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偽者 ~PRETENDER~ -65

佐緒里と内藤 -37

風呂上がりの裸体を姿見に映しては我ながら素晴らしい身体、自画自賛しても許されるだろうと自信を持っているだけにどう見せれば色っぽいかも自分なりに試している。
髪をかき上げ、ほんの少し顎を突き出した格好は内藤の目に生意気で高飛車な女と映っていることだろう。
へつらうことなく自信をもって生きている男性は、女性に対しても媚びるような態度を好まないだろうと思っている。勿論、親しい男女が二人きりでいるときは、この限りではないということも承知している。

「佐緒里は好い女だなぁ……組み伏せてオレの腕の中で喘ぐ時は可愛いけど、オレを跨いで髪をかきあげて、どう敵討ちをしようかと構えるのも魅力的だよ」
「フフフッ、あなたは思った通りの男、なにをしてもがっかりする事がない。こんな事をするとどうかしら??」
豆粒ほどの乳首を指の腹で擦り、摘まんで引っ張ると同時にペニスを飲み込んだまま腰を揺すると内藤の表情が一瞬歪み、次には気持ち良さそうに頬を緩めて乾いた唇に舌を這わせる。
「唇なんか舐めてどうしたの??乳首を弄られて気持ちいいなんて言わないでしょう??こんなに小っちゃいレーズンを引っ張っても気持ちいいはずないよね……ウフフッ」
「オレが反撃するまで強気でいるがいいさ」
「悔しがるのが可愛い……苛めてあげる」

男の人の乳首って何のためにあるのかなと呟きながら、摘まんで引っ張ったり揺すったりと痛覚がある事を忘れたかのように乱暴に扱う。
「痛い、千切れちゃうよ」
「あっ、ごめんなさい。つい昂奮しちゃった……あなたに会うたび,自分でも知らなかった性感を刺激されて恥ずかしい姿を見せちゃったでしょう、敵討ちの積りだったの。ごめんなさい」
「繰り返すけど、オレを跨いだ佐緒里も魅力的だよ。男を征服するアマゾネス」
「女は男次第、私はあなたのせいで、スケベでエッチな女になっちゃう……ウフフッ、それが嬉しいんだけどね。妄想がひとつずつ現実になっているし、オモチャを使っての独りエッチにサヨナラできそう」

「男次第か、佐緒里がスケベな女になれるかどうかオレ次第、頑張らないといけないな」
「クククッ、押さえつけられているのに強がりを言ってる」
内藤は佐緒里の腰を掴んで腰を妖しく蠢かし、佐緒里の表情に苦悶にも似た悦びの表情が現れるとベッドのクッションを利用して突き上げる。
「ヒィッ~、そんな、ダメ、たまんない……」
腰を掴まれていては逃げることも叶わず、佐緒里自ら腰を振って責めることもできず、子宮口を突き上げられる気持ち良さで身悶えるほかに術はない。
性感の発達した佐緒里は奥をゴリゴリ突かれても痛がることはなく、もっと強い刺激を求めて自ら身体をくねらせ、それが新たな快感を呼ぶ。
「だめ、もうダメ、激しすぎる。そんなに突かれると壊れちゃいそう……ウググッ、ウッウッ、少し休ませて」
全身の力が抜けて弛緩した身体は突っ伏してしまう。
内藤は顔に降りかかる髪の毛を気にすることもなく背中を撫で、髪に手櫛を入れると佐緒里は羞恥で朱に染めた顔を上げ、
「髪を撫でられると気持ちいい……フフフッ、あなたのモノが私の中でピクッとした、今度は私の番だよ」
佐緒里は尻に力を込めてバギナをクイクイと蠢かす。
「分かったよ、佐緒里のオマンコがオレのモノをクイクイっと締め付けた」

背中を丸めた内藤は乳房の先端を口に含んで、チュ~チュ~音を立てて吸い込む。
「クククッ、赤ちゃんがオッパイを飲むときってこんな感じなのかなぁ……気持ち善くってオッパイなんか飲ませられないと思う」
「それは困るな、世界中の赤ちゃんが飢えちゃうよ。勃起しない、挿入できない、そんな赤ちゃんが母親とは言え女性を気持ち善くしても責任が取れないだろう、だからダメなんじゃないか??」
「そうか、そうだね。神様がそんな風に決めているんだ、そうに違いない」
他愛のない話を続けながらも昂奮は冷めることなく、内藤は髪を撫でて背中を擦り、佐緒里は上気したまま見つめて唇を合わせ、互いに慈しみあう気持ちを伝えあう。

「下からじゃなく、可愛い佐緒里をもっと見たい」
佐緒里の首と背中に手を添えた内藤は抱きかかえるようにして身体を起こして対面座位に変化する。
「イヤンッ、そんなに見つめられたら恥ずかしい」
「しょうがないだろう、可愛いんだから」
「キスして……」
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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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