彩―隠し事 148
覚醒 -24
「これでカヲリと竿姉妹になっちゃった。知らないうちに竿姉妹になることはあっても目の前で姉妹の穴に出入りするオチンポを見るとは想像もしなかった……健志はどんな気持ち??」
「彩が許すとは思わなかったからオレの頭は混乱している」
「混乱した割にはしっかりと気持ち善くなったでしょう。だから男は信じられない……クククッ」
「彩、彩がカヲルに挿入しろって言ったんだよ。カヲルとセックスのために会わないって言ったのを知っているだろう??」
「ごめんね、彩。お風呂で私が彩に悪戯したのが間違いだった」
「そうだった、悪いのはカヲルだ……フフフッ、よく冷えたサングリアを飲みたい」
氷と水の入ったワインバケツの中のピッチャーを指差して彩は頬を緩める。
サングリアで満たしたグラスを掲げて、竿姉妹になった記念日にカンパ~イと彩とカヲルは声を合わせ、健志を無視したような態度をとる。
そんな光景に健志は不満顔をしながらも心の内では喜んでいる。
その後はサングリアの心地いい酔いに任せて性的な話も交えながら自然な会話で時の過ぎるのを楽しみ、ベッドは彩とカヲル、健志はソファで朝を迎えた。
開け放った窓から侵入した微風と陽光にくすぐられて目覚めた健志は窮屈な恰好で眠ったため肩や腰に張りを覚えて爽快とは言えない。
「おはよう……気持ち良さそうに寝ていたよ。クククッ、彩と私が悶着を起こさないどころか姉妹になる取り持ちまでして安心した??」
鳥ささみと大根、キュウリ、カイワレのサラダを運んできたカヲルは背中を見せて朝食作りに励む彩を見つめながら声を潜めて笑みを浮かべる。
「えっ、そうだな。安心したよ、彩を失いたくないからな」
「タケの流儀に反するんじゃない??……私が初めて抱いてくれって言った時、結婚しているか、付き合っている男はいるかって聞いたのは何だったの??」
「たとえ何であれ、人のモノはどんなに欲しくても取らないってのが主義だった」
「それはどうして??」
「人のモノは取らないからオレの大切なモノも取らないでくれってことだよ、知っているだろう??」
「私の時はマイルールを厳格に守ったけど彩は違う。特別だって事??ルールを曲げてでも欲しいの??」
「そうかもな、自分でも分からないよ」
「カヲル、なにをしているの??二人で彩の悪口??」
「オレが彩の悪口を言うわけがないだろ??」
「タケが彩の悪口を言っても私はそんな話にのらない。私は彩が好きだもん、知っているでしょう??」
「そうね、カヲルと私は姉妹の契りを交わしたもんね。健志の精液を受け止めた彩のオマンコを杯代わりにして姉妹杯㋾交わした。そうだ、その前にカヲルのオシッコを飲まされたんだ。アレも姉妹になる儀式だったの??」
フレンチトートやミルクティ、ソーセージとチーズなどを載せたトレーを運んできた彩はカヲルの表情を覗き込む。
悪戯っぽく微笑む彩の瞳は陽光を受けてキラキラ輝き、健志だけではなくカヲルをも笑顔で虜にする。
際どい会話で朝の挨拶を交わした後は卑猥な言葉を口にすることなく朝食を済ませてカヲルは帰って行った。
二人きりになると話の接ぎ穂を失い静寂が部屋を覆う。
そんな二人を救うかのように彩のスマホが着信を知らせ、ゴメンと声をかけて話し始める。
「元気にしている??……そうなんだ、それでご主人は??……ウフフッ、栞が幸せならいいよ。私がとやかく言うことじゃない……えっ、私…私は実家にいる……分かった、それじゃぁ月曜日に。うん、バイバイ」
「例の友達??」
「そう……五人の男たちに責められて喘ぎ声を漏らす様子をボイスレコーダーで確かめて昂奮したご主人に思い切り愛されたんだって。それを月曜日に教えてくれるって」
「そうか……」
そうかと言ったきり健志は口をつぐみ、彩を抱き寄せて静かに髪を撫でる。
