが遊ぼうって誘ってくれれば竜宮城を目指して潜るのもいいな。
気が付くと彩の周りはイルカだけじゃなく、人魚やサメもいるし、名前も知らない魚たちが一緒に泳いでいる。
息をするために海面に戻って顔を上げると、カモメが頭上で弧を描く。
プカリと浮かんで空を見上げると真っ青な空に浮かぶ白い雲が、
「彩、海もいいけど空もいいよ。遊びにおいでよ」と誘ってくれるの。

セーターを胸まで捲り上げたまま数歩進み、振り返ってクルリと一回りする。
彩の様子はいかにも楽し気で、時々見せていた羞恥心を感じさせることがなく、現実とも夢ともつかない話をする。
「ねぇ、そんな彩を想像してみて……景色が目に浮かんだ??」
「心のキャンパスに自然の中で戯れる絵を描いたよ。山とは言えないけど、木陰でハダカンボの彩を見た。海や草原、自然の中の彩は洋服のような人工物を身に着けずに生まれたままの姿がしっくり馴染む。自然が彩を受け入れて一体になる。彩が言葉にした恥ずかしい姿を見られたい願望って言うのは、自然の一部となってあるがままの自分でいる時間を大切にしたいって言うことと同じ意味じゃないかな」
「う~ん、そうかもしれない。人の間で生きるって事は常識や道徳感などで自分を正直に表現できない事もあるから……うん、そうかもしれない。今は、そうだと断定できないけどね」

健志はニヤリと笑みを浮かべてデニムスカートを差し出し、受け取った彩は、
「ボタンは??」
「一つだけ……セーターを脱いでこれを着なさい」
デニムスカートを着けて一つだけボタンを嵌めた彩は周囲を見回し、誰もいない事を確かめて一気にセーターを脱いで健志から受け取ったデニムジャケットを羽織り、ボタンを嵌めようとする。
「ダメだろう。スカートはスースーしているんだから、ジャケットもヒラヒラしとかなきゃバランスが悪いよ」
「ハァハァッ、いやっ、恥ずかしいのに昂奮する……アソコが渇く暇もないほどなの、触ってもいいよ。確かめたいでしょう??」
割と高い植樹帯の奥まったところに移動して柵を背にして彩を立たせると、小柄ということもあって腰から下は植え込みで隠れ、少しくらいは大胆に振舞っても歩道を歩く人や走り去る車から見えることはなさそうに思える。
「アンッ、こんな処でと思えば思うほど息をするのも苦しくなる。彩よりもエッチでスケベな女を知ってる??」
「彩よりもスケベな人など想像もできないよ。夜とは言え通りを歩きながら白くてムッチリの肌を晒して知らない人に見られかもしれないと思いながらマンコ汁を滴らせる人をオレは知らない」

街路灯の下でジャケットの前を大きく開いて夜目にも白いムッチリとした肌を剥き出しにする。
「きれいだ……大理石のようなしっとりした滑感が触れる手を吸いこまれそうに感じるし、街路灯に照らされてゾクッとするほど美しい」
健志の手は言葉通り肌の感触に酔うようにウェストの括れや成熟した女性らしい柔らかみを感じさせる下腹部を撫で、胸の膨らみの大きさを確かめるように手の平で包み込む。
「ハァハァッ……嫌な触り方、気に入ってくれた??」
「彩の身体は見るだけで満足できる。芸術的とも言えるけどエロさも兼ね備えて、抱きたくなるし苛めたくもなる」
「アンッ、彩はⅯッコなの、優しいだけじゃ物足りない女なの……こんな処で理不尽な事をされるのも嫌じゃない」

「ウッ、いやン、感じちゃう……オッパイの先端をそんな風にされたら、いぃの」
膨らみの麓を掬うように鷲掴みして乳輪を舌先でグルリとなぞり、舌で下品にベロリと舐めて先端を甘噛みする。
クゥッ~……甘噛みしたまま先端を舌先で叩き、顔を左右に振る。
イヤッ、やめて……止めてと言う彩の手は健志の頭に添えて胸に押し付ける。
健志が力を込めて抗えば押し付けられた頭と顔の自由を取り戻す事は出来るだろうに、そうはせずに甘噛みした歯に力を込めていく。
「ウッ、クゥッ~、噛むなんて……苛められるのもスキ。こんな処でオッパイを丸見えにされてスカートの裾を気にしていないとアソコも丸見えになっちゃう」
頭を押さえつけた手から力が抜けると抱き寄せられて唇を奪われ、残る手で乳房を揉まれて先端を摘ままれる。
「甘噛みと摘まむのとどっちが気持ちいい??」
「両方スキ、彩は我がままで欲張りなの。痛痒いのも好いし、優しく愛撫されるのもいい……今は、Mっ気を刺激さるのが好いかも……恥ずかしい」

「彩、匂いや湿り気があっても我慢してくれよ」
えっ、なに??……意味が分からず健志の顔を見つめるばかりの彩の目はポケットから取り出した真っ赤なショーツで覆われ、ハンカチで留めて目隠しにされる。
嫌という暇もなく健志はベルトを外し、彩の両手を背後で縛って植え込みの柵に繋ぎとめてしまう。
顔を振っても目隠しが外れる事はなく、両手を擦り合わせたり身体をひねったりしてもベルトの拘束が緩むことも外れることもない。
「怖い、目隠しを外して……お願い、ダメッ、いやっ、震えが止まらない」
哀願する声が震え、後ろ手に縛ったために隠しようもなく曝け出した乳房の先端は堅くしこり、震える両足を擦り合わせて無毛の股間を隠そうとする。
接していた身体を離して後ろ手に柵に繋いだ彩を見つめる健志は、周囲に他人の気配や通りを走る車の途絶えたことに安堵して息を吐く……フゥッ~

「彩が話してくれた海でスッポンポンの景色も見たいけど、今の彩もいいよ。幹線道路を離れているから通る車はまばらだし、歩く人はジョギングのカップル以外はいない。街路灯の柔らかな灯りが彩の身体を照らして存在を際立たせる。見惚れるばかりだよ」
「怖いの。人通りのない夜の通りとは言え、いつだれが通るかもしれないし車が停まるかもしれない」
「正直にならないとダメだよ。そんな不安も彩には前戯と同じだろう??違うって言える??」
「そんな事を言われても答えられない……」

人差し指を伸ばした健志は爪の先で乳房の先端をつつき、彩がヒィッ~と声を漏らすと頬を緩めて、乳房の谷間から撫で下りて臍の周囲をクルリと一蹴して下腹部を刷く。
「クゥッ~、気持ちいぃ。見たこともないエロ虫が性感帯を求めて彩の身体を這っているみたい……イヤッ、こんな事って。こんな処で……」
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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

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さむいのも嫌
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夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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