ホテル -12
窓 -6
ソファに座った男と対面座位でつながったアユは顔を顰め、キツイと呟いて目を閉じ、窄めた唇を突き出す。
「今日のアユは我が侭だな。好い女の我が侭は魅力を際立たせるから嫌いじゃないよ」
左手をアユの腰に添えて身体を支え、右手で髪を擦って耳朶を弄り、流れるような動きで頬を擦って唇の周囲をなぞる。
「アンッ、焦らしちゃいや。早く……私はキスが好きなの」
艶めかしいアユの声にも唇を合わせることはなく、唇の周囲で戯れる指がしどけなく開いた口に侵入していく。
「クククッ……キスしたくなるほど、オレを興奮させてくれよ」
瞳に妖しい光を宿したアユは視線を外すことなく男を見つめ、口腔に侵入した指に温かい舌を絡ませる。
顔を動かすことなく舌だけを蠢かし、バギナに飲み込んだ怒張がピクピク反応すると、
「ウフフッ、ピクピクする……チンチンを飲み込んだマンコが好きなの??それとも、口マンコの指が気持ち好いの??」
「指に絡ませた舌が動くたびに、オマンコがウネウネと蠢動するようにオレのモノを奥に引き込もうとする。分かってやっているんだろう??」
「そうなの??自分の身体が分からない。あなたと過ごす時間が増えるほど私はエッチになる……おしゃべりはオシマイにして、もう少し指を舐めさせてくれる??……私を気持ち良くしてくれる指にお礼をしたいの……」
再び口に含んだ指に温かい舌を絡ませたり、フェラチオのように顔を前後したりと気持ちいい刺激は止むことがない。
「アユ、キスさせてくれよ。指をしゃぶられて昇り詰めるなんて、みっともないし我慢の限界だよ」
「クククッ……キスしたくなるほど昂奮させろって言ったのは誰??キスさせてくださいってお願いしなきゃ許さない」
水商売を長く続けた今でも清楚な雰囲気を無くすことのないアユは、セックスの快感に身体も心も蕩けると妖気が立ち上るように淫蕩な姿を見せ始める。
我慢できるのかなと言葉にせずに口元を緩めた男は太腿を蠢かし、脇腹を爪先が撫でて首に息を吹きかける。
「アンッ、いやんッ、いじわる……気持ちいいけど、そんな事をされてもキスさせてあげない」
「可愛いな、アユは……こうすると、どうだ??」
脇腹を撫でていた指先が耳の裏側で蠢き、偶然を装って耳朶や耳の穴を刺激する。
「ウフフッ、くすぐったい。耳を弄られると、その音が頭の中でザワザワって響く。何度も言うけど、あなたの触れる場所が私の性感帯」
「アユが悦んでくれると嬉しいよ。オレは欲張りだからいつでも満足していたい……一日の内で、ほんの少しだけ満たされないと思う時間もアユといることで満足できる。ありがとう」
「えっ、ありがとうなんて……そんな事を言われると……奥様に申し訳ないとしか……」
「初めての時に言っただろう。オレはいつでも本気、浮ついた気持ちで女性と付き合ったりしない」
「こんな時に笑わせないでよ。オレは浮気をしない、アユの事を本気で好きだよ。でも、一番好きなのは奥様って言うんでしょう??ずいぶん都合の好い言葉、それで奥様も私も納得させるんだから悪い男」
「そうか、オレは悪い男か……オレと付き合う女性がそれに気付くと捨てられちゃうな……アユもそうか??」
「あなたと会ってセックスの歓びを覚えたの。最近は一緒にいるだけで楽しいって付き合い始めた頃ほど抱いてくれないでしょう。満足させてくれる男についてっちゃうかもしれないよ……気持ちいぃ」
穏やかに首や頬を擦る手の平に顔を押し付けるアユは静かに目を閉じ、手の平から感じる男の体温で騒めく気持ちが鎮まっていくのを意識する。
「ねぇ、どうして??抱いてほしくてたまらなかったのに、つながったままで髪や頬を撫でられると、それだけで落ち着いちゃうの……ねぇ、どうして??」
「こうしても、同じことを繰り返す??」
頬に添えられていた男の右手が胸の膨らみに意味不明の絵を描くように這い回り左手で尻を抱えて太腿を突き上げる。
「クゥッ~、いやっ……これが好い、あなたの体温を感じるなら手の平よりもチンチンがいぃ……もっと」
男の背中に両手を回し、肩に顔を埋めてしがみつく。
「可愛いなアユは、オレの体温で気持ち良くなってくれるんだな」
「気持ちも身体もつながらないとあなたの体温を感じられないもん。幸せ……」
肩に埋めた顔を上げて窓の外を見ると未だ煌めきは褪せることなく煌々と街を照らし、アユの昂ぶりは頂点に向かって昇っていく。
