凸と凹
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ハードパンが自慢の店でバゲットを買った二人は自然な風で手をつないで帰路に就く。
「理沙と雅之って、すれ違う人にはどんな関係に見えるのかなぁ??恋人??もしかすると夫婦に見えるかなぁ??」
「オレが理沙に相応しい男に見えるといいな。理沙は好い女だよ」
「クククッ、私は両手を目一杯広げても抱えきれないほど雅之のことが好き」
「オレは宇宙の端から端までにある全ての星の数ほど理沙のことを愛している」
「じゃあ、私は世界中の砂浜にある砂の数ほど健志のことを愛している」
「ウフフッ、春風駘蕩。春らしい天候に誘われて散歩をしようと思ったけど、天気を司る神様に感謝するよ」
「天気を司る神様がいるの??その神さまは憎からず思っているのにウジウジしている私たちに切っ掛けを与えてくれたのかもしれないね」
春の日差しは心地好く、頬を撫でる微風は二人の気持ちを解して距離を近づけていく。
「ただいま。今日は素晴らしいお客様をお連れしたよ」
迎える人のいない部屋に向かって雅之は声を掛ける。
「お邪魔します……ウフフッ、想像していた通り見栄や衒いのないシンプルな部屋でよかった。お腹が空いた……パンの準備をするけど焼くだけでいいでしょう??」
「ガーリックトーストは後のこともあるしね。オレはオニオンサラダの用意をするよ」
「後のことって……ウフフッ、いやらしい」
ビーフシチューをメインにして昼食を終えた二人は微かな緊張感の中で無言になり、堪えきれなくなった理沙が口を開く。
「これまでの、会釈するだけの関係から部屋に招いてもらったし、昼食もごちそうになった。ぼつぼつ部屋に戻ろうかな……」
それを聞いた雅之は言葉もなく理沙を抱き寄せて唇を合わせる。
「ウッウッ、クゥッ~……フゥッ~、やっぱり、私が切っ掛けを作らないと進展しない。強引でもいいから雅之が…ねっ」
「ごめん、何度も言うけど、好い女だから気後れしちゃうんだよ……勇気を振り絞って抱き寄せたから冷汗を掻いちゃったよ。シャワーで汗を流したい。理沙も一緒にいいだろう??」
「フフフッ、無茶ぶりで強引。私も汗を流してスッキリしたい……着替えを持ってないけど、なにか貸してくれる??」
青いシルクシャツを取り出した雅之は、
「一番のお気に入りシャツ。この部屋では理沙のルームウェアとして使ってほしい」
「ありがとう。雅之のパンツを借りるわけにはいかないからノーパンだね。ウフフッ、悪戯をしちゃイヤだよ」
「えっ、悪戯はダメなの??シャツ一枚だけを着けた理沙を前にして我慢できるかなぁ、自信がないよ」
「悪戯はダメ。私の肌に触れる時は……ねっ、これ以上は言えない。分かるでしょう」
「クククッ、くすぐったい。女を抱くのは初めてじゃないでしょう??……イヤァ~ン」
ボディソープにまみれた肌をまさぐり、唇を合わせても照れや恥じらいが残りオッパイをクチュクチュ、下腹部をサワサワしてもくすぐったさが残る。
汗を流した二人は羞恥を残したままリビングに戻る。
わずかに朱を帯びた肌を青いシャツで包んだ理沙が上気した表情で雅之を見つめると、隠しきれない色っぽさに股間は明らかに反応する・
「イヤンッ、反応してくれないのも困るけど……ハァハァッ、ねぇ、どうすればいいの??」
「理沙は何もしなくていいよ。今日はオレが理沙にサービスする日」
ハァハァと息を荒げ、立っているのも辛そうなほど興奮を露わにする理沙を抱きかかえた雅之はベッドに横たえる。
静かに目を閉じる理沙の髪に手櫛を入れて頬を撫でると、
「優しくしてね。雅之を好きなままで居たいの」
「可愛いよ……大切な人だから嫌なことはしない。信じてくれるね」
閉じた目を開いて恥ずかしそうに見上げる理沙に顔を近付けると再び瞳を閉じてキスを待つ。
