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気が強い女 3

素っ裸の芹華をベッドに寝かせて髪を整え、指先で輪郭を確かめるように鼻梁をなぞり、唇を撫でるとパクッと咥えて顔を前後する。
「芹華、風呂上がりにシャンパンを飲みたくないか??」
「クククッ、シャンパンを飲みたいの??それとも、私の返事を聞きたいの??」
「返事を聞いて二人が付き合う記念日に乾杯するんだろう??」
「ウフフッ、返事を急がせていたのは私だったもんね……私と付き合いたいと言う健介の言葉を喜んでお受けします。これで安心して素肌を晒せるし、やっとシャンパンを飲める」

窓の向こうは街の灯りと満月が相まって驚くほど明るく、健介はフットライトを残して部屋の灯りを消して二人だけの厳粛なムードを作りシャンパンクーラーからボトルを取り出す。

ソムリエナイフで手際よく抜栓したシャンパンをフルートグラスに注ぎ、
「二人のこれからに乾杯」
「……美味しい。私の人生で最高のシャンパン。健介は??」
「このシャンパンとダックワーズを忘れることはないし、この白い肌も忘れることはないよ……忘れるほど長い時間会わないってこともないだろうけどね。そうだろう??」
「ウフフッ、健介が私の身体に忘れられないほどの想い出を残してくれれば……クククッ、毎日とは言わないけど、週に…そうだ、あなたの住まいは遠いの??」
「車で30分ほどの距離だよ。遠からず、近からず付き合い始めには好い距離だと思うよ」
「そうね、健介を嫌いになれば忘れることのできる距離かもしれない、ウフフッ……ねぇ、口移しで飲ませて」

「ゴクッ、おいしい……アンッ、いやっ、飲ませてと言ったけど、そんなことは……ウッ、クゥッ~……ハァハァッ」
抱き寄せた芹華に口移しでシャンパンを流し込んだ健介は胸の膨らみを揉みしだき、シャンパンを嚥下した口腔に差し入れた舌先で上唇を舐める。
息を弾ませる芹華の両手を背中で掴んだ健介は有無を言わせずショップ店員にもらった赤い布で縛り付ける。
「えっ、なに??なに??どうしたの??……ハァハァッツ、怖いことはしないでね」
「芹華を相手に怖いことや痛いことをするはずがないだろう……約束通り目隠しをしてあげるよ」
「えっ、約束なんてしていないよ。健介が勝手に目隠しをするって言ったんだよ。私は目隠しをしてほしいなんて言ってないもん」
「そうだったか??でも、せっかく用意した目隠しだから使わせてもらうよ」
言うが早いか健介は二枚目の赤い布で芹華の視覚を奪う。
「怖い。両手を縛られて目隠しもされた……痛いことはしないと約束してくれたでしょう」
「オレを信じろ。気持ちを解き放って身体が感じることに抗うんじゃないよ」
オレを信じろという健介の言葉だけではなく、両手の自由と視覚を奪われても抗うことなく静かに横たわる芹華は性感を刺激されることを期待して息を弾ませ、腹部を上下するほど興奮を露わにする。

ソムリエナイフを手にした健介はスクリューで胸の膨らみの中ほどを突く。
「いやっ、怖い。怖いことや痛いことはしないって約束でしょう……ハァハァッ」
息を荒げて抗議する芹華の声は震えを帯びて上擦り、嫌がっているとは思えない。
ナイフの背で肩から腹部や内腿を撫でて乳輪をなぞると芹華の呼吸は一層荒くなり、腹部だけではなく肩も振るわせて、下半身を艶めかしく蠢かす。
「ねぇ、もしかするとソムリエナイフなの??健介を信じているからね……」
「芹華、動くんじゃないよ。オレのモノになった白い肌を傷付けたくないからね……次はこれだよ」
シャンパンクーラーから取り出した氷で胸の膨らみの麓から頂上に向かって撫で上がり、乳輪をなぞり突起の天辺で円を描く。
「私の身体で遊んで面白いの??楽しい??……予想もしなかった方法で遊ばれても驚くばかりで気持ち善くなれない。あっ、勘違いしないでね。嫌じゃないの、慣れるのに少し時間がかかりそうなだけ」
「クククッ、気の強い女は嫌いじゃないけど、嘘吐きは好きじゃないよ。上の口は気持ち善くないって言っても、下の口はドッロドロの蜜を滴らせて気持ち好いと言っているよ」
言葉と共にソムリエナイフの背で膣口からクリトリスまで撫で上がる。
「ヒィッ~、なに??ナイフでしょう??嘘を吐いたから罰なの??怖いけどゾクゾクする……」
「動いちゃダメだよ。芹華の肌やオンナノコはオレのモノ。傷つけたくないからね」

