彩―隠し事 143
覚醒 -19
「イヤンッ、悪戯はしないと言ったのに、うそつき……オッパイが痛痒い。アソコがズキズキして変な感じ」
「彩は感度が好いんだね。洗ってあげただけなのに変な声を出して……ねぇ、キスしようか」
霞が掛かったような瞳でカヲルを見つめる彩は拒否する言葉を忘れたかのように無言のままコクンと頷き目を閉じる。
「ウフフッ、可愛い」
カヲルの右手が伸びて乱れ髪を整え、顔の輪郭に沿って指が這い唇をなぞると赤い舌がヌルッと出て指を搦め取ろうとする。
這い出た舌もろとも彩の唇を覆うように重ねたカヲルは自らの優位を意識させるために舌を侵入させて歯茎をなぞり、舌を重ねて擦り唾液をゾロリと流し込む。
ゴクッと白い喉を見せて嚥下する彩に笑みを浮かべ、
「女の私でも乳白色に輝く肌はゾクッとするほど艶めかしい、彩オネエサン」と、意地の悪い言葉をかけながら腰に添えた手の平で撫でまわす
プラチナチェーンの下着を着けたまま全身を洗われ、足指にいたっては口に含まれて舌で清められた。
こんな事までしてもらって申し訳ないと思いつつ性的刺激も意識し、顔にカヲルが放つ迸りを掛けられて混乱すると、それを舐めとってくれたせいもあって身体も気持ちも意識しないうちに支配された。
とどめは、彩オネエサンと呼ばれても不快に思うことはなく、カヲルが精神的にも優位に立つことを認めてしまった。
立ちなさいと言うカヲルに従うと全身にシャワーをかけられる。
「彩はオンナの私が見ても好い女。肌を水玉になった湯が流れ落ちていく。べっとりと肌に絡むような不快感は全くなく健康そのものって言う感じがする」
尻の割れ目を目がけてシャワーを浴びせられ、割れ目を開きなさいと言われると易々と従ってしまう。
夫との仲が睦まじくセックスの相性もいいと感じていた頃にアナル性感を開発されていた身体は、窄まりの中心に向けて湯が浴びせられると自然と下半身が妖しく蠢き、自ら尻を突き出して責めを請う格好になる。
浴びせられるシャワーが浣腸液にも思えて子宮が疼き、奥歯を噛みしめて快感に酔いこれから先の悪戯を我慢できるか不安になる。
シャワーが止まって安心した瞬間に指がニュルッと窄まりの中心をこじ開けてアナル壁を擦りながら奥深くにまで侵入する。
「感度が好い身体だと思っていたけど予想以上に敏感。どんな責めでも貪欲に楽しんじゃう身体ね、彩。そうでしょう??」
「そんな言われ方はいやっ。彩はセックスにしか興味のない人間じゃない……イヤッ、そんな事をされたら……クゥッ~、足が震えて立っていられない」
カヲルの指はアナルを広げるように入り口付近では円を描き、奥深くに侵入すると曲げた指先が壁を刺激する。
「シャワーヘッドを外して浣腸液代わりにお湯を注入したいけど止めとくね、そんな事をするといやらしい彩の身体は我慢できないでしょう??……タケが待っているから出ようか」
カヲルの手で彩の身体は磨かれて水滴一滴残さずに拭き取られ、バスルームを出ると健志のブルーのシャツが用意されている。
健志が彩のお気に入りのシャツを用意してくれたのだろうと手に取ると、シャツに隠れていた首輪が姿を現す。
多摩川の緑地公園で人目を憚るようにして遠い昔の卑猥な想い出を脳裏に描きながら素っ裸になる解放感で股間を濡らし、大人のオモチャ屋さんで買い物をしたあの日、ペットショップで際どい会話を交わしながらこの赤い首輪とリードを買ったのだった。
ガラスドア―の向こうで鼻歌を歌いながらシャワーを浴びるカヲルが憎い。
性的な悪戯をしないと言いながら洗ってあげると優しい言葉で騙して悦びの声を漏らし、顔に尿を掛けられる歪な興奮で股間を濡らしてしまった。
健志までもが犬の首輪を付けろと言わんばかりに用意してあるのを見ると、最初から二人で仕組んでいたのではないかと疑い首輪を持つ手が昂奮で震える。
誰にも気付かれず、ハァハァと息を荒げながら首輪を巻いてⅮカンにベルトを通して留めようとすると手が震えてしまう。
フゥッ~、宙を睨んで息を吐き、やっとの思いで首輪を装着してシャツを着けると身体の震えが止まり期待と昂奮で身体が火照る。
紅潮した頬を隠す術もなく昂奮を露わにして健志が待つ部屋に戻ると、
「可愛いよ、よく似合っている」と、両手を広げて迎えた彩を太腿に座らせて頬にチュッとキスをする。
「恥ずかしい……何を飲んでいるの??」
健志の持つグラスはリンゴやパイナップル、キウイなどにミントの葉が浮かび、いかにも爽やかな飲み物のようで火照りを冷ますには良さそうに思える・
ピッチャーを傾けてグラスを満たし、ミントを添えて彩に手渡す。
一口飲んだ彩は、
「サングリアだ……白ワインだからサングリアブランカだっけ??」
「そう、赤ワインがサングリア。白ワインは彩の言う通りサングリアブランカ。ブランカは白って意味らしいよ……カヲルに悪戯されただろう??どんなことをされた??」
「お尻の穴を弄られたり、顔に……顔にオシッコをかけられたり色々」
「嫌いになったか??」
「意地悪、こたえたくない」
「そうか……いやなことは嫌だって言うんだよ」
彩と同じように健志のシャツを着けたカヲルも交えてサングリアで乾杯する。