鳥が餌を啄ばむように唇や舌をつつき合い、這い出た舌が絡み唾液を啜る。
雅之の手がシャツ越しに胸の膨らみに触れると、ウッと声を漏らして顔を背け、右手の親指の付け根を噛んで声を漏らすまいとする。
膨らみの大きさと形を確かめるような動きをすると目を閉じたまま眉根を寄せて顔を仰け反らせて白い喉を見せる。
「艶のある黒髪と顰めた表情が色っぽい、知れば知るほど理沙を好きになる」
「アンッ、ほんとう??気持ち善くしてくれるでしょう??」
雅之の手はシャツ越しに肌を這い、焦燥感に捉われる理沙は、ウゥッ~ンと鼻を鳴らして身体をくねらせる。
肌を合わせるのが初めての理沙を相手に焦ることなく感触を楽しみたいと思っても、密かに焦がれていた雅之は逸る気持ちを抑えることが出来ずに愛撫に熱がこもる。
胸の膨らみを揉み、腰を擦り下着を着けていない鼠径部を撫でると、アンッ、イヤァ~ンと艶めかしい声を漏らして腰を突き上げ、女の急所への愛撫をねだる。
雅之の手は股間に伸びることなく再びシャツ越しに乳房を揉み、先端を摘まんで揺する。
「アンッ、イヤッ、気持ち好いけどオッパイばかり可愛がるから私のオンナノコが拗ねている……分かるでしょう??確かめて??」
雅之の右手を掴んで下着を着けていない股間に押し付ける。
「すごいな、理沙のオマンコはヌチャヌチャでドッロドロになっているよ」
「イヤッ、そんなことを言わないで。雅之に抱いてもらうのを待っていたんだから……私が嫌いなの??」
「一目惚れした理沙の後をつけるほど好きだって言っただろう。嘘じゃないよ」
「ウフフッ、その言葉を聞きたかったの……ねぇ、こうなることを長い間、待っていたから我慢できない…入れて、おねがい」
瞳を潤ませて懇願する理沙と同じように我慢の限界に達していた雅之は左手でシャツ越しに胸の膨らみの先端を摘まみ、右手でボタンを一つ、また一つと外して大きくはだけ、白い肌をあからさまに晒す。
「オレも爆発しそうなほど興奮している。入れるよ……」
自らの分身を摘まんで溢れる花蜜の源泉に押し付けて馴染ませた雅之は左手で身体を支え、右手で理沙の頬を擦りながら突き入れる。
「ウッウッ、クゥッ~、きつい……いぃ、やっと……」
「気持ちいい……動かないでくれよ。そんなことをされると夢が叶って理沙とつながった悦びで逝っちゃいそうだよ」
「何もしていないよ。アソコが熱くてヒクヒクするの……私じゃないみたい、イヤッ、震えが止まらない。ねぇ、覆いかぶさって。雅之の体重をすべて私に……フゥッ~、雅之を感じる……」
「重いとか痛いとか感じたら直ぐに教えてくれよ」
「うん…でも、今は雅之を感じているのがいいの。つながっていると実感できるもん…ウフフッ」
「理沙の凹とオレの凸がぴったり嵌まって気持ちいいよ。その上、白くて艶めかしい肌がオレに吸い付いて離れることがない。オレと理沙は離れようとしても離れられない…そうだろう??」
「クククッ、嬉しいことを言ってくれる。明日は休みでしょう……このまま月曜の朝までくっついている??」
「いいなぁ、食事もお風呂もつながったまま。トイレに行くのも一緒…理沙だからオシッコの匂いは我慢するよ」
「クククッ、いやらしい……アンッ、笑ったら身体が震えて気持ち善くなっちゃった。イヤァ~ン、ダメ」
「オレも我慢の限界だ。逝くよ、出ちゃう…ゴメン」
シャワーでセックスの残滓を流し、互いの肌をまさぐりながら唇を合わせて気持ちを確かめた二人は晴れ晴れした表情で窓際に立つ。
白い雲が穏やかに流れる空と土曜日のデートをするカップルや家族連れ、普段は気にすることもない景色が穏やかな気持ちにしてくれる。
「理沙んちはエレベーターに乗ればすぐだけど、明日の夜までここにいろよ」
「いいけど、下着など必要なモノを持って来たい」
「ハダカンボのままでもいいけど、散歩も出来ないのは辛いな……鍵を渡しとくよ」
