彩―隠し事 94
期待 -7
バスタブの縁に腰を下ろした栞はキッチンのテーブルに四肢を縛られた処までを一気に話し終え、予想だにしない話にゴクッと唾を飲んだ優子はバシャバシャと音を立てて顔を洗う。
「フゥッ~、話を聞いた私がドキドキする。学生時代から親しく付き合ってきたけどハラハラさせられっぱなし」
「冷静な優子が親友で良かった、ウフフッ……アンッ、話している私は旦那様に責められた時の事を思い出して濡れてきちゃった。確かめてもいいよ」
成熟した魅力に溢れて要所々々がムッチリと感じさせる優子と違って栞の白い肌はカモシカのようにすらっとしている。
お湯が水玉となって滑り落ちるほど健康的に見える栞は外見と違ってスポーツが苦手でマリンスポーツに興じる優子とは似た処よりも違いを探す方が簡単な二人だ。
そんな二人は互いを理解し合って親友でいるが、優子の中には栞だけではなく本人さえも知らなかったもう一人の淫蕩な女がいる。
それは健志と会って生まれたものではなく、いずれ姿を現したに違いないことは優子自身気付いている。
記憶の引き出しの奥に隠した高校時代の想い出。隣家の男の子に着替えるところを覗かれて股間を濡らした秘密。健志に会って以降、折に触れて蘇る。
ピシッ……優子が栞の腿を打ち、水に濡れたそれは狭いバスルームということもあり驚くような音を立てる。
「栞、グチョグチョに濡らしたオマンコを見て欲しいでしょう。股を開きなさい、指を添えて私に見せなさい」
「怖い、いつもの優子と違う」
「男を欲しがるオマンコをご主人に代わって反省させるって言ったでしょう。それには、どれほどスケベなのか観察しないとダメでしょう??さぁ、開きなさい」
ピシッ……「アンッ、痛いけど気持ちいい。見てね、スケベで男を欲しがるオマンコを見て」
割れ目に指を添えて開くと、蜜にまみれた真っ赤な花弁の全容が現れて優子は思わず舌を伸ばしてベロリと舐める。
「ヒィッ~、気持ちいいけど、恥ずかしい。優子に舐めてもらえるなんて思ってなかったもん……そんな、指でオマンコを、ウッ、クゥッ~……ヒィッ~、だめ、気持ちいぃ」
濡れそぼつバギナに指を伸ばした優子はクリトリスの辺りを何度か押し込み、そのまま撫で下りて膣口の周囲を弄り、栞の口から艶めかしい吐息が漏れると指先に力を込めてグイッと根元まで押し込んでしまう。
「こんなに感度の好いオマンコを持っているんだから浮気をしてもしょうがないか……ご主人が可哀そう」
「イヤ、そんな事をされたら気持ち善いのは当たり前だし、優子は誤解している。最後まで聞いて、おねがい」
「分かった、言い訳を聞いてあげる。目の前でオマンコを見せられると触りたくなっちゃうから私の胸に寄りかかるようにして話しなさい」
互いの長所も短所も承知したうえで親しい付き合いを続ける優子と栞は、この状況を楽しみ芝居じみた科白や行為に熱中する。
背中を預けてリラックスした様子の栞を背後から抱きかかえる優子の手は自然と乳房に伸び、健志に抱きかかえられた自分を思い出して頬を緩める。
「優しいご主人がいるのに他人棒を欲しがる悪い子だね、栞は。さぁ、続きを話しなさい」
「うん、聞いて……夫を裏切る悪い奥さんじゃないって分かってもらえるはずだから」
テーブルの足に四肢を縛られて自由を奪われ、ブラジャーを包丁で切られて乳房を剥き出しにされた栞は股間を守るショーツだけを残されて目を閉じる。
「栞が僕を愛してくれているのは知っているよ。僕は気持ちと身体は常に一体となっているけど栞は違うだろう??気持ちが僕に向いている時は健気で可愛い奥様。ところが僕の存在を忘れた時の栞は身体も気持ちも一切の束縛を解き放って自由に振舞う。僕はそんな栞も好きだよ……楽しそうにしている栞が好きだからね。そこで質問するんだけど、自由を得た栞の身体は他人を受け入れないと断言できるか??どうなんだ??」
包丁を十分に倒して刃先で胸の膨らみを撫でて先端の突起をつつく。
「続けると怪我をするかもしれないよ」
「ヒィッ~、怖い。やめて、言います。本当のことを言うから止めてください」
「話すのが先だよ。正直に話せば止める、約束する」
ゆっくりと包丁の傾きを小さくして金属の板が膨らみを撫でる感触から刃先が触れていることを実感させると、ヒィッ~と悲鳴を漏らすと同時にピュッと液体が飛び散る。
