2ntブログ

彩―隠し事 374

性的欲望 -9

「バカッ、ケンちゃんは紗矢ちゃんを怒るの??おあいこでしょう??彩に不満がなければだけど」
「紗矢を怒ったりしません。僕の転勤にも嫌な顔をせずに付いて行くって言ってくれたし、友達もいない知らない土地でも僕と一緒なら寂しいことはないって言ってくれた。これからは僕だけを愛して他の男に目を向けることはしないけど、その前に一度だけ他の人とエッチなことをしてみたいって……正直、すべてを理解したわけじゃないけど、彩さんとこんな機会を得て紗矢にお礼を言いたい気持ちです」
一気に話し終えたケンちゃんは平静を取り戻し、
「今度は僕が脱がせてもてもいいですか??」
「脱がせて……ハァハァッ、興奮で気が遠くなっちゃいそう」
彩は健志の肩に手を置いて羞恥と期待でふらつく身体を支える。

ブラウスのボタンに伸ばしたケンちゃんの指は彩にもはっきり分かるほど震えている。
「ケンちゃん、深呼吸をしようよ。彩もドキドキしているから。フゥッ~……ハァッ~……落ち着いたでしょう??焦らなくてもいいのよ」
「はい、大丈夫です」
深呼吸のお陰で落ち着きを取り戻したケンちゃんが再び伸ばした指は震えることなくブラウスのボタンを外して両肩から滑らせる。
「恥ずかしい。ピンクのブラジャーって子供っぽいと思う??」
「ゴクッ、いいえ、そんなことはありません。ピンクは彩さんの白い肌によく似合っているし刺繍が上品さを強調しています」
「本当にそう思う、嬉しい。早く脱がせてくれないと、お湯が溢れちゃうよ」
彩の言葉で顔を綻ばせたケンちゃんはスカートを脱がせると、一瞬目を閉じてフゥッ~と息を吐き、ブラジャーを外してショーツも脱がせる。
「ハァハァッ、ごめんなさい。彩さんをハダカンボにしちゃいました」
「ウフフッ、ケンちゃんと同じ。二人ともスッポンポン、さぁ、お風呂に入ろう」
ケンちゃんの手を握りバスルームに向かう。

健志との入浴を思い起こすような恰好でバスタブに浸かると、おずおずとケンちゃんの手が伸びて抱きしめる。
「紗矢ちゃんといつもこんな格好で風呂に入るの??ケンちゃんが足を延ばして紗矢ちゃんが太腿を跨いで入る、そうなの??……そうなんだ、ウフフッ、彩たちも同じ格好で入るんだよ。この後、健志はね右手で彩の尻を抱きかかえて引き寄せる……そう、こんな風にね……そして彩がキスしてっておねだりするの。ねぇ、ケンちゃんキスして……」
「えっ、キスしてもいいんですか??」
「さっきも言ったでしょう。女に恥を掻かせちゃだめよ、ねっ……」
「はいっ……ありがとうございます。キスさせていただきます」
抱き寄せられた彩は破裂しそうなほど胸を打つケンちゃんの鼓動を感じて愛おしさが募り、自ら背中に手を回して顔を近付ける。
ヌチャヌチャ、ジュルジュルッ、二人のキスは初めてとは思えないほど濃厚で、胸を押し付け合い肌をまさぐり、息をするのを忘れるほどに続ける。
「プファッ~、ハァハァッ……感激です。彩さんとこんなことができるなんて最高です」
「大袈裟ね……でも彩のオチリを固い棒がつついているから信じる。ねぇ、洗いっこしようか。このまま、泡まみれになって身体を擦りあわせたくない??」
「はい…はいっ、したいです。彩さんと肌を合わせて洗いっこしたいです」