「うん、うちの鍵は私の部屋に来たときに渡すね。自由に出入りできるのっていいね。ウフフッ……」
ハードパンが自慢の店でバゲットを買った二人は自然な風で手をつないで帰路に就く。
「理沙と雅之って、すれ違う人にはどんな関係に見えるのかなぁ??恋人??もしかすると夫婦に見えるかなぁ??」
「オレが理沙に相応しい男に見えるといいな。理沙は好い女だよ」
「クククッ、私は両手を目一杯広げても抱えきれないほど雅之のことが好き」
「オレは宇宙の端から端までにある全ての星の数ほど理沙のことを愛している」
「じゃあ、私は世界中の砂浜にある砂の数ほど健志のことを愛している」
「ウフフッ、春風駘蕩。春らしい天候に誘われて散歩をしようと思ったけど、天気を司る神様に感謝するよ」
「天気を司る神様がいるの??その神さまは憎からず思っているのにウジウジしている私たちに切っ掛けを与えてくれたのかもしれないね」
春の日差しは心地好く、頬を撫でる微風は二人の気持ちを解して距離を近づけていく。
「ただいま。今日は素晴らしいお客様をお連れしたよ」
迎える人のいない部屋に向かって雅之は声を掛ける。
「お邪魔します……ウフフッ、想像していた通り見栄や衒いのないシンプルな部屋でよかった。お腹が空いた……パンの準備をするけど焼くだけでいいでしょう??」
「ガーリックトーストは後のこともあるしね。オレはオニオンサラダの用意をするよ」
「後のことって……ウフフッ、いやらしい」
ビーフシチューをメインにして昼食を終えた二人は微かな緊張感の中で無言になり、堪えきれなくなった理沙が口を開く。
「これまでの、会釈するだけの関係から部屋に招いてもらったし、昼食もごちそうになった。ぼつぼつ部屋に戻ろうかな……」
それを聞いた雅之は言葉もなく理沙を抱き寄せて唇を合わせる。
「ウッウッ、クゥッ~……フゥッ~、やっぱり、私が切っ掛けを作らないと進展しない。強引でもいいから雅之が…ねっ」
「ごめん、何度も言うけど、好い女だから気後れしちゃうんだよ……勇気を振り絞って抱き寄せたから冷汗を掻いちゃったよ。シャワーで汗を流したい。理沙も一緒にいいだろう??」
「フフフッ、無茶ぶりで強引。私も汗を流してスッキリしたい……着替えを持ってないけど、なにか貸してくれる??」
青いシルクシャツを取り出した雅之は、
「一番のお気に入りシャツ。この部屋では理沙のルームウェアとして使ってほしい」
「ありがとう。雅之のパンツを借りるわけにはいかないからノーパンだね。ウフフッ、悪戯をしちゃイヤだよ」
「えっ、悪戯はダメなの??シャツ一枚だけを着けた理沙を前にして我慢できるかなぁ、自信がないよ」
「悪戯はダメ。私の肌に触れる時は……ねっ、これ以上は言えない。分かるでしょう」
「クククッ、くすぐったい。女を抱くのは初めてじゃないでしょう??……イヤァ~ン」
ボディソープにまみれた肌をまさぐり、唇を合わせても照れや恥じらいが残りオッパイをクチュクチュ、下腹部をサワサワしてもくすぐったさが残る。
汗を流した二人は羞恥を残したままリビングに戻る。
わずかに朱を帯びた肌を青いシャツで包んだ理沙が上気した表情で雅之を見つめると、隠しきれない色っぽさに股間は明らかに反応する・
「イヤンッ、反応してくれないのも困るけど……ハァハァッ、ねぇ、どうすればいいの??」
「理沙は何もしなくていいよ。今日はオレが理沙にサービスする日」
ハァハァと息を荒げ、立っているのも辛そうなほど興奮を露わにする理沙を抱きかかえた雅之はベッドに横たえる。
静かに目を閉じる理沙の髪に手櫛を入れて頬を撫でると、
「優しくしてね。雅之を好きなままで居たいの」
「可愛いよ……大切な人だから嫌なことはしない。信じてくれるね」
閉じた目を開いて恥ずかしそうに見上げる理沙に顔を近付けると再び瞳を閉じてキスを待つ。
鳥が餌を啄ばむように唇や舌をつつき合い、這い出た舌が絡み唾液を啜る。
