偽者 ~PRETENDER~ -58
佐緒里と内藤 -30
窓から忍び込んだ朝陽は佐緒里の肌を艶めかしく照らし、見つめる内藤の頬が自然と緩む。
「含み笑いなんかして嫌な男、私の事をバカにしている。起きて直ぐにこんな格好する私がそんなにおかしい??こんな事をさせたのは、あなただよ」
「バカにするわけがないのを知っていて、そんな事を言う佐緒里はなかなかの自信家だね。自画自賛したい、自分で褒めることのできる絵を描きたいと思うよ」
「自画自賛できればいいけど、私はそこまで自信がない。あなたには私が好い女に見える??見えるなら褒めて、好きな男に褒められると自信が持てるような気がする」
「言葉で飾ろうとすると嘘が混じるような気がするけど佐緒里は本当に好い女だよ。若い女性の肌は磨いた鏡や金属の表面のようにツルツル、ピカピカしているけど佐緒里は違う。大理石の滑りのように身体の奥から滲み出る色気を感じるし、滑りと光沢ある身体の虜になっちゃうよ」
「ウフフッ、身体だけでも褒められると嬉しい。自信喪失気味だったから」
「決して身体だけじゃないよ、ご両親の愛情を受けて好い女に育ったんだと思う。話し方や身のこなしが上品だし食事中の姿勢が好いよ。厳しくされたかどうかじゃなく、きちんと育てられたと思える」
「ウフフッ、両親まで褒めてもらってありがとう……こんな格好させて見るだけで終わりなんて言わないでしょう??」
ボディソープを下腹部に垂らすと、佐緒里はウッと驚きの声を漏らし、内藤の指がソープを塗り広げると、イヤンッと艶めかしい声を漏らして足を閉じようとする。
声は出さずに佐緒里を睨むと、
「ごめんなさい。ツルンってされるとドキドキして気持ちいいんだもん」
「じゃぁ、目を閉じて何も見ない。朝陽の温かさを肌で感じて遠くを走る車の音や風呂の湯の囁きに注意を向けなさい、いいね」
バスタブの縁に乗せて身体を支える首や足と手の感触さえ忘れるために目を閉じて深く息をすると、動物や植物の命の源となる陽光の温かさを肌が感じて意識が身体の内側に向き、内藤の手が肌を這う感触がこれまでよりも穏やかに感じ始める。
目を閉じて視覚を遮ると聴覚と触覚が敏感になり、内藤の動きにつれて風呂の湯の囁きや道路を走る車の音だけではなく佐緒里自身の息を吸ったり吐いたりする音までが鮮明になり、ボディソープをローション代わりして肌を撫でる手の動きが身体の芯に澱む日頃の疲れを解きほぐしてくれる。
穏やかな気持ちに浸っているとドキドキしていた鼓動さえもがゆっくりとなり、身体だけではなく頭からも疲れが抜けてリラックスしていくのが分かる。
バスルームを覆う華やかなフローラルの香りが嗅覚を刺激すると姿を隠していた性感が高まり、
「すごく穏やかで幸福感に浸っているけど女の幸せがどっかに行っちゃったような気がするんだけど……」
「クククッ、オレといるときの佐緒里はセックスの化身。二人きりの時はいつも……クククッ」
「二人きりの時はいつも何よ……でも言われてみるとセックスか食べているかしかないね。あなたといるときの私はセックス好きの女、嫌いになる??」
恥丘を撫でていた指が鼠径部から内腿をマッサージするように移動すると佐緒里は悦びの声を漏らすまいとして唇を噛む。
「入れてくれ、舐めさせろって言う時の表情もいいけど快感を堪える今の表情も可愛いよ」
「揶揄っちゃいやっ、気持ち好いんだから……冷めちゃうよ」
「やっぱり、二人きりの時は気持ちいい事をするしかねぇな」
「ウフフッ、身体は正直……もっと遊んで、おねがい」
羞恥と朝日に照らされて赤みを帯びた顔を背ける佐緒里は、腿や鼠径部をマッサージされる心地良さとバスルームの熱気も加わって身体の芯から心地良く火照るのを感じる。
「気持ちいぃ……朝起きて直ぐに好きな男と戯れるのがこんなに素敵な事だって忘れていた。女は男で変わるよね……ウフフッ」
「男だって同じだよ。好い女と付き合えば幸せにしてあげようとか、良いところを見せようとして頑張るもんだよ。実力がないのに頑張って、から回りする事もあるだろうけどな」
「あなたに褒めてもらうと嬉しいし、自信になる……アウッ、ヒィッ~、堪んない」
フゥッ~……鼠径部を撫で上がった指が割れ目の縁を行き来すると綻びが大きくなり、真っ赤に濡れそぼつ花弁に息を吹きかけられると悲鳴にも似た嬌声がバスルームに響く。