ケンちゃんの胸にボディソープを振りかけて両手で塗り広げると股間をつつく棒が勢いを増す。
「クククッ、一度、お口で抜いてあげようか」
「いえ、ごめんなさい。大丈夫です、彩さんの手が胸を這い回ると気持ち善くて、ごめんなさい」
「謝らなくていいのに、彩は嬉しいんだから。紗矢ちゃんのような可愛い恋人がいるのに彩で興奮してくれているんだもん、これはお礼の代わり」
唇を合わせてチュッと音を立て、今度はシャンプーを手の平に受けて自らの乳房をプルンプルン揺らしながら塗り広げていく。
ゴクッ、ハァハァッ……悩ましい行為に息を荒げるケンちゃんの背中に手を回して抱き寄せ、上半身をこすり合わせる。
「アンッ、ウッウッ、クゥッ~、オッパイが擦れて気持ちいい……ウフフッ、胸とお腹はきれいになったから立ち上がって彩に背中を向けてくれる」
照れ隠しのように微笑んだ彩は太腿を跨いだ姿勢から立ち上がり、顔の前に無毛の股間を曝したまま立ち上がるようにと囁く。

立ち上がったケンちゃんが背中を見せると、彩はおチビちゃんだから立ったままでうまく出来るかなと独り言を漏らしながらシャンプーまみれにした乳房や腹部を背中に押し付け、身体を上下左右に蠢かしながら擦りつける。
「ウッ、気持ちいい。こんなことまで……彩さんのオッパイが僕の背中を、ハァハァッ……エッ、ダメです、我慢できなくなります……」
ボディシャンプーの勢いを借りて乳房を背中で滑らせ、股間で太腿の付け根を刺激しながら手を前に回して今にも爆発しそうなほど膨れ上がったペニスを掴むとケンちゃんは身体を入れ替えて正対する。
「ハダカンボでお風呂に入っているだけでも昂奮しているのに、キスをしてオッパイで身体を洗ってくれたり、オチンチンをクチュクチュされたりすると逝っちゃいます」
「若いから一度くらい逝っちゃっても平気でしょう……あっ、紗矢ちゃんたちが待っているかもしれないね。出ようか」
二人は大急ぎで自らの身体を洗い、互いの背中を拭いて二人だけの秘密を持った楽しさで笑みを交わす。

「お待ちどうさま……あれっ、まだなの??」
「今、出たよ。紗矢ちゃんがパンツを穿いている最中だから少し待ってよ」
彩の言葉に応えるように隣室で健志が話しかける。
健志の背後に隠れるようにするバスローブ姿の紗矢はケンちゃんと目を合わせるのを避けるように紅潮した顔を伏せる。
「紗矢、どうしたの??健志さんが好きになっちゃったのか??」
「そうじゃないけど……」
「そうじゃないけど、どうした??僕は紗矢が大好きだから今日は何を聞かされても平気だよ」
「ほんとう??あのね、健志さんが私の身体を泡まみれにして洗ってくれたんだけど……オッパイやアソコも丁寧に洗ってくれて、それでね……ごめんなさい、言えない、許してくれる??」
「洗ってもらって気持ち善くなったんだろう、そうだろう??僕も彩さんの手の中に吐き出しそうになるほど気持ち善くなっちゃった。紗矢が健志さんと彩さんを選んだことに間違いなかったね」
「ケンちゃんは出しちゃったの??」
「我慢できそうにないから必死で逃げて許してもらった」
「そうなんだ……私は我慢できなくて昇りつめちゃった。怒る??」
「怒るわけがないだろう。大好きだよ、紗矢、愛している」

「紗矢ちゃん、約束しただろう??どうするか分かるね」
紗矢は健志の顔を見て、次にケンちゃんに視線を移し、
「ケンちゃん、エッチな私を見ても嫌いにならない??今日の私はいつもと違うの」
一人用ソファに浅く座り、恨めし気な視線を彩に向ける紗矢は肘掛けに足を乗せて大股開きの格好になり、ケンちゃんと彩は健志に促されて向かい合う位置のソファに座り、健志はベッドに座る。
関連記事

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード