2ntブログ

不倫 ~immorality~

再会―14

焦らすようにしていた愛撫に熱が入り鼠蹊部や会陰部、内腿を舌と唇が這い回り、歯を立てたり甘噛みしたりと刺激に変化をつける。
健の足先が所在無げに動き、両手を彩の髪に絡ませて快感を堪えつつ愛おしさを募らせる。
彩の小さな手の中でペニスはピクピクと蠢き、その動きが彩の心を満足させる。
「ウフフッ、我慢できないの??・・・我慢しなくて良いよ」
竿を口に含んで顔を上下し、陰嚢に手の平を添えてヤワヤワと転がすようにしながら、髪を掻き上げてペニスを含んだ顔を健に見せつけ、身体だけではなく気持ちも愛撫する。
ウグッウグッ、グググッ・・・喉の奥深くまで咥えこんで苦しげな息を漏らし、うっすらと涙の浮かぶ顔を見せつける。グチャグチャ、ジュルジュル、口の中に貯めた唾液と先走り汁が混じり合って卑猥な音を立て、彩は被虐感を募らせて、それを見る健は嗜虐感をそそられる。
ハァハァッ、ウッ・・・健の両脚の間に蹲った彩は、尻を高く突き上げて一心不乱にペニスにむしゃぶりつき、白くてムッチリの彩尻が上下に蠢く様子に健の息はますます荒くなる。
「ここも好きだったよね・・・」
健の足を跳ね上げた彩は、あからさまになったアナルを唾液で濡らした指で優しく撫でる。
「ウッ、ダメだ・・・そんな事をされたら、また入れたくなっちゃうよ」
「入れたくなる??違うでしょう??入れさせて下さいでしょう??・・・チンコがこんなに大きくなっているのに我慢できるの??・・・それじゃ、止めちゃおうかな??」
「オレよりも彩の方が意地悪だよ」
そんな事を言うからオチリを可愛がってあげないと言った彩は、腿を跨いで支え持ったペニスをバギナに馴染ませ、唇を噛みながらゆっくりと腰を沈めていく。
「入ったよ、気持ちいぃの・・・」
「ウッ、入れられちゃった・・・三回目じゃ、赤い玉が出ちゃうよ」

騎乗位でつながった彩は激しく身体を躍らせて、
「アッ、アァ~ン、いやぁ~ン、いいの・・・指やオモチャよりも本物が好い・・・健のがいぃ・・・これが欲しかったの・・・オチンボが入ってる」
記憶の中の彩は、ウッウッと秘めやかに吐息を漏らして昂ぶりを発散するのを恥じるようなところがあったが、セックスの悦びを知って憚りのない喘ぎ声を漏らす様子に、ここまでエロく育てた男に嫉妬の感情が湧いてくる。
腰を掴んで突き上げると急な刺激に襲われた彩は健の胸に突っ伏してしまう。
「アンッ、上で楽しもうと思ったのに・・・」
「少しは仕事をしないとな・・・マグロだって言われたくないからね」
頭を振る彩の髪が健の胸を刷き、ゾワゾワする刺激に健の下半身が自然と蠢く。

ジュルジュル・・・ウッウゥ~・・・グチュグチュ・・・彩は動きやすい騎乗位で本能のままに快楽を貪る。
腰を回転させたり上下左右に動かしたり、結合を解くことなくバギナとペニスの接触を変化させて新たな刺激に顔を上気させる。
見上げる健は彩の痴態に興奮して息を荒くする。