シャワーヘッドを掴んで胸の膨らみを目がけて湯をかける。
「クククッ、くすぐったい。もう少し強いのが好い……」
水流を調節して止めたり、出したりと変化させながら乳房で戯れ、かけられる事に慣れた佐緒里が新たな要求をするとシャワーを顔に向けて口を開くこともできないほど水圧を上げた湯をかける。
目を開けられないほどシャワーをかけられ、髪は首や頬に張りついて息をするのも苦しさを感じる中で心が弾むのを感じる。
「水も滴る好い女。びっくりしただろう??」
「びっくりなんかしないよ。あなたが私の身体で遊ぶことは想像していたし、何かされないとつまんないもん……オッパイや顔や頭だけじゃなく、ここにもかけて遊ぶんでしょう??はやく」
バスタブの縁を支えにして内藤に向かって突き出す大股開きの股間にシャワーをかけながら恥丘や大陰唇の周辺に指を這わせ、
「佐緒里にマン毛が残っていればソリソリする楽しみがあったのになぁ、残念だよ」
「ソリソリしたいの??脱毛じゃなくて剃毛だから次に会うまで伸ばしてみようか……決めた、今日からボウボウになるまで伸ばすことにする。必ず剃ってよね」
「クククッ、楽しみにしているよ」
「美香ちゃんには内緒だよ。絶対に言っちゃダメだよ、約束だよ」
他愛のない話を楽しみながら股間にシャワーをかけ続けられる佐緒里は顔を顰めて唇を噛む。
「ウッ、クゥッ~……イヤンッ、そんなところばかり、漏れちゃいそう。温かくて変な気持ちになっちゃう。今、漏らしちゃうと、あなたに掛かっちゃうよ」
「小便をかけたり、かけられたりして悦ぶ趣味はないから、出ようか」
「なんだつまんない。私の黄金シャワーをかけちゃおうと思っていたのに、ウフフッ」
「湯は流さなくてもいいだろう。もう一度、入ることになるだろうからな」
「クククッ、いやらしい……先に出てくれる。きれいに洗いたいから」
「腹いっぱいになっちゃうとヤル気が失せちゃうから、朝食は後だよ」
「もう、朝食はセックスの後だなんて色気のない事を言わないでよ」
「そんな直接的な表現をしてないだろうオレは……先に出るよ」
窓から忍び込んだ朝陽は佐緒里の肌を艶めかしく照らし、見つめる内藤の頬が自然と緩む。
「含み笑いなんかして嫌な男、私の事をバカにしている。起きて直ぐにこんな格好する私がそんなにおかしい??こんな事をさせたのは、あなただよ」
「バカにするわけがないのを知っていて、そんな事を言う佐緒里はなかなかの自信家だね。自画自賛したい、自分で褒めることのできる絵を描きたいと思うよ」
「自画自賛できればいいけど、私はそこまで自信がない。あなたには私が好い女に見える??見えるなら褒めて、好きな男に褒められると自信が持てるような気がする」
「言葉で飾ろうとすると嘘が混じるような気がするけど佐緒里は本当に好い女だよ。若い女性の肌は磨いた鏡や金属の表面のようにツルツル、ピカピカしているけど佐緒里は違う。大理石の滑りのように身体の奥から滲み出る色気を感じるし、滑りと光沢ある身体の虜になっちゃうよ」
「ウフフッ、身体だけでも褒められると嬉しい。自信喪失気味だったから」
「決して身体だけじゃないよ、ご両親の愛情を受けて好い女に育ったんだと思う。話し方や身のこなしが上品だし食事中の姿勢が好いよ。厳しくされたかどうかじゃなく、きちんと育てられたと思える」
「ウフフッ、両親まで褒めてもらってありがとう……こんな格好させて見るだけで終わりなんて言わないでしょう??」
ボディソープを下腹部に垂らすと、佐緒里はウッと驚きの声を漏らし、内藤の指がソープを塗り広げると、イヤンッと艶めかしい声を漏らして足を閉じようとする。
声は出さずに佐緒里を睨むと、
「ごめんなさい。ツルンってされるとドキドキして気持ちいいんだもん」
「じゃぁ、目を閉じて何も見ない。朝陽の温かさを肌で感じて遠くを走る車の音や風呂の湯の囁きに注意を向けなさい、いいね」
バスタブの縁に乗せて身体を支える首や足と手の感触さえ忘れるために目を閉じて深く息をすると、動物や植物の命の源となる陽光の温かさを肌が感じて意識が身体の内側に向き、内藤の手が肌を這う感触がこれまでよりも穏やかに感じ始める。
