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M 囚われて

囚われて-7

口を穢した精液を口元に滲ませた詩織は、飲むの??と言葉ではなく表情で問いかける。
「そうだよ。飲みなさい・・・一滴も零すんじゃないよ」
コクンと頷いた詩織は意を決したように宙を睨み、次の瞬間、眼を閉じて口に溜まった精液を飲み干し、唇の周囲に舌を這わせてきれいに舐め取る。
白い喉が蠢いて嚥下した精液が食道を駆け下りていく色っぽさに男は息を飲む。
「飲んじゃった・・・初めての経験だよ。自分から進んで飲みたいと思わないけど、命令されて飲むのは悪くない・・・あっ、ダメ、オシッコが漏れちゃう」
「部屋の外に詩織さんのトイレを置いてあるから持って来なさい」
はい、と答えた詩織は下半身をこすり合わせながらドアを開け、見覚えのある洗面器を目にする。
イヤッ・・・心の叫びとは別のドキドキする高揚感で身体が熱くなる。

これですか??と、言いながら振り返った詩織の手に、地下室でお漏らしをした洗面器が握られている。
「そうだよ。詩織さん、窓辺に行きなさい」
「見えない??見られたくない・・・それより、詩織さんって言うのは止めて。詩織って言ってください・・・さん付けで恥ずかしい事をさせられるのは耐えられない」
洗面器を床に置き、恨みがましい目をして唇を噛む。
そんな仕草が男の嗜虐心を一層刺激することに気付かない。
「下着を着けたままでお漏らししなさい。なかなか出来ない経験だろう??・・・しゃがんで・・・漏らしちゃっていいよ。我慢できないだろう??」
「ハァハァッ・・・ウッウゥ、出ない。下着を着けたままでは恥ずかしくて出ない・・・脱いじゃ、ダメ??」
自然と媚態を示すものの男は反応しない。詩織の顔を見ようとせず、ただただ股間を見つめるのみ。
自らの手で下腹部を揉み、ようやく尿意が高まった詩織は、
「見てください・・・下着を着けたままで、お漏らしします。恥ずかしい姿を見てください」
半ば叫ぶように話す詩織は、男から顔を背けて黒いショーツに染みを作る。
染みは大きく広がってショーツに収まり切れなくなり、迸る液体がバシャバシャと洗面器に溜まっていく。
「しちゃったね・・・パンツを穿いたままでオシッコするのはえらいよ・・・私は・・・いや、私のことはいい」
小さなショーツから尿を滴らせる詩織は、膝を開いて中腰になり不快さから逃れようとする。
「気持ち悪い・・・穿き替えても良いですか??」
「そうだね・・・脱いじゃいなさい。そのままじゃ気持ち悪いだろう」
男に背中を見せ、身体を縮めて丸くなった詩織はショーツを脱いで白くて張りのある尻を剥き出しにする。

乳房の膨らみを露わにして先端だけを隠すブラジャーだけを身に着け、自然を装って垂らした両手を股間の前で組み窓を背にしてすっくと立つ。
男の視線が身体を睨め回すのを感じると、自然と前屈みになって背を丸めてしまう。
「詩織・・・」、
男の声で丸めた背中を伸ばし、股間を隠す手を脇に垂らして胸を張る。
名前を呼ばれた後は静寂が部屋を包み、詩織は背後からの陽射しが床に作った自分の影を見つめる。
男に気付かれないように小さく手を動かしてみる。詩織の動きに合わせて影が揺らめく。
男の視線は詩織に張り付いたまま、何も言葉を発しない。見つめる内腿に滴る尿が陽光を反射して虹のように輝く。

見つめられるだけの詩織は息苦しくなって口をしどけなく開き、腹や胸を上下させながら荒い息をする。腿がプルプルと震えを帯びて身体が自然と揺れ始め、じっと立っていることが出来なくなる。
「苦しい、立っているのがつらいの・・・私の身体で遊んでください・・・嬲って・・・オチンポを入れてください」
「辛いのか・・・せっかくの好天だから散歩しようか。どうだ、三連休を私の家で過ごさないか??」
・・・・・ハァハァッ、荒い息のまま立ち尽くす詩織は男の顔を見たり、視線を外したりと落ち着きがなく、返事もしない。
「そうか、嫌か・・・しょうがないな」
「いえ・・・そんな事を言わないでください。もし・・・もしも、私が帰りたいって言ったら・・・」
「うん??・・・帰りたいって言ったら・・・どうするんだね??」
「いじわる・・・地下室に閉じ込めて、縛られても良いです・・・ホテルで夕食をご馳走していただいて、朝食も昼食も美味しくいただいたのに、わがままを言ったりしたら罰を与えられても文句を言いません・・・約束します」
「そうか・・・ありがとう。詩織のような美しい人と連休を過ごせることに感謝するよ。そうと決まれば、食事と買い物に行こう」
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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

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さむいのも嫌
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夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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