「イヤンッ、悪戯はしないと言ったのに、うそつき……オッパイが痛痒い。アソコがズキズキして変な感じ」
「彩は感度が好いんだね。洗ってあげただけなのに変な声を出して……ねぇ、キスしようか」
霞が掛かったような瞳でカヲルを見つめる彩は拒否する言葉を忘れたかのように無言のままコクンと頷き目を閉じる。
「ウフフッ、可愛い」
カヲルの右手が伸びて乱れ髪を整え、顔の輪郭に沿って指が這い唇をなぞると赤い舌がヌルッと出て指を搦め取ろうとする。
這い出た舌もろとも彩の唇を覆うように重ねたカヲルは自らの優位を意識させるために舌を侵入させて歯茎をなぞり、舌を重ねて擦り唾液をゾロリと流し込む。
ゴクッと白い喉を見せて嚥下する彩に笑みを浮かべ、
「女の私でも乳白色に輝く肌はゾクッとするほど艶めかしい、彩オネエサン」と、意地の悪い言葉をかけながら腰に添えた手の平で撫でまわす
プラチナチェーンの下着を着けたまま全身を洗われ、足指にいたっては口に含まれて舌で清められた。
こんな事までしてもらって申し訳ないと思いつつ性的刺激も意識し、顔にカヲルが放つ迸りを掛けられて混乱すると、それを舐めとってくれたせいもあって身体も気持ちも意識しないうちに支配された。
とどめは、彩オネエサンと呼ばれても不快に思うことはなく、カヲルが精神的にも優位に立つことを認めてしまった。
立ちなさいと言うカヲルに従うと全身にシャワーをかけられる。
「彩はオンナの私が見ても好い女。肌を水玉になった湯が流れ落ちていく。べっとりと肌に絡むような不快感は全くなく健康そのものって言う感じがする」
尻の割れ目を目がけてシャワーを浴びせられ、割れ目を開きなさいと言われると易々と従ってしまう。
夫との仲が睦まじくセックスの相性もいいと感じていた頃にアナル性感を開発されていた身体は、窄まりの中心に向けて湯が浴びせられると自然と下半身が妖しく蠢き、自ら尻を突き出して責めを請う格好になる。
浴びせられるシャワーが浣腸液にも思えて子宮が疼き、奥歯を噛みしめて快感に酔いこれから先の悪戯を我慢できるか不安になる。
シャワーが止まって安心した瞬間に指がニュルッと窄まりの中心をこじ開けてアナル壁を擦りながら奥深くにまで侵入する。
「感度が好い身体だと思っていたけど予想以上に敏感。どんな責めでも貪欲に楽しんじゃう身体ね、彩。そうでしょう??」
「そんな言われ方はいやっ。彩はセックスにしか興味のない人間じゃない……イヤッ、そんな事をされたら……クゥッ~、足が震えて立っていられない」
カヲルの指はアナルを広げるように入り口付近では円を描き、奥深くに侵入すると曲げた指先が壁を刺激する。
「シャワーヘッドを外して浣腸液代わりにお湯を注入したいけど止めとくね、そんな事をするといやらしい彩の身体は我慢できないでしょう??……タケが待っているから出ようか」
カヲルの手で彩の身体は磨かれて水滴一滴残さずに拭き取られ、バスルームを出ると健志のブルーのシャツが用意されている。
健志が彩のお気に入りのシャツを用意してくれたのだろうと手に取ると、シャツに隠れていた首輪が姿を現す。
多摩川の緑地公園で人目を憚るようにして遠い昔の卑猥な想い出を脳裏に描きながら素っ裸になる解放感で股間を濡らし、大人のオモチャ屋さんで買い物をしたあの日、ペットショップで際どい会話を交わしながらこの赤い首輪とリードを買ったのだった。
ガラスドア―の向こうで鼻歌を歌いながらシャワーを浴びるカヲルが憎い。
性的な悪戯をしないと言いながら洗ってあげると優しい言葉で騙して悦びの声を漏らし、顔に尿を掛けられる歪な興奮で股間を濡らしてしまった。
健志までもが犬の首輪を付けろと言わんばかりに用意してあるのを見ると、最初から二人で仕組んでいたのではないかと疑い首輪を持つ手が昂奮で震える。
誰にも気付かれず、ハァハァと息を荒げながら首輪を巻いてⅮカンにベルトを通して留めようとすると手が震えてしまう。
フゥッ~、宙を睨んで息を吐き、やっとの思いで首輪を装着してシャツを着けると身体の震えが止まり期待と昂奮で身体が火照る。
紅潮した頬を隠す術もなく昂奮を露わにして健志が待つ部屋に戻ると、
「可愛いよ、よく似合っている」と、両手を広げて迎えた彩を太腿に座らせて頬にチュッとキスをする。
「恥ずかしい……何を飲んでいるの??」
健志の持つグラスはリンゴやパイナップル、キウイなどにミントの葉が浮かび、いかにも爽やかな飲み物のようで火照りを冷ますには良さそうに思える・
ピッチャーを傾けてグラスを満たし、ミントを添えて彩に手渡す。
一口飲んだ彩は、
「サングリアだ……白ワインだからサングリアブランカだっけ??」
「そう、赤ワインがサングリア。白ワインは彩の言う通りサングリアブランカ。ブランカは白って意味らしいよ……カヲルに悪戯されただろう??どんなことをされた??」
「お尻の穴を弄られたり、顔に……顔にオシッコをかけられたり色々」
「嫌いになったか??」
「意地悪、こたえたくない」
「そうか……いやなことは嫌だって言うんだよ」
彩と同じように健志のシャツを着けたカヲルも交えてサングリアで乾杯する。