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彩―隠し事 443

変転(栞の場合)-3

「部屋を替えて始めます……監督に確かめるように言われたのですが、アソコはきれいにしてもらえましたか??」
「お尻ね…旦那様に手伝ってもらってきれいにしたよ。だいじょうぶ……」
雨宮に案内されたのは二階の一室で窓にはカーテンが引かれて外の様子を見ることが出来ず、中央には英子を辱めながら甚振るための拘束用椅子が鎮座している。

「この部屋で、この椅子に拘束されて善がり啼く英子さんをご主人に見てもらいます。その際にご主人がどうされるかはお任せします」
「分かりました。この作品も前作品も出演に際して妻を後押ししたのは僕です。僕の性癖を満足させるために頑張ってくれる妻の引き立て役になりたいと思います」
その後、英子と名乗る栞と夫は二人で壁際に移動し、小声で言葉を交わしてしっかりと抱き合い唇を重ねる。

「いいなぁ、この部屋は…シンプルで清潔。好い女を啼かせるのに相応しい部屋だ。そうだ、まだ名前を聞いてなかったな、教えてくれよ」
「……えい、英子です。痛いことや怖いことはしないでください」
「分かった、気持ち善いことしかしないと約束するよ。お前たちも守ってくれよ」
「分かっているよ。俺たちは女性、特に好い女には優しいからな……英子さん、おいでよ。ハグしようよ」
「いやっ、変なことをする積りでしょう??」
「俺たち全員、怖いことや痛いことはしないと約束しただろう。気持ち善いことしようよ、おいで」
おずおずと近付いた英子を抱きしめた男は左手を背中に添え、右手で頭を抱えるようにして髪を撫でながら、耳元で可愛いよと囁く。
「アンッ、いやっ、からかっちゃイヤッ……アフッ、クゥッ~ン……」
髪を撫でながら唇を合わせると艶めかしい吐息を漏らして全身が弛緩し、その場に崩れ落ちそうになる。

ヌチャヌチャ、ニュルニュルッ…ウグッ、アウッ、クゥッ~ン…口腔に侵入した舌は英子を翻弄して自在に戯れ、胸の膨らみを揉みながらスーツを脱がせても気が付いた様子がない。
「スカートスーツ姿は如何にも出来る女……スーツを脱ぐと白いブラウスと黒いストッキングに黒いショーツで上品な色気を撒き散らす好い女。たまんねぇな」
「ストッキングをよく見ろよ。分からねぇか……」
「えっ、そうか…クククッ、穴あきなのか。黒いパンツを脱がせると観音様が丸見え……想像するだけで涎が出るよ」
男たちの会話で英子は昂奮と期待を滾らせ、肩で息をしながら隠しようもないほど震えを帯びる。

「英子さん、震えるほど期待しているのか??それとも俺たち四人を食い倒そうとする武者震いですか……俺もキスしたいな。柔らかそうな唇と抱き心地のよさそうな身体…そそられるよ」
男は英子を抱き寄せ、唇をツンツンと合わせて舌先で唇をなぞる。
アウッ、クゥッ~ン……艶めかしい声を漏らす男の背中に回した英子の両手に力がこもる。
「おいおい、そんなに強く抱きつかれたらなにもできないだろう。気持ち善くなりたいんだろう」
「からかっちゃ、イヤッ。男性四人相手に抵抗しても勝てるとは思いません。好きにすればいいでしょう…ハァハァッ」
英子は肩を上下して息を荒げ、上目遣いに男を見つめる。

声を発することなく英子の肩に手をかけた男はブラウスのボタンを一つ、また一つと外して肩を滑らせ脱がせてしまう。
「ふぅっ~、好い女が相手だと緊張するな……もう一度キスしようか」
再び抱き寄せた男は唇を合わせてドロリと唾液を流し込み、赤く染めた瞳に欲情を滾らせる英子から視線を逸らすことなくブラジャーのホックを外す。
男に抱きしめられて唇を奪われた英子はブラジャーを外され、三人の男たちと夫に染み一つなく成熟した女性らしい妖艶な背中を見せる。
「色っぽい背中と白くて適度な丸みを帯びた尻 に続くムッチリとした太腿ときれいな膝裏、脹脛から足首に至るスラッとしたラインは見るだけでそそられるよ」
唐突に参入した監督の言葉が男たちの欲情に火を点ける。

「俺は監督と違って、腰回りから尻や太腿にもう少し脂肪をのせたムッチリ感が欲しいよ……染み一つない白い肌が薄い脂肪をまとうムッチリ感。抱き心地が好いだろうな、想像するだけで涎が出るよ」
「そんなことを言うお前の股間がモッコリしているのは想像のせいなのか??それとも目の当たりにするムッチリ英子さんのせいなのか??」
「まぁ、もう少し柔らかみのある身体が好いというのは欲が深すぎるか……チンポが英子のマンコに入れさせろと吠えているのは事実だよ」
「英子さん。俺はあなたの口で一回目の満足を得たけど、オマンコにぶち込みたいという男がいるんだよ、協力してやってくれ」

「せっかく用意した椅子だから座ってもらおうか」
鉄棒のようなモノに開脚で座るリクライニング椅子が設えられ、手枷と足枷が何か所かにある卑猥な形で見つめる英子は昂奮と不安でゴクッと唾を飲み、両脚は立っているのも辛そうにフルフルと震える。

抱きかかえられたままの英子を引きはがした男が肩を突くと、背後の卑猥な椅子に座り込んでしまう。
座面はU字形にカットされて尻を隠すことが出来ず、今は尻を守る下着を剥ぎ取られて男たちに嬲られるのを想像するとハァハァと肩を震わせ、腹部が上下するほど息を荒げて頬が紅潮するのを止めることが出来ない。

卑猥な椅子の足乗せ台で足枷を着けられては両足を閉じることもできず、鉄棒のような処から伸びる手枷で両手を吊りあげられる英子は挑むように見つめていた男たちから視線を外して目を閉じ、我が身に降りかかる恥辱の光景を想像して期待と不安でゴクッと唾を飲む。
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Author:ちっち
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アッチイのは嫌
さむいのも嫌
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