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お伽話

心花 -25

捲り上げられたワンピースは首にとどまり、寄りかかる壁に接する背中や太ももが感じる冷たさが心地いい。
口に押し込まれた下着は股間から滲み出た蜜と路地で漏らした小水を吸い取ったモノに違いなく、鼻腔を通じて感じる匂いが愛おしい。
「フグフグッ・・・もっと、エッチなことを・・・」
下着を咥えた口に涎を滲ませる心花は頭上で押さえつけられた両手を自ら伸ばして被虐感を募らせ、朱に染めた瞳に挑むような力強さを残す。
「ミカは仕事で男性に負けまいと頑張ってきたけど本当は征服してくれる男を待っていたんだろう??」
「うぅうン・・・フグフグッ・・・」
顔を振り、そんな事はないと否定するものの典哉の右手が剥き出しの乳房を鷲掴みにすると抗う力は弱くなる。

鼻息も荒くゼェゼェと息を繰り返す心花の瞳は真っ赤に燃え、猿轡代わりの下着を噛み締める口元から涎が滲み出て凄艶な魅力を醸し出す。
乳房の痛みから逃れようとすることなく、それすら快感に変えて両足の間に入り込んだ典哉の腿に股間を擦りつけて新たな責めを催促する。
挑発に負けまいとする典哉は股間に手を伸ばして滴る蜜を拭い取り、心花の目の前で指を擦り合わせて粘土の高い蜜を見せつける。
嫌々と顔を振るものの決して視線を外すことなく指を見つめ、近付けると好物を味わえないのが残念とばかりに、ゆっくりと唇で拭いとる。

肩に支えらえて首にまとわりつくワンピースを脱がせ、両手を背中で縛って自由を奪う。
ハァハァッ~・・・肩を上下して荒い息を漏らす心花はブラジャーも毟り取られて身体を隠すものは何もなく、咥えさせられた下着は唾液がしみ込んで惨めな姿のはずが上品な色気を失うことがない。
「どんな格好なのか見たいだろう??・・・返事は、どうなんだ??」
フガフガッ・・・口いっぱいに下着を頬張っていては声の出しようもなく、呻き声にも似た声を絞り出して顔を振る。
「そうか、パンツを取ってあげないと声を出せないか・・・」
ハァッ~・・・邪魔物がなくなった口を開けたり閉じたりして普段の感覚を取り戻した心花は、
「フミヤとの大切な想い出のある公園で悪戯されて通勤で行き来する通りから少し外れた路地でオシッコするところを見られた。今はスッポンポンにされて両手を背中で縛られてる・・・可愛そうな私、こんなことをされるくらいなら・・・」
「こんなことをされるくらいなら・・・どうする??背中を向けなさい、両手を自由にしてあげるよ」
「いじわる、いやな男。恥ずかしいことをされてアソコを濡らす私は変なの??」
「あぁ、普通じゃないな。ミカは仕事を頑張りすぎているんだろうな、少しはチンチンの事も考えてバランスのとれた性活をしなきゃ」
「いやらしい・・・今日の私は、スケベな男が嫌いじゃない。フミヤの思う通りに私を嬲って・・・あぁ~ン、ダメ、興奮する。服を着けたままのフミヤの前で素っ裸にされているの・・・アンッ、いやっ」
典哉が何をしたわけでもないのに内腿に新たな蜜が滴り落ちてナメクジが這ったような跡を作り、明かりを反射して虹色に輝く。

後ろ手に縛った心花を誘導して鏡の前に立たせて背後から抱きしめる。
典哉は髪に顔を埋めて息を吸い込み、心花の香りに酔いしれる。
「好い匂いがする。成熟した雌の匂いだよ・・・オスを誘うフェロモン出しまくり」
「あぁ~ン、ダメ、そんな囁くような話し方をしないで・・・フミヤのエッチな声が頭の中で響き渡る」
鏡の中の太腿がフルフル震え、立っているのも辛そうに背後の典哉に体重を預けて身体を支える。
「エロっぽい身体だな・・・」
典哉は鏡の中で心花と視線を交わし、首筋から耳に温かい息を吹きかける。
「いやぁ~ン、そんなこと・・・息を吹きかけられるだけでゾクッとする」
指先が耳の裏から首筋や肩を経て鎖骨のくぼみの周囲をなぞると、指の動きを追うように鳥肌が立つ。
「感度が好いんだね、ミカは・・・こんなに魅力的な身体を持っているのに仕事で接する男たちは朴念仁ぞろいなのか??」
「アウッ・・・そうよ、ダメな男たちばかり。フミヤのように私をオモチャ扱いできるほどの自信家はいないの」

ウェストのくびれの辺りから前に回した両手が下腹部を撫で、恥毛に指を絡ませて左右や前に引っ張り、顔を近付けて耳朶を乾いた舌が舐めてヒィッ~と悦びの声も漏らすと甘噛みされる。
アウッ、だめっ・・・下半身から力が抜けて崩れ落ちそうになる身体は典哉に支えられて身体の自由さえも典哉に委ねてしまう。
ウッウッ、アゥッ・・・割れ目の縁を撫でられて甘い吐息を漏らし始めると、左右に大きく開かれて真っ赤な花弁をあからさまに晒される。
「見えるね・・・ミカの目にはどう映ってる??」
「いやらしい・・・香りに釣られて誘い込んだフミヤを食べちゃおうと、エッチに着飾っってるように見える」
「クククッ・・・オマンコの芳香は撒き餌で、つられて近づくと疑似餌で釣られるの??それとも、大好物の生餌で釣られちゃうのかな??」
「アウッ、クゥッ~、教えてあげない・・・疑似餌か生餌化はフミヤが自分で確かめれば分かるはずよ・・・ウッ、いぃ、気持ちいいの」
鏡の中の典哉の指は割れ目を開いたまま休むことなく大陰唇を撫で、鼠径部から内腿も同じように刺激する。
心花は鏡の中のバギナに吸い寄せられるように視線を外すことが出来ず、ついに、
「ねぇ、周りだけじゃいやっ。中も、ねっ・・・我慢できないの」
「クククッ・・・可愛いよ」
典哉の指は花弁を散らし膣口からクリトリスに向かってゾロリと撫で上げる。
「ウググッ、ヒィッ~・・・アウッ、アワワッ・・・」
ついに視線は鏡の中から外れて力なく宙を彷徨い、バギナは最後の抵抗も破られてダムが決壊したかと思うほど蜜が内腿に滴り落ちる。
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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

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さむいのも嫌
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夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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