「お酒じゃなく水を飲ませて・・・喉が乾いちゃった」
「オレのせいなんだろうけど、出会った頃っていうか、ガキに戻ったみたいで、やってばっかりだね・・・チンコの根本が痺れたようで変だよ」
「大丈夫??・・・痛いの痛いの飛んでけぇ~って、舐めて治してあげようか??クククッ・・・」
「彩は元気で良いな・・・彩、本当にありがとう。誘いのコメントを入れるのは、マジで躊躇したんだけど、良かった・・・ありがとう」
「彩こそ、ありがとう・・・お礼に好いものを見せてあげようか・・・見たい??・・・見たいって言って」
「何だか分かんないけど見たい・・・見せてください」
「フフフッ・・・ほらっ・・・どぅ、可愛い??」
えっ・・・バスローブを躊躇することなく開くと、あるべき場所に恥毛がなく、ツルツルにされた恥丘が可愛く広がり、色素沈着が薄い大陰唇は少女のような可憐な姿を見せる。
「シャワーを浴びた時に剃っちゃったの??」
「そうだよ・・・キスマークは消えちゃうでしょ。オマタのキスマークじゃ自分で付けられないからオケケをソリソリしちゃった。今度会う時まで、きれいにソリソリしとくからね・・・また会ってくれるでしょう??」
「うん、メールをくれるかな??オレは何時でもいいから、彩の都合のいい時に・・・なんたって、人妻だから忙しいだろうからね・・・最初にツルマンの検査をして、帰るときはオレがツルツルに剃っちゃう・・・ダメだ、またしたくなっちゃうよ」
「ウフフッ、バカッ・・・連絡する。でも、彩が欲しいっていうエッチなメールを時々くれなきゃ嫌だよ」


                        << 続く >>

不倫 ~immorality~

再会―13

ジュボジュボッ・・・股間の違和感と共に健は目が覚めた。
「んっ、何、どうした??・・・彩、何してるの??」
「いいの、気にしないで寝てていいよ・・・眠気覚ましにチンシャブ、美味しいよ」
布団に潜り込んで一心不乱にペニスをしゃぶっていた彩が、顔を見せてニッと笑う。
されるがまま身を任せてカーテンを開け放ったままの窓に視線を移すと、夜が明けて窓いっぱいに青空が広がっている。
20時間ほど前、ミロで再会してからの出来事が蘇る。自然と口元が綻び、それを見た彩が口元をぬぐい、大きくなったペニスを握って不思議そうに声をかける。
「どうしたの、思い出し笑いなんかして・・・感じ悪いよ。彩のストリップを想い出したの??それとも、ノーパンノーブラでレストランに行ったこと??・・・アッ、分かった、クククッ・・・彩の身体に我慢できなくなって二度とも早く逝っちゃことに苦笑いしてるの??大丈夫だよ、彩も満足したから・・・それに、見て、こんなに元気になってる。彩の魅力に勝てないんだよね、ダメだって言いながら三度目も大丈夫みたい・・・」

健には彩が無理して明るく振る舞おうとしているように思える。
夫の浮気を話したことを悔やむ気持ちと楽になったと思う狭間で気持ちは揺れ、動揺を隠そうとして明るく振る舞っているようにも見える。
健は、その話題に触れることを避けようと思い定め、再び彩が口を開くまで待とうと決意する。
「こんな目覚まし時計があったらいいな。スッキリと起きることが出来そうだよ・・・」
「スッキリしたいの??・・・させてあげない。二人でするんでしょう??二人ですれば楽しさは二倍になるんでしょう??違うの??」

ジョボジュボ、ジュルジュルッ・・・再び股間に顔を埋めた彩は、ペニスにむしゃぶりついて激しく音を立てながら吸いたてる。
上目遣いで健から視線を外そうとせずに見つめたままフェラチオを続け、視線による愛撫も施して与える快感を自然と倍増させる。
顔に掛かる髪を梳きあげて横顔を見せる色っぽさにペニスが反応する。
「ウグッ、ウッウゥゥ~・・・ハァハァッ、苦しいよ。この子が急に大きくなって喉をつつくんだもん、びっくりしちゃった」
彩はペニスを摘まんで唾液と先走り汁にまみれた亀頭を指先で撫でながら、苦しさに負けて涙を滲ませた瞳を健に向ける。
「ごめんね、苦しかった??こっちにおいで、マンちゃんを見せてくれるね??」
「このまま続けさせて、クンニで気持ち良くしてもらったから今度は彩がフェラしたいの、いいでしょう??ダメ??・・・このまま横に・・・ねっ」
口元を緩め目元に笑みを浮かべた健は枕に頭を乗せて目を閉じる。

