彩―隠し事 132
覚醒 -8
「タケ、今から30分ほどでいいから彩さんを無条件で預けてくれるでしょう??」
「分かった、でも彩は人妻でオレもご主人には内緒だけど預かりモノだから傷付けないでくれよ」
「人妻かぁ、言葉の響きにそそられるよな。奥さんと人妻、意味は同じなのに人妻って言うと、なにかいけない言葉を口にしたような気になる。そんな事を感じるのは僕だけかなぁ??」
「そんなことはないよ、私も人妻と言う言葉に背徳感と言うか、触れてはいけないモノに触れるというか、場合によっては口にする事さえ憚られると思うことがあるよ」
「あなたたちは意識過剰。奥さんと呼ぼうが、人妻と呼ぼうが所詮は足の付け根に男を迎え入れる穴を持って、胸を揉まれれば気持ちいいと思う女のこと。女に幻想を抱いているのね、可愛い……女は、もっと生々しい生き物なの」
「そうだよ、でも、それは女だけじゃない。男はね、穴があればチンポを突き入れたくなる生き物のこと。穴なら何でもいいと思う人もいる。オマンコ、尻の穴、食事を摂り愛を語る口さえも汚す……あなたたちは竹輪の穴やドーナツを見てもムラムラするんじゃないの??」
「えっ、酷い言われかただなぁ……まぁ、穴に突っ込んでじゃないけど、フラフープをクルクルすると頭がボゥッ~として変な気持ち善さを感じることもあるなぁ」
「つまらない話で盛り上がるのもいいけど、邪魔はしないでね」
男女の掛け合いを楽しそうに聞いていたカヲルは、ここが潮時と会話を中断させる。
「彩、ゴメンね。魅力的な女性が一人加わっただけで男性も女性も落ち着かなくなったみたい……彼らを静かにさせる方法は一つ、彩のエッチな姿を見せればいいの、分かるでしょう」
糸くず一本身に着けることを許されず、椅子の肘掛けに両足を縛られて飾り毛を剃り落とされた女の秘所を晒す彩は、自由な両手で隠そうとするどころか股間を突き出そうとさえしている。
彩の背後に回ったカヲルは涼やかなガラス製の水差しを手に取り、ドロドロとした粘度のローションを見せつける。
「ロー……ローションなの??」
「ローションは嫌いじゃないでしょう。ヌルヌル、トロトロ……ローションまみれで撫でまわされるって気持ちいいよね。私は大好き」
「えっ……」
「カヲルさんが……気持ちいいって言いました??」
「あのね、あなたたち何か勘違いしていない??あなたたちの知っている私はいつも女性を縛ったり性的に責めたりしているけど、私も女。かっこ好い男性に抱かれて啼かされるんだよ」
「そうか、そうだよね。カヲルさんは好い女だって忘れていた……カヲルさんを善がり泣きさせる男に会ってみたいな」
意外な話しにその場にいる人たちは彩の存在を忘れ、Sの女王然としたカヲルしか知らなかったので驚きの表情をする。
「そんな顔をしないでよ。言ったでしょう、私も女なの」
照れたような表情を浮かべたものの直ぐにいつものカヲルに戻り、彩の背後に立って水差しを傾けると一本の糸のようになって滴るローションが彩の肌とつながる。
「アンッ、温かくて気持ちいい。こんな事をされているのに嫌だと思えない……彩はどうしちゃったんだろう??」
「おかしい事なんか何もないわよ、彩。本当は分かっているでしょう??……普段の彩は色々な秩序や道徳の制約を受けて生活をしていると思うけど、縄で縛られて拘束されることで気持ちが解き放たれる、そんな風に感じている??」
「そんな風に思っていたけど、他人には理解してもらえると思えなかった」
「だからこそセックスに対する秘めた思いを解放した時の悦びも大きい。身体と気持ちは一緒の方向に動くわけじゃない」
カヲルの手が妖しく蠢いて肩や胸からゆっくり流れ落ちるローションを塗り広げると、身体中をまさぐられる快感で彩は喘ぎ声を漏らすまいとして唇を噛む。「ウフフッ、いいのよ、彩。気持ち善さに反応せずに堪えなさい。焦らされると、もっとして、気持ち善くしてって爆発するでしょう??気持ち好いのに反応せずに堪えるのは、自分で自分を焦らしていると同じ、快感を溜めているんだよね。解き放って爆発する瞬間が楽しみ……堪えなさい、我慢しなさい」