セックスを目的の付き合いから気持ちも通じ合う関係になると厄介なことも意識されるようになる。
そんな事を嫌と思わず、肩を寄せ合うと喜びは二倍に、悲しみは半分になるような気がする。
言葉はいらない。言葉には嘘が混じることもあるし、気持ちを十分に言葉に込めるのが難しいこともある。
肩を寄せ合い、肌を通じて温もりを感じ、鼓動や呼吸が同調する頃には言葉で尽くせない思いも通じ合う。
「彩はしたい事をすればいいんだよ。彩に変身する時間を思い通りに過ごして昼間の本当の姿の時にストレスを感じなければオレは嬉しいよ」
「いいの、それで??……でも、彩は自分でも想像できないくらいエッチで性的好奇心が強いみたい。カヲルとも何の不安もなく付き合える自分が怖い」
「性欲に限らず、ふつうは何かしら我慢して生きているんだよな。彩は性的好奇心の強い友達のお陰で発散する場を与えられているんだね」
「そうか、そうだよね……でも自分が怖い。恥ずかしい姿を見られたいって思いながら昂奮することもあったけど、SMショークラブで見ず知らずの人たちの前で下着一枚になって縛られたり、大股開きで椅子に縛られてアソコの毛を剃られてオナニーするのを見せたりもした。もっと色んなことをしたいって思うようになるのが怖い……そんな事になっても、この身体は悦んで受け入れちゃうかもしれない」
「どうかな、オレといる限り嫉妬深いオレが邪魔をするかもしれない」
「えっ、フフフッ、彩を健志だけの女にしていたいの??見せるだけならいいけど、彩を男の人に触れさせたくないの??」
「そうだよ、ご主人と同じ屋根の下で寝ているのさえ辛いって言っただろう」
「キスして、彩はオレの女だと言いながら抱きしめて」
「彩はオレの女だ。オレ以外の男には触れさせない。彩に手を伸ばす男がいれば二度とその気にならないようにぶっちめてやる」
「痛いっ、でも嬉しい……」
痛いというのも構わずに思いきり抱き締めて唇を合わせる。
「これでカヲリと竿姉妹になっちゃった。知らないうちに竿姉妹になることはあっても目の前で姉妹の穴に出入りするオチンポを見るとは想像もしなかった……健志はどんな気持ち??」
「彩が許すとは思わなかったからオレの頭は混乱している」
「混乱した割にはしっかりと気持ち善くなったでしょう。だから男は信じられない……クククッ」
「彩、彩がカヲルに挿入しろって言ったんだよ。カヲルとセックスのために会わないって言ったのを知っているだろう??」
「ごめんね、彩。お風呂で私が彩に悪戯したのが間違いだった」
「そうだった、悪いのはカヲルだ……フフフッ、よく冷えたサングリアを飲みたい」
氷と水の入ったワインバケツの中のピッチャーを指差して彩は頬を緩める。
サングリアで満たしたグラスを掲げて、竿姉妹になった記念日にカンパ~イと彩とカヲルは声を合わせ、健志を無視したような態度をとる。
そんな光景に健志は不満顔をしながらも心の内では喜んでいる。
その後はサングリアの心地いい酔いに任せて性的な話も交えながら自然な会話で時の過ぎるのを楽しみ、ベッドは彩とカヲル、健志はソファで朝を迎えた。
開け放った窓から侵入した微風と陽光にくすぐられて目覚めた健志は窮屈な恰好で眠ったため肩や腰に張りを覚えて爽快とは言えない。
「おはよう……気持ち良さそうに寝ていたよ。クククッ、彩と私が悶着を起こさないどころか姉妹になる取り持ちまでして安心した??」
鳥ささみと大根、キュウリ、カイワレのサラダを運んできたカヲルは背中を見せて朝食作りに励む彩を見つめながら声を潜めて笑みを浮かべる。
「えっ、そうだな。安心したよ、彩を失いたくないからな」
「タケの流儀に反するんじゃない??……私が初めて抱いてくれって言った時、結婚しているか、付き合っている男はいるかって聞いたのは何だったの??」
「たとえ何であれ、人のモノはどんなに欲しくても取らないってのが主義だった」