仰向けで横たわる芹華の右内腿を爪の背が触れるか触れないかの微妙なタッチで撫でると、ウッウッ、クゥッ~と艶めかしい声を漏らして下半身を蠢かし、左腿をソムリエナイフの背が這うと、ヒィッ~と悲鳴にも似た喘ぎ声を漏らして膣口からジュンと蜜が滲み出る。
視覚と手の自由を奪われたために外からの刺激に対して肌の感覚は普段よりも鋭敏になり、芹華の性感は知らず知らずの内に昂ぶっていく。

「手の拘束は解くから俯せになりなさい」
目隠しをされたままの芹華は俯せになり、ソムリエナイフを持つ健介に無防備な背中を晒す不安よりも未知の快感を与えられる期待でオマンコとアナルがフルフル震える。
「これは、もう必要ない」……パサッ、健介はソムリエナイフを投げ捨てて染み一つない無防備な白い背中を見つめる。
「ハァハァッ…言ったでしょう、私は背中にも目があるの。無防備な背中を見つめられるのって恥ずかしい」
そんな芹華の言葉に応えることなく背中に広がる乱れ髪を整え、両脇を撫で下りる指先は尻の丸みに沿って内腿に向かい、割れ目をなぞってビーナスの笑窪で円を描く。
「ウッウッ、クゥッ~、気持ち好い。ビーナスの笑窪が自慢なの、可愛い??」
「体型を保つ努力をしている、そのご褒美がビーナスの笑窪だろう。体型だけではなく自分に自信を持つほどの努力をしている。裏付けのある自信とプライドが芹華の気の強さの基。芹華は掛け値なしの好い女だよ」

脹脛から太腿を擦り、力を込めて尻や腰を揉むと、アァ~ン、気持ち好いと声が漏れる。
「力を入れちゃダメだよ。握った手を開いて肩の力を抜き、リラックスして頭ン中を空っぽにする、いいね……」
左手で身体を支えて体重をかけないようにしながら背骨に沿って腰から肩まで産毛を逆立てるように精細なタッチで舌を這わせる。
「アァ~ン、いぃ、疲れが解きほぐされて子宮が熱を持つような感じがする。目隠しで視覚を奪われたから耳を澄ませ、肌に触れる健介の指や爪、息などに敏感になって身体の芯が熱くなる……」
腰を擦り、尻を揉み尻の割れ目に息を吹きかけながら舌を這わせると芹華は羞恥と共にキュッと尻に力を込め、割れ目を閉じて俯せから仰向けに身体の向きを変える。
「お尻は恥ずかしい。無防備なんだもん……気持ちいいけど、私は何もしなくていいの??」
「いいんだよ。芹華の身体で遊んでくれと言っただろう??気持ち善くなってほしい」
健介は額や耳に掛かる髪を整えながら囁き、チュッと唇を合わせる。
「アンッ、キスはちゃんとしてほしいのに…イヤァ~ン、気持ち好い……」

左胸の膨らみの先端を口に含んでコロコロ転がしながら芹華の両脚の間にこじ入れた右脚で股間を圧迫して新たな刺激を与えると、イヤァ~ンと艶めかしい喘ぎ声を漏らし、気を好くした健介は膨らみの先端を甘噛みして右胸を鷲掴みして揉みしだく。
視覚を奪われた芹華は健介の動きが判らず、予想できない甘美な刺激を与え続けられて拘束を解かれた両手で健介の髪を掴んで息も絶え絶えに身悶える。
ついに健介の舌がオンナノコに伸び、チュルチュル音を立てて花蜜を啜ると髪を掴む芹華の指に力がこもり股間を押し付ける。
「ウッウグッ、苦しい。クククッ、甘酸っぱいオマンコを押し付けられると苦しいよ」

肌を擦り、乳房を揉み先端を口に含んで転がしたり甘噛みを繰り返し、股間に顔を埋めて滴る蜜の源泉に舌を押し入れたり小陰唇が作る溝に舌を這わせてハムハムと噛んだりを繰り返すと芹華は我慢の限界を迎えて、
「入れて、健介が欲しい」と、誰はばかることなく叫ぶ。

奥深くに押し入った健介に羽化登仙の境地に導かれた芹華は満足と羞恥の入り混じった笑みを浮かべて、
「恥ずかしい……」と、強気な女の欠片も見せずに目元を朱に染める。
「可愛いよ」と、囁きながら髪を撫でて頬を擦る健介を見つめる芹華は、明日の朝は眠っている健介の股間にむしゃぶりついて、入れさせてくれと懇願するまでオシャブリするんだからと心に決める。


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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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