ペニスの根本を支え持ち、鈴口から滲み出る先走り汁を塗り拡げて舌先で舐め取り、亀頭をペロリと舐めてカリに沿って舌を這わせる。
彩の手の中でペニスがピクリと反応し、裏筋を舐めて竿の裏側を舌が上下すると陰嚢がキュッと縮むような反応を示す。
「どうしたの??気持ち良いの??ピクピクしてるよ・・・今度はここを舐めてあげる」
陰毛を噛んで引っ張り、鼠蹊部や内腿を舌先が触れるか触れないかの微妙なタッチで刺激する。
舌の刺激でピクピク震えるペニスは彩の手の中にあり、手が上下すると健の口から、ウッっと悦びの声が漏れる。
「彩・・・こんな事をどこで覚えた??たまんないよ」
「クククッ、何年経ったと思ってるの??健の知ってる彩は、昔の彩・・・どう??嫌いになった??こんな事もできるよ」
内腿を舐めながら膝を立てて乳房の先端が健の膝の辺りを刷くように刺激する。
膝や膝の上あたりを乳首による刺激と、時に乳房の重さを感じさせてくれる刺激がペニスへの愛撫と相乗効果を為して、えもいわれぬ快感を与えてくれる。
「ウッ、ウゥゥ~・・・三回目だからチンコの付け根が痺れて来たよ」
「エッ、気持ち良くないの??」
「気持ち良すぎるからだよ・・・身体が、これ以上の刺激に耐えられないって注意信号を出してるんだよ」
「ふ~ん、じゃぁ大丈夫だね・・・20年前の恨み事を言おうって思ってたけど、それは止めて身体に思い知らせてやる・・・クククッ、我慢しなさい」
「赤い玉がポロンって出たら彩のせいだから責任取ってもらうよ」
「男の人が最後のエッチでチンコからポロンって出るっていう玉の事??健はそんなにエッチをしたの??」
「彩と同じ歳だよ、消費期限が切れるはずないよ。でも、一日で無理使いするとダメになるかもしれない」
「クククッ、試してみよう・・・覚悟してね。使用不能になっても知らないよ」

不倫 ~immorality~

再会―12

三度目のシャワーを浴びた二人は裸のままでベッドに横たわる。
「さすがに、もう駄目だな。彩が相手でも役に立たないよ」
「ウフフッ、好いよ。十分満足したから・・・彩も疲れた・・・」
健は背骨に沿って指を這わせ、その後を追うように息を吹きかける。
「クククッ・・・くすぐったい、止めてよ」
笑みを含み、怒っている様子が感じられない抗議をする。
「じゃぁ、これはどうだ??」
健は彩の髪を指先で梳くように戯れ、摘まんだ髪の先で首筋を刷くように刺激する。
「イヤンッ、だめ・・・くすぐったい、ダメ、ダメ、我慢できない」
「すごいよ、鳥肌がすごい。自分の髪の毛でくすぐられて・・・クククッ、オナニーみたいなものか??」
「もう、バカにしてる・・・嫌いになっちゃうよ」
健は覆い被さるようにして抱きしめ、あちこち所構わずチュッチュッと音を立てて唇を這わせていく。
「クククッ・・・寝ようと思ったのに、これじゃ寝らんないよ・・・あのね、聞いてくれる」
「ん??どうした??・・・そんなに眠いのか??セックスを満喫した証拠だな」
「違うの、まじめな話・・・違うかな・・・健にとっては、どうでも良いことかもしれないけど、聞いてくれる??」
思いつめたような彩の様子に不安を宿らせながらも居住まいを正した健は、俯せのままの彩を見つめる。