雅之の手がシャツ越しに胸の膨らみに触れると、ウッと声を漏らして顔を背け、右手の親指の付け根を噛んで声を漏らすまいとする。
膨らみの大きさと形を確かめるような動きをすると目を閉じたまま眉根を寄せて顔を仰け反らせて白い喉を見せる。
「艶のある黒髪と顰めた表情が色っぽい、知れば知るほど理沙を好きになる」
「アンッ、ほんとう??気持ち善くしてくれるでしょう??」
雅之の手はシャツ越しに肌を這い、焦燥感に捉われる理沙は、ウゥッ~ンと鼻を鳴らして身体をくねらせる。
肌を合わせるのが初めての理沙を相手に焦ることなく感触を楽しみたいと思っても、密かに焦がれていた雅之は逸る気持ちを抑えることが出来ずに愛撫に熱がこもる。
胸の膨らみを揉み、腰を擦り下着を着けていない鼠径部を撫でると、アンッ、イヤァ~ンと艶めかしい声を漏らして腰を突き上げ、女の急所への愛撫をねだる。
雅之の手は股間に伸びることなく再びシャツ越しに乳房を揉み、先端を摘まんで揺する。
「アンッ、イヤッ、気持ち好いけどオッパイばかり可愛がるから私のオンナノコが拗ねている……分かるでしょう??確かめて??」
雅之の右手を掴んで下着を着けていない股間に押し付ける。
「すごいな、理沙のオマンコはヌチャヌチャでドッロドロになっているよ」
「イヤッ、そんなことを言わないで。雅之に抱いてもらうのを待っていたんだから……私が嫌いなの??」
「一目惚れした理沙の後をつけるほど好きだって言っただろう。嘘じゃないよ」
「ウフフッ、その言葉を聞きたかったの……ねぇ、こうなることを長い間、待っていたから我慢できない…入れて、おねがい」
瞳を潤ませて懇願する理沙と同じように我慢の限界に達していた雅之は左手でシャツ越しに胸の膨らみの先端を摘まみ、右手でボタンを一つ、また一つと外して大きくはだけ、白い肌をあからさまに晒す。
「オレも爆発しそうなほど興奮している。入れるよ……」
自らの分身を摘まんで溢れる花蜜の源泉に押し付けて馴染ませた雅之は左手で身体を支え、右手で理沙の頬を擦りながら突き入れる。
「ウッウッ、クゥッ~、きつい……いぃ、やっと……」
「気持ちいい……動かないでくれよ。そんなことをされると夢が叶って理沙とつながった悦びで逝っちゃいそうだよ」
「何もしていないよ。アソコが熱くてヒクヒクするの……私じゃないみたい、イヤッ、震えが止まらない。ねぇ、覆いかぶさって。雅之の体重をすべて私に……フゥッ~、雅之を感じる……」
「重いとか痛いとか感じたら直ぐに教えてくれよ」
「うん…でも、今は雅之を感じているのがいいの。つながっていると実感できるもん…ウフフッ」
「理沙の凹とオレの凸がぴったり嵌まって気持ちいいよ。その上、白くて艶めかしい肌がオレに吸い付いて離れることがない。オレと理沙は離れようとしても離れられない…そうだろう??」
「クククッ、嬉しいことを言ってくれる。明日は休みでしょう……このまま月曜の朝までくっついている??」
「いいなぁ、食事もお風呂もつながったまま。トイレに行くのも一緒…理沙だからオシッコの匂いは我慢するよ」
「クククッ、いやらしい……アンッ、笑ったら身体が震えて気持ち善くなっちゃった。イヤァ~ン、ダメ」
「オレも我慢の限界だ。逝くよ、出ちゃう…ゴメン」
シャワーでセックスの残滓を流し、互いの肌をまさぐりながら唇を合わせて気持ちを確かめた二人は晴れ晴れした表情で窓際に立つ。
白い雲が穏やかに流れる空と土曜日のデートをするカップルや家族連れ、普段は気にすることもない景色が穏やかな気持ちにしてくれる。
「理沙んちはエレベーターに乗ればすぐだけど、明日の夜までここにいろよ」
「いいけど、下着など必要なモノを持って来たい」
「ハダカンボのままでもいいけど、散歩も出来ないのは辛いな……鍵を渡しとくよ」
「うん、うちの鍵は私の部屋に来たときに渡すね。自由に出入りできるのっていいね。ウフフッ……」