「早く言いなさい。可愛い栞の胸に傷を残したくないし、恐怖で小便を漏らすところなど見たくもない、分かるね」
「はい、怒らないでね……怒らないって約束して、ねぇ、大切なあなたに嫌われたくないの」
「あぁ、約束する。惚れて一緒になった栞だから、なにがあっても怒らない。約束する」
「あなたがもう少し年を取ったらこんな男性になるんだろうなって思う素敵な人がいたの。あなたの将来を重ね合わせてカッコイイなって思っていたんだけど、ある日誘われちゃったんだよね。食事だけの積りで応じたんだけど、未来のあなたと食事している積りになって……つい…ごめんなさい。もう二度としません。許してください。私はあなたが好きなの、愛しているの」
「ハァハァッ……それで抱かれたのか??気持ち善かったのか??その男のチンポを咥えてベロベロオシャブリしたのか??美味かったか??僕のよりも大きかったのか??」
包丁を持ったまま覗き込む夫の目は真っ赤に染まり、今にも噛みつかんばかりに早口になり声が上ずる。
ここまでくると本で読んだ夫のいわゆる寝取られ願望は疑いもなく栞は精神的に余裕をもって対応することが出来る。とはいえ、その正体が明らかになるまで悪い事をしたという自責の念を忘れないようにしようと心に決める。
「栞、口を開けなさい」
言われたとおりに口を開くと包丁の先を侵入させて、
「怪我をしないように注意して包丁を噛みなさい……そう、それでいい。僕の手が怒りで震えて栞に怪我をさせたくないからしっかり噛んでいるんだよ。分かったら頷きなさい」
コクンと頷くと、
「もう一度聞くよ、その男のチンポをオシャブリしたのなら頷きなさい。正直に答えないと怪我をするかもしれないよ、分かるね」
栞がカッと目を見開いて、二度三度と頷くと、
「そうか、分かった。僕がこんなに栞を愛しているのに裏切ったんだね。残念だよ」
夫の言葉を聞くうちに栞の瞳は赤く染まり、自然と涙が滲み出る。
「栞の涙で騙されないよ。他人のチンポをオシャブリした口から出る言葉は信用できないから、これから先はもう一つの口に聞いてみることにする」
もう一本、包丁を用意した夫はショーツを切り捨てて股間をあからさまに晒す。
バスタブの縁に腰を下ろした栞はキッチンのテーブルに四肢を縛られた処までを一気に話し終え、予想だにしない話にゴクッと唾を飲んだ優子はバシャバシャと音を立てて顔を洗う。
「フゥッ~、話を聞いた私がドキドキする。学生時代から親しく付き合ってきたけどハラハラさせられっぱなし」
「冷静な優子が親友で良かった、ウフフッ……アンッ、話している私は旦那様に責められた時の事を思い出して濡れてきちゃった。確かめてもいいよ」
成熟した魅力に溢れて要所々々がムッチリと感じさせる優子と違って栞の白い肌はカモシカのようにすらっとしている。
お湯が水玉となって滑り落ちるほど健康的に見える栞は外見と違ってスポーツが苦手でマリンスポーツに興じる優子とは似た処よりも違いを探す方が簡単な二人だ。
そんな二人は互いを理解し合って親友でいるが、優子の中には栞だけではなく本人さえも知らなかったもう一人の淫蕩な女がいる。
それは健志と会って生まれたものではなく、いずれ姿を現したに違いないことは優子自身気付いている。
記憶の引き出しの奥に隠した高校時代の想い出。隣家の男の子に着替えるところを覗かれて股間を濡らした秘密。健志に会って以降、折に触れて蘇る。
ピシッ……優子が栞の腿を打ち、水に濡れたそれは狭いバスルームということもあり驚くような音を立てる。
「栞、グチョグチョに濡らしたオマンコを見て欲しいでしょう。股を開きなさい、指を添えて私に見せなさい」
「怖い、いつもの優子と違う」
「男を欲しがるオマンコをご主人に代わって反省させるって言ったでしょう。それには、どれほどスケベなのか観察しないとダメでしょう??さぁ、開きなさい」
ピシッ……「アンッ、痛いけど気持ちいい。見てね、スケベで男を欲しがるオマンコを見て」
割れ目に指を添えて開くと、蜜にまみれた真っ赤な花弁の全容が現れて優子は思わず舌を伸ばしてベロリと舐める。
「ヒィッ~、気持ちいいけど、恥ずかしい。優子に舐めてもらえるなんて思ってなかったもん……そんな、指でオマンコを、ウッ、クゥッ~……ヒィッ~、だめ、気持ちいぃ」
