彩―隠し事 347
余波 -4
「尻の穴にオチンポを咥えて無毛のオマンコにオモチャを挿入されて善がり狂う優子…じゃなかった、彩だったね。こんな姿をスマホに残して惚気る……優子もAVデビューする??監督が大喜びするよ」
「私は見るだけでいい。セックスは密かに、そして淫靡に楽しむことにする」
「分かった、もう言わない。私は大好きな旦那様が悦んでくれるから涼しくなったら緊縛モノでもう一本撮る。それはそれとして紹介してくれないの??」
目を閉じて何事か思案した優子はスマホを手にする。
「もしもし、分かる??」
彩、スピーカーと言う栞に頷き、健志との会話を続ける。
「彩だろう??どうした、こんな時間に??」
「あのね、怒らないで聞いてね。今は昼休みで、すっごい隠し事を持っている親友と食事中なんだけど、DVDを見てどれほど興奮したかスマホに残した証拠を見せたら紹介しろって言うの、いいかな??」
「もしかすると、彩のことを心配してオレを確かめようって言うのかな??それならいいよ」
「それが全てじゃないと思うけど、全然ないわけじゃないと思う??怒った??」
「いい友達じゃないか、いいよ」
「ごめんなさい、英子です。自分のしていることを差し置いて厚かましい申し出ですが心配なんです」
「初めまして、健志です……顔も見ないで話して誤解されるのは嫌だから、今度お会いした時にってことでいいですか??」
「はい、私もその方がいいです。手探りで話して誤解されるのって嫌ですよね」
「もしもし、彩だよ、良かった。彼女は明日、彩んちに泊まるんだけど、その前に夕食を一緒にどう??」
「いいよ、場所と時間を連絡してくれれば合わせるから……」
「優子は根がエッチなのに他人の目にはそう見えない。清楚で淑やか、仕事もできる好い女って思われている。私のように奔放な部分があれば本当の自分をさらけ出すことも出来るだろうけど、優子はそうじゃない。人見知りで他人の目も気にするのに時にはびっくりするような思い切ったことをする。浮気相手が優子に相応しいかどうか気になるの」
「それは良いけど栞、絶対にとっちゃダメだよ。私の彼なんだからね」
「優子の邪魔はしない。優子は大切な親友だから、ほんの少し心配なだけ。好い人だって確かめたいだけ」
「うん、分っている。ありがとう」
食事をしながら交わす夫との会話はベールをまとったように時には近くに感じたり、手の届かない遠くにいるように感じたりで夫の浮気前の親密な関係には戻っていないが互いに近付こうとしていることを意識する。
言葉の力を借りて近付こうとすると夫は遠ざかり、諦めて遠ざかると近付いてくる。
夫の真の気持ちは分からないが優子はそんな状況を楽しむ余裕がある。
夫の浮気を気付いた頃は気持ちの平静を保つことができず、優子自身に至らないことがあったのが原因なのかと自問し内向することが多かった。
いわゆるエログを始めて見ず知らずの人たちに、こんなに美しい裸身を持つ人を奥様にするご主人が羨ましいとか、身体も心もハダカンボになっても清楚な美しさを保つ彩さんは素晴らしいと褒められることが自信と代償行為となって気持ちの均衡を保つことができた。
そんな揺れ動いた気持のままで居た頃が遠く懐かしく感じられる。
身体も気持ちも開放して美容も兼ねてゆったり湯に浸かるのが好きな優子は今、バスタブに浸かって彩を意識する。
離れている時も彩を抱いていたいからオレの腕だと思って着けてくれと言うプラチナチェーン下着も外し、身体も心もナニモノにも束縛されない自由を満喫しようとすると却って健志との記憶が鮮明に蘇る。
たった一日とはいえ、「行ってきます」と告げてお出かけ前のキスで送り出され、日曜の昼頃まで続けた夫婦ごっこの時間はセックス三昧だった。
たまに会うから身体の疼きを鎮めるために自然と求めあうのか、それとも健志はこの身体に首ったけなのかと成熟した女性らしく艶めかしい肌に手を這わす。
「フフフッ、おチビちゃんだけどなかなかのモノよ。健志がこの身体の虜になるのは自然の摂理、自信を持ちなさい、彩」
