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ホテル -11

窓 -5

窓に手をついて背面立位で突かれて快感に酔うアユが目を閉じると、これまで付き合った男たちが走馬灯のように頭を巡る。
顔は思い出すけど、名前が出てこない。
楽しいことも悲しいことも色々あっただろうに、今では思い出すのも容易ではない。
今の私には、この人がすべて。
私の誤解で一時とはいえ離れる時間があったので、そのことがよく分かる。

背後から貫く男は背中に覆いかぶさって首筋から耳まで髪の毛の生え際に沿って舌を這わせ、
「好い匂いがする」と囁いて髪に顔を埋める。
「いやぁ~ン、あなたの声が頭の中で響く。ゾクゾクするほど気持ちいい……もっと、聞かせて。声で愛撫されるのも気持ちいぃ」
全身の産毛が逆立つような得も言われぬ会館でアユの声は震えを帯びる。
「可愛いよ、アユ……眼を閉じて想像してごらん。誰もいなくなった街の中心にオレたちはいる。煌めく灯りの焦点が重なる所でアユとオレはつながるんだよ……どうだ??」
「見える……交差点の信号機に手をついた私をあなたが貫いてる……ハァハァッ、今と同じ、立ちバックで犯されているの」
「閉じた目を開けなさい……周りに何が見えるか教えてくれるね」
「いやぁ~、知らない人が私たちを見ている。なぜ??どうして??」

煌めく灯りがセックスの気持ち良さで身悶える私を見る人達のギラギラした瞳に見える。
交差点の真ん中にいる私は、いつの間にか現実の自分に戻り、ホテルの窓際に立ち背面立位でつながる姿に羞恥を覚える。
「ねぇ、見えないよね。部屋の灯りは消しているし、大丈夫だよね??」
「あぁ、外から見えるはずがないよ。オレにはよく見えるけどね。可愛いアユの白い背中。背骨に沿って息を吹きかけて爪先でゆっくりなぞると、ハァッ~ンって全身の力が抜ける……いつもと同じか試してみようか」

フゥッ~……ウッウッ、クゥッ~ン……ヌチャヌチャッ……背中の中央を上から下へ息を吹きかけると甘い声を漏らして身悶え、それにつれてペニスを飲み込んだバギナが卑猥な音を立てる。
左右のビーナスの笑窪を爪先が無限記号を描くようになぞると、
「いつも言うけど、あなたの触れるところが私の性感帯。幸せ……アンッ、チンチンが変なところを擦るから気持ちいいの、ダメッ、クゥッ~」
「アユが動くからだろう、オレは指先で背中に絵を描いているだけだよ。美術が好きなアユに感化されちゃったからなぁ」
話し終えた男はビーナスの笑窪の周辺で戯れていた指先で背中をゆっくり撫で上がる。
寝ていた産毛を起こすようにゆっくり指先は撫で、首の付け根で髪の生え際を左右に刷く。
「アウッ、イヤッ、クゥッ~、気持ち良くて全身の力が抜けちゃう……ハァ~ン、立っているのが辛い」

「分かった、抜くよ」
窓に手をついたまま振り返ったアユが見たのは花蜜と我慢汁でヌラヌラに濡れ、偉そうに宙をにらむ男の分身。
「すごいっ……これが、こんなにブットイのがアソコに入っていたの??スゴイ」
アユの言葉を無視して男はソファに座り、
「アユ……オレをまたいで好きに動きなさい」
「うん……」
男の前で跪いたアユは宙を睨んでぬらつく亀頭に指を伸ばし、滑りを掬い取って口に入れる。
「美味しい、あなたと私が交じり合った匂いと味。あなたも欲しい??」
苦笑いを浮かべて首を振る男を見上げて笑みを返し、パクッと口に含む。
「ジュルジュル、ジュボジュボッ……ウッウグッ、今日のあなたはいつもより大きい、苦しいけど嬉しい」
「気持ちいいよ、アユに舐めてもらっているんだよな」
髪を撫でながら囁く男を見つめて目元を朱に染めたアユは、再び喉の奥まで怒張を飲み込んで上目遣いに男を見上げながら顔を上下する。
プファッ~とペニスを吐き出したアユは立ち上がり、
「入るかなぁ、今日のあなたはいつもと違う」
ソファに座る男の肩に左手を置いて右手でペニスを摘まんでバギナに擦りつけ、十分に馴染ませて腰を下ろしていく。
「ウグッ、グゥッ~、大きい……アウ、アワワッ、奥まで……きつい」

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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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