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彩―隠し事 224

栞 新たな一歩 -13

休憩中は外されていた大型犬用首輪を巻かれた英子はマットレスの中央に引き出され、天井から下がる鎖にリードをつながれて動きを封じられる。
しゃがもうとしても首輪につながるリードで吊り上げられてはそれも叶わず、クリムゾンレッドのベビードールの透け感は真っ赤なサイドストリングショーツを露わにし、背中が大きく開いているためにほんの少し前かがみになるだけでショーツと共に尻の割れ目さえもが見えて男たちの獣欲を刺激する。

男たちの十本の手が英子に伸びて五十本の指が肌をまさぐり五つの舌がなめくじのように首を這い、腋下を舐める。
「クゥッ~、イヤンッ、ハァァッ~……あなた見ている??あなたの妻が、いやらしい男たちに嬲られているの……アァ~ン、たまんない。気持ち善くなってもいいの??」
「気持ち善くしてもらいなさい。ほんの少し乱暴にされるのがいいんだろ??お願いしないと気持ち善くなれないよ」
予想外の夫の科白が男たちを刺激する。


「奥さん、男の手が十本も肌を這い回ったことはないだろう??たっぷり可愛がってやるよ」
「見ている??ねぇ、いいの??あなたの手や舌、吐く息にさえ身悶えるほど気持ちいいのに五人の男の人に可愛がられると狂っちゃうかもしれない……ヒィッ~、ローションがヌルヌルして気持ちいい」
肩や胸の膨らみに垂らしたローションはベビードール越しに塗り込められ、男たちの手は英子の性感帯を求めて這い回る。
「アンッ、イヤッ、気持ちいい……もっと気持ち善くして、五人もいるんでしょう」

「この人には特別な性感帯はないんじゃないか、全身が性感帯。OLにしとくには勿体ないな。AV女優になるべきだよ、奥さん」
「旦那の吐く息にさえ身悶えるって言っただろ、性感帯を集めて作り上げた女性だろうな」
「そうか、責めがいがあるなここを触るとどうだ??」
男の指が胸の膨らみの先端を摘まむと、アンッと男たちの獣欲を刺激する艶めかしい声を漏らし、ベビードールの裾からローションに滑りに合わせて内腿を撫で上がると、クゥッ~という喘ぎ声と共に全身を震わせて崩れ落ちそうになる。
「アンッ、苦しい……可哀そうな私。気持ち善くなってもしゃがむことも許されない。もっと苛めて、五人もいるのに焦らすだけなの??バイブや電マを使わないの??ねぇ、早く」
男の一人が夫に視線を移すと意図を察して頷き、愛する妻が乱れる姿を想像して乾いた唇に舌を這わす。

ヴィ~ン、ヴィ~ン……五人の男たちが電マを手にして英子を取り囲み、そのうちの一人が手枷で後ろ手に拘束する。
「奥さん、この拘束具にはクッションの効いたカバーを付けてあるから傷や痕が付くことがない。奥さんの気持ち次第だけど明日の仕事に支障を来すことはないはず、
安心して身悶える姿をご主人に見せてやりなよ」
ヴィ~ン、ヴィ~ン……男たちが電マを操り英子を嬲り始めると身体を捩らせる。
「ヒィッ~、イヤンッ、こんな事って……」
二人の男が胸の膨らみの先端を狙って電マを押し付けると英子は身体を捩って逃げようとする。
首輪とつながるリードが天井から下がる鎖につながれていては逃げることも叶わず、両手を後ろ手に拘束されているのでオッパイに悪戯する電マを払い除けることもできずに必死の形相で拘束具を外そうとする。

三人目の男が操る電マが拘束具に振動を伝えると英子の抵抗は止み、固く握られていた指は緊張を解いて開く。
ヴィ~ン、ヴィ~ン……開いた指を挨拶代わりに擦った電マは前腕部を撫でていく。
「奥さん、白い腕に青い血管が浮かんでエロッポイ」
男は前腕部から上腕部にまで青い筋に沿って舌を這わせ、首筋をベロッと舐めて耳を甘噛みする。
後ろ手に拘束して電マで責める荒々しさは影を潜め、舌は繊細にかつ大胆に英子の性感を燃え上がらせる。
「アウッ、イヤッ、気持ちいい……」
首筋や耳が感じる気持ち善さで前かがみになるとオッパイを刺激する電マの勢いが増し、身体を捩って避けようとすると下半身に陣取る男二人がローションまみれの太腿を擦り内腿の付け根を電マが刺激する。
「アウッ、ウググッ、クゥッ~……グゥッ~、だめ、首が苦しい」
首輪につないだリードで吊り上げられた身体は与えられる刺激に反応すると首は苦痛に襲われる。
「リードを外して横たわらせてあげる。ローションと電マの快感地獄の入り口だよ、奥さん」
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ちっち

Author:ちっち
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アッチイのは嫌
さむいのも嫌
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