目を閉じて視覚を遮ると聴覚と触覚が敏感になり、内藤の動きにつれて風呂の湯の囁きや道路を走る車の音だけではなく佐緒里自身の息を吸ったり吐いたりする音までが鮮明になり、ボディソープをローション代わりして肌を撫でる手の動きが身体の芯に澱む日頃の疲れを解きほぐしてくれる。
穏やかな気持ちに浸っているとドキドキしていた鼓動さえもがゆっくりとなり、身体だけではなく頭からも疲れが抜けてリラックスしていくのが分かる。
バスルームを覆う華やかなフローラルの香りが嗅覚を刺激すると姿を隠していた性感が高まり、
「すごく穏やかで幸福感に浸っているけど女の幸せがどっかに行っちゃったような気がするんだけど……」
「クククッ、オレといるときの佐緒里はセックスの化身。二人きりの時はいつも……クククッ」
「二人きりの時はいつも何よ……でも言われてみるとセックスか食べているかしかないね。あなたといるときの私はセックス好きの女、嫌いになる??」
恥丘を撫でていた指が鼠径部から内腿をマッサージするように移動すると佐緒里は悦びの声を漏らすまいとして唇を噛む。
「入れてくれ、舐めさせろって言う時の表情もいいけど快感を堪える今の表情も可愛いよ」
「揶揄っちゃいやっ、気持ち好いんだから……冷めちゃうよ」
「やっぱり、二人きりの時は気持ちいい事をするしかねぇな」
「ウフフッ、身体は正直……もっと遊んで、おねがい」
羞恥と朝日に照らされて赤みを帯びた顔を背ける佐緒里は、腿や鼠径部をマッサージされる心地良さとバスルームの熱気も加わって身体の芯から心地良く火照るのを感じる。
「気持ちいぃ……朝起きて直ぐに好きな男と戯れるのがこんなに素敵な事だって忘れていた。女は男で変わるよね……ウフフッ」
「男だって同じだよ。好い女と付き合えば幸せにしてあげようとか、良いところを見せようとして頑張るもんだよ。実力がないのに頑張って、から回りする事もあるだろうけどな」
「あなたに褒めてもらうと嬉しいし、自信になる……アウッ、ヒィッ~、堪んない」
フゥッ~……鼠径部を撫で上がった指が割れ目の縁を行き来すると綻びが大きくなり、真っ赤に濡れそぼつ花弁に息を吹きかけられると悲鳴にも似た嬌声がバスルームに響く。
シャワーヘッドを掴んで胸の膨らみを目がけて湯をかける。
「クククッ、くすぐったい。もう少し強いのが好い……」
水流を調節して止めたり、出したりと変化させながら乳房で戯れ、かけられる事に慣れた佐緒里が新たな要求をするとシャワーを顔に向けて口を開くこともできないほど水圧を上げた湯をかける。
目を開けられないほどシャワーをかけられ、髪は首や頬に張りついて息をするのも苦しさを感じる中で心が弾むのを感じる。
「水も滴る好い女。びっくりしただろう??」
「びっくりなんかしないよ。あなたが私の身体で遊ぶことは想像していたし、何かされないとつまんないもん……オッパイや顔や頭だけじゃなく、ここにもかけて遊ぶんでしょう??はやく」
バスタブの縁を支えにして内藤に向かって突き出す大股開きの股間にシャワーをかけながら恥丘や大陰唇の周辺に指を這わせ、
「佐緒里にマン毛が残っていればソリソリする楽しみがあったのになぁ、残念だよ」
「ソリソリしたいの??脱毛じゃなくて剃毛だから次に会うまで伸ばしてみようか……決めた、今日からボウボウになるまで伸ばすことにする。必ず剃ってよね」
「クククッ、楽しみにしているよ」
「美香ちゃんには内緒だよ。絶対に言っちゃダメだよ、約束だよ」
他愛のない話を楽しみながら股間にシャワーをかけ続けられる佐緒里は顔を顰めて唇を噛む。
「ウッ、クゥッ~……イヤンッ、そんなところばかり、漏れちゃいそう。温かくて変な気持ちになっちゃう。今、漏らしちゃうと、あなたに掛かっちゃうよ」
「小便をかけたり、かけられたりして悦ぶ趣味はないから、出ようか」
「なんだつまんない。私の黄金シャワーをかけちゃおうと思っていたのに、ウフフッ」
「湯は流さなくてもいいだろう。もう一度、入ることになるだろうからな」
「クククッ、いやらしい……先に出てくれる。きれいに洗いたいから」
「腹いっぱいになっちゃうとヤル気が失せちゃうから、朝食は後だよ」
「もう、朝食はセックスの後だなんて色気のない事を言わないでよ」
「そんな直接的な表現をしてないだろうオレは……先に出るよ」
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