枕に顔を埋めた彩は、
「あのね、彩は幸せだって言ったけど、そうではないの・・・夫が浮気をしているようなの。確実な証拠があるわけじゃないんだけど、色々とそれらしいことがあって間違いじゃないはず」
「そうか、なんて言ったら良いのか分かんないし、何を出来るかも分からないけどオレは彩の味方だよ」
「うん、話しただけで楽になった・・・こんな事、親にも言えないしね。心配かけたくないから・・・仲のいい友達にも相談できるような事じゃないし・・・これからも、あいつの悪口を聞いてくれる??」
「愚痴をこぼす相手に選んでもらったって事が嬉しいよ。できる事ならオレに話すことで、彩の苦い思いが半分になれば良いな・・・」
「ウフフッ・・・健と二人で居れば楽しいことは二倍に、悲しいことは分かち合うから半分に・・・でしょう??」
「そうだよ・・・浮気の話じゃ、オレも偉そうなことは言えないけどね」
「クククッ・・・そうだね。人妻を誘うような人に浮気の相談なんかできないね・・・疲れちゃった。眠っても良い??・・・気持ち良かった、ありがとう。腕枕してくれる??」
「オレも眠くなったよ。彩が良すぎて早かったのに、疲れは二倍。それを二回だから・・・疲れた」
「う~ン、そうだね・・・彩の知ってる健はもう少し頑張り屋さんだったけどなぁ・・・バイブは電池が切れない限り頑張るからね。夫とはしばらくしてないから一人で・・・ウフフッ、でも気持ち良かったよ」

健の右手で抱きかかえられるようにして腕枕で眠る彩は、誰にも話したことのなかった夫の浮気を吐き出して気が楽になったのか、悩みを抱いているように見えない静かな姿で深い眠りに落ちている。
胸に右手を置き右足を絡ませて眠る彩の重さを愛おしさと感じる健は、起こしてしまうことを恐れて身じろぎもせずにじっと見つめる。彩の不安や不満を解消する術を思い浮かばないことに溜息を漏らす。
白い天井に視線を移してじっと見つめていると、記憶の中の彩の姿が鮮明になってくる。


「健は絶対に浮気したらダメだからね。彩だけを見てくれなきゃ怒るよ・・・分かった??約束の指切りをしてもらうよ」
指切りをしたその夜、今の妻と初めてベッドを共にした。ベッドに入る前は気になっていた彩の事も忘れて、その身体に没頭し年上の女性の持つ酸いも甘いも噛み分けた手管に溺れていった。
そして数か月後に子供を宿したことを聞いて結婚を決意した。
今は、誰はばかることなく幸せだと言える。
あの時、彩との関係を大切にしていたら今の自分はない。
あの夜がなければ、彩と結婚していたかもしれない。いや、きっと彩と結婚していたと思う。彩との生活を想像していたし、彩もオレのプロポーズを待っていてくれたと思っている。
そうではないと思う自分がいる。今の幸せを大切にしたいと思いながら、現に彩とベッドを共にしている。
妻を大切に思っているし、20年ぶりに抱いた彩も愛おしいと思う。
走馬灯のように蘇る出来事を振り返りつつ、結論の出ない事を考えている内に眠りの世界に落ちていった。