自室に戻った優子はバスローブを脱ぎ捨ててハダカンボになり、スマホを手にしてベッドに倒れ込んで仰向けになる。
「もしもし、今日は変なお願い事をしてごめんなさい」
「彩のことを心配してくれる好い友達じゃないか。明日は不安にさせないように精一杯紳士を気取ることにするよ」
「ごめんなさい。それと、私たちが知っている店だと何かと差し支えがありそうだからお店は任せてもいいかな??我がままばかりでごめんなさい」
「彩の我がままは嬉しいよ。どんなことでも好きな女性に頼られるって気持ちの好いもんだよ……和洋中、それを決めてくれる??」
「気楽に食べられる和食が好いな……あとは任せる」
「分かった、午前中に連絡するよ」
「うん、おねがいね……本当に怒ってないよね」
「彩と話すことができて望外の喜びだった。それに明日、食事もできるしオレこそお礼を言うよ、ありがとう」
「ウフフッ、そんなことを言うと泣いちゃうよ、大好き」
「おう、オレは、大大大好きだ」
「彩だって、大大大大大好き」
「クククッ、キリがないから止めよう」
「うん、おやすみなさい」
「おやすみ。オレ以外の男の夢を見ちゃダメだよ」
スマホを通じて伝わる健志の声が彩の耳を愛撫して自然と身体が火照り、このままでは眠れそうにないなぁと思うと自然と右手が股間に伸びる。
「アァ~ン、たまんない……ここをクチュクチュすると気持ちいいの。アンッ、いやらしい音がする」
クチュクチュ、ニュルニュルッ……アンッ、気持ちいぃ、ウッウッ、クゥッ~、ダメッ……秘めやかな滑り音を覆い隠すように押し殺した喘ぎ声を漏らし、薄暗い部屋が淫靡に装う。
「ウグッ、グゥッ~、オチンポが入ってくる……アンッ、もっと奥まで突いて……ヒィッ~、そんなことをされたら、逝っちゃう、往く、ダメッ、クゥッ~」
グチャグチャ、ニュルニュルッ、ペニスに模した中指と薬指が膣壁を擦り、親指の腹がクリトリスを擦ると呆気なく昇りつめる。
「尻の穴にオチンポを咥えて無毛のオマンコにオモチャを挿入されて善がり狂う優子…じゃなかった、彩だったね。こんな姿をスマホに残して惚気る……優子もAVデビューする??監督が大喜びするよ」
「私は見るだけでいい。セックスは密かに、そして淫靡に楽しむことにする」
「分かった、もう言わない。私は大好きな旦那様が悦んでくれるから涼しくなったら緊縛モノでもう一本撮る。それはそれとして紹介してくれないの??」
目を閉じて何事か思案した優子はスマホを手にする。
「もしもし、分かる??」
彩、スピーカーと言う栞に頷き、健志との会話を続ける。
「彩だろう??どうした、こんな時間に??」
「あのね、怒らないで聞いてね。今は昼休みで、すっごい隠し事を持っている親友と食事中なんだけど、DVDを見てどれほど興奮したかスマホに残した証拠を見せたら紹介しろって言うの、いいかな??」
「もしかすると、彩のことを心配してオレを確かめようって言うのかな??それならいいよ」
「それが全てじゃないと思うけど、全然ないわけじゃないと思う??怒った??」
「いい友達じゃないか、いいよ」
「ごめんなさい、英子です。自分のしていることを差し置いて厚かましい申し出ですが心配なんです」
「初めまして、健志です……顔も見ないで話して誤解されるのは嫌だから、今度お会いした時にってことでいいですか??」
「はい、私もその方がいいです。手探りで話して誤解されるのって嫌ですよね」
「もしもし、彩だよ、良かった。彼女は明日、彩んちに泊まるんだけど、その前に夕食を一緒にどう??」
「いいよ、場所と時間を連絡してくれれば合わせるから……」
「優子は根がエッチなのに他人の目にはそう見えない。清楚で淑やか、仕事もできる好い女って思われている。私のように奔放な部分があれば本当の自分をさらけ出すことも出来るだろうけど、優子はそうじゃない。人見知りで他人の目も気にするのに時にはびっくりするような思い切ったことをする。浮気相手が優子に相応しいかどうか気になるの」