濡れそぼつバギナに指を伸ばした優子はクリトリスの辺りを何度か押し込み、そのまま撫で下りて膣口の周囲を弄り、栞の口から艶めかしい吐息が漏れると指先に力を込めてグイッと根元まで押し込んでしまう。
「こんなに感度の好いオマンコを持っているんだから浮気をしてもしょうがないか……ご主人が可哀そう」
「イヤ、そんな事をされたら気持ち善いのは当たり前だし、優子は誤解している。最後まで聞いて、おねがい」
「分かった、言い訳を聞いてあげる。目の前でオマンコを見せられると触りたくなっちゃうから私の胸に寄りかかるようにして話しなさい」
互いの長所も短所も承知したうえで親しい付き合いを続ける優子と栞は、この状況を楽しみ芝居じみた科白や行為に熱中する。
背中を預けてリラックスした様子の栞を背後から抱きかかえる優子の手は自然と乳房に伸び、健志に抱きかかえられた自分を思い出して頬を緩める。
「優しいご主人がいるのに他人棒を欲しがる悪い子だね、栞は。さぁ、続きを話しなさい」
「うん、聞いて……夫を裏切る悪い奥さんじゃないって分かってもらえるはずだから」
テーブルの足に四肢を縛られて自由を奪われ、ブラジャーを包丁で切られて乳房を剥き出しにされた栞は股間を守るショーツだけを残されて目を閉じる。
「栞が僕を愛してくれているのは知っているよ。僕は気持ちと身体は常に一体となっているけど栞は違うだろう??気持ちが僕に向いている時は健気で可愛い奥様。ところが僕の存在を忘れた時の栞は身体も気持ちも一切の束縛を解き放って自由に振舞う。僕はそんな栞も好きだよ……楽しそうにしている栞が好きだからね。そこで質問するんだけど、自由を得た栞の身体は他人を受け入れないと断言できるか??どうなんだ??」
包丁を十分に倒して刃先で胸の膨らみを撫でて先端の突起をつつく。
「続けると怪我をするかもしれないよ」
「ヒィッ~、怖い。やめて、言います。本当のことを言うから止めてください」
「話すのが先だよ。正直に話せば止める、約束する」
ゆっくりと包丁の傾きを小さくして金属の板が膨らみを撫でる感触から刃先が触れていることを実感させると、ヒィッ~と悲鳴を漏らすと同時にピュッと液体が飛び散る。
「早く言いなさい。可愛い栞の胸に傷を残したくないし、恐怖で小便を漏らすところなど見たくもない、分かるね」
「はい、怒らないでね……怒らないって約束して、ねぇ、大切なあなたに嫌われたくないの」
「あぁ、約束する。惚れて一緒になった栞だから、なにがあっても怒らない。約束する」
「あなたがもう少し年を取ったらこんな男性になるんだろうなって思う素敵な人がいたの。あなたの将来を重ね合わせてカッコイイなって思っていたんだけど、ある日誘われちゃったんだよね。食事だけの積りで応じたんだけど、未来のあなたと食事している積りになって……つい…ごめんなさい。もう二度としません。許してください。私はあなたが好きなの、愛しているの」
「ハァハァッ……それで抱かれたのか??気持ち善かったのか??その男のチンポを咥えてベロベロオシャブリしたのか??美味かったか??僕のよりも大きかったのか??」
包丁を持ったまま覗き込む夫の目は真っ赤に染まり、今にも噛みつかんばかりに早口になり声が上ずる。
ここまでくると本で読んだ夫のいわゆる寝取られ願望は疑いもなく栞は精神的に余裕をもって対応することが出来る。とはいえ、その正体が明らかになるまで悪い事をしたという自責の念を忘れないようにしようと心に決める。
「栞、口を開けなさい」
言われたとおりに口を開くと包丁の先を侵入させて、
「怪我をしないように注意して包丁を噛みなさい……そう、それでいい。僕の手が怒りで震えて栞に怪我をさせたくないからしっかり噛んでいるんだよ。分かったら頷きなさい」
コクンと頷くと、
「もう一度聞くよ、その男のチンポをオシャブリしたのなら頷きなさい。正直に答えないと怪我をするかもしれないよ、分かるね」
栞がカッと目を見開いて、二度三度と頷くと、
「そうか、分かった。僕がこんなに栞を愛しているのに裏切ったんだね。残念だよ」
夫の言葉を聞くうちに栞の瞳は赤く染まり、自然と涙が滲み出る。
「栞の涙で騙されないよ。他人のチンポをオシャブリした口から出る言葉は信用できないから、これから先はもう一つの口に聞いてみることにする」
もう一本、包丁を用意した夫はショーツを切り捨てて股間をあからさまに晒す。