「それはどうして??」
「人のモノは取らないからオレの大切なモノも取らないでくれってことだよ、知っているだろう??」
「私の時はマイルールを厳格に守ったけど彩は違う。特別だって事??ルールを曲げてでも欲しいの??」
「そうかもな、自分でも分からないよ」
「カヲル、なにをしているの??二人で彩の悪口??」
「オレが彩の悪口を言うわけがないだろ??」
「タケが彩の悪口を言っても私はそんな話にのらない。私は彩が好きだもん、知っているでしょう??」
「そうね、カヲルと私は姉妹の契りを交わしたもんね。健志の精液を受け止めた彩のオマンコを杯代わりにして姉妹杯㋾交わした。そうだ、その前にカヲルのオシッコを飲まされたんだ。アレも姉妹になる儀式だったの??」
フレンチトートやミルクティ、ソーセージとチーズなどを載せたトレーを運んできた彩はカヲルの表情を覗き込む。
悪戯っぽく微笑む彩の瞳は陽光を受けてキラキラ輝き、健志だけではなくカヲルをも笑顔で虜にする。
際どい会話で朝の挨拶を交わした後は卑猥な言葉を口にすることなく朝食を済ませてカヲルは帰って行った。
二人きりになると話の接ぎ穂を失い静寂が部屋を覆う。
そんな二人を救うかのように彩のスマホが着信を知らせ、ゴメンと声をかけて話し始める。
「元気にしている??……そうなんだ、それでご主人は??……ウフフッ、栞が幸せならいいよ。私がとやかく言うことじゃない……えっ、私…私は実家にいる……分かった、それじゃぁ月曜日に。うん、バイバイ」
「例の友達??」
「そう……五人の男たちに責められて喘ぎ声を漏らす様子をボイスレコーダーで確かめて昂奮したご主人に思い切り愛されたんだって。それを月曜日に教えてくれるって」
「そうか……」
そうかと言ったきり健志は口をつぐみ、彩を抱き寄せて静かに髪を撫でる。
セックスを目的の付き合いから気持ちも通じ合う関係になると厄介なことも意識されるようになる。
そんな事を嫌と思わず、肩を寄せ合うと喜びは二倍に、悲しみは半分になるような気がする。
言葉はいらない。言葉には嘘が混じることもあるし、気持ちを十分に言葉に込めるのが難しいこともある。
肩を寄せ合い、肌を通じて温もりを感じ、鼓動や呼吸が同調する頃には言葉で尽くせない思いも通じ合う。
「彩はしたい事をすればいいんだよ。彩に変身する時間を思い通りに過ごして昼間の本当の姿の時にストレスを感じなければオレは嬉しいよ」
「いいの、それで??……でも、彩は自分でも想像できないくらいエッチで性的好奇心が強いみたい。カヲルとも何の不安もなく付き合える自分が怖い」
「性欲に限らず、ふつうは何かしら我慢して生きているんだよな。彩は性的好奇心の強い友達のお陰で発散する場を与えられているんだね」
「そうか、そうだよね……でも自分が怖い。恥ずかしい姿を見られたいって思いながら昂奮することもあったけど、SMショークラブで見ず知らずの人たちの前で下着一枚になって縛られたり、大股開きで椅子に縛られてアソコの毛を剃られてオナニーするのを見せたりもした。もっと色んなことをしたいって思うようになるのが怖い……そんな事になっても、この身体は悦んで受け入れちゃうかもしれない」
「どうかな、オレといる限り嫉妬深いオレが邪魔をするかもしれない」
「えっ、フフフッ、彩を健志だけの女にしていたいの??見せるだけならいいけど、彩を男の人に触れさせたくないの??」
「そうだよ、ご主人と同じ屋根の下で寝ているのさえ辛いって言っただろう」
「キスして、彩はオレの女だと言いながら抱きしめて」
「彩はオレの女だ。オレ以外の男には触れさせない。彩に手を伸ばす男がいれば二度とその気にならないようにぶっちめてやる」
「痛いっ、でも嬉しい……」
痛いというのも構わずに思いきり抱き締めて唇を合わせる。