言葉を発しながらもカヲルの手は休むことなく彩の肌を這い回り、乳房を揉みしだき、先端を摘まんで胸の谷間から下腹部の膨らみまで撫でてローションを塗りたくる。
ローションにまみれた上半身は灯りを反射して艶めかしく輝き、カヲルの手が動き回ると肌が妖しく波打つ。
ヌチュヌチュッ、プルルンッ……ヌチャヌチャ、クチュクチュッ……下腹部を撫でて割れ目の縁を指先が上下すると唇を噛み眉間に皴を寄せて堪えていた悦びの声が堰を切ったように溢れ出る。
「ウッウッ、イヤァ~ン、こんな事って、もっと気持ち善くなりたい。ヒィッ~、たまんない」
太腿に新たなローションを垂らして手の平で擦り、足の甲も撫でて足指も一本一本塗り込めていく。
「アウッ、クゥッ~、温かくて気持ちいいけど、体中がムズムズしてくる。彩の身体がおかしいの、狂っちゃう」
「狂いなさい……このローションは温めただけではなく、催淫効果のあるエッセンシャルオイルも混ぜてあるの。催淫効果と言っても身体に悪いモノじゃなく、気持ちが解れてうっとりするような効果だから安心しなさい」
言い終えたカヲルは反対の足にもローションを垂らして同じように撫でまわし、バギナとアナルにローターを挿入してスイッチを入れる。
ヴィ~ンヴィ~ン……くぐもった振動音が響くと、見守る人たちはゴクッと唾を飲んで固く手を握って昂奮に堪え、彩は奥歯を噛んで悲鳴にも似た喘ぎ声を漏らして足指を伸ばしたり曲げたりを繰り返す。
「ウグッ、グゥッ~、いやっ、たまんない、気持ちいいの、狂っちゃう」
「彩、両足は恥ずかしい格好で縛ってあるけど両手は自由でしょう。気持ち善くなりたいなら、我慢できないなら自分で慰めなさい。みんなは彩のオナニーを見るために手を出さずに我慢してるのよ」
「タケ、今から30分ほどでいいから彩さんを無条件で預けてくれるでしょう??」
「分かった、でも彩は人妻でオレもご主人には内緒だけど預かりモノだから傷付けないでくれよ」
「人妻かぁ、言葉の響きにそそられるよな。奥さんと人妻、意味は同じなのに人妻って言うと、なにかいけない言葉を口にしたような気になる。そんな事を感じるのは僕だけかなぁ??」
「そんなことはないよ、私も人妻と言う言葉に背徳感と言うか、触れてはいけないモノに触れるというか、場合によっては口にする事さえ憚られると思うことがあるよ」
「あなたたちは意識過剰。奥さんと呼ぼうが、人妻と呼ぼうが所詮は足の付け根に男を迎え入れる穴を持って、胸を揉まれれば気持ちいいと思う女のこと。女に幻想を抱いているのね、可愛い……女は、もっと生々しい生き物なの」
「そうだよ、でも、それは女だけじゃない。男はね、穴があればチンポを突き入れたくなる生き物のこと。穴なら何でもいいと思う人もいる。オマンコ、尻の穴、食事を摂り愛を語る口さえも汚す……あなたたちは竹輪の穴やドーナツを見てもムラムラするんじゃないの??」
「えっ、酷い言われかただなぁ……まぁ、穴に突っ込んでじゃないけど、フラフープをクルクルすると頭がボゥッ~として変な気持ち善さを感じることもあるなぁ」
「つまらない話で盛り上がるのもいいけど、邪魔はしないでね」
男女の掛け合いを楽しそうに聞いていたカヲルは、ここが潮時と会話を中断させる。
「彩、ゴメンね。魅力的な女性が一人加わっただけで男性も女性も落ち着かなくなったみたい……彼らを静かにさせる方法は一つ、彩のエッチな姿を見せればいいの、分かるでしょう」
糸くず一本身に着けることを許されず、椅子の肘掛けに両足を縛られて飾り毛を剃り落とされた女の秘所を晒す彩は、自由な両手で隠そうとするどころか股間を突き出そうとさえしている。