M 囚われて

囚われて-2

窓のない部屋では、どれほどの時間が経過したのかさえ分からなくなる。
平静でいられない精神状態では空腹感で時刻の見当を付ける事も出来ない。

SM器具を設えられた地下室に閉じ込められても、昨日から朝食までの男の振舞いを思い出して不安感を押し込め、紳士的な行動が続くと信じようとする。
緊張からくる喉の渇きを我慢できなくなった詩織は、テーブルの上のミネラルウォーターに視線を移して室内を見回しながら近付いていく。
手の中のボトルを見つめ、意を決したようにキャップを外して口に含む。
ゴクゴクッ・・・自棄になったわけではないが一気に飲み干して口元を拭う。
身体のあちこちに水分が行き渡り、生気が蘇ってくるのを感じた詩織は、窓のない部屋で誰も見ているはずがないと高を括り、天井から下がる鎖に触れて手枷を手首に付けてみたり、十字架を背にして立って万歳の格好で両手を上げてみたりと悲劇の主人公になった自分を妄想する。
SMチェアに近付いてみるものの、女性を甚振るために用意したとしか思えない
椅子に座る気持ちはさすがにわいてこない。
ベッドに戻り、SM器具を見ながらこれから先の運命を考えると不安が徐々に育ってくるのを抑えることができない。

尿意を覚えた詩織は室内の彼方此方に視線を巡らせ、見る人のいないことを再確認して隠すもののないトイレに近付いていく。
ガシャン・・・ドアが突然開き、買い物袋を持った男が入ってくる。
「お待たせ、お昼にしようか??上へ行こう・・・アッ、その前に着替えなきゃ・・・これで好いかな??気に入ってくれると思うけど」
快活に話す男から渡された袋の中を見た詩織の表情が驚きで曇る。
「無理です。これは・・・」
「大丈夫だよ。これを着てどこに行くわけでもないから・・・ルームウェアとして、ここにいる間は私の目を楽しませてくれないか??」
「・・・何もしない??」
「ハハハッ・・・女性に興味がないわけじゃないけど、嫌がる事をするのは好きじゃない。美しいものを愛でたいだけなんだから・・・信じて欲しい」
終電がなくなったからとは言え、初対面の男性にホテルに泊まりたいと言い、誘われるまま男性の家に泊まっても、拍子抜けするほど何もなく一晩を過ごさせてくれたのだから信用しても良いかなと思う。
視線の中のSM器具は気になるし、鍵を掛けて出かけたことなど不審な事もあるが屈託なく笑う男の笑顔がそれらを払拭させてくれる。
「信じることにする・・・抱かれても良いかなって思っていた夜に忍び込んで来なかったし・・・キャァ~、何言ってるんだろう」
「フフフッ、そんな簡単に男を信用しちゃだめだよ。ずるい男は紳士とオオカミの間を行ったり来たりするからね」
笑顔で男は狡いと言うのを聞いて、ますます信用できると思ってしまう。
「あなたがオオカミになったところを見てみたいかも・・・な~んてね」
「クククッ、バカにされちゃったなぁ・・・おいで、可愛い詩織さんとキスしたい」
不安を抱きつつも笑顔に引き寄せられるように男に近付き、抱き寄せられた詩織は目を閉じる。
男の唇が触れた瞬間、ウッと声を漏らして背中に回した両手に力を込めてしがみ付くように抱きつく。

「イヤッ、いやぁァ~・・・どうして??ダメ、許して・・・」
背中に回した右手を掴まれて天井から下がる鎖につながれた詩織は、恐怖に似た叫び声を漏らして許しを請う。
「ウフフッ、痛いことはしないから安心していいよ。私がいない時に此処につながれて甚振られることを妄想しただろう・・・違う??していないって言える??」
「・・・そんな事はしてない。苛めないで・・・抱いても良いから優しくして・・・」
口元を緩めて目元に笑みを浮かべた男の表情に悪意は感じられず、本音が全く見えない。
女を天井からぶら下がる鎖に繋ぐ事は非紳士的なのに、言葉や表情に邪気を感じないのが不思議でならない。
右手だけを鎖に繋いだ男は、抗う詩織の顔を両手で挟んでチュッと音を立てて唇を合わせる。
「可愛いよ。しばらく我慢してもらうからね、痛くしないって約束するから・・・」
「イヤッ、何でも言う事を聞くから縛ったりしないで・・・」
誤解しちゃだめだよ。抱くためではなく、着替えのためだからと言う男は、手足をばたつかせる詩織に取り付いて、ジャージのズボンを引き剥がすように脱がせて下半身を丸出しにする。
ハァハァッ・・・言葉もなく立ち尽くす詩織は剥き出しの股間が感じる冷気で下着を着けていない事を思い出す。
「いやんっ、ダメ、ダメッ・・・見えちゃう、恥ずかしい事をしちゃ嫌だっ・・・」
声は震えながらも媚びを売るような甘い声になっていることを詩織は気付かない。

