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彩―隠し事 282

淫 -9

オモチャを使ったオナニーを見たいかと聞かれた悠士はゴクッと唾を飲み、声を出すことを忘れたように大きく頷く。
染み一つなく雪のように白い肌はほんのり朱を帯びて磨き上げた大理石のように美しい光沢を湛え、その身体が悦びに震えるのを見せてもらえるなら悠士に断る理由があるはずがない。
彩の持つローターとアナルパールを見ると一瞬の妄想でアナルに突き刺さるディルドを出し入れする彩の姿を脳裏から追い払うために激しく首を振る。
健志を見つめて言葉を発せず、表情でいいのかと問いかけると好いも悪いも含めて親しい遊び仲間でもあり言外の意を察して頬を緩めて頷く。

健志と悠士の様子にワルイ遊び仲間の匂いや雰囲気を感じるが不快に思うことはなく、ワルイ男だからこそ彩と名乗る女の本当の姿を知らずに付き合いを継続することができるだろうと安心できるし、健志が彩の身体を求めるだけではなく好意を寄せてくれているのは態度や話の端々に感じている。
健志と付き合い始めてから夫の浮気にイライラすることが無くなり、仕事で接する男性がたとえ卑猥な冗談を言っても余裕をもって相手することができるようになり、任されたプロジェクトの進捗状況も満足できるものとなっている。
人見知りで引っ込み思案な本当の姿を思い出すことなく、何かをきっかけにしてスイッチが入ると驚くようなことをする自分と性的好奇心を満足するために名乗った彩が一体となって健志と悠士の二人に抱かれようとしている。

「彩のオナオナを見せてあげる。はしたないって笑っちゃイヤだよ……ハァハァッ、興奮する……」
悠士に向ける瞳は性的好奇心と獣欲で赤く染まり、興奮で乾いた唇に滑りを与えるために這わす舌の動きさえもが色っぽい。
「エロイ……彩さんは意識していないだろうけど、瞬きや唇に舌を這わすようなちょっとした動きも色っぽくてそそられる」
「ウフフッ、色っぽいの??……彩は褒められて魅力が増す女。オナオナで興奮してね、彩はもっともっとエロイ女になっちゃうかも……」

「ハァハァッ、ゴクッ……悠士さんを興奮させるつもりなのに彩が昂奮しちゃう……」
ソファのひじ掛けを背にして両足を投げ出すようにして座る健志の下半身を枕にして横たわる彩は右足をソファの背に掛け、左足を床に付けて股間をあからさまに曝して悠士に見せつける。
アンッ……ジュルジュル、ジュボジュボッ……腹部にローターを置いて手に持つアナルパールを見つめて悠士に視線を移す。
「ゴクッ、ハァハァッ……」
身を乗り出して食い入るようにディルドを見つめた悠士は彩の顔と股間を見比べるようにして唾を飲み、息を荒げる。
悠士に見せつけるようにしてディルドを口に含み、舌を絡めてジュルジュル卑猥な音を立てながら出し入れする。
「アァ~ン、もう我慢できない……これはどこで食べればいいの??ねぇ、どこ??」
「ゴクッ……焦らされて俺の心臓は爆発しそうだよ。アナル、尻の穴がソーセージを食べたいってヒクヒクしているよ」
「そうなの??彩のオチリはエッチなオチリ、ウフフッ……見ていてね」

割れ目に伸ばした右手で掬い取った花蜜を窄まりに塗り込め、グイッと指先を挿入してアナルを解す。
「アンッ、気持ち善い。こんなのが入っちゃうかなぁ……怖いけど、頑張っちゃう」
再び口に含んで唾液まみれにしたアナルパールで窄まりの周囲をなぞり、視線を外すことなく悠士を見つめていた目を閉じてグイッと押し込むとパールが一粒、また一粒と姿を消していく。
「アァッ~、見ないで、オモチャを挿入して悦ぶ彩を見ないで……恥ずかしい」
唇を噛み、ゆっくりと出し入れを繰り返し、アッアンッと艶めかしい喘ぎ声を聞かされては悠士の視線は一点を見つめて外れることがない。


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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

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さむいのも嫌
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夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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