ソファに座った男と対面座位でつながったアユは顔を顰め、キツイと呟いて目を閉じ、窄めた唇を突き出す。
「今日のアユは我が侭だな。好い女の我が侭は魅力を際立たせるから嫌いじゃないよ」
左手をアユの腰に添えて身体を支え、右手で髪を擦って耳朶を弄り、流れるような動きで頬を擦って唇の周囲をなぞる。
「アンッ、焦らしちゃいや。早く……私はキスが好きなの」
艶めかしいアユの声にも唇を合わせることはなく、唇の周囲で戯れる指がしどけなく開いた口に侵入していく。
「クククッ……キスしたくなるほど、オレを興奮させてくれよ」
瞳に妖しい光を宿したアユは視線を外すことなく男を見つめ、口腔に侵入した指に温かい舌を絡ませる。
顔を動かすことなく舌だけを蠢かし、バギナに飲み込んだ怒張がピクピク反応すると、
「ウフフッ、ピクピクする……チンチンを飲み込んだマンコが好きなの??それとも、口マンコの指が気持ち好いの??」
「指に絡ませた舌が動くたびに、オマンコがウネウネと蠢動するようにオレのモノを奥に引き込もうとする。分かってやっているんだろう??」
「そうなの??自分の身体が分からない。あなたと過ごす時間が増えるほど私はエッチになる……おしゃべりはオシマイにして、もう少し指を舐めさせてくれる??……私を気持ち良くしてくれる指にお礼をしたいの……」
再び口に含んだ指に温かい舌を絡ませたり、フェラチオのように顔を前後したりと気持ちいい刺激は止むことがない。
「アユ、キスさせてくれよ。指をしゃぶられて昇り詰めるなんて、みっともないし我慢の限界だよ」
「クククッ……キスしたくなるほど昂奮させろって言ったのは誰??キスさせてくださいってお願いしなきゃ許さない」
水商売を長く続けた今でも清楚な雰囲気を無くすことのないアユは、セックスの快感に身体も心も蕩けると妖気が立ち上るように淫蕩な姿を見せ始める。
我慢できるのかなと言葉にせずに口元を緩めた男は太腿を蠢かし、脇腹を爪先が撫でて首に息を吹きかける。
「アンッ、いやんッ、いじわる……気持ちいいけど、そんな事をされてもキスさせてあげない」
「可愛いな、アユは……こうすると、どうだ??」
脇腹を撫でていた指先が耳の裏側で蠢き、偶然を装って耳朶や耳の穴を刺激する。
「ウフフッ、くすぐったい。耳を弄られると、その音が頭の中でザワザワって響く。何度も言うけど、あなたの触れる場所が私の性感帯」
「アユが悦んでくれると嬉しいよ。オレは欲張りだからいつでも満足していたい……一日の内で、ほんの少しだけ満たされないと思う時間もアユといることで満足できる。ありがとう」
「えっ、ありがとうなんて……そんな事を言われると……奥様に申し訳ないとしか……」
「初めての時に言っただろう。オレはいつでも本気、浮ついた気持ちで女性と付き合ったりしない」
「こんな時に笑わせないでよ。オレは浮気をしない、アユの事を本気で好きだよ。でも、一番好きなのは奥様って言うんでしょう??ずいぶん都合の好い言葉、それで奥様も私も納得させるんだから悪い男」
「そうか、オレは悪い男か……オレと付き合う女性がそれに気付くと捨てられちゃうな……アユもそうか??」
「あなたと会ってセックスの歓びを覚えたの。最近は一緒にいるだけで楽しいって付き合い始めた頃ほど抱いてくれないでしょう。満足させてくれる男についてっちゃうかもしれないよ……気持ちいぃ」
穏やかに首や頬を擦る手の平に顔を押し付けるアユは静かに目を閉じ、手の平から感じる男の体温で騒めく気持ちが鎮まっていくのを意識する。
「ねぇ、どうして??抱いてほしくてたまらなかったのに、つながったままで髪や頬を撫でられると、それだけで落ち着いちゃうの……ねぇ、どうして??」
「こうしても、同じことを繰り返す??」
頬に添えられていた男の右手が胸の膨らみに意味不明の絵を描くように這い回り左手で尻を抱えて太腿を突き上げる。
「クゥッ~、いやっ……これが好い、あなたの体温を感じるなら手の平よりもチンチンがいぃ……もっと」
男の背中に両手を回し、肩に顔を埋めてしがみつく。
「可愛いなアユは、オレの体温で気持ち良くなってくれるんだな」
「気持ちも身体もつながらないとあなたの体温を感じられないもん。幸せ……」
肩に埋めた顔を上げて窓の外を見ると未だ煌めきは褪せることなく煌々と街を照らし、アユの昂ぶりは頂点に向かって昇っていく。