不倫 ~immorality~

再会―11

健は彩の首筋に舌を這わせながらバスローブを脱ぎ捨て、見事に回復したペニスを腿に押し付ける。
股間を押し付けたまま髪に顔を埋めて大きく息を吸い込み、芳しい香りで胸を一杯にしてシーツを掴んだままの彩の手を握る。
「彩、好い香りがする・・・彩の匂いで身体中が満たされてるよ」
「匂いが一体になるだけじゃ嫌、身体も繋がりたい・・・抱っこして」
抱き起して腿を跨がせると中腰になった彩は朱に染めた瞳で健を見つめ、宙を睨むペニスに指を添えて唇を噛み、意を決したように腰を沈めていく。
ズズズッ・・・ウッ、アッ、アァァ~ン・・・ペニスはバギナに姿を消し、彩の喘ぎ声が長く尾を引く。

胡坐の健は彩の背中と尻を抱いて支え、彩は健の首に両手を回してニコッと微笑む。
「彩のマンコは温かくて気持ち良いよ・・・オレはやっぱり、顔を向き合ってるのが好いけど、彩は昔と同じかな??」
「フフフッ、そうだよ。彩はバックが好き。後ろから突かれるのが好いな、ムッチリな彩チリを見つめられて、たまにはオチリをピシピシされるのも好き」
「可愛い彩の顔が見えないのは嫌だな・・・オッパイにチューしちゃおう」
両手を使うことなく背中を丸めて乳房の先端を口に含む。
手で支えられることなく乳首を含まれたため、何をされなくても乳房の重みを感じる違和感が快感につながっていく。
「アンッ、オッパイが気持ちいい・・・噛んで、オッパイを苛めて・・・健とエッチしてるって感じさせて」
乳首を甘噛みし、両手で身体を支えて腰を突き上げる。二度三度と突き上げると、ベッドが同調してスプリングが突き上げの快感を倍加させる。
ギシギシッ・・・ウッウッ・・・「アァ~ン、すごい、子宮をつつかれる。オッパイが痛くて気持ちいぃ」
「ハァハァ・・・乳首の付け根が赤くなっちゃったよ。大丈夫??」
「痛いのが好いの。健と一緒にいる、この時間は夢じゃない・・・」
先ほどまでと違い、彩の微妙な言葉にも過剰な反応することなく髪を撫でて唇を合わせる。
「イヤッ、まじめにキスして・・・彩がキスを好きな事を覚えてるでしょう??」

見つめ合い、つつき合う事から始まったキスは互いの激しい息遣いを感じて熱を帯び、口腔で舌が踊り唾液を交換する。
「ハァハァッ・・・ウッ、いやぁ~ン・・・健のが奥まで・・・ウグッ、子宮をつつく・・・」
キスに集中して楽しんでいた彩は、健が足を開いたために胡坐に組んだ足で支えられていた身体が沈んでペニスの挿入が深くなり、新たな刺激と快感で悲鳴に似た悦びの声を漏らす。

身体がつながっている間は何も不安を感じることがなく、安心感と充足感で満たされる。
興奮を隠すことなく二度目のセックスでもあり、十分に馴染んだ身体は自然と二十年前の記憶の中に戻っていく。
乳房を刺激しながらキスを繰り返し、身体を反らせてペニスとバギナの接触する角度を変化させたり、彩が両足を踏ん張って騎乗位のように動いたり、あるいは円を描くように動かし、腰を前後に揺すり左右に捩る。
恥じらいと快感で真っ赤に染まった瞳に映る自分の姿に感激したりと、身体だけではなく心も快感に包まれる。

