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彩―隠し事 346

余波 -3

「おはよう、優子」
「あっ、栞、おはよう」
週明けの月曜日、栞の目に優子は何となくいつもの印象と違って映る。
「今日の優子はいつもと違う……かな??どうなの??」
「クククッ、あえて否定はしないけど自分でもよく分からない。どう思う??……栞に色々教えてもらったからかなぁ、最近、私の中の闇が深く広がっていくような気がする」
「違うでしょう、優子だって分かっているはずなのに。私の影響も少しはあるかもしれないけど、クククッ、浮気相手、不倫相手の影響でしょう??」
「えっ、あっ、そうか、彼のせいなのか……そう言えば、フフフッ……栞の言う通りかもしれない」
「それはそうと例のモノは見てくれた??」
「勿論だよ、彼と二人でエッチの最中に見たよ。エロイ栞、じゃなかったドスケベの英子を見た彼が私を責めるの、腹を打つほどギンギンになったオチンポがアソコをズボズボ……アァ~ン、思い出しちゃう」
「優子、興奮しないで。みんなが出社してくる時刻だよ。続きは昼休みにね」

「おはよう、二人は本当に仲良しだね。二人を見るだけで清々しい気持ちになる.
羨ましいよ」
「おはようございます、課長」
卑猥な会話を聞かれたとも思えないが月曜朝の話題として些か不謹慎だったと思う二人は深々と首を垂れたまま顔を見合わせ、口元を緩める。
「ゴメン、仲の好い二人の会話に水を差したようで済まなかった。ところで鍬田さん、松本さんから連絡がありましたか??」
「あっ、申し訳ありません。松本さんが新幹線に乗る前に連絡がありました。予定の時刻に着くということです」
「そうですか、交渉は松本さんに任せましょう」

昼休みを終えた課員が次々に戻ってくるのと入れ替わりに優子と栞は席を立つ。
「OLのランチらしくコスパって言うよりコスト重視ってことで今日は弁当。いつもの公園に行こう」
「いつも、私の弁当も用意してもらって、ありがとう。」
「旦那様の弁当を作るついでだし、優子ンチにお泊りさせてもらうからね。明日はダメ??」
「明日??いいよ。ご主人の許可は出たの??」
「寝る間も惜しんで土日の二日間、責められちゃった。AVデビューで見直した私の身体を堪能したからしばらく休憩だって……旦那様は責め疲れしたって言うけど、私は何か物足りない気分、クククッ」
「エェ~、変なことを考えているなら泊めてあげない。どうなの??」
「クククッ、可愛い。わざとらしいふくれっ面。ねぇ、浮気相手はそんな優子を見て可愛いって言うでしょう??」
「残念でした、彼は栞のように意地悪なことは言わないもん、いつも自然に振舞える。あざとかわいく振る舞う必要はないよ」
「はいはい、分かりました。私は意地悪な女です」
すれ違う人たちに卑猥な会話を聞かれないように気遣いながら公園を目指す。

「いつものカジュアルレストランのこの席でいいよね」
「うん、日陰の慣れた席が好いね。食事は持ち込みだけのレストラン。いつも空いているのがいい」
「ドレスコードはOLに見えること。私たちの希望はベンチシート、そうだよね」
栞が用意した弁当を食べ始めた二人はしばしの間、無言になり食事に集中する。
「ごちそうさま、美味しかった。ありがとう」
「どういたしまして。それより、私の女優デビューの感想は??」
「スゴイとしか言いようがない。私も彼も大興奮。私は撮影を終えた栞から話を聞いて驚いたけど、実際に見たDVDは聞いた時以上の迫力があってちょっとショックを受けた。一つ一つのシーンについて感想を言うのは大変だけど、これを見てもらえばどれほど刺激されて、どれほど興奮したか分かってもらえると思う」

スマホの中で優子のオンナノコはバイブを押し込まれて嬉し涙を滴らせ、アナルを犯す金属製のプラグは灯りを反射して妖しく光る。
レンズに向ける彩の瞳は焦点を失い、それが却って艶っぽさを強調する。
「なに??どうしたの??これは彩だよね、無理やりやられているように見えないけど……自分のことを忘れて少し混乱している」
「栞のAVデビュー作を見た彼の昂奮が止まらなくなっちゃったの、英子が親友だと言ったからかもしれない。ハダカンボのM字開脚で椅子に拘束されて二つの穴をオモチャで遊ばれちゃった……目を閉じるとあの時の彼が、今この公園で目の前に立っている姿が見える。アンッ、イヤッ、ジュンとなっちゃう」
「優子、大丈夫??今は昼休みだけど、午後の仕事が残っているんだよ」
「仕事のスイッチが入れば大丈夫だと思うけど……これで終わりじゃないよ。栞は複数のオチンポを相手にして善がり啼き、身悶える姿を見せてくれたでしょう、これはどう??」
「ほんとうだ、M字開脚で遊ばれちゃったんだ、気持ち善さそうにウットリ、エロイ表情。ねぇ、優子、一度食事だけでいいから紹介してくれない??」
「えっ……大丈夫だよ。栞が心配してくれているのが表情に出ている。でもね、栞も私もマゾッケがあるでしょう。これは無理やりされたんじゃなくて、してもらったんだから」
「分かった、クククッ……今朝の優子がいつもと違うって感じたけど、私のエロDVDを二人で見てこんなエロイことをして幸せな週末を過ごした証なんだ」
「夫の浮気で目の前が真っ暗になるほど落ち込んだけど、今は感謝したい気持ち。浮気してくれなかったら、彼と付き合うことはなかったし、こんな事をできなかった」

スマホの中の新たな優子は背面座位でアナルに健志のモノを受け入れてオンナノコに突き入れたバイブを自ら操る羽化登仙の世界で身悶える姿を晒し、これはビフォーアフターだって彼が言うのと羞恥を浮かべ、獣欲を満足させた二つのオンナノコが閉じることを忘れてポッカリと開いたままの洞を見せる。
一見すると無残な姿に見える二つの洞の一つはダラダラと嬉し涙を滲ませ続け、背後の穴は男が吐き出した精をドロッと溢れさせて女の業を見せつけているようにも感じる。

「彩の親友はオマンコと尻の穴では足りずに口も性器と化して男たちの欲望に応えたんだろう??尻の穴にオレのモノを飲み込んだだけでは釣り合いがとれないよなってアソコにオモチャを入れたんだよ、想い出しちゃう……物足りないのは私のスマホにエッチな私はいるけど、彼のスマホにはいないの。人妻の彩にはリスクがあるからオレは記憶の中のキャンバスに描くだけにしとくって言うんだよ」

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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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