彩の背後に回ったカヲルは涼やかなガラス製の水差しを手に取り、ドロドロとした粘度のローションを見せつける。
「ロー……ローションなの??」
「ローションは嫌いじゃないでしょう。ヌルヌル、トロトロ……ローションまみれで撫でまわされるって気持ちいいよね。私は大好き」
「えっ……」
「カヲルさんが……気持ちいいって言いました??」
「あのね、あなたたち何か勘違いしていない??あなたたちの知っている私はいつも女性を縛ったり性的に責めたりしているけど、私も女。かっこ好い男性に抱かれて啼かされるんだよ」
「そうか、そうだよね。カヲルさんは好い女だって忘れていた……カヲルさんを善がり泣きさせる男に会ってみたいな」
意外な話しにその場にいる人たちは彩の存在を忘れ、Sの女王然としたカヲルしか知らなかったので驚きの表情をする。
「そんな顔をしないでよ。言ったでしょう、私も女なの」
照れたような表情を浮かべたものの直ぐにいつものカヲルに戻り、彩の背後に立って水差しを傾けると一本の糸のようになって滴るローションが彩の肌とつながる。
「アンッ、温かくて気持ちいい。こんな事をされているのに嫌だと思えない……彩はどうしちゃったんだろう??」
「おかしい事なんか何もないわよ、彩。本当は分かっているでしょう??……普段の彩は色々な秩序や道徳の制約を受けて生活をしていると思うけど、縄で縛られて拘束されることで気持ちが解き放たれる、そんな風に感じている??」
「そんな風に思っていたけど、他人には理解してもらえると思えなかった」
「だからこそセックスに対する秘めた思いを解放した時の悦びも大きい。身体と気持ちは一緒の方向に動くわけじゃない」
カヲルの手が妖しく蠢いて肩や胸からゆっくり流れ落ちるローションを塗り広げると、身体中をまさぐられる快感で彩は喘ぎ声を漏らすまいとして唇を噛む。「ウフフッ、いいのよ、彩。気持ち善さに反応せずに堪えなさい。焦らされると、もっとして、気持ち善くしてって爆発するでしょう??気持ち好いのに反応せずに堪えるのは、自分で自分を焦らしていると同じ、快感を溜めているんだよね。解き放って爆発する瞬間が楽しみ……堪えなさい、我慢しなさい」
言葉を発しながらもカヲルの手は休むことなく彩の肌を這い回り、乳房を揉みしだき、先端を摘まんで胸の谷間から下腹部の膨らみまで撫でてローションを塗りたくる。
ローションにまみれた上半身は灯りを反射して艶めかしく輝き、カヲルの手が動き回ると肌が妖しく波打つ。
ヌチュヌチュッ、プルルンッ……ヌチャヌチャ、クチュクチュッ……下腹部を撫でて割れ目の縁を指先が上下すると唇を噛み眉間に皴を寄せて堪えていた悦びの声が堰を切ったように溢れ出る。
「ウッウッ、イヤァ~ン、こんな事って、もっと気持ち善くなりたい。ヒィッ~、たまんない」
太腿に新たなローションを垂らして手の平で擦り、足の甲も撫でて足指も一本一本塗り込めていく。
「アウッ、クゥッ~、温かくて気持ちいいけど、体中がムズムズしてくる。彩の身体がおかしいの、狂っちゃう」
「狂いなさい……このローションは温めただけではなく、催淫効果のあるエッセンシャルオイルも混ぜてあるの。催淫効果と言っても身体に悪いモノじゃなく、気持ちが解れてうっとりするような効果だから安心しなさい」
言い終えたカヲルは反対の足にもローションを垂らして同じように撫でまわし、バギナとアナルにローターを挿入してスイッチを入れる。
ヴィ~ンヴィ~ン……くぐもった振動音が響くと、見守る人たちはゴクッと唾を飲んで固く手を握って昂奮に堪え、彩は奥歯を噛んで悲鳴にも似た喘ぎ声を漏らして足指を伸ばしたり曲げたりを繰り返す。
「ウグッ、グゥッ~、いやっ、たまんない、気持ちいいの、狂っちゃう」
「彩、両足は恥ずかしい格好で縛ってあるけど両手は自由でしょう。気持ち善くなりたいなら、我慢できないなら自分で慰めなさい。みんなは彩のオナニーを見るために手を出さずに我慢してるのよ」