対面座位から片足を入れ替えて横たわり、後側位に変化した二人は激しかった対面座位での疲れを癒す。
健は首筋や耳に舌と唇を這わせながら温かい息を吹きかける。
アァァ~ン、甘い吐息を漏らす彩は自らの手で乳房を揉みしだき、尻を健に押し付けて揺すりたてる。
彩と健にとっては、この程度の愛撫は休憩でありペニスの挿入が浅いことを不満に思う事もない。
彩の腰を撫で、内腿を撫でていた健の手が股間に伸びてクリトリスを弄り、ペニスを飲み込んだ膣口の周囲を刺激する。
「後ろから・・・バックで突いて・・・激しいのを頂戴」
ハァハァッ・・・彩の腰に手を添えて後背位に変化した健は、急に奥まで突きすぎないように注意しながら捏ねるように動いてゆっくりと馴染ませる。
「アァ~ン、いぃ・・・やっぱり健が好い。安心して任せられる・・・」
「彩の好きだったバックだよ。これが好きなんだよな・・・」
ピシッ・・・ヒィ~、痛い・・・健の手が尻を打ち、彩は大げさに声を上げる。
「もう一度叩いて・・・叩きながら、突いて・・・奥まで・・・荒々しいのが好いの」
パンッパンッ・・・ピシッ・・・ヒィィッ~、気持ちいい、もっと激しく・・・パンッパンッ・・・逝く、逝く、いっちゃう。ウググッグゥ~・・・彩は突っ伏してしまい、健は荒い息を吐きながら、両肘で身体を支えて体重をかけないようにしながら覆い被さる。

「ハァハァッ、恥ずかしい・・・彩だけ逝っちゃった」
「二度目だからかなぁ・・・身体が昔を想い出して自然に動いたよ」
苦しげだった彩の息が落ち着きを取り戻したのを感じた健は、股間に手を伸ばして恥毛を指に掛けて引っ張り、引き抜いてしまう。
「いったぁ~い・・・抜いちゃったの??彩マン毛を持っててくれる??財布に入れといてくれたら嬉しいな」
「フフフッ・・・ギャンブルに効果があるらしいね。これを財布に入れとくよ」
指に絡めた陰毛をティッシュペーパーに挟んだ健は、ペニスを抜くことなく足を交差させて正常位に変化する。

満足した彩は恥ずかしそうに健を見上げ、その様子が愛おしくてたまらない健は乱れ髪を整えてゆっくりと撫でながら唇を近付けていく。
彩は目を閉じ、じっと待つ。
愛おしむようなキスをしながら健の腰はゆっくりと動き始め、それに応えて彩は腰を突き上げる。
恥骨をぶつけあうような密着感で気持ちを昂ぶらせる。
健の両手は彩の腰を抱いて揺すりたてる。
「ウッウッ、ウゥゥ~・・・また、また好くなっちゃう・・・良いの??逝っても良いの??」
「オレも逝くよ・・・ダメだ、我慢できない」
「ダメ、まだダメ・・・昔みたいに指をオチㇼに入れて・・・」
右手で彩の左腿を抱きかかえて、アナルに指を伸ばす。滴る愛液が会陰部からアナルにまで滑らせ、伸ばした指を窄まりの中心で馴染ませると、ズズズッっと侵入していく。
「アァ~ン、いあやぁ~・・・オチリが好いの・・・オチリで気持ち良くなる彩は変なの??」
「あぁ、彩は変だよ・・・尻の穴に指を入れないと満足できないのは変だよ・・・ウッ・・・ダメだ、逝くよ、出しちゃうよ」
「うん、いっぱい出して・・・彩も逝く・・・アァァ~、感じる、二度目なのにいっぱい出てる・・・クゥゥッ~、逝く、いっくぅ~・・・」
プロフィール

ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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