「それは良いけど栞、絶対にとっちゃダメだよ。私の彼なんだからね」
「優子の邪魔はしない。優子は大切な親友だから、ほんの少し心配なだけ。好い人だって確かめたいだけ」
「うん、分っている。ありがとう」
食事をしながら交わす夫との会話はベールをまとったように時には近くに感じたり、手の届かない遠くにいるように感じたりで夫の浮気前の親密な関係には戻っていないが互いに近付こうとしていることを意識する。
言葉の力を借りて近付こうとすると夫は遠ざかり、諦めて遠ざかると近付いてくる。
夫の真の気持ちは分からないが優子はそんな状況を楽しむ余裕がある。
夫の浮気を気付いた頃は気持ちの平静を保つことができず、優子自身に至らないことがあったのが原因なのかと自問し内向することが多かった。
いわゆるエログを始めて見ず知らずの人たちに、こんなに美しい裸身を持つ人を奥様にするご主人が羨ましいとか、身体も心もハダカンボになっても清楚な美しさを保つ彩さんは素晴らしいと褒められることが自信と代償行為となって気持ちの均衡を保つことができた。
そんな揺れ動いた気持のままで居た頃が遠く懐かしく感じられる。
身体も気持ちも開放して美容も兼ねてゆったり湯に浸かるのが好きな優子は今、バスタブに浸かって彩を意識する。
離れている時も彩を抱いていたいからオレの腕だと思って着けてくれと言うプラチナチェーン下着も外し、身体も心もナニモノにも束縛されない自由を満喫しようとすると却って健志との記憶が鮮明に蘇る。
たった一日とはいえ、「行ってきます」と告げてお出かけ前のキスで送り出され、日曜の昼頃まで続けた夫婦ごっこの時間はセックス三昧だった。
たまに会うから身体の疼きを鎮めるために自然と求めあうのか、それとも健志はこの身体に首ったけなのかと成熟した女性らしく艶めかしい肌に手を這わす。
「フフフッ、おチビちゃんだけどなかなかのモノよ。健志がこの身体の虜になるのは自然の摂理、自信を持ちなさい、彩」
自室に戻った優子はバスローブを脱ぎ捨ててハダカンボになり、スマホを手にしてベッドに倒れ込んで仰向けになる。
「もしもし、今日は変なお願い事をしてごめんなさい」
「彩のことを心配してくれる好い友達じゃないか。明日は不安にさせないように精一杯紳士を気取ることにするよ」
「ごめんなさい。それと、私たちが知っている店だと何かと差し支えがありそうだからお店は任せてもいいかな??我がままばかりでごめんなさい」
「彩の我がままは嬉しいよ。どんなことでも好きな女性に頼られるって気持ちの好いもんだよ……和洋中、それを決めてくれる??」
「気楽に食べられる和食が好いな……あとは任せる」
「分かった、午前中に連絡するよ」
「うん、おねがいね……本当に怒ってないよね」
「彩と話すことができて望外の喜びだった。それに明日、食事もできるしオレこそお礼を言うよ、ありがとう」
「ウフフッ、そんなことを言うと泣いちゃうよ、大好き」
「おう、オレは、大大大好きだ」
「彩だって、大大大大大好き」
「クククッ、キリがないから止めよう」
「うん、おやすみなさい」
「おやすみ。オレ以外の男の夢を見ちゃダメだよ」
スマホを通じて伝わる健志の声が彩の耳を愛撫して自然と身体が火照り、このままでは眠れそうにないなぁと思うと自然と右手が股間に伸びる。
「アァ~ン、たまんない……ここをクチュクチュすると気持ちいいの。アンッ、いやらしい音がする」
クチュクチュ、ニュルニュルッ……アンッ、気持ちいぃ、ウッウッ、クゥッ~、ダメッ……秘めやかな滑り音を覆い隠すように押し殺した喘ぎ声を漏らし、薄暗い部屋が淫靡に装う。
「ウグッ、グゥッ~、オチンポが入ってくる……アンッ、もっと奥まで突いて……ヒィッ~、そんなことをされたら、逝っちゃう、往く、ダメッ、クゥッ~」
グチャグチャ、ニュルニュルッ、ペニスに模した中指と薬指が膣壁を擦り、親指の腹がクリトリスを擦ると呆気なく昇りつめる。