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ホテル -3

ベッド

フットライトだけを点けて部屋の灯りを落とした男はバスローブ姿で窓辺に立ち、この部屋に入った瞬間、アユが歓声を上げた景色に見入る。
手にはミニバーで作ったウィスキーの水割りを持ち、満足気な様子で一口啜る。
大きな窓は掃き出し窓のように床までガラスが入っているものの開く事はない。
車の列は光の帯となって支流をいくつも持つ大河のように街の隅々まで入り組み、昼間の陽光を受けてキラキラ輝いていたビルの窓は自らの灯りをホタルのように光らせ、煌びやかな街の灯りを反射して街全体を小宇宙のように飾る。
明るく華やかな景色はベッドに寝転んでも見ることは出来るが今はカーテンを引いておく。
バスローブ姿で戻ってきたアユはボディシャンプーの香りが漂う男の背中にもたれかかり、手の平で胸を撫でる。

「暗い部屋に戻るとドキドキする。あなたに抱いてもらえると思うからかなぁ……あなたに会うまでは女の悦びを忘れていたのに……悪い人」
「アユは薄明りで快感を昂らせても、オレはこれじゃダメだ。昂奮させてくれるね」
「クククッ、私に何をさせたいの??」
「そうだなぁ……多分、アユが想像していることが正解だと思うよ」
「そうなの??やっぱりエッチな人……スケベな男は嫌いじゃないよ……エッチな私を見せてあげる」
男の両肩に手を置いて股間を擦りつけながら話すアユの瞳は淫靡に輝いて性的興奮を宿し、見つめる男の口元が満足そうに緩む。

男が身に着けるバスローブの紐を外して右肩、左肩と滑らせて素っ裸にさせる。
その場に跪いて萎んだペニスを手で支え、
「エッチな私を見て昂奮したらご褒美を上げる……これよりも、もっと気持ちよくしてあげるからね」
ペニスの先端にねっとりと舌を這わせ、素っ裸で仁王立ちのオトコを上目遣いに見上げてパクリと口に含む。
二度三度と顔を前後したアユは、エッチな私を見てねと囁いて独りベッドに上がる。

白いバスローブを着けていても胸元や裾から覗く足の白さが際立ち、見つめる男は抱きつきたくなる衝動を抑えるために水割りを口にする。
「ハァハァッ、恥ずかしい。私にも飲ませて……」
受け取ったグラスを傾けて羞恥を水割りで覆い隠そうとする健気さを愛おしく思い、白い喉を上下して水割りを嚥下する様子さえ色っぽく感じる。
フゥッ~……口に含んだ水割りを飲み干したアユは宙を睨んで息を吐き、意を決したようにバスローブの胸元に手を差し入れて胸の膨らみに手を添える。

バスローブに隠された手が妖しく蠢き、昂奮のせいで乾いた唇に滑りを与えるため舌を這わせることさえ色っぽい事にアユは気付かないでいる。
男は隠れた手の動きを想像してゴクリと唾を飲み、渇きを癒すために水割りを口にすると、それを男の余裕の表れと誤解したアユは、
「恥ずかしい……家でなら見せろって命じられても、二人の性的遊戯だと思って羞恥に堪えられるけど、場所が変わったからかなぁ……恥ずかしいの」
黙したまま立ち上がった男はクローゼットを開けて、ポケットから黒い布を取り出す。
「ハァハァッ……目隠しをされてオナニーをするの??息をするのも苦しいほど昂奮する」
男と付き合うようになってすっかり馴染んだ目隠しの感触がアユの股間を熱くさせる。

目隠しや灯りを消して視覚を奪い、両手を縛ったり筆や刷毛で肌を刺激する触覚やアロマキャンドルの灯りや妖艶な香りで嗅覚を刺激し、視覚を奪われて敏感になった聴覚を刺激するために耳元でエッチな言葉を囁いたり気分と愛撫に合わせたBGMを流す事もある。バギナから溢れる蜜や鈴口から滲み出る我慢汁を啜り、あるいは濃厚なキスで唾液を交換して味わう事さえも愛撫にするセックスにアユは慣れ切った。
食事は単に味だけではなく、器との調和や季節、雰囲気、色合いや食感、そして何より大切な愛情など複雑な要素が絡み合って同じものを食しても微妙に感じ方は変わると思う。
セックスも同様で、五感を刺激することで感じ方が一層深くなると思う。

目隠しをされたアユは自らの手でバスローブ越しに乳房を揉むものの、もどかしさを堪えることが出来ずに紐の結び目を解くと胸元からブラジャーが姿を現す。
ゴクゴクッ……カランカランッ……ブラジャーに隠れているとはいえ、膨らみが垣間見えると昂奮を冷ますために水割りを口に含み、同時に氷がグラスにぶつかる音がする。
「恥ずかしい事をするから見てね。私のわがままを聞いてくれたお礼にオナニーを見せてあげる。今日のお泊りを、どれほど悦んでいるか感じてね」
アユの白い手がブラジャー越しに乳房を揉み、乾燥する唇に滑りを与えようと舌を這わせたり擦り合わせたりする。
「アッアッ、イィッ、気持ちいぃ……本当の私、エッチな私をあなただけに見て欲しいの……」
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ちっち

Author:ちっち
オサシンのワンコは可愛い娘です

アッチイのは嫌
さむいのも嫌
雨ふりはもっと嫌・・・ワガママワンコです

夜は同じベッドで一緒に眠る娘です

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